モザンビークを旅する① 首都 「マプト」〜安全な街の歩き方&おすすめ観光スポット〜

2019年11月15日、天気晴れ。

モザンビークを旅する

南部アフリカの国々を旅している今回のアフリカ54ヶ国制覇の旅-第3章-。今日からいよいよ折り返しになります。正直あっという間だなという感覚です。そしてこれから旅する予定の3ヶ国は私にとって全て訪れるのが2度目の国になります。まさか戻ってくるとは!青年海外協力隊時代の私は「これが人生で最後のアフリカだから!」と意気込み、派遣中に任国外を旅をすることができた40日間という期間をフルに使って、渡航が許可されていたアフリカ南部の6ヶ国を訪れました。ナミビアしか知らなかった私にとって、この6ヶ国を旅した経験はまさに衝撃。国が違えば文化や宗教、環境も違い、ヒトモノコトにもその国独自のカラーがあることを知り、こんなアフリカもあるんだ!と私の『アフリカ』というものに対する捉え方が大きく広がりました。今こうして54ヶ国全てを見てみたい!と思えるのもこの時の経験があってこそです。54の魅力がある大陸。それが『アフリカ』です。

ただ、当時の私にとってナミビア以外の国を旅するというのは非常に勇気のいることでした。ちゃんと行けるかな?言葉は大丈夫かな?何かあったらどうしよう…。3年前の私は本当にこんな感じでした。3年後、まさかバックパック一つでアフリカを転々とする旅人になっているとはなぁ〜。旅は人を成長させます。そして、このモザンビークという国は当時訪れた6ヶ国の中でも特にハードルの高い国でした。

モザンビーク

モザンビーク共和国、通称モザンビークは、アフリカ大陸南東部に位置する共和制を取る国家で、首都はマプトである。南に南アフリカ共和国、南西にスワジランド(現エスワティニ)、西にジンバブエ、北西にザンビア、マラウイ、北にタンザニアと国境を接し、モザンビーク海峡を隔てて東にマダガスカルとコモロが存在する。旧ポルトガルの植民地であり、1964年からモザンビーク独立戦争を戦い抜いた後の1975年に独立を達成した。しかし独立後も政情は不安定で、1977年から1992年までモザンビーク内戦が続いた。内戦終結後は好調な経済成長を続ける反面、HIV感染とAIDS発症の蔓延が問題となっている。(後略)【Wikipediaより】

私にとってナミビア以外で初めて一人旅することになった国モザンビーク。街にそびえるビルの高さに驚いたことは今でも鮮明に覚えています。そしてこの国の公用語はポルトガル語。英語がほとんど通じないレストランでのやり取りに戸惑い。さらに治安があまりよろしくないと聞いていたので、どこか常に緊張(きんちょう)して3日間だけ滞在した3年前のモザンビーク旅。もちろん楽しい旅になりましたが、心ここにあらずだった気もします。あれから3年。今の私はいったいこのモザンビークをどう見てどう感じるのか!初日の本日は首都「マプト」を歩き回ってきました!

①マプト

マプトは、モザンビーク首都。同国の南端に位置し、単独で州を構成する。天然の良港で、モザンビーク最大の近代的な都市である。植民地時代のポルトガル風建物も多く残っている。人口は約1,000,000人(2007年)。【Wikipediaより】

2度目の旅の面白さというものを味わいながらの街歩き。この景色懐かしい(なつかしい)わぁ〜!と一人で終始興奮(こうふん)していました。3年前は怖くてずっと車の中から眺めていた街並みを、今は一人で歩いて見ているということになんだかとても嬉しく(うれしく)なり。自分の中で『アフリカ』が遠いどこかの”異世界”ではなくなったんだなと感じました。

安全な街の歩き方

ですが、マプトが気をつけなければならない街であるという事実は未だに変わらないようでした。お世話になった宿が作成している周辺地図には「NO GO!!(立ち入り禁止)」のエリアがハッキリと書かれています。こういう現地の方の情報はしっかり守るべし!ちなみに、ざっくりとした地図だと情報が曖昧(あいまい)なので、わからないことはちゃんと質問をして、どこからどこまでが立ち入り禁止なのかを自分で理解することが大切です。

マプトはとにかく行き交う人がたくさん!中心地の通り沿いはフリーマーケットのようになっていて、ものすごい活気に満ち溢(あふ)れています!!

そしてこれは3年前に私がこの首都を訪れた際にも特に印象に残ったこと。建物が高い!!この感覚はアフリカ数ヶ国を旅してきた今現在でも変わりません。

もちろん、セネガルの首都ダカール南アフリカの最大都市ヨハネスブルグなどの高層ビルと比べると高さでは劣り(おとり)ますが、人が住む高いマンションが立ち並ぶというのはマプトならではの光景だなと思います。他の国では珍しい生活感のある首都です。

おすすめ観光スポット

さぁ、もらった地図をもとにいろいろマプトの観光名所を回ってきたので少しずつ紹介していきます。

独立広場とマプト市庁舎

マプトの中心にある大きな環状交差点はこの国の独立を記念する広場になっています。近隣諸国(きんりんしょこく)の中で唯一(ゆいいつ)ポルトガルの植民地だったモザンビーク。約10年に渡る戦争を経て1975年6月25日に独立を果たしました。中心に立つ大きな銅像は独立を率いた英雄サモラ・マシェル。非常に存在感のある銅像です。その奥に見えるのがマプト市庁舎になります。

無原罪聖母の大聖堂

その独立広場のすぐ隣(となり)に真っ白で美しい教会があります。ポルトガル植民地時代に建てられたヨーロッパ建築が今もたくさん残っているマプト。こちらの教会もその一つです。

中央市場

街中に一際目立つ市場を発見!こちらも外観がなんともオシャレな建築になっています。選挙のポスターがやたら貼られているのが少々気になりますが、ここが地元の人の行きつけの場所だということですね。

とってもスッキリしていて歩きやすい市場。朝早くに行ったからか人は少なかったです。色とりどりの野菜と海沿いならではの新鮮(しんせん)な魚が並ぶ市場は見ているだけで楽しいです!

④マプト中央駅

マプト市内の観光スポットの中でも特に人気なのがこちらの駅。なぜ駅が?となるのですが、その建築が非常に美しいと評価されていて、なんとパリのエッフェル塔やニューヨークの自由の女神などを手がけたその世界では超有名な方がデザインしたというすごい駅舎なんです!!

たしかにその高級ホテルのような佇(たたず)まいは一見すると駅には見えません。

ちなみに今でも現役の駅として稼働しているこちらのマプト中央駅。モザンビーク南部を中心に走り、国内だけでなく南アフリカやエスワティニへも線路が続いているそうです。

⑤フェイマクラフトマーケット

ここまで紹介してきた観光名所4つとは少し離れた場所にあるのがフェイマクラフトマーケット!木彫りの人形や針金細工、アフリカの色彩豊かなアートやアフリカ布を使った小物などのザ・アフリカといった感じの民芸品が手に入ります。

買わなくても見るだけでアフリカを感じられる楽しい場所!敷地(しきち)がかなり広く、そこにたーくさんのお店が出店しています。みなさん商売のためにガンガン声をかけてきますが、それもまたクラフトマーケットの文化だと思って楽しむのがベスト。商品のお値段は全て交渉次第です。

フェイマクラフトマーケットは緑豊かな自然とのコラボがそのまま絵になるのがとってもステキなところ。この木に吊(つ)るされたバスケットが一際目につきます。

この間を歩くともうハッピーな気分で心が一気にアフリカ!風で揺れる様子はどこか日本の風鈴に似た風情を感じさせました。

ちなみに敷地内にはレストランもあります。今日もたくさんの観光客で賑(にぎ)わっていました。ローカルフードが食べられるお店も!こちらはポルトガル語なのでよくわからなかったのですが、ココナッツミルクとカニをベースにした辛くないカレーのような料理。エキゾチックな不思議な味わいが面白い一品でした。

さぁ、いろいろ回ってきたのですが、本日私がマプトの街を歩いている中で一番感動したのはこちらでした。

⑥マプト・カテンベ橋

2018年11月10日に開通したこの橋。首都マプトと湾を挟(はさ)んだ反対側にあるカテンベ地区を結ぶその橋はその長さは全長4km。なんとアフリカ最長のつり橋なんです!…という点が感動ポイントなわけではないんです。昨夜、この橋には明かりがつき、それはそれは美しくて。マプトに来たんだな〜と到着を実感したわけですが…待てよ?こんな橋あったか??どうにも記憶があやふやで、橋がかかっている街の風景にいまいちピンとこない自分がいたんです。でも、この橋を知っている気がする…!!

今日この街を歩きながら必死に記憶を遡(さかのぼ)っていたら急に思い出したんです。

「ここに橋がかかるんだ!」

3年前、私にマプトの街を案内してくれたタクシードライバーさんがそう教えてくれたことを。記憶が一気によみがえってきて鳥肌(とりはだ)が立ちました。そうだ、あのドライバーさんだ…。彼とはほろ苦い思い出があるので、それも含めていろいろと懐かしい気持ちでいっぱいになったマプト・カテンベ橋。3年経ってこんな立派な橋がかかったことに時間の経過を実感するのでした。

ということでマプトの街を歩く中で3年という月日をじっくりと振り返った本日。同じ街なのに全く違う風に感じたのは、私の成長なのかも!と少し自惚(うぬぼ)れさせてもいただきました。治安の心配はもちろんあり、今日もその実態がうかがえる場面を何度か見ました。が、それよりも人々で賑わうキラキラした街のパワーが勝るマプト!とっても楽しい街歩きで今日はたくさん元気をもらいました。

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