2019年5月23日、天気晴れ。(※2023年4月更新)
アフリカ6ヶ国目「ガンビア」へ
国境で泊まることとなった昨夜。
目の前にはセネガルの出国審査を行う入国管理所(イミグレーション)という信じられない場所で寝るというすごい体験でした。
正直心配が無かったわけではないのですが、さすがに昨夜も空港で夜を過ごし、移動の疲(つか)れもあったのですぐに眠りに落ちました。
そして目が覚めるとビックリ!
私以外にもたくさんの方がマットレスを借りて寝ていたんです。
それに気付かないくらい熟睡(じゅくすい)していたんだなと。
荷物を取られることもなく、全く怖い思いはしませんでした。
「みんなで寝れば怖くない!」
理論ですね。
では、朝の5時に起床したところですぐに出国審査です。
セネガル出国
早朝にも関わらずたくさんの方がセネガルの出国審査ゲートに並んでいました。
これは時間がかかるかも・・・
と思いましたが、手続きは非常にスムーズに行われてあっという間に私の番に。
同じセネガルのロッソからの入国を思い出すとその対応があまりに雲泥(うんでい)の差すぎて。
ただの出国審査にもかかわらず感動してしまいました。
審査官からは定番の
「日本人か!」
の声をかけられまして。
そうですと笑顔で応えると、なんとその方は以前日本のガンビア大使館で働いていたそうで
「日本は良い国だよね〜」
と楽しく会話をしながらスタンプをドンと押してくれました。
さぁこれでセネガルを出国です。
ガンビア入国
そしてここでコーヒーブレイク。
ラマダン中でもまだ日が昇(のぼ)っていない朝5時過ぎは飲食OKなので、朝食的なものを食べる人の姿もチラホラ見かけました。
一杯20円の甘いコーヒーで頭をスッキリさせたところで、歩いてすぐの建物に入り今度はガンビアの入国審査です!
入国審査
ここで私の完全な勘違い(かんちがい)がありました。
今までいたのがビザのいらない国セネガルだったので、当然ガンビアも
『国の位置』(あとで説明します)
的にビザは必要無いだろうと思っていたのですが、管理官から
「ビザが必要だ!」
と言われたので・・・
「もしやこれは私をダマそうとしているのか?」
なんて思ってしまったんです。
いやいや、必要ないですよと自信満々に伝えると
「必要だよ!!」
と。
まさか〜と思いながら事前に日本で調べたビザの必要な国についてのメモを見返すと・・・
「すみません、必要でした」
ロッソの国境越えの経験によって出入国に関して非常に疑い深くなってしまったので、その後お金を払うときも
「これは正しい金額なのだろうか?」
なんて無意識に思ってしまったのですが、ちゃんと領収証まで発行してくれる丁寧さ。
なんかいろいろすみませんでしたという感じで、信じることも大切なんだということを教わりました。
何はともあれビザをアライバルで取得。
お値段は3000ダラシ(約6500円)です。
ガンビアの通貨は
「ダラシ」
セネガルに入国すると、そこら辺にいる札束を持ったお兄さんたちが換金してくれます。
ビザ取得について
2023年4月のガンビアビザ最新情報です。
ガンビアの陸路アライバルビザは現在7000ダラシ(約14000円)に値上げされたそうです。
さらに空路のアライバルビザ取得も可能とのことですが、こちらは入国税の支払い義務も加わり合わせて140USドル(約18000円)。
かなり高めの設定です。
なので一番安く手に入れる方法は
『在セネガルガンビア大使館で取得する』
になります。
お値段は35000セーファーフラン(約8000円)です。
ということで何はともあれアフリカ6ヶ国目
「ガンビア」
に入国することができました~!
時刻はまだ朝の6時前。
まず車に乗って向かうのはフェリー乗り場です。
・・・なぜフェリー!?
DAY39.5へ続く
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