モロッコを旅する① 最大都市「カサブランカ」〜街並み・食事・新幹線!スゴイが止まらない観光大国〜

2019年4月25日、天気晴れのちくもり。

おととい空港のベンチで一夜を過ごしたのが響いた(ひびいた)のか、今朝はいつもより遅く起きて1日がスタートしました。旅をする中で自分にできる無理の度合いを知るというのも一つ大切な学びです。自分ももう32ですからね。気持ちは若くてもカラダは確実に歳(とし)をとっている…。いや、そんなことない!!と言い聞かせることにします。さぁ、今日から本格的にモロッコを旅します!もうこの入りの文章を書いてる時点でガッツリと街を散策してきたのですが、先に結論から言います!カサブランカの街は皆さんの想像するアフリカを超えます!

本日泊まったのはMinjo Appartという中国の方が経営しているドミトリー。『ドミトリー』というのは同じ部屋にいくつかベッドがあって、みんなといっしょに寝泊まりするタイプの宿泊施設です。今回は自分以外に1人しかいませんでしたが、いろんな国から来た旅人と出会える場所でもあります。1泊1400円ぐらいで泊まれて、しかも目の前にはこのあと紹介するこの街で一番有名なモスク!というすごい立地の宿でした。

モロッコの歩き方

では、カサブランカ観光を開始する前に少しモロッコの国土についてのお話を。実はモロッコの南には「西サハラ」と呼ばれる地域があります。現在この地域は日本を含めた先進国は”モロッコの領土である”という認識をしています。一方、アフリカ諸国はこの西サハラを”一つの国”として認めています。

Google Map では「西サハラ」と書かれているモロッコ南部。この西サハラをどう見るかによってアフリカが54ヶ国なのか55ヶ国なのかという認識が異なります。国とは何なのか。こういう問題に興味(きょうみ)をもってみると、世界の見え方は変わってきます。もちろん深く考えるためには歴史をもっと勉強しないといけないわけですがね。では、改めてモロッコの最大都市『カサブランカ』の旅がスタートです!

①カサブランカ

カサブランカは、モロッコ王国最大の都市 都市名にはスペイン語で「白い家」という意味がある。モロッコの商業・金融の中心地で、アフリカ有数の世界都市でもある。港湾も経済を支える重要な要素で、リン鉱石が最大の輸出品。漁業・魚缶詰も盛んである。【Wikipediaより】

ここカサブランカはモロッコの中で一番栄えている最大都市になります。栄えているという表現だと少し賑(にぎ)わっているのかな?というくらいに聞こえるかもしれませんが、いやいや。ここはもうこれまで私が見てきたアフリカの中で群を抜いて『都会』と表現するのがふさわしい街でした。

建物や通りの何ともスッキリとした感じがまるで絵のように見えるのですが、ちゃんとそこに人がいて生活感もあり、歩いているととても不思議で楽しい気分になる街です。

ベーカリーひとつにしても、並ぶパンやケーキがなんとも美しい!クッキーもあり種類豊富なので見てるだけでも楽しいです。

そしてやはり車は多いのですが、車線が広いことや信号もあるせいかあまり圧迫感がなく、歩いていると自然と陽気な気分で足取りも軽くなります。ここは住みやすいだろうなぁとまで思ってしまう街でした。では、街で見つけたいろんな場所をいくつか。

スターバックスコーヒー

実は昨日もカサブランカの駅で見つけて興奮(こうふん)したマークに本日まさかこんな街中でもう一度出会うことになるとは思ってもいませんでした。

あるんです!!突然(とつぜん)のスタバの登場に不意打ちすぎてビックリ!!しかもこのオシャレな感じの雰囲気(ふんいき)!スタバ好きとしてここはちょっと店内の様子を見ておこうと思い中に入ると、とにかくオシャレな空間が広がってました。席数も多くゆったりできて、BGMもいい感じです。値段はフラペチーノがどれも一杯400円ぐらいだったので日本とそこまで変わりません。

のんびりするのにはもってこいのカサブランカのスターバックス!今日は街中を散策したかったので店内を見せてもらうだけにしておきました。そんな私にも親切に声をかけてくれる店員さん。「日本から来たのか!」「忍び(しのび)だろ!侍だろ!」と、とても気さくで明るい方でした。

赤いタクシー

カサブランカのタクシーの色は赤!赤以外の色のタクシーも走っているのですが、違いは今のところわかりません。こちらのタクシーは日本と同じメーターが付いていて、距離に応じて値段が変わる方式のようです。が、乗った時に運転手から値段を指定される場合もあったので絶対というわけではなさそうです。

実は今日は買いたいものが一つありました!私の旅の必需品(ひつじゅひん)の速乾(そっかん)性のタオル。私のように宿を1泊で出て次から次へと街を移動して旅をする場合、タオルが乾(かわ)かないからしまえなくて出発できない!なんてことになるととても面倒(めんどう)です。これは洗濯(せんたく)も同様で、とにかく『速く乾く』は旅の機動力を上げる重要なポイントになります。チュニジアではホテル泊が多かったのでタオルを借りたので問題無かったのですが、モロッコはドミトリー泊が多くなりそうだ(ドミトリーではタオルはあまり貸してくれません)ということでやってきたのは『北アフリカ最大のショッピングモール』と言われているモロッコモールです。

モロッコモール

さすが北アフリカ最大!本当にデカイです!!3階建てなのですが、横にもまぁー長い。中には高級ブランドのお店がズラッと並んでいます。

さらにショッピングモールに併設(へいせつ)しているのはIMAXで鑑賞できる映画館!そしてこのショッピングモールで何よりも目を引くのがモールの中心にあるこの

大型の水槽(すいそう)!なんとここの地下1階には水族館があるんです。なんでもミックスすればいいわけでもないと思うのですが、この水族館の一部をオブジェにしてしまうモロッコモールのセンスがすごい!!

ちなみにお目当てのタオルは無事ゲットすることができました。店員さんに「ここのモールが北アフリカで一番大きいって聞いたよ!」と伝えると「アフリカで一番だよ!」と笑顔で応えてくれました。

フィッシュマーケット

お昼は魚が食べたい!と決めていました。昨日はタジンのお肉だったので、今日は魚だ!!と思い、調べておいた魚のレストランがあるエリアをタクシーの運転手に伝えると「フィッシュマーケットに行くの?」とすぐに聞かれました。「安くて美味い魚が食べれるぞ!!」とさらにその場所についていろいろ教えてもらい、これは期待が持てるということでやってきたのがコチラ。

もう敷地(しきち)に入るやいなや客引きの嵐!!「ウチの店に来い!」「ウチがうまい魚を出してやる!」的な感じでドンドン声をかけられます。一人一人に対応しているとキリがないのでまぁもういいやという感じで目に止まった一番近くの店に決定。見た感じでわかる店員さんたちの溢(あふ)れる活気がイイ感じで、地元の人たちでまぁ賑わって(にぎわって)いました。しかも次々とサーブされていく料理がもう美味そうでたまりません!何を頼んでいいかもよくわからなかったのでお任せで注文することに。

チュニジアでは煮魚と焼き魚をいただきましたが、モロッコではフライときました。まぁこれがフワッフワで美味すぎて!昼から魚を五尾も食べる贅沢(ぜいたく)。これでお値段700円。骨以外全部キレイにいただいてお腹もいっぱいになりました!

本当にごちそうさまでした!そして食べ終わってからマーケットの中を見て回ったのですがまぁビックリ!!

美しい魚介類の並ぶフィッシュマーケット!しかも私の大好きなカキを発見!「カキは美味いぞ~」とジェスチャーで教えてくれる店員さん。ここで魚を買って、それをレストランに持っていくと料理をしてくれるというシステムもあるらしいので…次の国へ行く前にもう一度来ることに決めました。

ハッサン2世モスク

そして最後はこの建物!カサブランカの中で一番目立つのがこの世界で3番目に大きいモスクです。モスクには必ず「ミナレット」と呼ばれる塔(とう)があるのですが、その高さがなんと210m!これは世界一の高さを誇り(ほこり)ます。1993年に完成した比較的新しいモスクなので歴史はあまりありませんが、見た目の大きさとキレイさに心を打たれます。

さらにこのモスクは海沿いにあり、夕日に当たるとまた幻想的で美しいんです。ちなみにこのモスクはイスラム教の信仰がなくても入れるという現代的なモスクになっています。今回は時間がなかったので入りませんでしたが、このモロッコ旅の帰り道、カキを食べるついでにここも見れたらなと考えています。

「タンジェ」へ

午前中を目一杯使ってカサブランカを回り、午後は次の目的地に移動するために駅へ。実は今回モロッコに来るにあたり青年海外協力隊の同期でモロッコに行っていた友人から一つ面白い情報を教えてもらいました。なんとモロッコには『新幹線』があるというのです!さっそく昨日カサブランカの駅に着いてすぐに駅員さんに聞いてみることにしました。(写真はカサブランカ市内を走る路面電車)

なんとモロッコの駅には『みどりの窓口』的なやつがあるんです。もうモロッコに来てからすごい!すごい!!と言い続けているので段々すごいと言うのが疲れ(つかれ)てきました。とにかくすごいです!!

新幹線に乗りたいことを受付の方に伝えると「そもそもどこに行くんですか?」と言われまして…決めてませんでした。ということで「じゃあここ!」と決めたのが次の目的地。こんな旅のスタイルもあります!

ということで改めて駅に到着(とうちゃく)。昨日チケットを買った駅とは別の駅です。…すごい。美術館ですか!?と言いたくなる駅らしくない駅の外観。そしてここでもまたスターバックスを発見です。

駅の中に入るとまたすごい。空港のような落ち着いた空間が広がります。

ここCASA VOYAGEURS駅がモロッコの中心となる駅です。

モロッコの新幹線 ALBORAQ

そしてこれがその新型の新幹線「アルボラック(AL BORAQ)」!カッコいい〜!!そしてカッコいいのは外見だけではなく

中もこの通り!!すごーい!もうこの国に対しては「すごい」は何度だって言わざるを得ません。この新幹線はカサブランカからモロッコの北の端(はし)のタンジェ(Tangier)まで走ります。約350kmの道のりを2時間で!電車は2時間おきに出ています。

さぁ、その乗り心地はというと…爆睡(ばくすい)してしまうくらい最高でした。車窓からの景色も見たかったのですが…おそるべしアルボラック!お値段は二等席だとタンジェまでは1700円から2500円程度。料金は一律ではなく時間によって変わります。

行けるなら当然新幹線の終点だ!ということでやって来たのが『タンジェ』という街です。早速本日少し歩いたのですが、これが私の”国の北のはしっこ”のイメージを大きく覆(くつが)えす街でした。どんな街なのかはまた明日。ちなみにタンジェの駅にもスターバックスがありましたがらもうすごい!ではなくやっぱり!でした。慣れというのは怖いものです。

道案内の少年へのチップ

最後はちょっと考えさせられた話を。タンジェの街に着いて今夜泊まる宿を探していたのですが、これがなかなか複雑で見つけることができませんでした。そんな感じでスマホの地図を頼りに探してたところに少年が声をかけてくるのです。

「何か探してるの?」

この時、もう彼がお金がほしくて観光客に声をかけているというのはわかっていました。ですが今回は本当に探せなかったので彼に宿の名前を伝えて連れてってもらうことに。すると彼が変な方向に向かっていくんです。え?本当に?さすがにそっちじゃないでしょ…と思い警戒(けいかい)しながらもついていきまして…。そしてたどり着いたのは目的の宿でした。…ですが、すぐわかりました。彼はここまでものすごーく遠回りをしてきたんだと。

「ここだよ!」

と同時にお金を要求する手が出てきます。もちろん渡す(わたす)つもりでいました。なので5ディルハム渡したんです。すると「ありえない。少ないよ!20ディルハムだよ!」と納得しない彼。で、結局それ以上渡さずにバイバイしたんです。

彼なりにお金をかせぐ方法の一つが道案内で、わざわざ遠回りをして演出をしたわけです。自分も彼のおかげで無事に宿に着くことができました。…だったら彼が要求してきた20ディルハム渡してもよかったなと後になって後悔(こうかい)。まだモロッコのディルハムに対応しきれていないので、その価値やいくらぐらいが正しいチップなのかがわかっていませんでした。5ディルハムは約60円。コーラは一本6ディルハム。これじゃ確かに文句も言うなと。なので今後は最低でもコーラ一本が買えるくらいは払おうとチップの目安を決めました。

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