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DAY15 モロッコを旅する⑤ メルズーガからマラケシュへ -乗り合いタクシー800km移動-

2019年4月29日、天気晴れのち雨のち晴れ。

「日本人、起きる時間だ!」

朝6時、ラクダガイドの彼の声で目が覚めました。じゅくすいでした。

実は昨日は少し自分の思っていたのとちがう夜でした。まぁだから楽しい夜を過ごせたので良かったのですが、本当は今回自分が持ってきているテントを使ってキャンプをするつもりでいたら、ツアーに寝泊まりする場所も組み込まれていたのでした。ただ、参加人数がはあくできていなかったようで、なんとテントが足りない!ということになってしまったので、ここはコジマ先生の出番でしょと思い、自分がテントを持ってることを伝えると、それは助かる!となり一件落着。だったんですが、なんと。ラクダツアーからずっと自分のことを気にかけてくれているガイドのお兄さんが、自分のためだけに特別にテントを用意してくれたんです。おそらくガイドさんたち用のテントで、自分にとっては十分すぎる立派なものでした。本当にありがとうという気持ちでいっぱいで、その彼がさぁ行くぞとこれまた自分を起こしにテントにやって来てくれたわけです。

朝6時のサハラ砂漠は月明かりでほんのり明るく、昨日とはちがう姿を見せてくれました。砂は冷たく、まるで別の世界のような不思議な感覚。なれた感じでラクダに乗り、彼の先導で一人だけで進むサハラ砂漠はこれ以上ないぜいたくな時間でした。

残念ながら、本日も雲が少しかかってしまい朝日がのぼるしゅんかんは見れませんでしたが、キャンプへもどっていく途中から背中に太陽の温かさを感じることができました。「一日が始まる」と思うと同時に、サハラ砂漠で過ごす「一日が終わる」と感じるしゅんかんでした。心も体もしあわせな気持ちでいっぱいになりました。ありがとう!

本当にお世話になったガイドの彼。見た目もカッコいいけど、中身もカッコよかった。昨日の夜はジャンベ(アフリカのたいこ)のえんそうの仕方も教えてくれました。砂漠の写真のとり方もさすがな感じで、iphoneを見返すといい写真がたくさん!「日本人!」って何度も呼んでくれて。そんな彼にはお礼のチップをはらいたい!と思ってたのに、朝日を見にいくツアーが終わったら会えずにそのままお別れになってしまいました。…思い立ったらすぐに行動しないと。名前も聞いてなかったし…。少し後ろ髪を引かれながらメゾルーガの村、サハラ砂漠を出発。まぁ、これが一期一会ってやつなのかな!そして彼のことはこう呼びましょう。

タノメルテ(ベルベル語で「ありがとう」)

「ベルベル人!」。

いよいよモロッコの旅をおわりをむかえようとしています。今いる位置はモロッコの南東でとなりの国アルジェリアがすぐそこ!という場所です。ここから、最初におとずれたカサブランカの街まで2日かけてもどります。その距離およそ800km!ということで今日はほとんど移動の一日になります。なのでこれまでモロッコで見つけたいろいろなコトを書いていこうと思います。

①温度

暑いイメージでやってきたモロッコですが、朝方はすずしく、日中も北部では上着が一枚あった方がかいてきにすごせるくらいでした。まぁそれでも暑いといえば暑いんですがね。で、そういう時に飲みたくなるのはキンキンに冷えた飲み物!ということで、基本的にはペットボトル水を飲むようにしていて、ごはんを食べずに昼をすませようという時はエネルギーにもなると信じてコカコーラを買っています。で、その温度なんですが、キンキンでもなく常温でもない。これが面白いなぁと個人的に思いました。昨日のメルズーガでの停電の経験から、貴重な電気の節約の意味もあるのかもしれないと考えました。冷えすぎた飲み物はお腹にもよくないですからね。ちなみに、アフリカに来てから今のところ先生のお腹はいたって健康です!うん、お腹の冷やしすぎは注意した方がいいかもです。(大きな観光客のいる街だとキンキンに冷やしているお店もありました)

ちなみにこのコカコーラのケースの話でもう一つ!アラビア語は右から字を書く面白い文字になります。日本も昔はそうだったし、なんだったらたてに書くというのも世界的に見たらめずらしいのかもしれませんが。で、コカコーラのアラビア語を見ていたら気付いた。「コ」というのはおそらくこう書くんだなと。つながった文章だと全くもって理解不能のヘビのような線に見えますが、こうやってヒントがあるとちょっとはわかるもんだなという発見でした!

オレンジ

チュニジアの際に書いたことで一つ訂正が必要なことがありました。オレンジの街ネブールをおとずれた際、「チュニジアはオレンジが有名だから、通信会社の名前がオレンジなんだ!」という持論を書きましたが、あれはまちがいでした。なぜか!モロッコにも「ORANGE」の同じ会社があったからです。そしてさらには、先日おとずれたタンジェやフェズの街でもいたるところにオレンジジュース屋さんがあったり、オレンジの木があったりしました。カフェでもオレンジジュースが定番のメニューに入っています。つまり…北アフリカでオレンジがたくさん採れるから!?なのかもしれないなと。かもです、かも。

③日本

モロッコに来てから「日本人」として自分のことを理解して接してくれる人とたくさん出会ってきました。それはきっと、日本からの観光客がたくさん来ているえいきょうが大きいのだと思います。日本人と聞くとすぐにでてくる様々な日本語。よく覚えているなと感じると共に、それだけきょうみをもってくれていることがうれしいかぎりです。そして昨日、ベルベルの音楽を聞きながらのキャンプファイヤーが終わったあと、自分のテントに戻る際に、少しよっぱらったベルベルのおじさんと色々話すことができました。その彼が言ったことの一つ。

「日本人は自分たちの文化をとてもそんけいしてくれる。だからすごく好きなんだ。」

よっぱらってたから本音だと思います。日本人の自分に熱く語るくらいですから。ありがたい言葉です。礼儀の正しさについても挙げていました。そして、それらがモロッコ人と似ているから、日本人とは気が合うんだと彼は言っていました。もちろん全ての人々じゃないけれどねとも。うん、てしかに少しわかる気もします。

実は今日乗った乗り合いタクシーが途中でパンクしてしまったんです。なので、そこで30分以上待つことになり。で、やっと来た新しいタクシーに乗りかえて再出発。まぁそりゃそうだろうとなるんですが、ここでなんです。

「タイヤのパンクで車を変えることになってもうしわけなかった。」

ドライバーさんがあやまるんです。当たり前でしょって!?いやいや、そんなことありません。これまでアフリカの国々で車のこしょうで乗りかえをしたり、最悪の場合はそこでサヨナラなんて事もありましたが、ドライバーさんが乗客にあやまるというのは見たことがありませんでした。ドライバーさんのしゃざいに対して乗っていたみんなはもちろんいいよ!と言って彼とはそこでお別れ。たしかに、日本人と似ているところがあるのかも!なんて思う出来事でした。

④キツネ

車で移動していると、道路のわきでものを売る人がいることがあります。先生が2年間過ごしたナミビアの村では、魚を持ってドライバーたちの気を引く少年たちがよくいました。花などを売る人たちはモロッコでも見かけました。そしてここメルズーガでドライブをしているとなぞの生き物を持っている子どもたちを発見!最初は何かわからず、えっ?なぞの生命体か何か!?とかなり怖くなったのですが、よくよく見るとそれはきつねでした。思わず小学校4年生国語の「ごんぎつね」を思い出すのですが…まさかね。まさかとは思うけど、食べないよね??…はい、食べません。一安心。きつねの写真のさつえいでお金をかせいでいるそうです。ちなみにこの写真をとった時にはそのことが全くわからなかったので、彼にお金をあげることができませんでした。…ごめんなさい。

⑤お金

最後はモロッコのお金を紹介です。モロッコ・ディルハム(MAD)という単位のお金で、1ディルハムが日本円で約11円ぐらいになります。チュニジアのディナールと似ているのでまちがえやすいです。お札は全部で4種類(写真以外にあと50ディルハム)あるのですが、表にかかれた人物は全て同じで、現モロッコ国王のムハンマド6世です。日本のお札が2024年から新しいデザインになりますが、日本だとお札にえがかれる人物は偉大な先人だけです。しかし、世界には現在国を動かしている人物がえがかれるお札もあるんです。お札も国によっていろいろとくちょうがあります。

タクシーの乗り換えもあり、今日は本当に日中はずっと車の中で過ごす一日となりました。この度初めての通り雨も経験。ですが、本当に楽しいモロッコのドライブ!ここは同じ国なんだよね!?と疑いたくなる景色の変わりようがまぁ楽しいんです。今日の車窓からの写真をいくつか。

街や村ももちろんステキですが、ドライブするだけでこれだけ様々な景色に出会えるのもモロッコのみりょくの一つだなと感じました。とんでもない山越えもした本日。乗り物酔いを全くしない体質でよかったと心から思います。

そして、そんな車に乗ってる際の出来事です。開いた窓から入ってくる風が気持ちいいなと感じてた時です。

「イテッ!!」

突然右のまゆげあたりに痛みが走ったんです。かまれたような。なんだ!?と思ってとっさに手をやると…ハチ!!トゲが刺さっててすぐに抜いたんですが、イタイ!!やばい、まずは毒的なものを出すぞと一人で必死こいて…。幸い小さいハチだったし、はれてもいないのでよかったけど、マジでビビったー。日本でもどこでも虫に好かれるこの体質はいつまでたっても変わらないようです。

約12時間の車移動を経て、ついにモロッコ旅最後の目的地「マラケシュ」に到着しましたが辺りはもう暗いので散策はまた明日。今夜はたくさんの観光客でにぎわうこの街で、美味しいものを食べて、ついでに久しぶりにビールも飲みたいと思います!いやー、移動つかれました。

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。