ザンビアを旅する① サウスルアングワ国立公園へ行こう!Part1 〜サファリの玄関口「ムフウェ」への行き方〜

2019年11月27日、天気晴れ。

DAY134.5の続き

ザンビアを旅する

そしてやって来たのはザンビアの1番東に位置する国境の街「チパタ」です。

①チパタ

チパタは、ザンビア東部の東部州の州都。2010年の人口は116627。ンゴニ族の中心地である。 マラウィとの国境に位置し、大東部道路130km東の首都リロングウェと、550km西の首都ルサカを結ぶ。 南リロングワ国立公園の観光拠点でもある。Wikipediaより】

マラウイとザンビアの中心をつなぐ要(かなめ)の街チパタ。まだ朝早かったので活気は見られませんでしたが、ゆっくりと街が動き出す雰囲気(ふんいき)がありました。

普段なかなかみることのない朝の景色を見ながらのチパタ散策。

仕事に行く人や、学校へ向かう子どもたちが行き交う何気ない街の様子が絵になります。街を動かすのはやはりヒトのパワーなんだということを感じるチパタの朝です。

SIMカード

さぁ、ザンビアに入国したのでSIMカードも新たに購入します。ザンビアにはいくつか通信会社がありますが、今回はショッピングモールにしっかりとした店舗(てんぽ)があった黄色いマークが目印のMTNを選びました。開店時間前に私を見かけた店員さんが親切に対応してくれまして、あっという間にネット環境ゲット!SIMカードと6GBの通信データが合わせて150クワチャ(約1100円)。そしてこれは後日わかったことですが、このザンビアで購入(こうにゅう)したMTNのSIMカードは南アフリカでも機能しました!南部アフリカを旅する際はMTNは便利かもしれません。

市場もまだ朝が早かったのでお店に商品を並べているところでしたが、なかなか広く整った感じで好印象。

サウスルアングワ国立公園への行き方

グルッと2時間ほどチパタの街を歩き回り、やって来たのはバス乗り場です。今日はここから先ほどのWikipediaの説明にもあったザンビア東部の人気の観光地「サウスルアングワ国立公園」の玄関口となっている「ムフウェ」という町へ向かいます。ただ、このバス乗り場にある会社の多さにビックリ!カラフルな事務所が横一列に並ぶのはかわいいなぁと思うわけですが、一体どれを利用すればいいの!?となります。

高速バス「ジョンダ」

が、今回向かうムフウェ行きのバスはこちらの「JONDA BUS TOURS(ジョンダ)」からしか出ていませんでした。なのでムフウェに行きたい時はジョンダです。ムフウェ行きは1日1便、13時発のみ!料金は70クワチャ(約500円)になります。事務所内にはベンチがあり快適な待合スペースになっているので、のんびりとバスを待つことができるのもありがたかったです。

バスは30分遅れで到着。このバスはザンビアの中央に位置する首都ルサカからこのチパタに来て、そのままムフウェに向かうという長距離バスなので多少の遅れは仕方ありません。

チパタでだいぶ乗客が降りるので空席も目立つ広々としたバスに乗って、いざムフウェへと向かいます。

のんびりとした景色が広がるチパタ⇄ムフウェ間。

久しぶりに首都ルサカから実家に戻ってきた人もたくさんいるようでした。家族の帰りを一家総出(そうで)で出迎えるシーンに心が温まります。

およそ130kmの道のりをゆっくりと進んでいくバス。今日はマラウイからザンビアに入国するまではノンストップで駆(か)け抜けるように動いてきたので、今はのんびりと進んでいくこの感じがとっても心地よく感じます。窓から見える景色にも癒(いや)されるザンビア東部のバス移動。

ムフウェ到着

夕方5時、夕日がだいぶ傾(かたむ)いてきた頃、今日の目的地であるムフウェの町に到着しました。

さぁ、タクシーもありましたがここから宿へは歩いて向かうことに。この町は人気の観光地なので宿やキャンプサイトがたくさんあり、それぞれの案内表示もちゃんと道路にあるので迷わず向かうことができます。ということでまっすぐと伸びるメインロードを進み、案内通りに脇道(わきみち)に入っていくと

いたー!さっそくいました!これがムフウェの町に観光客が集まる理由です。そう、ここはサファリの町!!そしてなんとここで

BIG5(南部アフリカの5大動物)ーーー!遠くに見えるのはバッファロー!!早すぎる登場に驚きを隠(かく)せません。これが宿に向かって歩いている途中(とちゅう)の風景だと言っても信じてもらえないかもしれませんね。

いきなり動物と出会っちゃったよ〜なんて興奮しながら歩いていますと向かいから一台の車がやってきて、私の目の前で停まったんです。すると運転手の方が一言。

「すぐそこにゾウの子どもがいるから気をつけろ!」

えっ!?ゾウの子ども!?やったーーー!!と新たなビックファイブの登場に大喜びとはなりません。ゾウは本当に気をつけないといけない動物なんです!!そして子どものゾウがいるということは近くに親もいます。子ゾウといっしょの親ゾウは特に周囲(しゅうい)の状況にビンカンなことで有名です。一気にビビりまして、そこから忍(しの)び足スタート。…気をつけろと言われても一体どうすればいいんだ!?と思いながら恐る恐る歩いていると、なんと後ろか

車がやってきまして宿まで送ってくれました!よかった〜!!そして少し走ると車の中からゾウの親子3頭の姿を発見!本当にいました。スゲーーー!と思いながらさぁ宿へと思っていると

「ココだよ!」

ココ!?だってすぐそこにゾウがいましたが…!!?サファリの町ムフウェ。すごい町のすごい宿にやってきました。宿に到着するとたくさんのサル(バブーン)がお出迎え。

ということで明日はこのムフウェの町のすぐ側に広がるサウスルアングワ国立公園で動物の世界を堪能(たんのう)したいと思います!「アフリカ=動物」というのは定番のイメージかと思いますが、アフリカ19ヶ国目にしてついに初となるサファリ!いや〜、テンションが上がります!!今夜はテント泊。目の前の川にはたくさんのカバがいまして、その鳴き声を聞きながら気持ちを高めて明日に備えて眠るのでした。

2 件のコメント

  • コジマ先生、岩崎です。
    今日はありがとうございました
    コジマ先生のアフリカの楽しい
    お話しこれからもよろしくお願い
    致します!

    • 岩崎さん
      こちらこそ今日はありがとうございました!
      ブログを読んでくれている人がいるということが本当に嬉しくて、これからも執筆活動を頑張ろうと思えました。間も無くエジプト編も始まりますので、期待していてください!

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