DAY116 エスワティニを旅する①「エスワティニ最大の都市 マンジニ」

2019年11月9日、天気くもり。

昨日エスワティニに入国をしやってきたのは「マンジニ(Manzini)という街でした。なぜこの街にやって来たのかというと、ここが南アフリカのダーバンから出ているバスの終点だったからというだけです。あと35kmほど進めばこの国の首都に着くのに、なぜこの街なのだろうかというのは少し気になりはしましたが、まぁいいや!ということでマンジニをエスワティニ旅の最初の地としたのです。が、もう到着してすぐわかる人の多さ!ここに来るまでにいくつか町を通過してきましたが、明らかにこのマンジニは人が多いんです。そして何より街がガチャガチャしている!これは悪い表現ではなく、人で賑わって(にぎわって)いるという活気があるという意味です。久しぶりにアフリカらしい街だなぁと感じました。

そして、昨日特に印象に残ったのがこちらのリバーストーンモール(River Stone Mall)!街の中で一際目立つ存在感があるのでイヤでも気になってしまいました。ということで昨夜はこのショッピングモール内のレストランで夕飯をいただきました。レソトの宿を出てからほぼ36時間しっかりとした食事をせずに移動してたのでもうしあわせでした〜!

ちなみにこちらはイスラム圏ではよく食べられるビリヤニという料理です。クセのある羊肉(マトン)をチョイスしたんですが、絶品でした!

そして、そのショッピングモールの中央にあったのが巨大なクリスマスツリー!!まだ2ヶ月も先ですが、もうクリスマスに向けて動いているんだなぁと年の瀬を感じたマンジニの夜。ということで、本日はこの街を歩き回ります!

①エスワティニ最大の都市 マンジニ

マンジニは、エスワティニ王国の都市。マンジニ地方の中心都市であり、人口は110,508人(2008年)を有する同国最大都市である。国土のほぼ中央に位置する都市であり、エスワティニの空の玄関口であるマツァパ国際空港が所在しているため、交通の要衝となっている。周辺には、なだらかで肥沃な草原が広がっているため、トウモロコシや綿花などの農業や牧畜が盛んに行われている。また、地理的条件を生かし、工業の中心地ともなっている。エスワティニ王国では経済の中心都市として発展している。【Wikipediaより】

来るまで全く知りませんでしたが、ここがエスワティニの最大の都市なんです。それを知ると、人口の多さや街の賑わいも納得がいきます。

とにかくやたらとショッピングモールがたくさんあるマンジニ。一番新しくてキレイなのは先ほどのリバーストーンモールですが、歩いて10分もしない感覚で中型のショッピングモールが点々としています。今日は土曜日ということもあってかどこも混んでいる印象でした。

そんな中で街の一番中心にあるのがこちらのタテに長いブフヌモール(Bhunu Mall)おそらくここが地元の人にとっては一番人気のショッピングモールなんだろうなぁという感じがしました。ちなみに南部アフリカと言えばのショップライトも歩いて5分のところにこれとは別にもう一店舗!そんなにいるか!?と思わずツッコミたくなりますが、まぁ人口が多いから必要なのでしょう。

エスワティニの伝統アフリカ布

そしてそんな街のメインストリートにあるブフヌモールの向かいに見つけたのがこちらの「MR CHEAP FABRIC CENTER」!もうこの店は前を通っただけで吸い込まれるように入店しちゃいました。何のお店かというと

ジャン!布(ファブリック)を扱うお店になります!まぁー種類が豊富!マンジニの街ではあまりテーラーさん(ミシンを使って洋服を作る方)を見かけないので、おそらく自分で布を買って自分で作るのかなぁと想像しました。

エスワティニの伝統衣装は布一枚を片方の肩にかけて巻くという独特のスタイルになります。この着方は他の国では今のところ見たことがありません。布のデザインも同じ模様(もよう)が繰り返すというアフリカ布によくあるパターンではなく、完全に一枚で一つのデザインになっています。その主張の強いデザインと色がインパクト大です!ちなみに、下にはくスカートは結構厚めのしっかりとした生地でした。エスワティニならではのアフリカ布に出会える楽しいお店です!

街の中央にあるバス乗り場付近になると通り沿いに野菜や果物を売るお店がずらっと並びます。いわゆるアフリカでよくある光景も久々だったので新鮮に感じました。隣(となり)の店と同じ物を売る!これがアフリカあるあるです。そんな中でも面白いなぁと思ったのは、エスワティニの野菜や果物の中には包装(ほうそう)されたものがあることでした。これは結構珍しい(めずらしい)なと!

マンジニのバス乗り場

そして、先ほどのWikipediaの説明にもありましたが、ここがエスワティニの交通の中心地!マンジニのバス乗り場はこの国で一番人が集まる場所になるわけです!!まぁーすんごい盛り上がり!!もうクラクションがずーっと鳴りっぱなしです。ちなみに、アフリカでは車のクラクションは口笛のような感じで気軽に使用されます。このバス乗り場で鳴り止まないクラクションは「はい、このバス〇〇へ行きますよー!」「行くよ!行くよ!早くしないと行っちゃうよー!」「ヒマだからとりあえず雰囲気出すために鳴らしとくか!」的な感じの意味を持ちます。決して緊急事態(きんきゅうじたい)なわけではないんです。

ただ、こんなごった返したバス乗り場ですが、これでいてここは案外統制(とうせい)が取れているなと感じました。無理矢理な客引きはなく、行き先さえ伝えれば複雑なバス乗り場の中をちゃんと案内して目的のバスのところまで連れていってくれるという意外としっかりとしたバス乗り場でした。といってももちろん油断は禁物です!バス乗り場は基本的に警戒レベルを高めないといけないというのはアフリカ旅の基本ですので覚えておいてください。明日はここからバスに乗る予定なので、今日はその下見でした。

街の中心をほんのちょっと離れると緑豊かなエリアになります。エスワティニはもう雨季が始まっているようで、雨もよく降るそうです。

なんと歩いていると早くもたくさんの実をつけたマンゴーの木を発見!まだまだ小さく青いマンゴーですが、もうそんな時期なのかと少し驚きました。

歩いていると色とりどりの花に出会えるのも楽しいマンジニです。

そんなマンジニですが実はそんなに大きな街ではありません。3時間もあれば街中をグルっと見て回れるくらいの小さな街なんです!最大都市なんですが非常にコンパクト。

遠くに見えたサッカースタジアムも、坂を登りますが徒歩で十分いける距離にあります。もちろんここに何をしに来たかというとサッカーユニホーム探しです!エスワティニのユニホームはなかなか一筋縄には手に入りそうにありません。詳しくはまた後日!

カフェ「Monate」

そして本日最後はこの街で私が勝手にナンバーワンに認定したカフェ「Monate」を紹介です!地図アプリmaps.meで別のお店を目指して街を歩いていた時にたまたま発見したこちらのカフェ。コーヒーの味の違いは大してわからないのでとりあえずホットコーヒーが飲めればどこでもいい私ですが、店の雰囲気の良し悪しはわかります。ここはありだぞと!そしてすかさず大事な質問。Wi-Fiは使えますか?に対しての答えもオフコース!いやー、いい店を見つけたぞ〜と。

こちらのお店はmaps.meには載って(のって)いなかったので、本当に出会えてラッキー!街をいろいろ歩き回ったからこそのこういうお店との出会いもまた旅の醍醐味(だいごみ)です。居心地がいいのでブログの執筆もはかどりました!

ということでマンジニの街を旅した本日。小さなエリアの中にギュッとアフリカ感とオシャレ感が詰まった(つまった)街でした。人が多いのに歩きやすい街というのもなかなか面白いなと感じたところです。ただ、昨日の夜に私は夕飯を食べるために外出したのですが、宿の警備さん曰く(いわく)夜はやはり気をつけた方がいいとのことでした。小さくてもここは最大都市。人がたくさんいるということはそれだけいろいろなチャンスもある街になります。もちろん夜の街の雰囲気を楽しむのも旅の楽しみですが、注意は必要です!警備のおじさんの言葉。今一度胸に刻んで安全に楽しく旅を続けます!ギャボン(スワジ語で「ありがとう」)!

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