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DAY44 ガンビアを旅する⑥「ガンビアの中央分岐点の街 ソマ」とガンビアのいろいろ

2019年5月28日、天気晴れ。

昨日深夜にたどり着いた⑦「ソマ(Soma)」でむかえたガンビア最終日。思いのほか寝心地の良いホテルで、蚊もスプレーで退治したからか快眠することができました。いつぶりだろう、この感覚!ということで、今日はソマの街を歩くところからスタートです。

ガンビアの中央分岐点の街 ソマ

先ほどの地図を見てもらうとわかりますが、この街は先日おとずれた③ファラフェニとガンビア川をはさんで南側の向かいにある街になります。なので、ファラフェニとは一本道でつながり、さらにその道は北も南もセネガルへと続くという人や物の流れる中心にある街がソマになります。そしてセネガルにはさまれたこのファラフェニ~ソマの国境の間はなんとたったの26kmしかないというからおどろきです。数字にすると改めてセネガルという国土の小ささを感じます。さぁそのソマの街の様子を少し写真でどうぞ。

さすがガンビアの中央に位置する街とあって乗合バスが道路わきにたくさん並びます。ファラフェニよりも栄えているのは、川をはさんだ南側に主要都市である首都バンジュールやセレクンダ、そして昨日おとずれたバセサンタスがあるからです。フェリーに乗らずに陸路移動でこの街間を移動できるので、中央分岐点の街とし機能しています。

ただ!なんとそんなソマの街に一つだけ無いものがあります。それが、ATM!銀行はあるのですが、この街にはクレジットカードでお金を下ろすためのATMが無いんです、一つも。こんなににぎわっている街だけあって、これはまさかのまさかでした。ちなみに、一番近くのATMは北のファラフェニにあるとのこと。…そういう点では、ファラフェニとソマが協力して街づくりをしているということですかね。ちなみにファラフェニとソマの間には橋がかかっているので、車で15分程度で移動できてしまうとのこと!ファラフェニにいた時にはソマがすごく遠く感じたのですが…やはりガンビアは小さい国です。

そしてここでふと思う。実はガンビアに来てからお金を下ろしたのは初日にセレクンダで1万8千円分ほど引き出したのが最初で最後でした!はい、この国本当に物価も移動費も宿泊費も、全てにおいて安いんです。毎日しっかりマメに家計簿をつけているのですが、ガンビアで使用したお金は今日までで約1万6千円!先生としてはガンビアに来てから暑いのでジュース系もかなり飲んでますし、食べ歩きもしてるしでけっこうお金を使っていたつもりなんですが、それでもこの金額です。やはり、宿と交通費が安いというのが非常に大きいです。節約しようと思えばもっとできたなと感じるので、ガンビアおそるべしです。(ちなみにセレクンダのリゾートエリア付近は食事代などは高めです)

忘れていましたガンビアのお金ダラシ!!もうすっかりダラシがしみついてしまっていて、ダラシで物事を考えるようになってしまいました。100ダラシ!?ちょっと高いなぁなんて感じるのですが、日本円だと220円程度。その国のお金でやり取りをしてると、自然とその国の価値観を身につけているのが我ながら面白いです。

それにしてもラマダン中ですがかなり朝からにぎやかなソマ!基本的にこの断食期間中はまず朝方から食事をバンバン売るような店は見かけない街がほとんどだったのですが、ソマは朝から通常運転です。昨日試食だけで終わってしまったチキンのサンドイッチを朝一からガッツリいただいちゃいました。かなりスパイシーで油も多めなので、朝からはちょっと重たかったなぁというのが正直なところですが、味はかなり美味しかったです!

お腹もふくれたところで、さぁ今日はどうするということになったのですが、ソマの街を見てわかることは、ここは次の7ヶ国目への移動を考えるとかなりベストな街であることは明らかでした。昨日のように車がつかまらない街に移動してしまい、一週間前のように国境越えできずに野宿!なんてことにはなりたくないなぁというのが本音。…たまには!ということで、今日はこのソマにステイすることとしました。1日のんびり過ごします。

といってもやることはやらないと!まずは残りのダラシと今晩の宿泊費も考えて、めずらしくアメリカドルをダラシに換金することにしました。本当はATMがあれば良かったんですが無いので仕方がありません。たった10ドルですが、ちゃんとしたレートで換金してくれるのは、黄色と黒が目印の「WESTERN UNION」です!アフリカだと主要都市にはたいていどこでもある、信用できる換金所です。ちなみに、現地のお金をアメリカドルやユーロにかえたいという場合は予約が必要です。今回はダラシにかえるパターンだったのですぐにやってくれました。

これでガンビア生活はなんと一週間で2万円いかずに過ごせるぞとうれしくなったところで、次は洗濯!もうすかさず洗濯です。昨日も汗ダラダラで黒いTシャツが汗の塩で白くなっちゃうくらいに暑かったので、ここは毎日こまめにやるのが一番です。ちなみに、洗濯するときは水着になってやれば、洗濯中に洗濯物が増えるという現象を防ぐことができます。男性しかできないかもしれませんがね。汗かきながらの洗濯はそれはそれで気持ちが良くて、この後に待ってる水シャワーがまた最高!全自動では味わえない手洗いのしあわせです。

では、これまでガンビアを旅して見つけた&気づいたいろんなことを書いていきたいと思います。

ブランド

ガンビアに来てから面白いことにこれまでずっとどの国でも見てきたものが消えました。それが「Orange」。この旅で最初に訪れた国、チュニジアからずっと各国でその名を目にしてきた通信会社です。初めて見たときはオレンジの有名な国チュニジアの会社だからOrange!なんて予想をしたのですが、モロッコにもありその予想はボツとなりました。

そして、なんとサッカー大国セネガルの首都ダカールにある立派なスタジアムのスポンサーにもなっていたOrange。あとあとで先生の友人が教えてくれて判明したのですが、この「Orange」はフランスの会社だそうです。フランスの植民地時代の名残は通信会社にも影響しているということですね。それが、ここガンビアに来たらなんとOrangeが消えたんです。全く見かけません!

その代わりにあるのが「africell」。アフリカ(africa)と携帯電話(cell)を合体させた名前のこの会社の名前がガンビアの絶対的通信会社として君臨しています。これはおそらくアフリカの会社だと思うのですが、はたしてこれから同じ通信会社に出会うことはあるのか?通信会社についてはこれからのアフリカ旅でますます注意してみたいことの一つになりました。

そして、もう一つ。この国で見かけないものに「コカコーラ」があります。首都バンジュールやセレクンダでは看板も見かけ、さらに置いてあるお店も何店かはありましたが、内陸の方に来るとコカコーラはゼロ!ゼロというのは種類の方のゼロではなく、本当に無いんです。その代わりにあるのはオリジナルのコーラ。一度も飲んで無いのですが、このようにガンビアに来てからブランドが変化したことにいろいろ疑問を感じていてまだスッキリしていないところです。そして、最後の最後にもう一つ。コカコーラの看板を見てください。ガンビアのコカコーラのペットボトルはなんと250mL!カーボベルデの350mLをさらに下回りました。不思議です。

子どもと学校

このガンビアを旅していてもう一つ他の国に比べて大きく違うのが子どもから声をかけられることの多さです。もちろんこれまでの国でもありましたが、ガンビアに来てからは正直また!?というくらいに子どもたちにハローやハワユーやトゥバブとひたすら声をかけられることの連続でした。なぜか?その一つの理由に子どもの数の多さが挙げられると思います。とにかく多い!どこにいっても子どもがいて、それぞれの街や村では子どもたち同士のコミュニティーがしっかりとできているなという印象を受けました。子どもが自由に遊んだり過ごせたりする環境が少なからずあり、それを認める大人たちがいることで子どもたちがのびのびとしている様子がどこでも見られました。

そして、子どもたちの数と比例してとにかく目立ったのが学校です!先生という職業柄、各国の学校には興味があり、学校を見つけるとその様子などを外観からうかがっているのですが、あっ、こんなところにあったんだ!ぐらいの感じが多いんです。それがガンビアは

ここにも

ここにも

ここにも!

というくらいに、いたるところに学校があるんです。しかも大切なことはそれが目立つ!ということ。目立つということは、それだけ国が学校教育に力を入れているという証拠になります。旅行者の先生ですらすぐに学校だとわかるわけですから、ガンビア国民全体が学校という存在を常に強く認識しているということです。

そして、数が多いだけでなく、制服もしっかりしているガンビアの学校。青や黄緑、白いシャツなど各校で決められた制服を見にまとう子どもたちの姿がどの街や村でも見られました。大人の子どもたちの教育に対する意識の高さが感じられたガンビア。これからの世代を担う子どもたちを国全体で育てていこうという思いが感じられてうれしく思いました。

「セネガルにはさまれた小さな国」という印象しかなかったガンビアですが、旅をしているとその小国のプライドというものを非常に強く感じました。人たちも非常に親切で温かく、会う人には決まって「ガンビアへようこそ!」と声をかけられます。国民のガンビア愛も感じるのでした。

ということで、ガンビア最終日は宿でのんびりと過ごしました。夕方にはまた街に出て食べ歩きを!まずは気になっていたこのカレーのルーのような食べ物。

小さい子がよく食べている姿を目にしていたので、子ども向けなのかなと思いきや、ジャガイモやキャベツを煮込んだシチューのような味わいの中に魚を感じる面白い味の食べ物でした!冷たそうに見えてたんですが、温かいのもおどろきのポイント!「エベ」というそうで、小腹が空いた時に食べたい味でした。

もしかしたらこれが最後かも…なんて思いながら今日もウォンジョを飲み、最後は伝統料理ベナチンをいただきました。ここのはかなり辛めでした。場所によっても味付けは変わりますね。今日はソマの街は何度も停電になり、この夕食を食べている時もパタッと電気が止まりました。それでも街の人々は特にあわてるでもなく、いつも通りという感じで過ごしています。ガンビア旅はのんびりとした時間が流れていたような気がして。先生自身もゆったりとした気分で毎日を過ごすことができました。こういうスローライフ的な感じもいいなぁと感じつつ、やはり電気無しだと扇風機が使えず暑いので、いち早く復旧を望みながら眠りにつくのでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。