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DAY46 ギニアビサウを旅する①「ギニアビサウの首都 ビサウ」

2019年5月30日、天気晴れ。

アフリカ7ヶ国目「ギニアビサウ」の旅が今日からスタート!ということでまずは場所から確認です。セネガルの南に位置するギニアビサウは面積36125㎢とまたまたアフリカ大陸の中でも小さい国になりますが、その中には大小88の島もふくまれるという面白い国土となっています。国土に関してもう一つ情報を。なんとこの国で一番高い地点は標高310m!たった!?としょうげきの数字におどろきをかくせません。山がない国なんですね。地図からではなかなかわからないこういう事実も知ってから実際に国を旅してみると、その国のことをより面白く見ることができます。

そして、まず最初に来たのはギニアビサウの首都①「ビサウ」です。今日はこの街を歩き回ります!

ギニアビサウの首都 ビサウ

朝になり、昨夜は暗くて見えなかった街の様子がハッキリとすると、そのふんいきの明らかな変化にようやく7ヶ国目に来たという実感がわきました。そしてさらに感じるのは気温の変化です。朝の9時過ぎからすでにギラギラと太陽が照りつけたガンビアの暑い朝と比べると気温が10度ほど低くなり、ビサウの朝はすがすがしい1日の始まりとなりました。といっても30度くらいはあるのですがね。感覚というのは本当にびんかんです。

まずはその建物のつくりと色づかいの特徴に目が行きます。もうこういうところにその国の植民地の歴史を感じるようになってきたのが、この旅を始めてからの先生の中の大きな変化です。歴史があるから今がある。ギニアビサウはポルトガルの植民地でした。そのため公用語もポルトガル語。あの島国カーボベルデも同じポルトガル植民地だったので、どことなく建物の色が似ているかなという感じを受けます。カーボベルデは観光に力を入れている国だったので、国全体としてかなり街の整備がしっかりしていましたが、ギニアビサウは奴隷貿易の中継地点となったビサウの海沿い周辺では植民地のおもかげを感じますが、中心部に入っていくとその印象はガラッと変わりました。

なんだこれは!?というとんでもないインパクトを与える光景が目の前に。車の大渋滞に道路わきの大量のパラソル、そして人の波!この国の人口はおよそ180万人で、人口密度も50人/㎢ということで、閑散とした首都かと思えばとんでもない!歩くのが大変なくらいのものすごい人の密集具合に、正直少し怖くなるほどでした。市場の場所は決まっているものの、もう道ばたに店がおよそ1kmにわたりずらずらずらっと並んでいるので、完全にお祭り状態!怖いけれど歩いてみたいと思わせるこの祭り独特の感じがたまりません。

が、当然ですがこういう時は細心の注意をはらいます。まず、リュックは背負わず前にする。そして、財布はポケットではなくリュックにしまう。先生は写真を撮りたいのでスマホはポケットに入れますが、そこには常に手をそえておく。そして警戒をおこたらない!せっかくのお祭りも、たった一つの出来事で悲しい思い出になってしまうなんてことがあります。なので、できることはしっかりとやるというのが本当に物事を楽しむためにとっても大切なことです。ちなみに、動き回るというのも大事です。同じ道を真っ直ぐに進んでると、後をつけられてしまうという可能性があるので、クネクネと移動するなんていうのも一つ安全に市場を旅する方法です。結論から言うと、今日は大変楽しくこのビサウの市場をたんのうさせていただきました!ではその様子を少しずつご紹介していきます。

とにかくまずこういう場所では食べ歩きに限ります。そしてこのビサウの市場やお店には、これまで見たことのない食材や食べ物が並んでいるんです!これがますます今日の散歩を楽しくさせてくれました。まずはこのケーキ!マフィンなどの菓子パンはこれでもけっこう見てきましたが、なんとホールのシフォンケーキ型でドドンと売られているタイプを発見です。これをまるまる買うこともできれば、一切れだけ買ってその場で食べるのも可能です。一回で大きなものを焼いて分ける!こんなアイデア一つも商売ではすごく大事になってきますね。ビサウではこのケーキ型が主流でした。

そして、ここでも売ってましたビサップ!ウォンジョからビサップに名前はもどりましたが、その味は変わらず。で、そこで発見した区別のつかないオレンジ色っぽいやつ。ギニアビサウはポルトガル語なのでとにかく言葉を繰り返して伝えます。ジンジャーなの?バオバブなの?すると「カバセーラだよ!」と教えてくれたお母さん。カバセーラ!?新商品の発売には目がない先生なので当然いただくことにしました。美味い!マンゴーのような味なので、マンゴー?マンゴー?と何回も聞きましたが「カバセーラ~」と笑いながら返されました。マンゴーではないのですが、甘くて少しだけ酸味があり、なによりも本物のかき氷のようなシャリシャリ食感が最高のカバセーラでした。

面白いものも売っているビサウ!まずはこちら。きれいなドレスを着た女性やかわいい子どもたちの写真です。なぜこれを買うのかその気持ちは先生にはわかりませんでしたが、これがなんとかなりの人気で写真のまわりにはこの人だかりでした。人気アイドルの写真のような感じですね!

次はこの黒いかたまり。何だこれは!?と思わざるを得ないその見た目ですが、こちらは石けんだそうです。においは特にしませんでした。ビサウのマーケットではこの黒いかたまり以外にも棒状の石けんや袋に小分けした洗剤を売る店がたくさんあります。これも初めて見るタイプのお店だったので新鮮でした。

ここで少しメインの通りから外れて人びとの住む住宅地の方へ。すぐそこには活気ある店が並ぶ通りがあるとは思えないのどかな風景にいやされます。人と緑が共存する姿には心がひかれてしまいます。無い物ねだりというやつですね。

緑豊かな国ギニアビサウ。やはり木工は産業の一つになっているようで、歩いているとなんとベッドフレームストリートを発見!一つ一つ手作業で切られ削られ組み立てられて作られたベッドフレーム。磨き上げられた木の光沢がまぁ美しいこと。

ベッドフレーム以外にもたなやタンスなどが並んでいました。こういう職人の姿っていうのは本当にカッコよくてあこがれます。手に職を持つというのは先生とはまた違った職業で、非常にみりょく的です。

歩いていても汗をダラダラかくほどの気温でもないのが本当に過ごしやすいビサウです。ただ、その分歩き回って面白そうなものを見つけるとどんどん食べたくなってしまいます。市場の商品はどれも安いので牛肉の串焼きも一本20円で食べれちゃいます。新鮮なレバーの味はもう最高の一言です。

そしてこれまで無かった食材でビサウに来てからとにかく目にする食材がこちらの「カジュール」です。野菜にも見えるし果物にも見えるこの果実。このカジュールを袋で買って帰る女性がけっこういました。いったいどんな味なのかということで、このカジュールを使った飲み物も実はかなり売られていてそれが

こちらになります。「スーム」というそうです。見た目からはちみつレモン的な感じを想像して飲んだのですが…うーん、なんとも言えない味でした。酸味あり、甘みも少しありなんですが、味がうすいんです。うすいアセロラドリンクのような感じですかね。うーん、という感じでした。

ということで今日はビサウの街を歩いて食べてを満喫したわけですが、今日一番の発見と感動はこちらになります。アフリカを旅しているとアフリカ布を目にしない日はありません。お店で売られているきれいに並ぶ商品や、女性が着る美しいドレス。そして、テイラーさんがミシンを使って作品を縫い上げる姿。色んなところであの美しく華やかな色づかいやデザインで心踊るアフリカ布を見かけるわけです。そして今日もここビサウで布を見つけたわけですが、それがなんとこれまで見たことのない新しい布だったんです。

蛍光イエローの主張が際立つにもかかわらず、温かみのある色づかい。

色は2色でシンプルに仕上げこだわったデザインで魅せるタイプ。

たくさんの色を使った規則正しい模様がきれいに並ぶカラフルなデザイン。

これは「パヌリピンディ」と呼ばれるギニアビサウの伝統の布だそうです。もうこれを見つけて大興奮!完全に先生の中で新種の布との出会いでした。その色、デザイン共に見ているだけで楽しすぎてずーっとこのパヌリピンディエリアをウロウロしちゃいました。そしてこのパヌリピンディが面白いのは、マフラーほどの細長い布地が6枚程度で1組になっているところです。他のアフリカ布のように大きな布が一枚ではないんです。おそらく製造工程にある気がします。このパヌリピンディは太めの糸を使用した少し厚みのある織物なので、大きな一枚を作るのは難しいのかなと。その利用方法はカーテンにしたりマットにしたりと様々だそうで、バラバラの6枚を縫い合わせて腰に巻くアフリカならではのスタイルで使用している女性も見かけました。

ビサウの街を歩いた本日。最後はギニアビサウについて少し。実はこの国は「世界最貧国」と呼ばれる国の一つです。経済がなかなか発展してないこの国は、政治も非常に不安定で、国の経済政策もうまくいかず、それを見かねた軍による反乱やクーデターが近年でも起きている国です。これだけ聞くと怖い国という印象があるかもしれませんが、つまり現在も発展のためにもがいている国であるということです。

しかし、面白いことにビサウにはものすごく高級なホテルがたくさんあるんです。昨日の夜、ビサウに到着した先生は宿の予約を取っていなかったので、とにかくアプリで名前だけ調べたホテルに向かったんですが、もうその見た目だけで断念!するくらいのレベルでした。が、興味本位で1泊の値段を聞くと116000セーファーと。えー、日本円にすると約2万円です。マジかと。その後先生は安宿を見つけたのですが、それでも1泊4000円。周辺のホテルは1万円越えが当たり前。宿泊費が異常に高いビサウですが、つまりこれも外国人観光客からお金を取るという一つの政策なのだなと考えました。

特に有名な観光地があるわけでもないこのギニアビサウ。はたしてこれからどんな取り組みで国が変わっていくのかはまだ知る由もありませんが、まずは先生自身の目でしっかりとこの国の姿を見ていきたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。