南アフリカを旅する① 臨港都市「ケープタウン」~観光スポットと文化 -街歩き安全テクニック-~

2019年10月24日、天気雨。(※2024年5月更新)

南アフリカを旅する

昨日ケープタウンの宿に着いてすぐ、受付のおじさんが教えてくれました。

「残念ながら明日は雨だよ」

えっ!?雨!!?
現在季節的にはアフリカの赤道以南の国は乾季(かんき)で雨は降らないもの!と思っていたのですが、調べてみると本当にまさかの雨予報。
そして今朝、部屋で目を覚ますと外からしっかりとした雨粒(あまつぶ)の音が聞こえてくるんです。
マジかぁ。

「まぁでも降るのは一時的でしょう・・・!?」

iPhoneの予報では一日中雨でしたが、私のアフリカの経験からすると雨はすぐ上がるはずでした。
がしかし、結果的に今日は一日ずーっとしっかりとした雨がシトシト降り続けることに。
こんなこともあるのかと。
まだまだ私の計り知れないアフリカがあることを教えてもらった気分です。

ということで今日はやりたかったこともそんなにできず、ケープタウンの街でのんびり過ごす1日となりました。
傘(かさ)は持ってなかったのでパーカーのフードをかぶり雨に濡(ぬ)れながらケープタウンの街歩き。
が、これが意外と気持ちがいい!
ケープタウンの人たちも傘を持っているのは少数派で、多くの人は雨に濡れながら街を行き交います。
なので私もそこまで目立つことなく、楽しい雨の散歩ができました。
たまにはこんな一日もありかもしれません。

ということで、本日は昨日と今日歩いて回った南アフリカ

「ケープタウン」

の様子をお届けしたいと思います。

ケープタウン

ケープタウンは、南アフリカ共和国西ケープ州に位置する都市である。
立法府所在地で、同州の州都
アフリカ有数の世界都市である。
テーブル湾に面する同市はその港が有名であるとともに、世界的に有名なテーブルマウンテンや喜望峰などを含んだケープ草原の中にある。
(中略)
ヤン・ファン・リーベックが1652年4月6日に到着して南アフリカで初めてのヨーロッパ植民地を設立するのであるが、ケープタウンは急速に成長してヨーロッパ初の前哨基地という元々の目的を超えてしまった。
ヨハネスブルグやダーバンが成長するまでは南アフリカ最大の都市であったのである。
南アフリカに始めて白人が入植した土地であり、のちの内陸部へのすべての開拓の起点ともなった。
そのため、南アフリカの白人からは「マザー・シティー」(母なる都市)との愛称で呼ばれる。

Wikipediaより

そういえば空港にも「MOTHER CITY」の文字があったなと。
こういう風に私自身もWikipediaで調べることによって様々な発見があるのが旅の面白い学びです。
「ケープタウン」という名も「岬の街」というそのままの意味なので、街の名前や愛称はシンプルなわけですが、昨日の写真でおわかりのように街自体は非常にオシャレな発展都市ケープタウン。
そんなこの街のオシャレスポットをいくつかご紹介します。

観光スポット① ボ・カープ地区

ケープタウンの中心地からすぐのところにボ・カープ地区と呼ばれるエリアがあります。
メインストリート(Buitengracht St.)を歩いていると絶対に気になってしまうカラフルな建物群が並ぶこのエリア。

山のふもとに現れる色とりどりの住宅街は東南アジア出身の労働者たちによってつくられました。

ココはキリスト教が主流の南アフリカの中では珍しいイスラム教圏のエリアです。
独自のケープ・マレー文化が育まれるボ・カープ地区。
通りではカラフルなモスクを見つけることもできます。

労働者への差別や迫害など、暗い歴史を持つボ・カープですが、だからこそ住宅をカラフルに塗(ぬ)ることで気持ちを明るくしたのかもしれません。
もちろん勝手な私の想像です。
今ではケープタウンの観光名所の一つになっています。
歩くだけで楽しいボ・カープです。

観光スポット② カンパニーズガーデン

今日はカフェで1日のんびりとも考えたわけですが、せっかくケープタウンにいるんだから!の気持ちの方が勝ち、雨の街散策スタート。

ケープタウンの有名な公園カンパニーズガーデン(Company’s Garden)は雨のせいでほとんど人はいません。

近くには様々な種類の博物館があり、こちらは雨の日でも十分に楽しめます。
が、もちろん入館料はかかりますので私は断念。
この並木道を濡れながら歩くのも悪くありませんでした。

観光スポット③ ケープタウン市庁舎

街の中心地へと向かって歩いていると突如(とつじょ)現れたのがだだっぴろーい広場。
なんだろうここはと思いながら広場の中へ進み、振り返った瞬間に目の前にあったのはまぁなんとも立派な建物でした!

こちら、ケープタウンの市庁舎になります。
デカイ!
写真一枚に収めてしまうと小さい印象がありますが、iPhoneの超広角カメラで撮影してなんとか収めることができたこの一枚。
そして注目してほしいのは中央の玄関。
よ~く見てください。
誰かいませんか?

なんとそこには雨の日でも外で皆に手を振るあのネルソンマンデラ元大統領の姿が!!
言わずと知れた南アフリカの英雄です。
南アフリカの全ての紙幣にもその顔が印刷されています。
私の言葉で紹介するにはあまりに偉大(いだい)な方なので、詳しくはWikipediaでご確認下さい。

観光スポット④ ウォーターフロント

港町ケープタウンを感じられる一番のスポットがこちらのウォーターフロントです。
その名の通りガッツリの港に隣接されたこのエリア。
とにかくオシャレ感がハンパない!

お土産屋さんにレストラン、ショッピングモールとなんでもそろうウォーターフロントは観光客でにぎわいます。
さすが南アフリカ!と言わんばかりのこの発展具合。
他のアフリカ各国では見たことのないヨーロッパな雰囲気に驚かされます。

そしてこのウォーターフロントからも、ケープタウンの街を歩いていてもどこからも見えるのがドドンとそびえる巨大な岩山です。
ケープタウンのシンボルになっている「テーブルマウンテン」と呼ばれるこの山の存在感がまぁすごい!
まるで壁のような感じでそこに常にあるという印象ですが、だからといって威圧感(いあつかん)はなく、この街を静かに見下ろすテーブルマウンテン。

文化① アフリカ布「シュカシュカ」

ということでケープタウンの街を散策してきました。
これまでもモロッコエチオピアなどのアフリカの中でも有名な観光地という場所には行ってきましたが、南アフリカのケープタウンはその中でも群を抜いた観光地だなという印象です。
いわゆる『アフリカ』のイメージとは大きくかけ離れた街だなと思いますが、これも『アフリカ』。
本当にアフリカは多種多様で面白いなと再確認したところです。
なのでケープタウンではなかなか伝統的な食や文化に触れることはできませんでした。
が、その中でも少し感じられた南アフリカ!
まずはやっぱりアフリカ布です。
街にはたくさんのアフリカ布を使ったお土産屋さんがあるわけですが、その中でも南アフリカならではの布がコチラ。
「シュカシュカ」という名前で、アフリカ版の小紋柄のような布になります。
シンプルな中にもアフリカを感じられるかわいいデザインがステキです。
ちなみにケニアやタンザニアで有名なマサイ族の身につける布は「マサイシュカ」と言います。
「シュカ」というのが布を指しているのかもしれません。

文化② ソウルフード「ビルトン」

お次は食文化!
こちらはスーパーのお惣菜屋さん的なコーナーで売られているものなんですが、これは南アフリカやその北のナミビアの名物。
その名も「ビルトン」と言います。
いわゆる干し肉、ビーフジャーキーなんですが、まぁこれが最高に美味しいんです!
スパイスで味付けされた肉厚の干した牛肉は非常にジューシーで噛むたびに肉の旨み(うまみ)を感じます。
種類も豊富で、牛肉以外のジビエ肉のビルトンもあれば、味付けも辛いのや甘いのなど様々。
これがビールとよく合うんです!!

レジ横にも並んでいるくらいの庶民(しょみん)に愛されるソウルフード。
私は昨日ビルトンを発見してたまらず即買いしてしまいました。
私にとってはナミビアでの青年海外協力隊時代の思い出の味になります。
いやー、たまりませんでした!
スナック感覚で食べれてしまうのでこの旅中にあと何回かは買うこと間違いなしです。

さぁ、本日の最後は旅の安全テクニックを書いておきたいと思います。
ケープタウンの街では車用も歩行者用もたくさんの信号を見かけます。
しっかりとしたまちづくりを感じるわけですが、さぁこの赤信号。
当然ですが止まれ!のマークです。
これは世界共通。
そしてもしここが日本だったら私は渡りません。
交通ルールはしっかり守ります。
がしかし!
今日一日ケープタウンを歩いていてわかったこと。
この街ではこの赤信号、渡れると思ったら渡った方がいい・・・かもです。
もちろん止まれ!であることには変わりませんが、ケープタウンの人々は車が来てないことを確認すると片側2車線だろうが3車線だろうが渡るんです。
あまりに渡るのでビックリするレベルでした。
それが習慣になっているんだろうなぁと。
そして、ここで真面目な私がしっかりルールを守って信号待ちをしていると、あれはよそ者だな・・・という風に見られる場合があるわけです。
海外で安全に旅をする上で私が一番心がけているのは、目立たないこと。
ですが、当然アジア人はイヤでも目立ちます。
そこで!
習慣を彼らに合わせることでできるだけ現地に馴染(なじ)むようにしています。
まぁこれがどれだけ意味のあることかはわかりませんが、こういう小さな意識が大切かなと思います。


当時の私はこの街で「歩く」という移動手段を当然のように選択しています。
が、こちらあまりオススメできません。
観光都市ケープタウンは旅行者を狙った犯罪が起きやすい街であり、実際にスリや詐欺(さぎ)などの被害に遭った方の被害報告をSNSで見かけることもあります。
南アフリカではUberなどの配車アプリが使えるので、不要な街歩きは避けた方が良いです。


1日雨が降り続いた本日。
iPhone予想では明日はどうやら晴れるとのこと。
今日が雨でつぶれた分、明日どう動くかの作戦を宿のおじさんと一緒に考えているところです。
あれも見たい!これも見たい!!さぁどうする!?
とにかくまずは明日天気になーれ!!

DAY102へ続く

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