2023年1月5日、天気晴れ。
DAY331の続き
エジプトを旅する
この国といえばもうコレ!
その名前を知らない人はまずいないでしょう。
「人生で一度は見てみたい!」
と誰もが思うこの巨大な遺跡。
私もアフリカ54ヶ国制覇の旅を始めた時からずっと楽しみにしていたことの一つが
『エジプトでピラミッドを見る』
なので、先日エジプトに到着して、まず一番にピラミッドを見に行こうかとも考えました。
が、まずここで押さえておきたいのがピラミッドの場所です。
エジプトの有名なピラミッドがあるのは⑤の
「ギザ」
という街で、首都カイロのすぐ隣。
ナイル川を挟んでカイロの向かいがギザになります。
・・・『へぇ~』という感じですよね。
もっと言いましょう。
先日降り立ったカイロの国際空港からピラミッドまでの距離は約30km!
車で行くと1時間もあれば着きます。
つまり、死ぬまでに一度!と願うピラミッドは、エジプトに到着して早々に見に行くことができるんです。
じゃあ今すぐ!となるところですが、まぁ待て待てと。
いきなりこの国一番の観光名所を訪れてしまうと、そのあと見る遺跡たちが見劣(おと)りしてしまわないだろうか?
そう思った私は、ピラミッドを見たい欲を抑えてまず南の果てのアブシンベル神殿へ。
そこから北上して、再びカイロ近郊のギザに戻ってきたというわけです。
夜行列車で来たので時刻は午前7時を回ったばかり。
チェックインまではまだかなり時間がありましたが、本日お世話になる宿のスタッフさんが荷物を置くことを快く了承してくれました。
歓迎のティー(紅茶)のサービスもしてくれまして。
そんなこんなで只今テラスでいただいているところです。
・・・なんだこの状況は!?
地図で理解はしていたつもりですが、目の前の景色に思考が追いつきません。
「こんなに簡単に目の前に現れるの~!?」
ということでついについについにやって来ました!
これが
「ギザの三大ピラミッド」
です!!
【ギザの三大ピラミッド】
三大ピラミッドは、エジプト、ギザの砂漠にある、3基のピラミッドの総称。隣接するスフィンクスとともに、エジプトを象徴するイメージとなっている。
Wikipediaより
造営時期は現在より約4500年前の、紀元前2500年頃とされ、いずれもエジプト第4王朝期に建設されている。古代エジプト王国のファラオの墓陵であり、被葬者はクフ王、カフラー王、メンカウラー王とされる。また、それぞれのピラミッドには王妃たちのピラミッドやピラミッド、参道やマスタバ墓群などが付属しており、いわゆるピラミッド複合体(ピラミッド・コンプレックス)を形成している。カフラー王のピラミッドの参道入り口にそびえたつギザの大スフィンクスも、このピラミッド複合体の一部に含まれている。こうしたギザに広がるピラミッド付属の墓地遺跡を総称してギザの墓地遺跡(ギザ・ネクロポリス)と呼び、メンフィスとその墓地遺跡の一部として世界遺産に登録されている。
知らない人はいないであろうピラミッド。
しかし、実際に訪れてみると知らなかったことばかりの連続で。
テレビや図鑑ではわからなかったピラミッドの世界を本日は観光テクニックと共にご紹介していきたいと思います。
ピラミッド観光の仕方① 敷地内に入って見る
ギザの街中でもその姿を眺めることができるピラミッドたちですが、やはり間近で見ないとその真の迫力はわかりません。
ピラミッドの敷地内に通じるゲートは朝7時頃にオープンします。
(営業時刻は適時変わるそうなので確認をして下さい)
ここで覚えておかないといけないのは
『ゲートは2ヶ所ある』
ということ。
このゲート選びが非常に大事!
どちらを選ぶかによってピラミッドの第一印象が大きく変わります。
ちなみにどちらのゲートでも入場料は同じです。
(2023年1月は240ポンド)
北ゲート
一つはマリオットホテルが目印の北側のゲート。
コチラには大きな駐車場があり、車や団体ツアーでバスに乗ってきた方の入口になります。
この北側から入ると最初に目にするのがエジプト最大のピラミッド
「クフ王のピラミッド」
です。
▲クフ王のピラミッド
ギザの大ピラミッドは、エジプトのギザに建設されたピラミッド。世界遺産メンフィスとその墓地遺跡の構成要素でもある。古代エジプトの第4王朝(紀元前2500年頃)の王、クフの墓とされ、クフ王のピラミッドとも呼ばれる。
Wikipediaより
このあと紹介するピラミッドと区別するために、本ブログではギザの大ピラミッドのことを
「クフ王のピラミッド」
と呼ばせていただきます。
まぁとにかくデカイので一枚の写真にキレイに納めることが難しいです。
1辺の長さは230m。
高さ146.6mの石を積み重ねて造られた超巨大な四角錐!
表面だけじゃなく中までギッシリ石が詰まっているというのが驚きで。
どう考えても人間業とは思えないわけですが、さらにこれが4500年前に造られたんだというからもう理解不能。
ピラミッドについては未だにわからないことだらけで、石の積み上げ方もまだ明確な答えは出ていないそうです。
東ゲート
一方、東側にあるのは白い小さな入口になります。
周辺には安宿が多いので、個人旅行者にとってアクセスしやすいのが東側のゲートです。
私もコチラのゲートから中へ入りました。
そしてこの東側から入るとすぐに目の前に広がる光景が
これです!!
ギザを含めたメンフィスと呼ばれる地区には全部で80を越えるピラミッドが点在していて、その全てを総称して
世界遺産『メンフィスとその墓地遺跡 -ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯』
になっています。
が、観光客のお目当てはこの3つ!
ギザの三大ピラミッドです。
一番右にあるのが先ほど紹介した
「クフ王のピラミッド」
続いてそのお隣。
真ん中にあるのが
「カフラー王のピラミッド」
です。
▲カフラー王のピラミッド
カフラー王のピラミッドとは、エジプトのギザにある古代エジプト・古王国時代第4王朝のファラオ、カフラー王のピラミッドである。三大ピラミッドのうちクフ王のピラミッドに次ぎ2番目の大きさであるが、クフ王のピラミッドより高い台地に建てられているため、人の目には一番高く見える。
Wikipediaより
真ん中にあるということもあって一番目立つのがカフラー王のピラミッドです。
加えてそのテッペンが特徴的なので自然と目がいきます。
かつてはピラミッドの表面全体を覆(おお)っていたという化粧板と呼ばれる良質な石灰石。
それが今も良い状態で残っているのがカフラー王のピラミッド!
そして「ピラミッド」というと四角錐のソレを指し示す言葉として我々は認知していますが、本来ピラミッドは葬祭神殿や参道などの様々な要素から構成されるものになります。
その中でも特に有名なものが・・・もう先ほどから何回も見えていました!
スフィンクス
エジプトにおけるスフィンクスは、ネメスと呼ばれる頭巾を付けたファラオ(王)の顔とライオンの体を持つ、神聖な存在である。王者の象徴である顎鬚をつけ、敵を打破する力、あるいは王または神を守護するシンボルとされている。古王国時代には既に存在し、神格化したファラオと百獣の王であるライオンを重ね合わせたものと考えられている。
Wikipediaより
(中略)
最も有名で大きなスフィンクス像は、古王国時代のギザの大スフィンクスである。
カフラー王の時代に造られたのではないかとされているギザの大スフィンクス。
こちらも謎多き建造物で、何のために造られたのかは未だに不明だそうです。
近くで見ると石を彫り出して造られたスフィンクスの大きさに驚くわけですが、それ以上に手と胴の長さが気になってしまいます。
横にやたらと長く、ノビをしているネコのようにも見える大スフィンクス!
ただ、この場所で4000年以上もピラミッドを守護しているのかと思うとなんだか背筋が伸びるような気持ちになります。
ピラミッド観光の仕方② ラクダに乗って見る
世界中から旅行者が集まる一大観光地ということで、敷地内には歩道が整備されています。
ピラミッドを前にするとワクワク感で足が動き、まるで大冒険をしている気分になるので歩いて回るのはもちろんアリ!
ですが、ピラミッドが広がる砂漠エリアはなかなかに広く、さらに傾斜もあるので歩くと当然時間はかかります。
そこで観光客を待ち受けるのが砂漠の移動手段であるラクダ!
歩いていると
「ラクダに乗らないか?」
の声がひたすらかかります。
エジプトNo.1の観光地なので、客引きのお兄さんたちもまぁ元気!
ラクダ以外にもガイドやお土産販売などの声かけが止まることはありません。
要らない場合はキッパリ断らないとウマイこと丸め込まれるので強い気持ちを忘れずに。
ただ、ラクダやガイドは選択肢としては十分にアリです。
もちろんお願いする際には
- 内容(何をしてくれるのか)
- 時間(何時から何時まで)
- 料金(スマホに数字を打ってもらいスクショ)
を必ず事前に確認します。
ラクダに乗らないと行けないポイントもありまして。
ピラミッドを小高い丘の上から違った角度で眺めることができるそうです。
・・・見てみたい気持ちもありましたが、また次回!
ということでカフラー王のピラミッドから少し離れたところにある3つ目のピラミッド。
砂漠を歩いて到着です。
(敷地内には売店が無いので、必ず飲み物を持っていってください)
▲メンカウラー王のピラミッド
メンカウラー王のものとされるピラミッドは、三大ピラミッドの中ではもっとも小さい。高さおよそ65メートル。ただしピラミッド複合体の規模としては、ほかの2つのピラミッドに劣らない規模を備えている。ピラミッドの南側には、3基の王妃たちの小さなピラミッドが東西に並んでいる。参道も存在し、東へと延びている。北面には大きな傷跡が残るが、これはピラミッドを破壊しようとしたものが破壊できずに終わったものの名残であるという。
Wikipediaより
遠近法で小さく見えていたのですが、実際のサイズも他の2つと比べるとかなり小さいメンカウラー王のピラミッド。
時代が進むにつれて王の権威(けんい)が弱体化したことを象徴しているそうです。
といっても高さは60mぐらいありますがね。
化粧板とは違うようですが、ピラミッドの下部には状態の良い石材が残っています。
色も他の2つとは異なり、赤みがかっているのが特徴です。
ピラミッド観光の仕方③ ピラミッド内部を見る
以上がギザの三大ピラミッド!
ちなみにこの3人の王は血のつながった親子になります。
最大のピラミッドを造ったクフ王の息子がカフラー王。
さらにカフラー王の息子のメンカウラー王。
親子3代が同じギザの大地にピラミッドを建設したというわけです。
そしてピラミッドは王の墓になります。
自分が入るための墓としてこんなに巨大なピラミッドを造らせた王。
死後、各王の遺体は棺(ひつぎ)に入れられ、ピラミッド内部に納められました。
なんとその『王の間』と呼ばれるエリアに入ることができます!
中に納められていたものは博物館に移動しているので今はただの空間が広がるわけですが、それでも中には入れる!!
ということでクフ王のピラミッドの入口には長蛇の列が。
カフラー王、メンカウラー王のピラミッドの中にも入ることができますが、内部構造が一番複雑なクフ王のピラミッドが人気No.1。
入るためには敷地内への入場券とは別でチケット(440ポンド)を購入する必要があります。
・・・こちらも見てみたい気持ちもありましたが、また次回!
(ピラミッドについて勉強しながらこのブログを書いている現在、内部に非常に興味が湧いています。ピラミッド観光はある程度の知識があった方が楽しめるので、このブログもその一助になれれば幸いです!)
死してなお、自らのチカラの象徴として砂漠にそびえるピラミッド。
エジプトの王というのはやはり目立ちたがり屋ですね。
そして目立ちたがり屋と言えば、これまでの旅で何度も登場してきたラムセス2世。
ここで一つの疑問が浮かびます。
「ラムセス2世のピラミッドはないの??」
神殿の入口に自らの彫像を4体も並べる自分大好きラムセス2世。
となると墓だってそれはそれはスゴイものを造るはずです!
さぁピラミッドはどこだ?
と思っていたのですが、ここで大事なことに気付きます。
『エジプトは5000年の歴史を持つ国』
だということです。
このギザの三大ピラミッド。
そのあまりの大きさと状態の良さについ最近できたのかな~と思ってしまいがちですが、実はエジプトの長い歴史の中でもかなり初期にできたものになります。
エジプトの時代区分でいうと
『古王国時代』
(約4100~4500年前)
にピラミッドは造られました。
といっても信じられませんが、考古学者の方が言うのだから事実なんです。
対して、ラムセス2世の時代は
『新王国時代』
(約3100~3500年前)
なんと1000年も違うんです。
時代が進むと王の墓に対する価値観も変わるようで、目立つピラミッドとは対照的に目立たない場所を選んだ新王国時代のファラオ(王)たち。
人々の目につかない地に歴代の王のための共同墓地が造られ、そこに装飾品や宝飾品などといっしょに王のミイラが納められました。
それがルクソールのナイル川を挟んだ反対側。
死者の世界にある
「王家の谷」
になります。
・・・行けばよかった~!!
やはりルクソール滞在は最低でも2日は必要でした。
ちなみにラムセス2世の治世の50年前のファラオがあの有名な
「ツタンカーメン」
ツタンカーメンの棺も王家の谷に納められていたわけで、そのミイラが装飾品として身につけていたのがあの黄金のマスクになります!!
なのでツタンカーメンのピラミッドもありません。
ピラミッド観光の仕方④ ケンタッキーから見る
ピラミッドに魅了(みりょう)されてしまい時間を忘れて歩き続けているといつの間にか時刻はお昼過ぎに。
観光客の数は次から次へと増えていき、スフィンクス周辺はすごいことになっていました。
人混みを避けて遺跡を楽しみたい場合は朝早くに来るのがベストです。
そんなスフィンクスにみなさんが夢中になる中、私はその目線の先が気になりまして。
今から20年前にフジテレビで放送されていた
『トリビアの泉』
生きていく上で何の役にも立たないような雑学が紹介されるこの番組で、非常に印象に残るトリビア(雑学)が取り上げられました。
スフィンクスの目線の先には今ケンタッキーフライドチキンがある
あったーーーー!!
なんならここは東側ゲートのすぐ向かいになります。
太陽の昇る東の方角を真っ直ぐ向くスフィンクスが見ているケンタッキー!
今日のお昼は当然ケンタで決まりです。
現在も営業中で、ピラミッド観光を終えた人たちでにぎわう店内。
まぁ至ってシンプルな何の変哲も無いケンタなわけですが、この先にスフィンクスがいると思うと特別感があります。
が、残念なお知らせです。
ケンタッキーフライドチキンからスフィンクスは見えない
これは正直ショック!
ケンタッキースフィンクス店に来れたことはもちろん嬉しいわけで、カフラー王のピラミッドは見えるのですが、お目当てのスフィンクスが見えないとは・・・。
ただ、先ほどの写真でお気づきかと思いますがこの建物。
2階と3階にはなんとピザハットが入ってます。
はい、スフィンクスを眺めながらピザを食べることはできるんです。
スフィンクスを取るか、ケンタを取るかの究極の選択。
しばらく悩んだ末、トリビア世代の私はケンタを選んだのでした。
衣のザクザク食感が面白いスフィンクス店のチキン、ごちそうさまでした!
ピラミッド観光の仕方⑤ ホテルのテラスから見る
敷地の外に出ると再入場はできません。
ケンタッキーから見るはずだったスフィンクスも見れず。
「もうこれでピラミッド観光はおしまいか~」
となりそうなところですが、それが全くそうならないのが面白いんです。
お昼を食べ終えて宿に戻ってくればまたこの景色が広がります。
つまり極論、敷地内に入らなくても周辺の宿に泊まればピラミッドを見ることはできるということ!
ギザの三大ピラミッドがこの通り一望できてしまうんです。
近くで見るピラミッドはもちろん迫力があってイイですが、引きで見るこのピラミッドの世界観もこれまた圧巻。
ホテルのテラスでは、飲み物を飲みながらのんびり贅沢な時間を楽しむことができます。
「でも、お値段高いんでしょ?」
目の前にこんな雄大な景色が広がるホテル。
さぞかし高級なホテルかと思われるかもしれませんが、今回お世話になるATLANTIS PYRAMIDS INNはなんと1泊1200円!
(2023年1月時点)
この値段でこのシチュエーションは破格すぎます!!
しかもココだけじゃないんです。
東側ゲート周辺には同じように手頃な価格で泊まれるオーシャンビューならぬ
『ピラミッドビュー』
の宿がた~くさんありまして。
多すぎて逆に選ぶのが大変です。
数日ギザで宿泊する際はいろんな所を試してみて、自分だけの穴場の絶景ホテルを見つけるのも楽しいかもしれません。
※2023年5月は宿の値段が上がっています。
※地図上で2ヶ所ありえない位置にピンが刺さっていますが、こういうこともあるので気をつけてください。
ピラミッド観光の仕方⑥ 街中から見る
朝から一日中ピラミッドを満喫した本日。
もうたっぷり見たわけですが、もっと見たいと思うから不思議なものです。
これが世界中の旅行者を引きつけるピラミッドのパワーなのかもしれません。
一歩外に出ればそこはギザの街。
砂漠のド真ん中にドンと建つ姿をイメージしていたわけですが、実際のピラミッドはギザの街のすぐそばにあるんです。
地元の人にとってはこれが日常の風景になります。
こちらはギザの街で特にピラミッドがキレイに見えるのがRaed Salam通りです。
ちょうど真正面にクフ王のピラミッドがそびえるという絶景スポット!
「なぜそこにピラミッド!?」
というトリックアートでも見ているような気分ですね。
ちなみに17時になるとピラミッドのゲートは一度閉まってしまうので、サンセットタイムはホテルか街中で過ごすことになります。
ピラミッド観光の仕方⑦ ナイトショーを見る
本当にいろいろな楽しみ方があるピラミッド。
その最後を締めくくるのは夜のナイトショーです。
『サウンド&ライトショー』
という音と光のショーが毎晩19時と20時から2回行われます。
昼の入場券とは別にチケットを購入すると、夜のピラミッドの敷地内に入って鑑賞することができます。
お値段は500ポンド(約2200円)だそうです。
・・・何かと入場料がかさむエジプトの旅。
観光大国なので仕方がないのですが、できるだけ出費は抑(おさ)えたいところ。
ということで『中に入ること』はきっぱり断念しました。
はい、ショーは見ます!
ホテルのテラスから~!
はい、なんと見えてしまうんです。
まぁそりゃ日中もピラミッドが一望できたのだから見えて当然なんですがね。
やはり何度考えてもお得すぎるギザの宿のロケーション。
これが無料で見られるというのはスゴすぎです。
ライトアップされて次々と色が変わっていくピラミッドとスフィンクス。
光の演出と共に古代エジプトのお話もスピーカーから流れているようですが、そちらはあまり聞き取ることはできませんでした。
が、十分です!
朝から夜まで思いっきり楽しませてもらったピラミッド。
4000年以上前に造られた建造物が時を超えて現代人をも魅了(みりょう)するというのが本当に壮大なドラマだなとしみじみ感じた本日。
3人の王たちはまさか自分たちの墓が4000年後にこんな風にキラキラにライトアップされるなんて全く想像もしていなかっただろうなと思うと面白いものです。
目立ちたがり屋のファラオなので絶対に喜ぶでしょうね。
エジプトが世界に誇る
『ギザの三大ピラミッド』
周辺には今年中に新しい博物館(大エジプト博物館)がオープン予定で、さらに2028年にはなんとカイロ市内から地下鉄でピラミッドまで行けるようになるということで、今後益々注目が集まること間違いなしの観光スポット!
※この地下鉄建設は日本の支援事業です。
「人生で一度は見てみたい!」
と思っている方は、絶対に来て、その目で見てください。
想像を遙(はる)かに超える感動が待っていますよ!!
DAY332へ続く
エジプト旅をもっと楽しむために
ピラミッドを観光する上で知っておきたい豆知識をザックリとですが紹介させていただきました。
が、知れば知るほど面白いピラミッド!
そんなピラミッドを専門に研究しているのがエジプト編で毎回最後に引用させていただいている考古学者の河江さんです。
ピラミッドに関する動画がいくつも出されているので、是非チェックしてみてください。
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