2019年11月30日、天気晴れ。
昨日12時間の移動を経てやってきたのはザンビアの首都「ルサカ」。ここに来るのは2度目になります。前回は青年海外協力隊時代の4年前。私にとってナミビア以外で初めて見るアフリカの国の首都でした。
目次
③ルサカ
ルサカは、アフリカ・ザンビア共和国の最大の都市であり、首都である。 標高1300mに位置する。2016年の人口は233万200人。人口増加が著しく、2075年に1452万人、2100年の人口予測では3774万人を数える世界18位の超巨大都市となる予測が出ている。ルサカという名は1905年、村の首長Lusakaに因んで、ヨーロッパからの移住者によって名付けられた。国の中央に位置していたため、1935年、それまでの首都リヴィングストンに代わってイギリス植民地である北ローデシアの首都になった。1964年、独立したザンビアの首都になった。【Wikipediaより】
その印象はとにかく”広い”!いったいこの街はどこまで続いているんだ!?とそのあまりの巨大な都市にビックリしました。そして”車が多い”!ナミビアでは見たことのなかった渋滞というものをアフリカで初めて見たのはここルサカでした。まぁそれもそのはずで、ルサカは人口200万人を超えるマンモスタウン。ナミビアの全人口(約260万人)がこの街だけに集結していると考えると渋滞も納得せざるを得ません。
ショッピングモール巡り
そしてもう1つこの街の特徴としてあげられるのが”巨大なショッピングモール”がたくさんあることです。まだアフリカをよく知らなかった当時の私はこのルサカのショッピングモールを目(ま)の当たりにして強い衝撃(しょうげき)を受けたことを今でもハッキリと覚えています。ナミビアにもかなり立派なショッピングモールがいくつかあるのですが、それを超えてきた大きさと美しさ。そして盛り上がり!人口の多さも影響していることは間違いありませんが、ルサカのショッピングモールはスゴイ!とただただ感動した4年前でした。そして現在。アフリカの国をいくつか巡って(めぐって)きた私の目に映るルサカの街は…
変わりません!!当時の印象は今なお健在です!!4年前もひたすら歩いたこの街を今日もとにかく歩き回ること7時間。それではルサカの街を紹介していきたいと思います。まずはそのウワサのショッピングモールを続けて一気にどうぞ!
❶レビーモール
ルサカのバスターミナルからまっすぐ伸びた道の突き当たりにある、この街に来ると一番最初に出迎えてくれるのがこちらのショッピングモール。トップバッターにしてこの洗練された感じにもうさすがの一言しか出ません。安定のレビーモールです。
❷カイロモール
ルサカのメインストリートであり、歩く人の数もかなり多い熱気溢(あふ)れる「カイロ通り」にあるのがこちらのカイロモール。オシャレ感はそんなにありませんが、その佇(たたず)まいに貫禄(かんろく)を感じます。
❸マンダヒルモール
そしてこちらがおそらくルサカショッピングモール界のエース!写真1枚に収めることができないくらい横に、そして縦(たて)にも広い、その名もマンダヒルモールです!4年前に私がルサカで初めて目にしたのがこのショッピングモール。とにかく利用者が多い!今日も土曜日ということでたくさんのお客さんで溢(あふ)れかえり、どのお店もすごい混み具合でした。そして駐車場に車がビッシリ!まぁ人が多いんだから当然ですが、これがアフリカだと異様な光景に見えるんです。映画館も併設(へいせつ)され、近くにはニトリ的な家具屋、アカチャンホンポ的なベビー服専門店、そして南部アフリカの定番レストランSpurももちろんあるマンダヒルモール。ショッピングモールを様々な面から総合評価するともしかしたら南部アフリカNo.1に輝くかもしれません。
❹イーストパークモール
エースのあとだと非常に頼りなく見えてしまうかもしれませんが、ここだって非常に充実した店舗(てんぽ)がそろうイーストパークモール。マンダヒルモールはNo.1ゆえにとにかく混みます。もうちょっと落ち着いて静かに買い物をしたいという方向けの抑え(おさえ)的な役割がこちらになります。勝手な私見です。
❺アーケーズショッピングモール
そして最後はこちら。建物よりも駐車場の広さが目立つ見た目のインパクトが弱いアーケーズショッピングモールですが、ここがチカラを入れているのはレストランやカフェなどの飲食店。奥に見える南部アフリカのアパホテル的な存在の「プロテアホテル」に併設された旅行者向けのショッピングモールになります。
ということで、一人で勝手に盛り上がってルサカショッピングモール巡りをしてきました。ルサカには観光名所があるわけではないのですが、このショッピングモールは街の観光スポットにもなりうる魅力(みりょく)がある気がしています。ものは捉え(とらえ)方次第ということ!街の様子も楽しめるグルッと回って15kmほどのコースでした。
ザンビアサッカー代表ユニホーム
さぁ、ショッピングモール巡りをしながらここルサカでやりたかったことを2つ!まず一つ目は恒例(こうれい)のサッカー代表ユニホーム探しです。ザンビアはアフリカのサッカー強豪国の一つで、代表ユニフォームを着た地元の方をよく目にします。なので非常に簡単に手に入ります。が、ならば!やはり狙う(ねらう)は2019年の最新モデル!!さぁ、どこに行けば手に入るかなぁと思いながら地元の人に聞き込み調査(ちょうさ)をすると、
じゃん!道で出会ったおじさんがお店を案内してくれましてゲットすることができました〜!!早い!!さすがザンビアです。
ちなみに、ザンビア代表のユニホームですが、ホームは先ほどの写真で私が着用している銅色のものになります。英語では「コパ」と言います。このコパカラーはザンビアの誇り(ほこり)!ザンビアサッカー代表の愛称(あいしょう)「チポロポロ(Chipolopolo)」は現地の言葉で「銅の弾丸(だんがん)」を意味します。世界有数の銅産出国としてのプライドをもって戦うザンビア代表。カッコイイコパカラーのユニホームにテンションが上がります!ただ、実は国民に一番人気のユニホームはアウェイ用の緑のものになります。こちらはザンビアの国旗カラー!ホームもアウェイもとっても魅力的なザンビアのユニホームでした。
アフリカ布屋
そして今日はもう1つ、このルサカで必ず手に入れたいものがありました。それを求めてやって来たのはショッピングモールではなく地元の市場「カムワラマーケット(Kamwala)」です。明確にココ!という感じではなく、この一帯がぜーんぶ市場になっているようで、メインストリート沿いは静かな感じですが、
少し中に入っていくとものすごい人で盛り上がっていました。歩いているだけでとっても楽しいカラフルな市場ですが、しっかりと警戒(けいかい)レベルは上げていきましょう。
そしてこのカムワラマーケットを少し奥に進んだところにある通りに入ると次々と出てくるのが
アフリカ布屋さんです!!ワァーーー!!もうテンションが一気にMAXになる夢のような空間でございます。
ザンビアでは「チテンゲ(Chitenge)」と呼ばれるアフリカ布。種類豊富なたくさんの布たちを取り扱う(あつかう)お店がカムワラマーケットにはたーくさんあります。なので一度この通りに足を踏み(ふみ)入れるとなかなか抜け出せなくなるので注意が必要です。チテンゲの魔法にかかること間違いなしです。
壁(かべ)に並んだサンプルを眺め(ながめ)て、気に入ったものの番号を伝えて買うスタイル。布の長さは基本的に2mか6m!値段は布の種類、そしてお店によってもだいぶ異なるので、安く布を手に入れたい場合はいろいろとお店を見て回った方がいいかもしれません。が、一目惚れ(ぼれ)をしたら最後。値段がいくらであろうがもう後には引けなくなるのでこちらもご注意を。大体ですが2mだと200円ほどになります。
そして当たり前ですが最後にもう一つだけ注意を。布は重いです。買いすぎると当然その分荷物が重くなりますのでしっかり後先考えて購入(こうにゅう)してください。いやいやいや、そんな初歩的な注意は必要ないだろ!?と思われるかもしれませんが、侮る(あなどる)なかれ。私は見事にチテンゲの魔力に操(あやつ)られまして、このあと重い布をもって3時間歩くことになりました。
ですが、ステキなチテンゲをゲットできたしあわせで心は軽く弾み(はずみ)ました。これもまたチテンゲの魔力!楽しいショッピングモール巡りと買い物で非常に大満足した本日でした。ただ、さすがに歩き疲れたぞということで、最後はカフェへ。
ルサカにはオシャレな雰囲気のカフェがいくつかあります。やって来た「The Corner」は寿司や丼などの日本料理も出す和洋折衷(せっちゅう)なカフェです。歩き疲れたのでビールを!とも考えましたが、ここはオシャレにレモネードを選択。これがまぁ疲れたカラダに最高に沁みる(しみる)一杯でした。
街にはミニバスもたくさん走っているので歩かなくてもルサカを巡ることはできます。ちなみに料金は7クワチャ(約50円)ほど!が、そこをあえて歩く!これが楽しくてたまらないのです。1日で思いっきりルサカを満喫(まんきつ)したところで、いよいよ明日はこの旅最後の移動をします。アフリカ54ヶ国制覇の旅-第3章-も残すところあと3日です。
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