モロッコを旅する③ 山の中にある青い街「シャウエン」〜人気観光地とアトラス山脈と羊のタジン〜

2019年4月26日、天気晴れ。

DAY12の続き

モロッコの歩き方

さぁ、これまでは電車を使ってきたモロッコ国内の移動。いよいよバスの旅がスタートです!

現在モロッコの一番北にいるのでバスはここから南下していきます。次の目的地の「シャウエン」までは60ディルハム(バス代40ディルハム+荷物預け代で20ディルハム 約700円)。車窓からモロッコの景色をながめられるゆったりとしたバスですごす時間。

モロッコの大地は美しい山々と緑が印象的でずーっと窓の外を見て入られます。まさに大自然という言葉がぴったりな風景。そこにちょこちょこと家が建ってたり、色とりどりの花がじゅうたんのように咲き広がっていたりするのがまたいい感じなんです。

モロッコの内陸が高低差のある山地になっていること肌(はだ)で実感。このモロッコ北部に広がる山々は「アトラス山脈」といいます。バスに乗ってるだけでとっても楽しい山脈ドライブ。窓がキレイでよかった!そしてタンジェを出発しておよそ2時間の移動で到着(とうちゃく)したのはとても不思議な街でした。

③シャウエン

シャフシャウエンまたはシャウエンは、モロッコ北部の都市。青色の建物群で有名である。建物が青く塗られたのは、ユダヤ教で青が天や神を示す神聖な色であることに由来するとの説もある。約200軒のホテルが、夏やクリスマスなどにヨーロッパから訪れる観光客を迎える。

【Wikipediaより】

さぁまずここに来て一番驚いた(おどろいた)ことは、その場所です。モロッコの中でも「インスタ映えする」ということで非常に有名なこの街。日本人旅行者も多く訪れるアフリカ随一(ずいいち)の人気の観光地なのですが、まさかその街が山の中にある街だということは全く知りませんでした。

バスステーションに着いてから街の中心へと向かう道もものすごい傾斜(けいしゃ)の坂で、バックパックを背負っているとかなりいい運動になるレベルでした。

そしてまわりを見わたせば山山山!山の傾斜に沿って建物が建ちならんでいる景色はなんとも不思議な感じがします。さらにその山の緑にシャウエンならではの建物の青が映えるんです。

やはりこの街に来るとその神秘的なシャウエンブルーに魅了(みりょう)されてしまいます。

イスラム教の街はどの国でも不思議とネコがたくさんいます。シャウエンの街でもいたるところにネコ発見!

水色でも青でもスカイブルーでもない、シャウエンの青。旧市街を歩いていると本当に絵本の中にでもいるかのような感覚になります。ですが、ここは博物館でもなんでもなく、人が住んでる街なんです。あの扉(とびら)もこの扉も、全て人々が暮らす家の玄関。突然(とつぜん)人が出てくるとビックリしてしまうことも!

チュニジアのシディ・ブ・サイドは白地に青の「青い街」でしたが、シャウエンは青に青を重ねた「青い街」。でもそれが決してイヤな青ではなく、美しい世界観を創り出しているのが面白いところです。

そして歩けば歩くほど上り坂のシャウエン。つい忘れてしまいますが、ここは山の中なんです。階段もかなりあり、息が切れそうになります。が、このシャウエンの青には疲れ(つかれ)を癒す(いやす)効果があるのかもしれません。もっとステキなシャウエンブルーが見たい!という思いの方が強くなり、足が自然と動いてしまいます。

そして本日一番長い階段を上りきった場所から見えたのがこちら!標高が高いので気持ちのいい風がふいて、そして目の前に広がったのがこの景色。シャウエンというと先ほどのカラフルな植木鉢の場所が街のイメージで使われることが多いですが、これこそが山の中のシャウエン!を象徴する絶景です。ここまで上ってくるのはなかなか大変でしたが、シャウエンの青はまわりの山の緑の中でこそさらに美しく際立ちました。

それにしても歩きつかれたーということでレストランに入店。日本人観光客もかなり来るシャウエンなので、店員さんの方から日本語がバンバン出てくるから思わず笑ってしまいます。疲れたカラダには肉!これは私の持論です。羊肉のタジンは野菜もお肉もこれでもかというくらいに柔らかく(やわらかく)煮込んでありました。スパイスも効いていて食べる手が止まらない美味しさ!そしてメニューを見てるとさらに気になるものを発見してしまったのです。

こちらはなんとアボカドジュース!アボカドの味もはっきりと感じるのですが、ヨーグルトが入っているのでとても飲みやすく、シェイクのような感じでした。

午後2時に着いて、3時間でめぐったシャウエン弾丸(だんがん)ツアー。宿泊施設もたくさんある街なのでここで一泊するのもありでしたが、まだまだ見てみたいモロッコがたくさんあるぞ!ということで、今日はさらに次の街を目指して移動をすることに。さぁ、シャウエンの街ともお別れだ。

と思ったんですが…。出口はどこ!?シャウエンは高低差があるだけでなく道も細い路地が入り組んでいるので、いつのまにか自分がいる場所がわからなくなってまして、完全に道に迷いました。まぁそんな時はとりあえず下ればなんとかなるだろうということで坂道をとにかく下ることに。すると無事に広場に出れてホッと一安心。よかった〜。

次の街に向かうバスの出発までの間、地元のお兄さんに声をかけられたのでイロイロ話をしました。すると彼が教えてくれたこと。モロッコには街ごとに「イメージカラー」があるそうなんです。ここシャウエンはもちろん”青”。そして後日行く予定の「マラケシュ」という街は赤だそうです。ここでピンときた!タクシーの色!!実はここシャウエンのタクシーはスカイブルーのような青でした。

それぞれの街が色を大切にした街づくりをしているモロッコ。観光の国として人気のヒミツはこんなところにあるのかもしれないなと思うのでした。

バスはどんどん南下していきます。今モロッコは夜の8時ごろにようやく日の入りを迎え(むかえ)ます。一日が長いというのはなんだか得した気分になるもの。そして日の入り後の地平線がオレンジ色に染まる景色が私はたまらなく好きです。さらにその光に照らされる大地とそこに黒くシルエットとなって映る人々の暮らし。この地で生活を送る人々がいるという事実に心がジーンとします。今夜はまだまだバス旅が続きそうです。果たして次はどんな街に到着するのか。ワクワクしながらもうしばらく車窓からの景色を楽しみたいと思います。

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