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DAY59 ギニア出国!アフリカから日本へ -アフリカ54ヶ国の旅 第1章 完-

2019年6月12日、天気くもり。

いよいよ帰国の朝だ!!

なんていうドキドキがまーったく無いんです。これは本当に自分でもおどろいています。今は間も無く朝8時をむかえようとしているところ。コナクリの空港でちょうど飛行機に搭乗(とうじょう)したばかりです。はい。なんだろうこの特別感の無さは。2年前、青年海外協力隊の任期を終えて日本に帰国するときには「日本に帰るぞー!!」と興奮(こうふん)してたのを覚えてますが、今はいたって冷静です。滞在期間が短いからだというのも理由の一つですが、それでも2ヶ月いました。未だ令和の日本を知りません。令和に心踊るかと思いきや全く。なぜか。その答えは自身の意識の変化にあると考えました。

「アフリカがグッと身近になった」

まさか、自分の人生でこんなに早くアフリカに戻ってくることになるとは全く思っていませんでした。1度目は初めてのアフリカ。見るもの全てが新しすぎて、理解するので精一杯だったなと。そして2度目。深まるアフリカ。2回目だからこそ、よりじっくりアフリカを知って感じることができたように思います。そして、もう先生の中では3度目のアフリカが夢ではなく予定としてハッキリと意識されているんです。行けたらいいな!ではなく、必ず来る!と頭にインプットされているので、この帰国がアフリカとのお別れでないということを本能的にわかってるからこその今の気持ちなんだろうなと。本当にアフリカがすごく近い存在になりました。

昨夜は子どもたちに向けての動画編集。まぁ正直わかってましたが時間はかかり、結局一睡(いっすい)もせず。アフリカ54ヶ国制覇の旅の第1章最終日はなんと徹夜(てつや)でむかえたのでした。さぁここから時間を朝6時に巻き戻します。今、ちょうど飛行機が離陸したところですが、今日はこの朝の2時間がとんでもなく劇的(げきてき)でした。やはりアフリカはまだまだ先生を刺激してくれます。

徹夜でパソコンと向き合っていた早朝5時。そろそろ支度(したく)をしないとマズイなと思いながらもパソコンでの作業がなかなか終わらず。それでもなんとか区切りをつけて、シャワーを浴びて急いでホテルを出発しました。一晩中ずっと起きてたのでわかった深夜の雷雨!風もかなり吹いていたようで、外に出るとホテルの植木鉢たちが倒れてました。そして、そんな雨上がりだからか、まだ外が真っ暗だからかわかりませんが、まぁなんと静かなことか。バイクも車もほとんど走っていないんです、こんな時に限って。まだ離陸の2時間前なのでたぶん大丈夫だろうと思いますが、気持ちはあせります。

その後なんとかタクシーがつかまりましたが、朝から3人座席のところにギュウギュウの4人で乗るというシチュエーションはカラダにはキツイです。まぁこれもアフリカならではということで、まずは何より空港に向かえることをありがたく思わないとでした。

そしていよいよです!ここから!ここから、おそらく先生史上最もすごいハードな空港体験が幕を開けたのでした。

タクシーを降りて空港の中に向かうのですが、ここは駐車場からチェックインカウンターのある空港ターミナル(と言っていいかわからない小ささですが)までが少しだけ離れているんです。一本道の通路を進んでいくのですが、まずここでパスポートチェックが。まぁ空港ですから当然の確認なんですが、その次の一言でした。

「ギブミーマネー(お金を払いなさい)!」

朝からまずはワンパンチいただきました。マジですかと。笑ってごまかしても、まるでそれが仕事かのように言ってくるんです。いやいや、なわけないでしょということで、すかさず「何のお金!?」と聞いても、ひたすらギブミーマネーしか言わないんです。もうここは無視(むし)します。いくら相手が空港の警備(けいび)の人間だろうと、これは誰でも間違っているとわかります。なので無視しても捕まることもなく、怒られることもありませんでした。さようならー!

彼に別れをつげてターミナルへと向かう通路を曲がった瞬間(しゅんかん)です。2度目のパスポートチェックと見せかけての

「ギブミーマネー!」

正直もう無いと思ってたので不意打ちの2発目でした。おい、なんなんだここの警備は!?まるでお金をもらうことを当然かのように言ってくるんです。はらえ!お金をはらえ!!と。そして、後から来た人は通すというひどい対応。もちろんここも無視です。ふざけるな!という感じですが、これでようやくターミナルに到着したのでもう安心。

できなかった。このコナクリの空港は荷物の重量制限に対して非常に厳しいチェックをしてました。これはちゃんとした空港職員さんの仕事なので無視することはできません。正直、荷物が重いことはわかっていました。なのでそこをなんとか荷物を預けずにいけないかな~と思っていたのですが、ダメでした。厳しかった。ということで日本まで2回の乗りつぎがあるのが非常に不安ですが、やむを得ず荷物を預けることに。頼むから戻ってきてね!荷物に関しては非常に細かくチェックをしてくれたので、あとは信じるのみです。

ステキな職員さんは本当に良い方で、しっかりと仕事をしているんです。なのでちゃんと荷物を預けて手荷物を軽くし、今度は笑顔で重量チェックをクリア!少し不安はありますがこれでもうあとは出国審査を残すのみと思ったところででした。現金チェック(大金を持って国外に出ることは禁止されています)と見せかけての

「ギブミーマネー!!」

いい加減にしろ!仏の顔も三度までだよ。警察だからといって好き勝手やっていいわけじゃないぞ!!と心の中は煮えくり返りながらも、これも無視するしかありません。ギニアのバイクドライバーさんたちは何があっても決してだまそうとせず、常に10000ギニアフランでどこまでも先生を連れていってくれました。たまにあまりに長い距離で申し訳なくなって、気持ちで20000ギニアフランを渡すと、去りぎわまで丁寧(ていねい)にサンキュー、サンキューと言う彼らの姿。本当に見習ってほしいギニアの警察です。アフリカンシステム!?ふざけるなー!!

てなことで、もう朝から本当にハードだったわけです。しかも徹夜明けという状態もあり、思考回路がショート寸前。出国審査はさすがにしっかりしてました。手荷物検査も無事通過し、ようやく全てが終わったと思ったら…もうわかりますかね!?4度目の

「ギブミーマネー」

が最後の最後に待ってました。本当に、何をするでもなくギブミーマネー。払うわけないでしょ!?という態度を示すと、カバンの中身を見せろ!!と。どうぞどうぞ!何も取られるようなものは入ってませんから。そして、中身を見るだけ見て終了。ハァー。

はい。これにて本当に最後です。もうありません。搭乗する前にも何回かのパスポートチェックがあり、最後にもう一度手荷物検査があるなど、かなりの厳重体制なコナクリの空港でした。まぁ先生の経験した空港の中でダントツトップにものすごい…うーんという感じですね。まさかそんなことが!?と思うかもしれませんが、これは本当に今朝起きた出来事。

そして、ここで大事なことを忘れていたことを思い出したのです。お金を換金(かんきん)してない!!…ですが…換金する場所あったか?先生の記憶だと無かったんです。そしてここでギニアという国の理解がさらに深まる記憶がよみがえったんです!今朝も空港の前で札束を大量に持ったお兄さんたちがいたんです。いつもは陸路国境のところにいることが多いんですが、なぜか空港に。さらに、コナクリではマディナ市場に行くと、たーくさんのお兄さんやらおじさんらが同じように札束をもって換金を街中でしてるんです。そして逆に、街中のどこにも換金所が無いんです。換金所が無い国。最後にまた一つ面白い気づきでした。コナクリの空港を利用する際は、毅然(きぜん)とした態度で立ち向かいましょう!そして事前に街中で換金を済ませ、荷物の重さにもしっかり気をつけて!ということで出国です。サヨナラ、ギニア!

コナクリを出発して2時間ほどで飛行機は一度①「コートジボワール」という国に着陸しました。ここはすぐに来る国の一つに入ってます!ギニアビサウで出会ったモーリス(DAY48参照)と再会する約束をしたので!!本当にアフリカという国に対する意識が近くなったな。自分の変化、成長に気づけるこういう瞬間、すごくうれしいです。

そしてそのあと7時間のフライトを経て、飛行機は東アフリカの国②「エチオピア」に着陸。この国も魅力(みりょく)あふれる国で早く旅をしたいわけですが、今日は空港で4時間ほど過ごすだけとなりました。

ちなみに、このトランジット(乗り換えのこと)だけでも、西アフリカと大きく違うと感じたことが一つ。言葉が英語!空港内の表記も、レストランの店員さんの話す言葉も全部英語なんです。アラビア語やフランス語、ポルトガル語といったこれまで触れることが少なかった言葉の中で過ごした2ヶ月間というのも、思い返すとよく頑張ったなぁと。いや、頑張らなくても助けてくれるたくさんの方たちがいたからここまで無事に、そして充実した旅ができたんだと思います。改めて感謝です。英語力は若干(じゃっかん)下がったかもしれませんが、コミュニケーション能力は上がった気がします!これも成長!!

ということで、エチオピア時間で6月13日を過ぎた深夜0時45分。飛行機が離陸した瞬間に68日間(DAY1はイタリア止りだったので)のアフリカの旅が幕を閉じました。1国1週間で合計8ヶ国を回ったということで、振り返っても振り返きれない濃すぎる時間を過ごしたわけですが、あっという間だった気もするので不思議なものです。そして、まだアフリカの旅は始まったばかりです!54ヶ国ある内の8ヶ国を巡ったということで、残りは46ヶ国。そこにはまだ見ぬアフリカがたくさん待っています!!いやー、日本に帰るというのにもう次のアフリカ旅が楽しみで仕方ありません。アフリカをもっともっと知って感じて発信するために、一度日本に戻ってカラダとココロを休ませると共に、このアフリカ8ヶ国の旅をしっかり振り返りたいと思います。またねアフリカ!

これにてアフリカ54ヶ国を巡る旅の第1章終了です。

追伸:

気になる方もいると思うので書いておきます。そのあと東南アジアの国々「タイ」を経由して、無事に東京は羽田空港に到着しました。そして、心の片隅(かたすみ)でずっと心配していたあれは…

無事に手元に戻ってきました!!よかった〜!!それにしても羽田空港の入国審査は恐ろしいくらいに早く終わりました。

「ギブミーマネー」

と言われることもなく、何の困難もなく平穏無事に入国が完了。…なんだかコナクリの空港のドタバタが少しだけ、少しだけ楽しかったなぁと感じるのでした。

4 件のコメント

    • ただいま帰りました!
      動画、前半はよかったが後半に課題ありですね。
      まだまだ先生も成長していきます!!

  • お帰りなさい。2か月近くのアフリカ旅、ブログを楽しく読みました。アフリカと思えない景色も印象に残りました
    まずはゆっくり休んでね。帰って来たばかりだけど、次のブログも楽しみに待ってます。お疲れさまでした。

    • ありがとうございます!
      こうやって自分の旅の気付きや学びを発信することで共有できることが非常に嬉しいです。そして楽しみだと言ってもらえることが励みになります!しっかり休んで次の旅に備えます^_^

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。