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DAY140 ザンビアを旅する⑦「ビクトリアの滝の秘境 デビルズプール」-そしてアフリカから日本へ アフリカ54ヶ国の旅 第3章 完-

2019年12月3日、天気晴れ。

アフリカ旅第3章 最終日スタート

いよいよ24時間後、アフリカの地を離れる(はなれる)んだ。そう思うとついつい眠れ(ねむれ)なくなり、10月末から旅してきた国の思い出に浸る(ひたる)深夜0時過ぎ。南部アフリカ6ヶ国を巡ってきた今回は、私にとっての「アフリカ」のルーツを再確認する旅となりました。今年の4月に初めて北アフリカと西アフリカを旅して強く認識した同じ大陸にありながら全く違う「アフリカ」の存在。これまで経験したことのない言葉や文化、宗教に思いっきり刺激(しげき)を受けた8ヶ国を巡る旅でした。そして7月からは東アフリカへ。社会情勢(じょうせい)や歴史的背景の影響を受けた個性の強い濃い5ヶ国を巡りました。そしてそれら13ヶ国を経ての今回。東西北を訪れた後だからこそより際立つ南部アフリカの魅力を再発見することができたなと感じています。そしてアフリカの中でもこの南部が私にとって非常に特別な場所になっていることがよーくわかりました。ここが私の「アフリカ」の始まりです。懐かしい(なつかしい)と感じるアフリカ南部の旅を通して原点回帰をしたことで大好きなアフリカがさらに好きになり、やはりもっといろんな国も見てみたい!と思うようになりました。ということでアフリカ旅第3章、最終日スタートです。

時刻は朝6時。いつも以上にパッと目が覚めたのは帰国に向けて気持ちが高まっていたから!ではありません。今日は午後1時過ぎの飛行機に乗ってリヴィングストンの街を経ちますが、それまでの最後の時間を使って全力でアフリカを満喫(まんきつ)します!!ということで最終日でのんびりしたい気持ちもありますが早起きを。そして6時45分に宿に迎え(むかえ)が来て出発。向かうのは昨日も訪れた「ビクトリアの滝」です!

水がない滝の衝撃(しょうげき)の光景は昨日見たわけですが、今日やってきたのは滝の入り口よりも手前にあるザンベジ川沿いに位置するポイントでした。アフリカで3番目に大きい川であり、この国の名前の由来になっている「ザンベジ川」は雨が少ない今もしっかり流れています。こうやってみると水が十分あるような気もしますが、12月のこの時期は本来であればもっと水位が高いそうです。

そして、いくら水が少なくてもザンベジ川は常に流れていて、その川が向かう先には高い崖(がけ)があります。となると必ず水は落ちるわけです!昨日、ザンビア側では全く見なかった滝の姿でしたが、このビクトリアの滝は横に長いのが特徴(とくちょう)で、そのずっと先のジンバブエ側には今も水が落ちているポイントがあるんです!ということで、今日はそこに行きます!!どうやって行くかというと

ボートに乗ってザンベジ川を進んでいきます。

朝のザンベジ川はなんとも怪しい(あやしい)雰囲気があり、これから向かう先がとんでもない場所であるということを予感させました。

そして目の前に見えた水煙!現地語では「雷鳴のなる水煙」という名のビクトリアの滝。雨季には雷(かみなり)のような轟音(ごうおん)を立てて落ちる水の音と、大量の水が落ちることによって煙のようにたちのぼる飛散した小さな水の粒でここ一帯がとんでもないことになります。それから比べたらとてもかわいいもんですが、それでもようやく見えたヴィクトリアの滝の存在を示す水煙にテンションが上がりました。そして、水煙があるということはもうその先は崖。…当然ですがこのままボートで真っ直ぐ進むことはできません。

そして出発してから5分ほどで到着したのが「リビングストン島」です。ここからが本番!いよいよ滝を見に行きます。島に着くとすぐの所に着替えるスペースがあるのでここで水着に着替えてもいいですが、この島に来るときは事前に着ておいた方がラクかと思います。はい!サラッと書きましたが水着着用です!!次へ進みます。

先に歩いていくと目の前にまたまた水煙が!さっきよりも近いわけですが、それもそのはずでもうすぐそこが崖!ウォーーー!!すごいところに来たぞ〜!!ともうテンションが上がります。ここは滝が落ちるところの上になります。ちなみに実はもうここはザンビアではなく地図上では「ジンバブエ」になります。

そしてついに川が行く手を阻む(はばむ)行き止まりまでやってきました。そこに張られたプールのコースロープかのような2本のロープ。はい、泳ぎます!!ここから泳いでこのアクティビティーの目的地へと向かいます!!ウォーーー。泳ぐのが苦手だと言っておきながらこんなところに来てしまった私です。そして確認です。まず、ここは川です。流れてるんです。次に。前方に水煙があります。まだ見えませんがすぐそこは滝なんです。…つまり!下手したら…!!?これ以降はご想像下さい。

とにかく必死で泳ぎます!!結論から言うと、ガイドさんの指示を守って泳げば問題無し。もちろん水の流れを感じますが、カラダが流されるほどではなかったので怖さもありませんでした!ただ、これは水が極端(きょくたん)に少ない今の時期だけかもしれないので注意してください。ということで泳ぐこと2分ほどでたどり着いたのがビクトリアの滝の上にある天然のプール、「デビルズプール(Devil’s Pool)」です!!

ビクトリアの滝の秘境 デビルズプール

最も刺激的なアトラクションの一つに Devil’s Pool がある。これは滝の淵、まさに滝が流れ落ちるその場所にある天然のプールで、水量の少ない時期(おおむね9月から12月まで)には実際に入ることができる。Devil’s Pool はリヴィングストン島から西に50mほど離れており、ボートなどでリヴィングストン島に上陸してから Devil’s Pool に向かう。時期によってはリヴィングストン島から Devil’s Pool まで自力で泳ぐ必要がある。基本的に安全ではあるものの、死亡事故も何件か起きている。 【Wikipediaより】

最後の一文を読むと非常に怖くなるわけですが、事実は事実ですので省略することなく引用させていただきました。がとにかく、もうスゲーーー!!の声しか出ません。なんだここは!?と怖さよりも興奮(こうふん)が勝り、終始ハイな状態になるデビルズプールです。

水量の少ない乾季(かんき)のみ訪れることができるこのデビルズプールはビクトリアの滝を思いっきりカラダで感じることのできるとんでもないアクティビティーになります。

正直この場所にいる時は角度的にそこまで滝を見ることはできません。このような水が勢い(いきおい)よく落ちる様子は見えず、目の前で水が下にするすると滑り(すべり)落ちていっているというようにしか感じることはできません。あまりに高過ぎて下も見えないので怖さは和らぎます。もしプールに入りながらこの景色が見えてたら恐怖(きょうふ)で発狂(はっきょう)していたと思います。

ガイドさんに撮ってもらった写真を見返すと自分がヴィクトリアの滝の上にいたんだということをより強く実感しました。スゲーーーなぁと。プール滞在時間は30分ほどでしたが、もっと長くいたような感覚でした。ちなみにこのプールはもちろん天然のプールになりますので魚もたくさんいます。ドクターフィッシュ的な感じで足に寄ってくる種類の魚がたくさんいるのですが、これがなかなか鋭い(するどい)歯をもっているんです。危険性はないのですが、結構チクチクしました。

ちなみに。昨日のビクトリアの滝(ブログDAY139.5参照)と様子があまりにも違うことに違和感(いわかん)を覚えた方がいるかと思いますので載せておきたいと思います。これがリビングストン島から見たザンビア側の滝の様子です。左側からザンベジ川が流れています。白糸(しらいと)の滝のようなものが一本見えますが、この通りほぼ干上がっているのが現在の状態です。

このビクトリアの滝というのは横に長く、ザンビアとジンバブエを跨ぐ(またぐ)巨大な滝なんです。デビルズプールはジンバブエ側の滝の上にポツンとあるわけです。地図で見るとその位置の危険性がよくわかりますね。そして地図上でリビングストン島となっている場所ですが、雨季にはここにも川が流れ、ザンビア側に滝ができます。が、現在雨が全く降らず川が流れていないザンビア側は滝が干上がっているということです。

そしてジンバブエ側でも異常な事態は起きています。9月から12月がシーズンで、間もなく水位の危険性から営業をやめるはずのデビルズプールがまだ盛況(せいきょう)なのは実はおかしいことなんです。本来であればこの時期はもう水はかなりあるそうで、最後の泳いで渡る(わたる)のはもっと大変なんだそうです。水が少なかったために私が安心して泳ぐことができたことは果たして良かったことなのか…。デビルズプールを通してまたこの地球規模で起きている問題のことを考えさせられたのでした。

その後、リビングストン島で美味しい朝食を食べて、ボートで出発地点まで戻ってツアーは全て終わりました。デビルズプールツアーは105USドル(約11000円)!高い設定ですが、リビングストンのビクトリアの滝系のアクティビティーではこの値段は相場になります。観光都市プライスなのでそこは目を瞑って(つぶって)しまいましょう。1日に4回ほど行われているツアーになるので、宿で時間を確認して申し込みをすればオッケー!ちなみにこのツアー代には宿からの送迎(そうげい)代は含(ふく)まれていません。

ザンビア出国 -再び南アフリカへ-

4年前からいつか!いつか入りたい!!と思っていたデビルズプールに入れて大満足した本日。帰国当日の最後の最後にこのツアーを入れるあたりに我ながらよくやるなぁと思いました。9時過ぎにツアーを終え、タクシーで宿に戻ってシャワーを浴びてチェックアウト!そこからまたまたタクシーに乗って空港へ着いたのは10時半!!旅の終着地点に到着です。流れるような完璧(かんぺき)な動きであっという間に旅の終わりを迎えて(むかえて)しまった感じで少しさみしい気もしましたが、ここが旅のゴール!40日間の旅が終わるんだ!そう思うと達成感が込み(こみ)上げてきました。

さぁエンディングに入っていきます。今日はリビングストンの空港からまず南アフリカのヨハネスブルグの空港へ!今回の第3章の旅ではこの南アフリカという国に対する印象がガラッと変わりました(ブログDAY106.5参照)。百聞は一見にしかず!ということを強く認識した南アフリカの旅。青年海外協力隊時代はヨハネスブルグの空港は乗り換えのみの利用だったため、初めて降りた国内線のターミナル。そこに「怖さ」はありませんでした。

そして戻ってきました〜!この旅の始まりの場所であるケープタウンの空港です!!ここに到着した日(ブログDAY100参照)も同じ構図で写真を撮っていたことにあとで気づいて自分でも驚いています。

この空港を一歩外に出ることすら緊張(きんちょう)していた40日前。新しいiPhone11proを出すことが怖かったので古いiPhoneで写真を撮っていたことを思い出しました。いやー、本当に40日で劇的にこの国の見方が変わったなと。ナイトモードでキレイに写すことができた夜のバス乗り場がこちら!まだまだ自分は変化(成長)できる。その事実を知れたことがただただ嬉しすぎます。

ということで本当にこれでラストです。深夜0時過ぎに飛行機はケープタウンの地を離れ、これにて40日間に渡るアフリカ南部旅が幕を閉じました。振り返ると今回もいろいろあったのでまだ自分の中で気持ちを整理し切れていないのが事実ですが、また新しいアフリカ、そして新しい自分にも出会えたアフリカ旅第3章でした。まだまだ旅は続きますが、2019年のアフリカにひとまず別れを告げて日本へと戻ります!次は2020年!またねアフリカ !!

エピローグ

ケープタウン発の今回の帰路はオーストリアはウィーンでの乗り換えを経て、羽田空港へと戻ってくるなかなか面白いルートでした。つい昨日まで暑い暑いと言っていましたが、到着した日本は短パンサンダルには堪える(こたえる)寒さでした。日本はすっかり冬、そして一年が終わるんだなと。

2019年4月からスタートしたアフリカ 54ヵ国制覇の旅もこれで19ヶ国を訪ね終えました。残りの国の数も気になるところではありますが、何よりまずはここまで健康無事に旅ができたことに感謝をしたいと思います!このブログを通してつながっている全ての人への感謝を忘れずに、2020年もアフリカの大地を駆け巡り(かけめぐり)たいと思います。

お読みいただきありがとうございました!来年もどうぞよろしくお願いします。

2 件のコメント

  • こんにちは。30日に学校へ来ていただき、特別授業を受けたTaketetuです。
    コジマ先生のお話を聞き、今まで自分は無関係と感じていましたが、少しのことでも世界に貢献できると知り自分もなにか貢献したいと感じました。
    コジマ先生のアフリカ旅、楽しく見させていただきます。
    ありがとうございました!

    • Taketetuさん、こんにちは!
      みなさんに授業を通して何か少しでも感じ取ってもらえたらなと思っていたので、ステキなメッセージをいただけて非常にうれしいです!
      「自分にできること」は「自分が好きなこと」でいいと思っています。自分の好きなことをトコトンやると、それは世界を変えるパワーになります。小さくてもいいんです!ぜひ、何か一つ夢中になれるものを見つけてみてください!ゆっくり時間をかけて。
      明日からまたブログが再開します。ぜひ旅をいっしょに楽しんでください!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1986年生まれの33歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。