フォロー

メールアドレスを登録して購読フォローお願いします。記事をメールで受信できます。

DAY126 モザンビークを旅する⑤「モザンビークの始まりの島 モザンビーク島」-ナンプラから地元のミニバス&トラックで行く完全ガイド-

2019年11月19日、天気晴れ。

はじめに、今日のブログのタイトルに「モザンビーク」が3回出てくるのですが、どうしてもこれ以外思いつかなかったのでご了承(りょうしょう)下さい。ということで、モザンビークの旅も今日で5日目!ここまで2日間を移動にほとんど使っているのですが、それでも充実した旅ができているなぁと感じるのが不思議です。ポルトガル語圏の国というのが一つ大きな刺激(しげき)となっているので、旅するのが楽しいモザンビーク!そんな本日もまぁ私の予想を超える面白い旅が待っていました。

先に場所を確認しておきます。昨日の夜にやってきたのが④「ナンプラ」です。今日はここから西に180kmほど移動して⑤に位置する「モザンビーク島」を目指します。

日帰りで行って帰ってこようということで、ナンプラの宿を5時に出発してバス乗り場(★)へ向かいます。

朝から賑やか(にぎやか)なバス乗り場!モザンビーク島に行きたいと伝えるとすぐに目的のバスが見つかりました。料金は150メティカル(約260円)!

そして1時間ほど待ってバスは出発しました。が、まぁすごい乗車率!バスは満席になると出発するのがアフリカではよくあるパターンですが、その満席の概念(がいねん)もその国や地域によって異なります。今回は久しぶりの立ってでも乗れるスペースがあるなら客を待つスタイルです。

さぁここで大切なことを書いておきます!昨日もブログで書きましたが、モザンビーク北部は現在治安の面で少し課題(かだい)のあるエリアになっています。そのため、このナンプラ〜モザンビーク島間には何回も検問ポイントがあります。そしてそこではパスポートの提示を要求されます!旅中は基本的にパスポートのコピーを携帯(けいたい)して、原本は宿の安全な場所に保管するのがベストですが、この区間ではモザンビークビザも確認されるので、コピーではなく原本を持参してください。モザンビーク島への持ち物にパスポートを加えておきましょう。私は今回たまたま!パスポートを持っていたのでラッキーでした。

この区間は移動する地元の人が多いようで、町に着くたびに降りる方がいれば乗る方もいるという大忙しな感じでした。

そしてバスに乗ること2時間半!ついに到着したのは…どこ??というよくわからない場所で降ろされました。「ここ(★)で乗り換えだ!」てっきりこのバスでモザンビーク島まで行くのかと思っていたらまさかの途中までのバスだったんです。ということでお兄さんが指差す先に待っていたのは

なんとトラック!!荷台に乗ってのガッツリ移動はおそらくモーリタニアぶりです(ブログDAY23参照)。

が、あの時とは違うのは一人じゃないということ。一体何人乗るの!?という状態でトラックは進みます。ちなみに料金は100メティカル(約170円)です。

座るスペースはギリギリという感じで、さらにはゆれるトラックの荷台。かなりスリル満点な移動になります。

さらに追い討ち(うち)をかけるように、次々と乗客が増えるんです。はじめはもうビックリしすぎてポカーンという感じでしたが、慣れてくると笑えてきます。すごいねぇ!と。もちろんアジア人で乗ってるのは私一人。ですが、乗客の皆さんがウェルカムしてくれるので居心地はとってもよかったです。乗り心地はハードですが。

トラックに乗っていても売り子さんたちは停車するたびに一斉(いっせい)に寄ってきて商売をスタートします。立派なマンゴーを持ってきてくれるのですが、この状況じゃ買えないよ〜と。それでも笑顔でサヨナラ!うれしくなります。

そして時折くる衝撃(しょうげき)にも耐え(たえ)ながら走り続けること1時間半!ナンプラからは合計4時間でついに到着したのが、目的地であるモザンビーク島への橋の入り口です!まさか4時間もかかるとは思ってなかったのでここまででもかなり達成感がありましたが、今日のゴールはこの先です!

およそ3.5kmあるこの橋。トラックが到着するとすぐにバイクタクシーのお兄さんたちの客引きがありますが、私は歩くことを選択しました。

細い橋なのでもう見渡す限りインド洋に包まれる絶景が目の前に広がります!やっぱり美しすぎるインド洋!!

海では楽しそうに泳ぐ子どもたちや船に乗って釣りをする大人たちの姿がありました。どこまでも透き(すき)通る青い海は本当にこのモザンビークの宝です。

3.5kmは結構長く、海を楽しみながらゆっくり歩いているとなんだかんだで50分ほどかかり、ようやく到着したのがモザンビークが誇る(ほこる)世界遺産!「モザンビーク島」です!!

⑤モザンビークの始まりの島 モザンビーク島

モザンビーク島は、モザンビーク北部のモザンビーク海峡モスリル湾の間に位置する島。約14,000人が住んでいる島で、かつてポルトガルの植民地だったときにはモザンビークの中心的な都市として機能していた1498年にヴァスコ・ダ・ガマが到達するよりもずっと前から、ここはアラブ人の港であり、造船所でもあった。1507年にはポルトガルが港と海軍拠点を建造し、1522年にはノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂が建てられた。この礼拝堂は、南半球における現存最古のヨーロッパ建築と見なされている。16世紀にサン・セバスティアン要塞が建造され、次いで建てられたポルトガルの植民都市モザンビークは、ポルトガル領東アフリカの首都となった。同時に、この島はキリスト教の重要な伝道拠点にもなった。(中略)。スエズ運河の開通によって、島は衰退に向かった。1898年には首都はモザンビーク本土のロウレンソ・マルケス(現マプト)に移転された。【Wikipediaより】

このあと紹介する建物とリンクさせるためWikipediaより長めに引用させていただきました。

かつてはこの国が「ポルトガル領東アフリカ」という植民地だった際の首都だったのがこの島です。首都と聞くと大きな都市をイメージしますが、この島は2時間もあれば歩いてグルッと一周できてしまうくらいの小さな島になります。そんな島がかつてこの国の中心だったというのが今の面影からは信じられません。

が、やはりこの海です。良い港があればそこに船は寄港し、貿易の拠点(きょてん)として経済が回る!400年前にはきっとものすごい盛り上がりを見せていたんだろうなぁと想像しながら町を歩きました。

キリスト教を広める拠点でもあったモザンビーク島。島の中には立派な教会が!そしてなんと日本にキリスト教を広めたフランシスコ・ザビエルもこの島に滞在していたといわれているんです!

島の一番北に位置するのが「サン・セバスティアン要塞」です。オランダからの侵略(しんりゃく)を防ぐために造られたこの高い砦(とりで)の中に

白が印象的な要塞(ようさい)が広がります。植民地支配の歴史を今に伝えるこの場所。

高台から眺める一面に広がる青すぎるインド洋と無機質な白い廃墟(はいきょ)のコントラストが印象的でした。入場料200メティカル(約340円)がかかります。

そしてこの要塞のさらに北。高台から身を乗り出すようにしてようやく見える小さな建物が「ノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂」です。南半球最古のヨーロッパ建築!そう思うとこんな海沿いでよくその姿を今に残しているなぁと感慨(かんがい)深くなります。

モザンビークの歴史の始まりを感じる島、モザンビーク島。ですが、今もこの島で暮らす人々ももちろんいます。島の子どもたちはとっても元気!

海沿いではなんと砂浜でステキな遊びをする男の子たちを発見しました。砂で作った家の中に端材(はざい)を家具に見立てて配置して楽しむ彼ら。まるで建築デザイナーのようなその技に感動してしまいました!

島の中にはカフェやホテルもいくつかあります。今日も天気が良く、先ほどの橋からずっと歩き続けたのでお昼休憩(きゅうけい)!

ローカルな食べ物が食べたいと伝えると出してくれたのがこちらの魚をトマトやジャガイモといっしょに煮た料理です。塩気がきいてるやさしい味で、シマ(モザンビークではトウモロコシ粉を炊いた主食を「シマ」と呼びます)との相性(あいしょう)もバッチリでした!

街の色づかいはあのカーボベルデを思い出させるパステルカラー(ブログDAY33参照)!ポルトガル植民地の歴史を持つ国の特徴です。いろいろな国を旅をしているとこういう共通点にハッ!と気付ける瞬間が楽しいものです。

人が生活する島というのは本当にゆったりとした時間が流れます。モザンビーク島は小さい島の中に様々な魅力(みりょく)がギュッと詰まったステキな場所でした。

さぁ、さすがにもう歩き疲れたので帰りはバイクで!50メティカル(約90円)ととても安いので、行きも少し歩いてバイクに乗るというのも一つのテクニックかもしれません。海沿いをバイクで、さらにヘルメット無し(日本では違法!)で走るのは文句なしに最高の気分です!!

対岸に戻ってくると、夕方の街は人で混み合っていました。皆さんのお目当ては今日とれた魚たち!

まぁその新鮮で美しいこと!!中心地として栄えていたのは昔の話ですが、モザンビーク島が今も人で賑わう都市である背景にはこの美しい海の存在が大きいのかもしれません。

海の恵みを感じる活気ある港町の様子を見たところで、本日は日帰りになります。そう、来た道を戻ります。…もしかして幸運なことにミニバスがあるなんてことは〜

ありませんでした。帰りもやはりトラック!ですが、行きにだいぶ乗り方に慣れたので帰りは夕暮れ時の景色や空気を楽しみながら乗ることができました。行きと同じく帰りも乗り換えをして、やはり4時間!合計250メティカルでナンプラの街に戻ってきました。(ちなみに検問は日中のみで、日が沈むと業務は終了するようです。)

正直、世界遺産に行く!ということで快適な旅を思い描いていたのですが、かなりローカルで刺激的な移動を経験した本日でした。が、その分思い出に残ること間違いなしのモザンビーク島日帰り旅!この国の名前の由来となった島はたどり着くまでもがエキサイティングで魅力的な島でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。