フォロー

メールアドレスを登録して購読フォローお願いします。記事をメールで受信できます。

DAY42 ガンビアを旅する④「古代のストーンサークルが残る村 ワッス」と「ガンビア川の三角州 マッカーシー島」

2019年5月26日、天気晴れ。

今度は暑さでした。久しぶりの蒸し暑い夜。天井にファンがついていたのでそれを回すとすずしくはなるものの、今度は音がうるさくて眠れない。そんなに神経質なタイプではないはずなんですが、やはり観光地でもなくWi-Fiもないという環境に一人でいるとそれなりに気が張ってしまうんだなぁと感じたところです。蚊の方はなんとかなり、気がついたら眠りについていました。ガンビアのこの奥地をめぐる旅が終わったら、少しぜいたくなホテルに泊まりたいなぁなんて思いが芽生えるのでした。

それでも宿があることに感謝!今回泊まった「EDDY’S HOTEL」との出会いはぐうぜんでした。ファラフェニの町に着いてとにかくまずはWi-Fiを確保したいということで、タクシードライバーのお兄ちゃんにWi-Fiが使えるレストランに連れてって!とお願いして町をグルグル回ってもらいました。が、あるのはガッツリ地元感満載のレストランのみで、見ただけでここにはWi-Fi無いよねとわかるところしかありませんでした。あきらめかけたその時、「自分のでよければ!」と、スマホの通信データを使っていいよという親切な方がいたんです。ありがたすぎる!これでブログもなんとか更新できるぞと思ったら、なんとさらにその彼がホテルのオーナーだと!今日の宿は頑張って現地で見つけるしかないと思ってたので、これは一石二鳥のハッピーでした。1泊700ダラシで、シャワーはチョロチョロですが、美味しいビールが飲める中庭があればもう文句なしでした!

さぁ今日もまだまだガンビアの奥地へと進んでいくぞ!とバックパックを背負ってホテルの外に出たらもう暑い。まだ朝の9時半ですが、もう太陽がジリジリと照りつけてくるんです。いやぁ暑いなぁと当たり前の感想をいだきつつ、日曜朝のファラフェニのにぎやかな町のふんいきを感じながらバス乗り場に向かいます。

忘れがちな英語が通じるというしあわせ。行きに降りたバス乗り場に向かい、行き先を伝えると「ここじゃないぞ!」と言われ、正しい場所を教えてくれるお兄ちゃんたち。重い荷物を持ちながら来た道をもどるのは大変ですが、それでもこれで目的地に向かえるという安心感があるので足取りは軽いです。たどり着いたバスの集合場所で行き先を伝え、あの青いやつだ!ということでようやく移動のバスを確保できました。相手に伝えられる、相手の言っていることがわかる。言葉は自分の世界を広げる手段であるということを本当に感じます。

ファラフェニを出発して、今日もガンビアを東へと進んでいきます。国を北と南に分けるガンビア川に沿って走っていくわけですが、川はずっと見えず。目の前には乾いた大地に立つ木々の緑が広がります。ここまで来ると、ガンビア最大の街セレクンダとはもう別の国のように感じてしまいますが、ここもガンビア。どこまでも同じような景色が続くのですが、決して同じではなく、人々の暮らしの様子を感じることのできる楽しいドライブです。

ちなみに、東へと進んでいくとあの隣国セネガルがもう目と鼻の先という所も!この写真の左側の500mほど先はもうセネガルです。こういうのは何度経験しても不思議な気持ちになります。国境のハッキリしているようでハッキリしていない感じ。日本人からすると面白い感覚です。

ナミビア時代を思い出すなつかしい家屋がならぶ景色には思わず見入ってしまいます。こんな所にも学校があり、そういえば自分もこんな場所で2年間先生として活動をしていたんだよなということを思い出すのでした。

そしておよそ2時間半のドライブを終えて着いたのが④「ワッス(Wassu)」です。

古代のストーンサークルが残る村 ワッス

ファラフェニで降りた時もまぁ田舎に来たなと思いましたが、ワッスは到着しても「えっここ!?」と思わずにはいられないくらいの本当に小さな村でした。遺跡のように静まりかえっているマーケットらしき通りは、何かの物語に出てきそうなあやしいふんいきをただよわせています。メインの通りは人の生活を感じさせます。やはり木工が盛んなガンビアのようで、椅子やベッド、美しい彫刻の扉などを作る人たちの姿がワッスの村にも見られました。

そしてガンビアでもいたるところで見られるテイラーさんたち。キレイな布で着飾る女性の多い地域では、ミシン一つと腕さえあれば仕事になります。通りを歩いていると聞こえてくるミシンの音は気持ちのいいものです。

さぁこんなワッスの村ですが、実はここに観光名所がある!というのでやって来ました。村の中心から歩いて10分もかからない所にあるのが、ストーンサークルです。

実はガンビア川沿いに1000ヶ所以上もあるというこの石でできた輪っか。これは古代に造られたお墓で、日本で言うところの古墳にあたるものです。その中でも状態が良く残っているのが、ここワッスのストーンサークルになります。

まぁ素人がこれだけ見てもほほぅという感じで終わってしまうのが正直なところです。が、世界遺産にも登録されている歴史的な価値のあるものであることは間違いありません。入場料は100ダラシでした。

それにしてもこの村も子どもたちが元気です。「トゥバブ」と声をかけてくるのですが、これは白人を指す言葉だそうです。これだけ聞くとなんだかいやな気持ちになりますが、小さい子たちが笑顔で手を振ってトゥバブトゥバブと呼んでくると、気分を害するどころかうれしくなります。すぐに手をつないでくる子が多く、中には肌や髪の毛を触ってくる子も!不思議だよねーと。ガンビアの奥地の村に日本人がいる。テンションは上がるよねと。興味のある言葉を使いたくなる。これは子ども心に正直な感覚だと思います。もちろん大人からこの言葉を使われることはありません。少しずつ学んでいくんだよねと。自分の興味に真っ直ぐな子どもたちはステキだなと思います。そうだよ!トゥバブだよ!!という感じで返しています。

で、まぁ暑い。なんと気温情報を見たら最高気温40度!そりゃ当然だわと言う暑さの中、子どもが飲んでる冷たそうなものを見るとついつい先生も我慢できず、今日もウォンジョを!お店で買って外で飲むというのはラマダン中だと申し訳ない気持ちなのですが、いっしょにいた警察の人や近所のお兄さんたちにあやまると「全然いいよ!気にしないで!」と。ありがたくいただきました。そしてここで話が盛り上がり、ウォンジョの作り方の話になりました。乾燥させた花をお湯で5分煮出して砂糖を入れるだけ!これは簡単に作れそうだということで、花を売ってもらうことにしました。親切ていねいに教えてくれたのは警察官の女性でした。この量なら水は5L!2回は作れるよ!と細かく教えてくれました。いやぁ、貴重なお土産ゲットです。サンキュー!

ワッスの村、ストーンサークルだけでなくステキな出会いも思い出に、今日はもう少し先まで!ちなみにワッスの村には宿はおそらく無さそうです。すぐに車がつかまり、ワッスから40分程度走って着いたのがガンビア川です!

ずーっと東に走ってきてついにガンビア川にぶつかりました。が、ここはとてもせまい川です。実はこの先に見える陸地は、セネガルのサン=ルイ島と同じで川と川の間にできた島(三角州)なんです。重い荷物で沈まないか少し心配になりながら渡し船に乗船です。川を渡るというのはそれだけでアトラクション気分が味わえるので何度やっても楽しいやつです!通行料もたったの5ダラシ。

上陸したのは⑤「マッカーシー島(Mac Carthy Island)」です。

ガンビア川の三角州 マッカーシー島

緑が一段と濃くなり、ガンビア川の北側から南へと少し近づいたということを感じました。マンゴーの木のなんと立派で大きいことか。この島の町ジャンジャンブレア(ジョージタウンとも呼ばれています)はここら辺の地方の中心地(日本で言う県庁所在地)となっているそうで、確かに歩いているとたくさんのロッジやホテルがありました。

キャンプサイトも発見するなど、宿泊施設に関してはファラフェニを超えるものがありますが、町としてはまぁ小さな規模になるかなと。マーケットもあるものの人の出入りはあまりなく、かつてはガンビアの第2の都市だったそうですが、その面影は感じられません。

が、ここも子どもたちが元気!これはガンビアの特徴の一つとして挙げられるかもしれません。元気なだけでなく、たくさんいるので、これまたパワーが倍増します。ハロー!ハワユー!!この英語をとにかく使って挨拶をしてくる子どもたち。知ってる言葉をどんどん使うことは大切ですね。

ガンビア川には釣りをしたり泳いだりして楽しむ少年たちの姿が!水遊びもしたくなる暑さなのでまぁ最高でしょう。服を着たまま入っても、きっとまたすぐ乾くからラクチンです。

そしてここで面白いお店を発見!彼は銀の鍛冶屋さんで、銀細工を作って売ってるんです。鍛冶屋のことを英語で「スミス」と言います。このスミスはアフリカ各国の歴史の中でも重要なポジションをになってきた人々で、鉄器の発明や製造が暮らしを豊かにしたり生活を変化させたりしていったという事実があります。

この銀の装飾は西アフリカの文化の一つだそうで、お守りのような存在として身につけることが習慣になっているとのことでした。

この暑さは絶好の洗濯日和!ということで今日の宿でバケツを借りてササっと仕上げ、水シャワーで気分をリフレッシュして少しのんびりしているともう日もかたむき始めてきました。もうちょっと歩きたいなということで、町のはじの方まで行ってみることに。

一本道を真っ直ぐ進みます。すると遠くに鮮やかな緑色の何かが広がっていました。先ほど川であった少年とたまたまいっしょになったので聞いてみると、「ライスフィールドだよ!」と。田んぼです!これは近くで見たいということで、彼に先導してもらうことに。

そこには本当に見事な田んぼが!田植えをしたばかりの田もあれば、もうかなり生長した田や刈り取った後の田もあり、時期をずらして栽培をしている様子がすぐにわかります。田植えから稲刈りまで全て手作業で行うということで、しっかりと考えて行われているんだなと!

そして稲作には欠かすことのできない水はポンプでくみ上げて全体に行きとどかせていました。ガンビア川にはさまれたマッカーシー島ならではの豊富な水資源を生かした農業です。

パンもありますが、やはりガンビアの主食は米だそうです。案内してくれた彼モハメドも米が好きとのことでした。先生も米好きの日本人として旅中もやはりむしょうに米が食べたくなる時があります。セネガルやガンビアの料理が日本人の口にも合うのはやはり同じ米文化があることが大きいと感じます。

目の前に広がる田んぼの景色。こんな田園風景がガンビアでも見れるとは思っていなかったので、思わぬサプライズでした。夕日に照らされた稲が風になびく音はいつまでも聞いていられます。今日もいろんな景色と出会ったなぁとしみじみ感じるのでした。

ということで今日はマッカーシー島で1泊です。ちなみに、この島に入る時や今日訪れたワッスの村でも起きたことですが、警察の人に声をかけられてパスポートチェックを受けました。バックパックを背負った日本人なので念のために確認をということだったと思います。こういうのはモーリタニアぶりだったので少し緊張もあり、またなんか文句でも言われるのかなぁなんて気にもなったのですが、本当にビザの確認をしっかりと行うだけでした。そして「何か困ったことがあったらいつでもここに来るんだぞ!」とまで言ってくれるやさしき警察官の皆さんでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。