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DAY35 カーボベルデを旅する④「山に囲まれた美しい街と大きな港のある島 サンヴィセンテ島」

2019年5月19日、天気晴れ。

カーボベルデを旅しているとここがアフリカ大陸…いや、陸続きにはなっていませんが、「アフリカ」としてくくられている国であるということを忘れてしまいます。島に流れるふんいきや人びとの姿からは都会から離れた静かな別荘地のような落ち着いた感じを受ける首都プライア。首都というとたいていは人口が多さと車の多さにガヤガヤとした印象がありますが、ここはこれまで出会った首都とは明らかに違います。こんなにのんびりした時間が過ごせるカーボベルデ。今後の観光国としての盛り上がりは必至だと思います。

ただ昨夜だけはガヤガヤ!年に一度のお祭りは夜の10時に始まり、先生は深夜1時ごろに切り上げたのですが、その後も音楽が鳴り止むことはなく、なんと静かになったのは朝の6時半でした。夜通し行われたガンボアフェスティバル。まさに祭りの後という言葉がピッタリで、宿を出ると先ほどまでとは打って変わって静かーな街で、人の姿はまず見ませんでした。それでも走っていたタクシーをつかまえて空港へ。カーボベルデの旅もいよいよ後半に入っていきます。プライアでお世話になったのは「Morabeza Kriol Hostel」です。場所がわかりづらいのですが、近くまで来て宿の人に連絡するとすぐにスタッフが来てくれるので安心です。1泊1000円!宿のような広々としたスペースでのんびりできました。

さぁ、空港に向かう途中でした。昨夜完全に封鎖されたお祭り会場となった道が7時にはもう開通してたことにもおどろきましたが、そこに散乱したゴミの後片付けをするスタッフさんたちの姿があったんです!ここにカーボベルデという国を見た気がしました。やったらやりっぱなしではなく、ちゃんと元通りのキレイな街にするという美しい国やまちづくりに対する想い!ここは日本にも共通する考え方かもしれません。なんだか朝からとても気分の良くなる出来事でした。

空港にやってきまして、本日は国内線に乗ります。小さい飛行機ということで荷物制限がきびしく、この旅で初めて手荷物をあずけることとなりましたが、カーボベルデだから大丈夫だろうと。もうすっかりこの国に安心しきっている自分に気づかされます。首都の国際空港としては先生が知る限り最も小さな空港かもしれませんが、やはり仕事は親切ていねいです。

そして出発!1日だいたい2便出ているこのフライトですが、朝の便にもかかわらずかなり多くの乗客がいました。このプロペラで飛ぶタイプは特別な場所に行く感が高まって好きです。

サンティアゴ島を出発してドキドキワクワクしてるともう着陸!フライト時間はわずか45分!!到着したのは北の小さな島④「サンヴィセンテ島」です。

山に囲まれた美しい街と大きな港のある島 サンヴィセンテ島

空港に着いた瞬間からまたまた違う島に来た感があるのが面白いんです。山をバックにしたこの空港。首都よりも立派なそのたたずまいに4つ目の島に来たぞという気持ちが高まります。そして預けていた荷物も無事にゲット!

よし、街へ向かうぞと思いながら外に出ると、帰りの便を待つ人たちがたーくさんいるんです。もう一度言います。カーボベルデは観光の国なんですね。ちなみに、この国で旅をしているアジア人は今のところ一人も目にしていません。これから要チェックです!

ということで車に乗りこみサンヴィセンテ島の中心地「ミンデロ」へ向かいます。カーボベルデの島ならではの山の風景がここでも見られるのですが、空港から少し離れると目の前に見えてきたのはまたまた青い海!そしてその海を囲むように小高い山がバックにそびえるんです。この景色で始まるサンヴィセンテ島の旅は期待がふくらまないわけがありません。

ミンデロ

ミンデロの街は首都プライアについでカーボベルデで人口が2番目に多い街になります。が、その人数はおよそ7万人と非常に少ないんです。ちなみにプライアはおよそ24万人。国全体として人口は少ないですが、小さな島国なので当然といえばそれまでです。人口が少ないからこその良さというのもあるかもしれません。

そしてこのミンデロには山に囲まれた大きな入江があるので、昔から大きな船なども寄ることのできる船旅の中継地点として利用されていた港があるんです。今ももちろん港としての活気は色あせることなく、ミンデロは港町として栄えています。

港だけでなく、街にはこれまた超がつくほど美しいビーチが!白いきれいな砂浜がまぁまぶしいこと。そして当然の海のキレイさ。ここはビーチとして完全に機能している感じで、たくさんの人でにぎわってました。中心地からちょっと歩いただけでこのビーチがあるっていうのはうらやましいかぎりです。今日は時間もなく、またまだ先日の日焼けがヒリヒリしてるのでビーチから海をながめるだけにしておきました。時間があったらこのビーチは何時間でもいれるやつです。

そこに加わるのがやっぱりパステルカラーなんです!ただ、ちょっとこのミンデロの色づかいはサンティアゴ島やマイオ島と違った印象で、色がはっきりと鮮やかな感じを受けました。港の海の青に負けない主張の強さがきわだって、建物の存在感を演出する感じです。

そして南国のようなムードも感じさせるミンデロ。なんとこの街は歩いていると音楽が聞こえてくるんです。どこかのだれかさんが大音量で音楽を流してるのかと思ってたのですが、なんと音の発信源は街のスピーカー!音楽を聞きながらの散歩は足取りが軽くなります。ちなみに、夜になると今度はあちこちのレストランから生演奏が聞こえてくるんです。これがまたオシャレでいい感じでした。

ミンデロを少し散策したところで、ちょっと別の町も見に行こうと思いつき、手ぶらでバスに乗りこみました!サンヴィセンテ島内を行き来する乗合バス。1回の乗車は200エスクード(およそ220円)とお手頃価格です。ミンデロを中心に島の北の方の街間を行き来するバスなので、ドライブ気分で乗車するだけでも楽しいです。2つの町をたずねたので少しご紹介します。

Salamansa

山のふもとに広がる小さな村。ちゃんと町には小さな学校もあって、元気そうに海で遊ぶ子どもたちの姿もありました。観光客はあまり来ない本当に地元の村という感じの場所です。

Baia das Gatas

島の北東に位置するビーチ。かなりの遠浅と波がない海ということで子供連れの家族でにぎわっていました。山を見ながら海に入れるという面白いポイントも。こちらは観光客もたくさんいました。

どちらもミンデロから10分程度と非常に近いです。サンヴィセンテ島がとても小さな島で、さらには道路もほそうされているので移動もスムーズ!きれいな港と街並み、そして少し行けばゆっくり楽しめるビーチ。そりゃ観光客も多いはずです。乗合バスもとっても乗り心地が良く、何よりドライバーさんたちがとっても良い人でした。ポルトガル語で一生けんめいに町のことを教えてくれた彼。同じバスに2度乗ったのですごくよくしてくれました!帰り際にはガッチリ男の握手を教えてくれて。オブリガード!!

さぁもう日もかたむいてきたかなという時間ですが、最後に気になるところがあったので向かってみることに。今、旅の最中の地図は基本的に「maps.me」というアプリを使ってるんです。こちらはデータをダウンロードしとけば、通信環境が無くてもバッチリ地図として機能してくれて、しかもGPSで位置情報も示してくれるのでとっても助かる地図アプリです。で、その地図の中にはいろいろ情報ものっていて、いつも気になってしまうのが双眼鏡マークの「観光スポット」。なので、そこを目指して移動することが多いのですが…えっ!?ここ??というのが大半。なぜここを観光スポットにしたのか納得できないことが多く、さらにはそこに観光スポットすら存在しないこともあるんです。モーリタニアで探し求めたオアシスも実はこれでした(DAY23参照)。ですが、それでも気になるので今日もまた観光スポットを目指して行くわけですが、今回はどうやら小高い丘の方へ進んでいく感じで。…これはちょっと期待できるんじゃないのと思いながら坂や階段を登っていきまして。そして見えたのがこちら。

スゲーーー!ミンデロの街が目の前に広がりました。もう興奮を隠せなかった!パステルカラーの建物たちがミニチュアのようにビーッシリあって、その奥には山というすごい景色に感動しっぱなしでした。うゎー!スゲーよー!の繰り返し。こここそは観光スポットとして認定するべき場所です。もうずーっと見ててもあきない絶景なわけですが、ここで気になったことが。

実は近くにもう一ヶ所観光スポットマークがあるんです。先ほどの地図を確認してみてください。えっ!?もしかしてもう少し登るのか?と思い、見上げてみるとそこに道があるんです。まぁ大して変わらないかもしれないけど一応行くことに。それにしてもここサンヴィセンテ島にはまぁイヌが多いんです!ほえてくるので少し怖いのですが、そういう時はギラッとにらむと意外と静かになってくれます。途中で子犬を見かけて思わずかわいいなぁなんて思いながら歩いてたらです。目の前に広がったのが

こちら!!スゴすぎる!!!さっきまで見えてなかった港の方の景色まで見えて、200度ぐらいの視界にミンデロの街並みが広がりました。ウォーーー!!正直この景色は個人的に人生トップ5に入る絶景です。街と港、パステルカラーと海の青、街並みと夕日。全てがゆうごうして創り上げる日常なのに非日常を感じさせる絵画のような世界でした。ここに1時間くらいはいた気がします。なんなら勢いあまって絶景バックに自撮りの動画までとっちゃうくらいでした。本当に感動しました。ちなみに、先生がここにいた1時間、誰一人として観光客はここに来ませんでした。ここに絶景スポットがあるよ!的な案内も全くないので、まだあまり知られてないんだろうなと思います。ここはミンデロに来たら絶対に来てほしいスポットです!いやー、感動でおなかいっぱいです。

が、やはり夕飯は1日の一番の楽しみです。観光客の多いミンデロにはオシャレなレストランやカフェがたくさん。そんな中いつものように今日の宿のオーナーさんにオススメのお店を聞いて来店。ふんいき最高のカフェで注文したのは

この旅2度目のカチューパ!このカーボベルデの伝統料理がまぁ本当に美味しくて、さらにはクセになる味なんです。豆やトウモロコシなどが苦手な人にこそ食べてほしい、素材のうまみを感じるやさしい味付けにソーセージの塩気がマッチ!朝食の定番らしいのですが、夕飯でもこの通りメインを張れる一品です。この店ではなんとそこに大ぶりの魚のソテーがセットで出てくるからもうおなかいっぱいになります!最高に美味でした。

ということで1日でサンヴィセンテ島を一気に回りました。この島、住んでもいいと思えるくらいに見て良し、歩いて良し、食べて良しの三拍子そろった島でした。観光客向けのお土産屋さんも少しは見かけるのですが、そこまでリゾートリゾートしていないのもみりょくの一つかもしれません。オシャレな島ライフを送るならここだなと。

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。