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DAY47 ギニアビサウを旅する②「豊かな自然と海と人 ブバケ島 -上陸編-」

2019年5月31日、天気くもりのち晴れ。

今の状況から書きたいと思います。時刻は夜の7時。間も無く日の入りをするところで、あたりが少しずつうす暗くなってきています。そんな中、大西洋の寄せては返す波を聞きながらハンモックにねてゆられているところです。いや~、なんとぜいたくな時間を過ごしていることかという感じです。が、ここまでの道のりがすごかった!まさかこんな1日になるとは。時間を巻き戻して朝8時から今日を振り返りたいと思います。

2日間お世話になった宿「APART HOTEL JORDANI」。Wi-Fi速度が遅かったり、部屋でWi-Fiが使えなかったりとWi-Fiに関してはいろいろ難点がありましたが、ビサウ内で1泊4千円で泊まれるという非常にありがたいホテルでした。今日は早めの朝食をいただいて行動開始です。

昨日事前に聞いた情報をもとにやって来たのはビサウの港。今日はここからフェリーに乗って島を目指します!明日の朝9時にここに来れば乗れるよと教えてもらったのでやって来たわけです。

が、チケット売り場はどこかな~?という感じで、ここから船が出ていますという感じがあるようでないような。それでも、地元の人に行きたい島の名前を伝えると、英語はしゃべれないので指であそこだ!とチケット売り場を教えてくれて、向かっていくと遠くでまたそこそこ!と指示してくれました。オブリガード!そして無事に発見してチケットを購入。3500セーファー(約650円)とものすごく安くてビックリです。少し心配だったのですが、これで目的地に行けることが決定!安心して乗り場に向かいます。

さぁどのフェリーかなぁなんて思っていたのですが、人集りはあるもののフェリーは見つからず。代わりにあるのはいわゆるこれまでもセネガルのサン=ルイやガンビアのタンジなどで見かけた漁船スタイルの船があるだけ。…もしや?と思い、念のために近くの乗客らしき人に行き先を聞くと…やはり!今回の島に向かう船は、この船だそう!!これはまたまた面白くなりそうですが、一体どこに座るのかという感じで荷物も大量に積んであるので、とにかく出発まで指示があるまで待ちました。

ちなみに、この船は朝方にどこかの島から到着したようで、男の人たちが一生懸命大きな袋を荷下ろししてました。

その袋の中身はというと、ギニアビサウの有名な生産物であるカシューナッツ!その量がまぁとんでもなく多くて驚きました。

時刻は間もなく9時半!先生のバックパックも船に積んでもらったので、そろそろ出発かなぁと思いながら待っていると

「そっちの船じゃないぞ!!」

遠くから先ほどチケットを売ってくれたおじさんがコッチコッチ!と呼んでるんです。マジですか!?とあわてながら、積んでしまってたバックパックを受け取って、一つとなりの船に移動。荷物を渡すと、乗れ乗れ!と言われ、急いで乗船です。この船に乗るのもなかなかスリルがあって、まさに飛び乗るという感じでした。そして当然ですが座席なんてものはなく、船の骨組みになってる木に腰をかけて、いざ出航です!大海原へ!!

いきなりライフジャケットを渡された時は、えっ!?そんなパターンもあり得るの??とビビりましたが、出発すると船は特に大きくゆれることもなく、どんどん進んでいきました。地元の人たちはもう慣れたもののようで、細い木の上に寝そべったり、座りながら談笑したりしていましたが、さすがに先生は若干の緊張を常に感じていました。全くゆれないということはなく、時たまガクンと来るので、常に片手でどこかにつかまったり、重心を船の内側にしておかないと!なんて気をつかいながら船での時間を過ごしました。といっても、昨日のブログをこの船の中で書くぐらいの余裕はあったんですがね。

えー、出発してから2時間が経過。ブログもおかげさまで書き上がり、海をながめながらポツンポツンと現れる島を発見しては、地図アプリでどの島かなぁなんて調べていたんですが…あれ?まだ島まで半分もいってないぞと。ビサウから目的の島まではおよそ80kmの航路になります。それが2時間かかって半分きてないんです。GPSの調子が悪いことも考えられるので、一応聞いてみました。ビサウから島までどのくらいの時間がかかるのと。すると

「だいたい4時間から5時間くらいかかるよ!」

と。GPSは今日も絶好調でした。いや~、5時間かぁとちょっと先が思いやられる感じがするのは、先生が海に対してビビリだから。もしここで転覆したら!?なんてそんなに起きることでもないわけですが、ついつい考えてしまうので、このままあと3時間は気が抜けない航海が続くことが決定しました。

でも、やはり人間というのはだんだん慣れてくるものです。人が座っている姿を見て、どうすれば楽に過ごせるかを考え、そしてマネしてみる。これがやはり学びだなと。4時間も乗っていればさすがに安心感も出てきて、ギニアビサウの海の景色を楽しみながら音楽まで聞けちゃうくらいにはなりました。

船が目的地に近づいていくと、ギニアビサウの島々の横を通り過ぎていくわけですが、その島のふんいきがまぁまさに島!という感じで、野生の木々とビーチがあるだけ。無人島をほうふつとさせるその光景にテンションが上がってきました。そして、やはり昨日も書きましたがギニアビサウは最高地点が310mという平らな国で、それは島々も同様です。島にはカーボベルデのような山のシルエットは一切無く、ただただフラット!島の形からも面白さを感じ取れます。

そしてビサウを出発してジャスト5時間!ついに目的の島に到着しました!!いやぁ、ゴールが見えるとあっという間だったと感じますが、実際はかなり長かった。今朝の時点では「午前中には着くかなぁ」なんて考えてましたからね。それでも到着したらもうオッケー!やって来たのは「ブバケ島」です。

豊かな自然と海と人 ブバケ島 -上陸編-

ビサウから定期便が出ている島は2つあるそうで、その中でも大きい島として有名なのがこのブバケ島です。やはり島の国ギニアビサウなのでとりあえず来てみようという軽い感覚で来てみたわけですが、想像以上の島感があり、一気に冒険モードに入りました。まずは港の近くの写真を何枚か。

まず、とにかくのどかです。いわゆる島時間とでもいう感じのゆったりとしたふんいき!一応観光客も来る島ということで、お店やレストラン、お土産屋さんにホテルもいくつかありますが、それでものんびりとした感じで、客引きの声なんてものも一切かけられませんでした。その代わりに手を挙げてあいさつをしてくれる人たちがたくさん。重いバックパックを背負っている先生を見て、やぁ!大丈夫か?なんて感じで声をかけてくれる島民の皆さんです。

ただ、あまりに閑散としすぎている島の様子が予想と違い困ったことも。まず一つ目が、車が走っていないこと!港に着いたらタクシーの運転手が待っていて「どこいくんだ兄ちゃん!?」というのを想像していたんですが、一切無し。というか、この島に来て一度も車を見ません。実は先生が今夜泊まろうと考えていた宿は港の真反対側、およそ15km離れたところにあったので、これはどうしようかと。とりあえず少し歩いたところで地元の人に聞いてみると

「タクシーは無いよ!バイクならあるけど。あとは自転車だね。」

ほう、やはり。で、自転車のレンタルの値段を聞いてみると2日で10000セーファー(約2000円)となかなかするんだなと。島の人にとって観光客は大事なビジネス相手なのでこれは当然だなという感じです。まぁ島の様子も見たいしということで、今回は自転車を借りることにしました!ボロめの自転車ですがしっかりタイヤも点検してくれたので良心的です。たまたま声をかけたお兄さんがまさかのレンタル屋だったというのも面白い偶然でした。

ということで、自転車の冒険がスタート!!今朝の時点でまさか今日自転車に乗るなんてこれっぽっちも思ってませんでした。これが旅だなと。15km先を目指していざ出発です。

となった次の瞬間に頭をよぎった困ったことの二つ目。お金が足りないかも!なら銀行に行けばいいということなんですが、先ほどまでいわゆる島で一番栄えた港付近を歩いても銀行があるふんいきは全く感じられず。…もしや?と思い聞いてみると

「無いよ!ビサウに行かないと!」

そのビサウから来たんです!!とつっこみたくなりますが、これはやはりなという回答でした。…さぁどうしようかと心配しながら自転車をこいでいると

「おい!こっちに来てマンゴーを食べろ!!」

声をかけてくれたのは、先ほどの船で一緒になったグラマーニさん。そこら辺で収穫したバケツいっぱいのマンゴーをプレゼントしてくれたので、その場でガブリ!もうすでにたった5分程度自転車をこいだだけでつかれていたので最高の栄養補給でした(ちなみに本日昼ごはんは無し)。船でも日本に興味があるそうでいろいろ質問してきたり、出身であるマリという国についても教えてくれたりと、とても気さくに話をしてくれたグラマーニさん。彼に先生の持っているアメリカドルの両替をお願いすると、もちろんいいよと二つ返事で了承してくれました!いやー、これでブバケ島での生活になんとか見通しが持てます。本当に助けられました。オブリガード!!

ポケモンのゲームで自転車をゲットした時の喜びを実世界で体験すると、それはもう行動力が何百倍にも増したような無敵な感覚を覚えます。そして、軍資金もゲット!これでいよいよ冒険に出れるぞ!という感じで、ついに大自然の景色の中をグングン進んでいきます。

と言いたいところですが、ここは実世界なんです。先生のバックパックには大量の荷物があり、それは重さとして自転車をこぐ先生にのしかかるわけです。たぶん15kg以上はあるだろうと。そうすると、たとえ山がないブバケ島の道のりも、少しの上り坂でさえ足にものすごい負担がかかります。苦しい~!!それでも景色はものすごくキレイで最高~!!苦しい~!と最高~!の繰り返しです。ゲームの世界では感じられないこの感覚こそが、生きるということなのかもしれません。

途中には昨日市場で見かけたカジュールの実のなる木も発見!

そしてこの島に生きる人々の暮らしを感じる風景も。ゼーハー言いながら苦しそうに自転車をこぐ先生を見ては、たくさんの人が声をかけてくれました。それが本当に嬉しくてパワーをもらえました。

それにしても本当にすごい島に来たなという感じで、苦しくてもとにかく一本道をひたすら進めるのは、この非日常の景色のおかげです。島だ~って当たり前のことをつぶやいてしまいます。

そして、こぎにこいでようやく、ゴールである港の反対側の海が遠くに点のように見えた時の感動!キターーー!!ここからはラストの下り坂。もう下りですらすごくキツく、さらにはおしりも痛くなってきてるんですが、最後だから頑張れます!

自転車をこぎ始めてなんと2時間!15kmで2時間ですからまぁとんでもなくかかったわけですが、ついに目的のビーチに到着しました!!もうこの瞬間のやりきった感は言葉にできません。長かった道のりも全てはこの瞬間のこの感動のため!!やったぞ~!!本当にやりました!!

ということで、ようやくハンモックにたどり着いたわけです。朝から大移動につぐ大移動。まるでトライアスロンのような1日だったなと振り返っています。が、まだ泳いでいない。本日は「上陸編」ということでお届けしましたが、明日は「満喫編」としてお送りしたいと思っています。ちなみにブバケ島のやって来た南側はWi-Fi無し!電気も基本無し!!都会から隔離された孤島にいるようなこの感覚はまさにドキドキワクワクです。

ブバケ島は②の位置で、③まで自転車で走ってきました。さぁ、今夜からこの島ならではの時間を思いっきり楽しみたいと思います!!

2 件のコメント

  • 先生、元気ですか?
    運動会に来てくれたらうれしかったです 。
    副団長だったからですけどwww
    これからも楽しみにしています。

    • 運動会、アフリカから応援してましたよ^_^
      暑い中頑張ったみたいですね!
      2年連続の応援団、副団長お疲れ様でした!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。