2019年11月27日、天気晴れ。(※2023年7月更新)
DAY134の続き
アフリカ19ヶ国目「ザンビア」へ
昨夜9時過ぎからスタートしたマラウイ北部の街ムズズから約360kmの高速バス移動。
ぐっすり眠って明日に備(そな)えたいところでしたが、車中色々ありまして。
ほとんど寝れないまま首都リロングウェに着きました。
なんと午前3時に!
「いやいや早すぎですよ〜!」
と頭がボーッとしながらもさすがにツッコミました。
出発が遅かったので早朝に着くとは思っていましたが、いくらなんでも早すぎです。
もうこうなったらこのバス乗り場でこのまま寝ずに夜明けを待つしかないな〜と思いながらバスを降ります。
するとこんな時間にもバス乗り場で客引きをするお兄さんたちが!
もう眠いのにうるさい客引き合戦はやめてくれ〜とあしらっていると
「ザンビア行きだ!残り1名で出発する!!」
…ウソでしょ?
こんな時間だよ??
完全に半信半疑でその彼についていくと、本当に私の座席が一つだけ空いているミニバスが待っていたんです。
眠気が一気に覚めるようなキセキでしたが、バスに乗った瞬間(しゅんかん)すぐに眠りについてしまいまして。
バスは③首都リロングウェから⑤の「ムチンジ」へと向かいます。
料金は3500クワチャ(約520円)でした。
マラウイ出国
少しでしたが眠ったことでだいぶカラダはラクになり、そんなこんなでいつの間にやら目の前にアフリカ19ヶ国目となる
「ザンビア」
があるマラウイ側の国境の町ムチンジに着いてしまいました。
到着したことはもちろん喜ばしいことなわけですが、まだ時刻は朝5時なんです。
ある意味マラウイの1番北の方からあまりにスムーズにココまで来ることができたわけですが、正直素直にヤッター!とはならないこの複雑な気持ち。
頑張って国境まで来たぞー感がもう少しほしかったなぁとも思うわけですが、人生は常に無い物ねだり。
レソト→南アフリカの国境越えでヒーヒー言っていた自分を思い出し、無事にこんなに早く国境にたどり着けたことに感謝しながら、この旅最後の陸路国境越えです。
マラウイはあっさり出国。
そしてこの入国管理事務所のまわりには札束を持った両替(りょうがえ)のお兄さんたちが。
みんなで仲良くウロウロしているので、逆にどのお兄さんにお願いすればいいか迷うのが難点ですが、現金両替の際の注意を守ればどの方でも特に問題はありません。
事前のレートの確認は『Currency』というアプリがオススメです。
ということで、お金を「マラウイクワチャ」から「ザンビアクワチャ」に換えました。
同じクワチャですがレートはだいぶ違うので注意を。
そしてこれ以降「クワチャ」と表記する値段は全てザンビアクワチャのことを示しますのでご理解ください。
ザンビア入国
【2023年最新情報】入国にビザが不要に!
2022年11月7日からザンビアへの観光目的での90日未満の滞在にはビザの取得が不要となりました。
これはものすごく嬉しい改訂です!
観光資源が多いザンビアなので、ビザを無しにすることで広く旅行者を招き、ツアーなどに参加することで現地にお金を落としてもらいたいという思いがあるのかもしれません。
なお、このように入国条件は適時変更があるので、海外へ渡航する際は外務省のホームページなどをご活用いただき必ず最新情報を入手するようにして下さい。
では、まだビザが必要だった頃に時を戻します。
準備も完了したところでいよいよザンビアに入国します。
ザンビアはビザが必要な国になります。
国境でアライバルビザが取得可能で、早朝5時半にも関わらず丁寧に対応していただきました。
アライバルビザ
このアライバルビザの取得がとっても簡単で。
必要書類を記入して、料金50USドルを支払うだけ!
無事にザンビアビザをゲットです。
そしてこの国の面白いところが、ビザそのものよりも領収証(りょうしゅうしょう)の方が立派なところ。
ビザはページ左の青いスタンプになります。
・・・どうせだったら領収証をシールタイプにしてほしいと思うわけですが予算の節約でしょうかね。
ちなみに、ザンビアにはこの通常ビザの他にザンビアとジンバブエを何度も行き来できる
「ユニビザ(別名:カザビザ)」
というものが存在しますが、この国境ではそちらを取得することはできません。
世界三大瀑布ビクトリアフォールズを思いっきり楽しむための必須アイテムユニビザに興味がある方は外務省海外安全情報を見てください。
※ザンビア入国にビザが不要になったことでこちらのユニビザも現在は運用を停止しています。
ということで、ついにアフリカ19ヶ国目、このアフリカ54ヶ国制覇の旅-第3章-で訪れる最後の国
「ザンビア」
に入国しました!
ようやくこみ上げてくる達成感。
そしてまだ時刻は朝の6時前です。
1日は始まったばかり!
まずは国境から移動です。
ザンビア側の国境から1番近い街までは20kmほどあり、さすがに歩けないのでタクシーを利用します。
150クワチャ(約1100円)と国境プライスなので高めですが、このタクシーの快適(かいてき)な感じがザンビアに来たんだなぁという感じを演出してくれます。
もしこの時に手持ちのお金がない場合、タクシーの運転手さんにお願いをすれば着いた先の街でATMに寄ってもらうことも可能なので安心してください。
ちなみに150クワチャはマラウイだと約20円。
同じクワチャでも面白いくらいに違うんです。
ザンビア
ザンビア共和国、通称ザンビアは、アフリカ南部に位置する共和制国家。
Wikipediaより
イギリス連邦加盟国のひとつである。
かつてはイギリス領北ローデシアであった地域。
内陸国であり、コンゴ民主共和国、タンザニア、マラウイ、モザンビーク、ジンバブエ、ナミビア、アンゴラ、ボツワナの8つの国に接している。
首都はルサカで、2018年に発表された世界平和度指数ランキングでは163か国中48位となり、アフリカでもっとも平和な国の一つとして評価されている。
ザンビアと南隣のジンバブエとの国境に流れるザンベジ川には世界三大瀑布の一つと称されるヴィクトリアの滝があり、アフリカを代表する動物、ゾウ、カバ、キリン、シマウマ、ヌーも多く住み、大自然が大変よく残されている。
一方で、北部のカッパーベルトには銅鉱山が多数存在し、独立以前から銅の生産を主産業とする大鉱産国である。
どうでしょう!?
これまでにWikipediaの説明を読んだだけでこんなにもテンションが上がる国があったでしょうか!!?
これがザンビア。
太陽がのぼってきて辺りがどんどん明るくなると、ザンビアの旅の始まりを感じました。
DAY134.7へ続く
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