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DAY48 ギニアビサウを旅する③「豊かな自然と美しい海と人 ブバケ島 -エンジョイ編-」

2019年6月1日、天気晴れ。

豊かな自然と美しい海と人びと ブバケ島 -エンジョイ編-

目覚めるとニワトリの鳴き声といっしょに波の音が聞こえてくる朝。すぐに顔だけ洗って外に出て、ハンモックで二度寝するという最高のしあわせをたんのうです。ボンジュール!と朝のあいさつをしてくる子どもたちと海がなんと絵になることか。ブバケ島2日目は昨日のハードな大移動のことを忘れさせるのどかなふんいきでスタートしました。

それにしてもここのホテルの食事が美味しいこと!さらには見た目にもこだわる朝食からオシャレな一皿をいただきました。粉末のコーヒーでも最高の一杯になるのがこの抜けが海のシチュエーションです。さぁ、今日はこの海をまんきつするぞ!

とその前に、先のこともしっかり考えておかないといけないのが島旅の基本です。まだこの島に来たばかりですが、帰ることを考えながら行動するというのはなんともさみしい気もしますが、時間に限りがあるというのが今この瞬間を思いっきり楽しむことにつながります。ホテルのオーナーと帰りの手配について決めたところで、さぁもう海へゴーです!!

今回はホテルの方がシュノーケルを貸してくれたので、これでもう思う存分泳げるぞと!ブバケ島の南にあるブロウスビーチ(Plage Brousse)は波がほとんどなく、かなりの遠浅の海なので、シュノーケルさえあれば安心して沖の方までどんどん進んでいけるビーチです。さぁ魚入るかなぁということで探すんですが…なかなかいない。

場所を変えて泳いでみます。シュノーケルを持ちながら現地の人にジェスチャーも交えて魚はどこで見れる?と聞くと、なんとなくわかってくれたような感じで、あっちだ!と教えてくれるのでその方面へガーッと走っていってだいたいここら辺かなというところでまた泳ぎます。が、いない。

じゃああやしい岩場に行ってみるかということで浅瀬を泳いでいると…若干いるなぁぐらいでした。途中で何か大きな魚のようなものがものすごいスピードで近づいて来たのはわかったのですが、それが何だったかは判明できず。まぁ正直思っていたおさかな天国的な世界は見れませんでしたが、シュノーケル一つでほとんど人のいない海を自由に泳ぐというぜいたくができたのでそれなりに満足しました!気づいたら正午を過ぎていて、なんと2時間半くらいずーっと泳ぎっぱなしだったのでした。

さぁ、急いで準備して出発です。荷物をまとめてチェックアウトをして、最後のこれまたオシャレなお昼が登場。今回お世話になった「Babuque Island Hotel」は、本当に食事が毎回美味しくてビックリでした。目の前が海のシチュエーションはもちろん最高なわけですが、スタッフさんたちもすごく親切ていねいで居心地が本当に良いホテルでした。港の真反対にあるという立地や、電気が使えずWi-Fiも無しという完全に情報から孤立する環境ですが、それが逆にみりょくでもあります!海をながめながらのんびりとした時間を過ごすことのできるすてきなホテルでした。

美味しい食事をありがとうございました。メルシー!

さぁさぁ、これでブバケ島の旅は終了!ではありません。もうおわかりかと思いますが、来た道を戻ります!!いやー、荷台付きのバイクで送ってもらおうかなぁ~なんて悪魔のささやきがあったのですが、これがお値段が高いので断念。安かったら絶対に自分に負けていたので結果的に良かったかもしれません。

午前中の泳ぎに続いて午後は自転車。これ、本当にバイアスロンだなと!ただ、ゴールがわかっているというのは気持ち的に行きとは全然違う安心感があります。さぁ、行きますか!ということでビーチにサヨナラです。

行きと同じ道を進むので景色は全く変わらないのですが、復路もその大自然の景色にテンションがあがります。やはり心なしかペダルが軽く、ぐんぐん進んでいく帰り道。ただ、行きと違うのはおしりが痛いということ。5年前、滋賀県の琵琶湖を自転車で一周したことがあるのですが、その時も同じで、自転車をこぎ続けると2日目はとにかく足なんかよりもまずおしりが本当に痛くなるんです。しかも今回はバックパックによる負荷も加わりさらに痛い!ですが、気持ちがだいぶ楽なのでなんとかだましだまし頑張れるという感じでした。

途中から30分ぐらいずっといっしょに並走してくれた黄色いシャツの男の子。バイクが来たよ!と教えてくれたり、ガーッと先に行ったかと思うと待っていてくれたりと、すごくやさしい少年でした。最後は握手でおわかれ。すれ違う人たちも片手を上げて合図をくれたり、声をかけてくれたりとすごく温かいブバケ島の人々でした。

そしてここで、実はずっと気になっていたことが一つあったんです。昨日のブログにも書きましたが、ギニアビサウの農作物の一つにカシューナッツがあります。大量のカシューナッツが入った袋をビサウの港で見かけたわけですが、それにしても全然カシューナッツ畑のようなものを見かけないなと。やはり、その土地の特産物には非常に興味があるので、昨日の行きの時点からずっと探していたんですが、見つからず。まぁ昨日は余裕もなかったんだなと。なので今日、帰り道の途中についにカシューナッツの木を発見したんです!

あったー!!

ただ、おかしいなぁと思うことが一つあったんです。カシューナッツの木はわかったのですが、それと同じ木に昨日も見かけたあのカジュールの実がついてるんです。…!?えっ!?もしかして!?

思わず落ちてたカジュールの実を取り上げて見てみました。

この赤く熟した実はカジュール。プニプニにていて中はトマトのように水分がたくさんふくまれている感じです。はい、そしてです!気付いてしまった!!このカジュールの実の、いわゆるヘタ的な感じで付いている今先生が手で持っている部分!!それをよく見ると…

カシューナーッツ!!こんなところにいたんだねともう世紀の大発見的な感動を一人で味わってしまいました。カジュールというのは、日本語的に表現すると「カシュール」だったんだと!そして一昨日のブログ(DAY46)で紹介したカジュールの写真を見ると…ついてるじゃんカシューナッツ!とすでに目にしていたことにおどろかされます!!いやー、全く気づかなかった。よし、せっかくだし中身を見て確認だけと思ったのですが、このカシューナッツの種子の皮はカチカチで開けることはできませんでした。道ばたによく転がっていることがあるのですが、そのかたい皮のおかげで中身が守られているんだなと。

その代わりにまだ若いカシューナッツの中身を拝見させていただくことに。カシューナッツがどんな風にして育っているのかという新しい学びがまた一つ増えました。

その後も道中いろいろな発見やハプニングもありましたが、なんと帰りは1時間半で自転車レンタルをした場所までもどってくることができました。こういうところで少し成長を感じるのもまたうれしいもの。もう汗は出しきったし、のどはカラカラのヘトヘト状態でしたが、あきらめずに往復よく頑張ったと自分で自分をほめたいと思います。後輪のブレーキしかなく、スタンドも無い年季の入った相棒には2日分の感謝をしておわかれです。ありがとう!!これにてバイアスロンは終了。そしてここから船に乗ってビサウにもどります。

今朝、オーナーさんが帰りの移動手段として提案してくれたのがスピードボートでした。友人のホテル「KASA AFRIKANA」から出るそうだからということで、夕方4時出発のボートに先生も乗せてもらうことにしていました。ちなみに、スピードボートはお値段は42000セーファーとかなり高めです。時間はもちろんその分短いです。

とりあえずボート出発の時間に間に合ってよかったと安心していたんですが、先生が着くともう完全に出発するふんいき!さぁ、乗れ乗れ!という感じで水分補給をする間も無く乗船しました。この砂浜には片方のハサミが大きな小さなかわいいカニちゃんたちがウジャウジャいて、それもじっくり見たかったんですがあえなく断念。そして出発。その後ボートの中で水を飲ませていただき、ようやくホッとしたころにはブバケ島はもうはるか後方でした。たった1日の滞在となりましたが、かなり濃い24時間を過ごさせてもらったブバケ島でした。

さぁさぁさぁ、冒険はまだまだ終わりませんでした。泳いで自転車をこいで、最後はボート!もう全速力で進んでいくので、風がまぁ気持ちよくて自転車でかいた汗はすっかり引きました。いやー、これでもうビサウだぁと安心しきったころからでしたね。だんだん海の様子が荒々しくなり、ゆれるボート。まぁこんなのは乗り物酔いを知らない先生にとっては全く問題がないのですが、そのゆれる波にボートはつっこんでいくわけです。ザッバーン!!当然ボートの先頭で海の冒険気分を味わっていた先生はもう全身でしぶきを浴びるわけです。もうそこからはザッバーンの連続。後ろの方に行けばいいというのが単純な解決方法なんですが、それでは海に負けたような気分で気にくわないということで、終始先頭で海と戦い続けました。つい2時間前くらいは汗でビチョビチョでしたが、ビサウの港についたころにはもう海水でビッショビショ。およそ2時間半のスピードボートの冒険もこれまた非常にスリリングでした!

そして、そんな先頭に座っていっしょにしぶきを受けながら話をしてたのが、イタリア人のモーリス!彼はジャズピアニストで、世界中を転々としながら生活しているそうです。あそこに行ったことはあるか!?あそこは最高だぞ!と、各国のみりょくを熱く語ってくれるモーリス。中でも、南米のアマゾンで虫に寄生されて首がパンパンにはれ、血を流しながらピアノをひいていたという話を笑いながらする彼が面白すぎました。今はセネガルのダカールのバーで仕事をしているというモーリス。「お金がなくなったからまたダカールに戻って金をかせがないと!」という彼の生き方がカッコイイなぁと感じました。そして、次の仕事場のこうほはコートジボワールという国の首都だそうです。そこでの再会をちかってお別れしました。

ということで、今日は首都ビサウにもどってきて、ここで1泊となります。

今日は土曜日ということで、夕方は総理官邸の近くのエリアが家族連れの人たちでものすごいにぎわいを見せていました。そして、近くのレストランに入り2日ぶりにWi-Fiをつないでブログを更新。こういう都会の街に来ると自然とインターネットを求めてしまう自分自身にハッとしますが、これはもう仕方のないことなんだろうなと思います。ブバケ島で過ごした1日は、現代社会では逆にすごく貴重な時間だったんだなと改めて感じたのでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。