フォロー

メールアドレスを登録して購読フォローお願いします。記事をメールで受信できます。

DAY53 ギニアを旅する① 国境越えから一夜明けて首都コナクリへ

2019年6月6日、天気晴れ時々くもり。

モロッコで出会った日本人の旅行者の方が面白い表現をしていたのを覚えています。

「星は見上げなくても見えるんですね。」

日本だと星を見ようと思ったらまず上を向くと思います。ほんの少しの一等星しか見えないわけですが、それでも星を感じることができるしゅんかんです。それがここアフリカ大陸では見上げなくても見えるんです。どういうことか。目の前にもう満点の星空が広がってるんです。後ろにも!地平線が見えるアフリカでは、空が前後左右360度に広がります。そこにまさに宝石のように散りばめられた星々がブワーッと!!ギニア入国から12時間が経とうとしている中、眠気もあるわけですが、満点の星空をいつまでも見ていたいという気持ちで日付をまたいだ深夜0時でした。ちなみに、北極星と南十字星は同じ夜空に見えるんです!!これは個人的にかなりの感動的な景色でした!!写真はうっすら南十字星の3つの星が見えます。iphoneで頑張りました。

さぁそんな夜空に見とれていると、ついに!未舗装(オフロード)の道路が終了しました。いやー、本当に長かった。その距離およそ250kmを12時間かけて進んできました。地図で見ると、道路が国道23号線(N23)から3号線(N3)に入ったしゅんかん、「ボケ(Boke)」という町で道路がコンクリートに変わったのがわかりました。それと同時に国のふんいきがガラッとチェンジ!いわゆる夜のガヤガヤきらきらした感じに。昨日通ってきた村々のようなのどかなふんいきは完全になくなっていました。

そして深夜1時、この②「ボケ」で停車し、翌朝まで待つことが決まりました。ちなみに①は昨日の夕方、日の沈む前に最後に停まった村です。ここかぁ~という昼間はきっとお店が並ぶであろう場所です。これは完全なる野宿!なつかしいセネガル~ガンビアの国境での野宿(DAY38参照)はなんだかんだで野宿と言う名の野外宿泊スペースだったわけですが、今日は本当にただの外にあるカチカチのベンチが寝床になります。もちろんタダです。乗客仲間に「ここから動いちゃダメだぞ!危ないから。」と言われるまでもなく、もう今夜はこの場から一歩も動く気などさらさらないわけで、とにかく移動のつかれをとるべくおやすみなさい。

…といきたかったのですが、眠れない。

理由その1。蚊がいる。もうまさかここに来ての蚊の再来でした。いなくなったと思ったらまた出てくるのが蚊です。蚊も必死に生きているということは百も承知ですが、蚊とだけは仲良くなれる気がしません。向こうは好いてくれているので申し訳ないのですが。

そして理由その2。これがデカイ。オフロードの道を走ると全身が砂だらけになるんです。これはオフロードあるある。窓さえ閉めておけばなんとかなるんですが、そんなことしたら暑くてバテてしまいます。そして、ギニアの道路は砂というよりも赤土ぼこりと言った方がいいかもしれません。粘土のような感じですかね。それがもうカラダ中!顔から髪から全身のいたるところまでついてる感じで、まぁ不快以外の何物でもない状況の中、眠れるわけがなかった。ちなみに服もとんでもないことになってました。日本でこの格好で歩いてたらちょっとなんかあったのかなぁと間違われるレベルでしたね。

ということで全然熟睡(じゅくすい)などできる環境ではない中、それでも目をつぶってなんとか体力の回復に努めた夜を越えて朝の5時。車は再出発をしました。まだあたりは暗いです。出発直後にまたお祈りがあり停車したんですが、この時からようやく睡魔(すいま)におそわれて、自動的に寝れるようになりました。このゾーンに入るといやでも眠れるので本当に助かります。

そのあともどんどん走ること1時間ほど車の中で眠っていると、いつの間にか外が明るくなっていました。ギニアでむかえる初めての朝の景色に感動でした。やっぱ緑が全然違います!

ただ、ここでまた問題が発生。夜はそんなに感じなかったのですが、今度は…寒い!!窓からの風がカラダの体温をどんどんうばっていくんです。たまらず閉めましたが、それでも寒い。先生だけでなく乗客の一人で同じく半袖半パンの青年もふるえてました。この車中の激しい寒暖差!!カラダにますますこたえます。

が、太陽が出てくるとどんどんカラダが温かくなっていくのがわかるんです。自然の力ってすごいなぁと本当に感じます。血がめぐって全身に温かさが行き渡るとカラダが目を覚ますんです。そして、それはおそらく地球も同じなのかも!日の出直後はまだ静まり返っていた大地が、どんどん太陽の光で動き出しているように見えてくるから不思議です。それにしても本当にジャングルのような緑!!

そして走り続けること5時間!昨日ガブの町を出発してからなんとジャスト24時間!!ついにコナクリの一歩手前の街に到着しました。いやー、着いてないけど着いた感。そしてがっつりの都会感。車もバンバン走る久しぶりの混雑したふんいきに新しい街にやってきたぞという気持ちにさせられました。

で、ここでまるまる1日を共にした乗客のみんなとお別れです。英語でいろいろと教えてくれた彼。おかげで安心して車に乗り続けることができました。

そして、水を買うのにそんな大金は使えないよ!と言って、小さいお金を持っていなかった先生の代わりにお金をはらって水をおごってくれた彼。その他にも毎回食事の度に先生を誘ってくれた青年もいました。本当に助けられてここまでたどり着いた!振り返ればたった1日でしたが、濃い時間を共に過ごさせてもらって、なんか別れがすごくさみしくなりました。いやー、本当にありがとうございました!!全く関係ありませんが、写真の先生の顔!疲れと寝不足で目が細いのも目立ちますが、何より顔が赤土まみれ!!ナミビアの民族にヒンバ族という、女性が体に赤土をぬる部族がいるのですが、ほぼそれと同じ状態です。顔が焼き物みたいですね。

ちなみに、昨日の夕飯もいっしょに彼らと食べさせてもらったのですが、「ここもいいよ!」ということで何から何までごちそうしてもらいました。大皿にゴハンをドンと盛って、そこに汁をかけてみんなでつついて食べるのがギニアのスタイルのようです。夕飯は魚をじっくりと煮たスープがかかったゴハンで、これがまた美味しくてスプーンが止まりませんでした。面白いのは、魚の身は全然ないこと!とにかく汁かけゴハン的な感じでひたすらゴハンだけなんですが、それでこの美味さ!!ビックリです。同じ皿の飯をくった仲間と別れを告げて、先生はあともう少し先の首都「コナクリ」を目指します。

が、このあと少しが予想以上に長かった。セネガルの首都ダカールの時と同様に、ここコナクリも近づくにつれてどんどん車の台数が増えていき、渋滞のようになっていきました。かといって、完全に停止することはないんですが、とにかくクラクションの嵐で車がそれぞれ我先にと進み続けるガツガツした道路状況が続きました。

そしてついにです。出発からなんと25時間半!ギニアの首都「コナクリ」に到着しました!!やった~!!なんかもう気分は24時間テレビのエンディングです。サライを流してほしいところなんですが、ここで悲しいお別れが。まさかのまるまる1日車の上で頑張ってくれていたバックパックのポケットに入れていたサンダルの片方がいなくなっていました。…ショック。ここまでアフリカ旅を共にしてきた仲間でした。先生の足にはそのサンダルの跡(あと)がバッチリ日焼けでついています。それがこんな形で別れることになるとは…。OSHMAN’S二子玉川店から旅立ち、西アフリカを旅した「havaianas」。ありがとう。忘れません。

サライとサンダルとの別れでしんみりしました。が、ここからがギニアの旅の始まりです。そう、ようやく始まるんです。あまりにも首都までの旅が冒険過ぎたのでなんだかエンディングのような気分になってしまいましたが、ここからアフリカ8ヶ国目がスタート!時刻は間も無く正午ということで暑い中、バックパックを背負ってまずはとにかく宿探しです!!ここも実はいろいろあったんですが、なんだかんだで3日ぶりにWi-Fiをつないでコナクリの宿情報をゲット。そして、安めのホテルを見つけてチェックイン完了をしました!こんな感じで書くとすごくあっさりしてしまうのがなんだか残念でもありますが、実際はけっこうハードでした。

その原因の一つが、この時本当に現地の人も引くレベルの全身赤土ぼこりまみれだったんです。おそらく!おそらく、受付の方に「今日は満室なんだ!」と言われたちょっと良さげなホテルは、先生の姿を見て断ったんだろうなと思います。おそらく。それくらいすごいカッコをしてました。なので、部屋に入ったらもう速攻でシャワー!そしたらまぁ面白いくらいに水が赤くなること!!久しぶりにヘアーシャンプーを使って髪の毛を洗うと土粘土を使った時の色のようになるからまぁすごいなと感動さえ覚えてしまいます。そんなこんなで超スッキリして完全復活をとげました!!と言いたいのですが、いないんです。シャワーを浴びた後にはくはずのhavaianasがいないんです。…ショック。この別れはあと一週間は引きづりますね。

そんなこんなでようやく少し落ち着いたところで、久しぶりのWi-Fiが使える宿ということでブログをどんどんアップ!もう少しリラックスして羽を伸ばしたい気持ちもありますが、これはやっておかないとということで、どんどん進めます。さらにはもう一つ大事なやらないといけないことがありました。それが、洗濯!赤土ぼこりにまみれた服を洗わないとなんですが、これがまぁ大変だった。小さな洗面器で洗うんですが、赤土がなかなか取れないんです。何度もゴシゴシしまして、しつこい汚れと格闘(かくとう)!いやー、かなり時間かかりましたがまぁある程度きれいになったかなという感じです。日本に帰ったら洗濯機できれいに洗ってあげたいと思います。

ということで今日コナクリの街に出たのは夕方になってからでした。ようやくギニアで羽が伸びた感じです。ちなみに先ほどからの写真はコナクリの街の様子です。さっそくいろいろと書きたいアレコレと出会ったのですが、明日もコナクリを散策するので、まとめて明日にしたいと思います。なので1つだけ!ここコナクリはバイクタクシーが非常に多く、地元人々の交通手段として利用されています。さっそく先生も乗ることに。日本だと違法ですが、ヘルメット無しで乗るので、風を切る開放感で気持ちがいいんです。日本では絶対にやめてくださいね!値段はどこまで走っても1回の乗車が10000ギニアフラン、日本円でおよそ120円と決まっているので、いちいち金額を確認しなくて済むところが旅行者にとっても利用しやすいポイントです!さっそく今日も何回か利用させてもらいました。

そして夕飯は久しぶりのプレート!!ご飯があっておかずがある。そして、お腹の調子がバッチリ!これがどれだけしあわせなことかをかみしめながら、ありがたくいただくのでした。飲み物はギニアではけっこう人気のしぼりたてフレッシュジュース!オレンジジュースでサッパリしたあとは、久々のビールも飲み、旅の疲れをいやすのでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。