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DAY39 ガンビアを旅する①「ガンビア最大の街 セレクンダ」-ガンビア入国-

2019年5月23日、天気晴れ。

国境で停まることとなった昨夜。目の前にはセネガルの出国審査を行う入国管理所(イミグレーション)があるわけですが、そこで寝るというすごい体験でした。正直心配が無かったわけではないのですが、さすがに昨夜も空港で夜を過ごし、移動のつかれもあったということで、すぐに眠りに落ちました。そして眼が覚めるとビックリ!先生以外にもたくさんの方がマットレスを借りて寝ていたんです。それに気付かないくらいにはじゅくすいしていたんだなと。荷物等を取られることもなく、全く怖い思いはしませんでした。みんなで寝れば怖くない!理論ですね。朝の5時に起床して、起きてすぐに出国審査です。

早朝にもかかわらずたくさんの方が出国審査にならんでいました。これは時間がかかるかも…と思ってましたが、手続きは非常にスムーズに行われて、あっという間に先生の番に!前回のロッソの出国を思い出すと雲泥の差すぎてただの出国審査にもかかわらず感動してしまいます。審査官からは定番の「日本人か!」の声をかけられ、そうだよ!と笑顔で応えると、なんとその方は以前日本のガンビア大使館で働いていたそうで、日本はいいところだなんて楽しく会話しながらスタンプをドンと押してもらいました。さぁこれでセネガルを出国です。

そしてここでコーヒーブレイク。まだ日がのぼっていない5時過ぎは飲食オッケーなので、朝食的なものを食べる人の姿もちらほら見かけました。一杯20円のコーヒーで頭をスッキリさせたところで、歩いてすぐの建物に入り今度は入国審査を行います。

ここで先生のかんちがいがありました。ビザのいらなかったセネガルなので、当然ガンビアも国の位置的に(あとで書きます)必要無いだろうと思ってたのですが、管理官から「ビザが必要だ!」と言われたので…もしやこれはだまそうとしているのか?なんて思ってしまったんですね。いやいや、必要ないでしょ!と自信満々に伝えると「必要だよ!」と。まさか〜と思い、事前に日本で調べたビザの必要な国についてのメモを見返すと…すみません、必要でした。出入国に関して非常に疑い深くなってしまったために、その後お金を払うときも、これは正しい金額なのだろうか?なんて無意識に思ってしまうのですが、ちゃんと領収証まで発行してくれるていねいさ。なんかいろいろすみませんでしたという感じで、信じることも大切なんだなぁと。ですがとりあえずこれで、無事にアフリカ6ヶ国目「ガンビア」に入国することができました!

時刻はまだ朝の6時前!車に乗って向かうのは「フェリー乗り場」です。なぜフェリー??

ではここでガンビアの国の位置をお伝えしようと思います。ガンビアはここ!えっ、どこ!?という感じですよね。面積は11300㎢!アフリカ大陸で最も小さい国なんです(島国を除く)!!そして人口は約200万人。当然アフリカ大陸の地図で見るとまぁ見えづらくなるので拡大すると

こうなります。なんだこれは!?というところにあるんです。セネガルから陸路で入国しましたが、そのセネガルにつつみこまれるようなかたちで位置するのがガンビアです。面白いとしか言いようのないこの位置関係。なぜこんなことになったか。その背景には、このガンビアの国名にもなっている「ガンビア川」の存在があります。国の中心に横に走るこの川。川というのは人々の歴史をつくる上で欠かせないものになります。生活のための水源であり、水があることで植物を育てることができます。動物の飲み水にもなれば食料として魚をとることもできる。さらには川があることで歩かずに船で長距離の移動ができる!世界史でも文明が生まれた場所にはナイル川やチグリス川ユーフラテス川、黄河に長江と必ず「川」の存在があるわけです。ここガンビアも同じく、川の存在があったために植民地時代に注目され、一つの国として形づけられていったわけです。国の形や位置というのも考えてみると面白いです。

ということで、その川を今日はフェリーで渡ります。あたりも明るくなり7時にようやく乗船したのですが、まぁものすごい人の数!久々に日本の電車を思い出すような人の波の流れに乗り、フェリーへと向かいます。

3階建のフェリーなのか巨大なビルなのかわからないような重厚感のある鉄のかたまりに乗りこみ、いざ出発!

乗っている人をよく見ると、中高生が多いんです。教科書を開いて読んでいる子の姿もあり、たくさんの学生がこのフェリーで学校に通っているんです。たしかに乗船料は25ダラシ(日本円で約50円)なので、利用しやすいです。そしてもしかしたら学生は無料かもしれません。違うゲートから船に乗る人々の姿があり、そこに学生さんたちもいたので…もしかしたらです!この旅で初めてじっくりとながめる朝日はガンビア川から。さぁガンビアの旅が始まるぞー!という幕開けです。

30分で川の対岸に到着です。またまた人の波に乗ってフェリーを降りまして、着いた街がガンビアの首都「バンジュール」になります。

さぁ首都めぐりからスタート!ということで街を歩きます。学生さんたちも学校に向かって歩いていきます。特にあてもなくまずは街を散策するのですが…ここは首都?と思わせる静かな感じなんです。たしかにまだ朝は早かったのでこれから活気を見せ始めるのかもとも思いますが、それにしても静か。建物のようすも落ち着いた感じです。のどかだなぁと思いながらもう少し歩きます。

ガンビア川の入り口になっているために、貨物船に荷物をつみこむトラックが目立ちます。物流のための港という感じで、大きな船の姿も川の方に見えました。

が、街はというと特に目立つものもなく、いたってシンプルな印象です。そしてしばらく歩いていると、出勤途中の男の方に声をかけられました。いろいろ話してると首都の話になり、彼は「ガンビアの首都はバッドなんだ」と語っていました。たしかに閑散としていて、人も多くはない首都バンジュール。これから先生の向かう街の方が大きいとのことだったので、さっそくいっしょにタクシーに乗って向かうことにしました。

そしてバンジュールから車で15分ほどで到着したのが、ガンビア最初の目的地「セレクンダ」です。

ガンビア最大の街 セレクンダ

着いた瞬間に先ほどの首都バンジュールと明らかに違う人と車の多さに街のにぎわいを感じました。いやでも目に入る巨大な看板がたくさんあることも、この街を行き来する人の数が多いことを教えてくれます。

この街もセネガルのダカールと同様に緑がたくさんあります!道路わきには植物園があり、道を歩けば木々の姿がどこでも目に入ります。それと対照的なオレンジの砂の歩道は歩きにくいですが色が映えて街になじむのでいい感じです。

アフリカ大陸の移動としてはどんどん南下しているのでそのせいか太陽はどんどんまぶしく感じられます。南国のふんいきを感じる景色を見ながらの散歩も楽しいものです。

コツビーチ

少し歩いてやってきたのは海!やはり天気が良くて暑い日には自然とカラダは海を見たくなるものです。コツ(Kotu)というガンビアの中でも有名なビーチに来ました!やはり大西洋は何度見てもキレイです。場所ごとに波の感じが違うのですが、ここのビーチは弱い波が絶え間なく続く感じのおだやかめな海でした。

ただ、時期的なものなのか観光客の世代的なものなのかはわかりませんが、あまり泳いでいる人の姿は見かけず。ビーチサイドでのんびり過ごしている人がほとんどでした。波打ち際の散歩はいいもんです。

コツビーチは完全に観光客向けのリゾートとなっています。なのでラマダンですがレストランは通常営業!ということで、今日はお昼をいただくことに。やはり最初はガンビアの料理を食べたいぞということで、店員さんに聞いて注文したのがこちら。

ベナチン(Benachin)という料理です。エビか牛で選べたのですが、肉を欲していたので牛をチョイス。お味はというと、非常に美味しいハヤシライスのような感じです。ライスの赤はケチャップではなく、野菜やだしでたきこんだうまみたっぷりのごはんでした。そこにデミグラスソースで柔らかく煮込まれた牛肉と野菜のルーをかけて食べるので、美味しくないわけがないやつ!ここがビーチレストランだったので、おそらくオシャレ感は通常よりも高めだと思います。ベナチン、これはまたハマりそうな一皿でした。

ちなみに、ガンビアに入国して大きく変わったことが一つ。英語!!この国を最後に植民地として支配していたのはイギリスなんです。そのために、英語が公用語となっているガンビア。メニューの文字も、話す言葉もみーんな英語!わかる、伝えられるということがこんなにも楽しいことなんだという感覚を久しぶりに味わっています。このベナチンについても彼ブバが英語で教えてくれました。そのあとついでにガンビアのオススメの街についても教えてくれて、言葉がわかるしあわせを感じたのでした。

セレクンダマーケット

そしてそのあとはセレクンダの街の中心に戻ってきました。ここの市場がすごかった!とりあえず写真でどうぞ。

いったいどんだけの広さがあるんだ!?というくらいのエリアの中にパラソルがブワーッと並び、縦横無尽に通りが作られているセレクンダマーケット。いったい自分は今どこにいるのかなんてことは全くはあくできません。視界もパラソルでさえぎられるので、不思議な世界に足を踏み入れたような感覚になります。パラソルの色も鮮やかですが、やはり店先に並ぶ食材はいつ見てもキラキラしていて見て回るだけで楽しいもの。ここでも会話は英語なので、現地の人とのコミュニケーションが取れるのも楽しさ倍増のポイントです。

ただ、奥の奥にはこんな暗い中を青いライトで照らすゾーンも。…ここセレクンダマーケットは店と店の間もかなりせまいので、圧迫感もあります。あとで宿のオーナーの方に話を聞くと、やはり100%安全な場所ではないとのことでした。お金や貴重品の管理はしっかりとすることはいつでもどこでも大切なことですが、ここではいつも以上に気をつける必要があるかもしれません。街の活気を存分に味わうことのできるセレクンダマーケットでした。

今日は朝一入国から一気にセレクンダの街をめぐったので、本当はもう少しいろいろと書きたいことがあったのですが、長くなってしまったので今日はここまでにしたいと思います。後日、少しずつ小出しにしていこうかと!ということで空港泊から野宿と続き、ようやくベッドで寝れる本日。ゆっくりとカラダを休めたいと思ったのですが、そう簡単にはいかない!?詳しくはまた明日。

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。