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DAY12 モロッコを旅する②「海の向こうにスペインを臨む港街 タンジェ」と「モロッコの青い街 シェフシャウエン」

2019年4月26日、天気晴れ。

一人旅をしていて思うのは、決して一人ではないということ。カサブランカで電車に乗りたいが切符が買えない時はお姉さんに声をかける。「コインじゃないと切符は買えないからあの店で両替してきてもらいな!」と教えてもらう。すぐにお店に行くと、笑顔で対応してくれるお店の人。ようやく切符を買って先ほどのお姉さんにありがとうと伝えると、どこ行くの?と言われて答えると「じゃあこの反対側のホームだよ!3つ先の駅!」と親切に教えてくれました。

お店で買い物する時も、店員さんに値段を聞いてもフランス語で答えてくるので、これが全くわからない。仕方なく自分ができるのは同じ言葉を繰り返すだけ。でもそんな時にとなりから「15ディルハムだよ!」と教えてれるステキなお姉さんがいるんです。一人で旅をしていると心細くなったり変な声をかけられたりすることも当然ありますが、その分こういうやさしさにものすごく心温められます。

本日泊まったのはタンジェの街のドミトリーDar Syra!メディナ(旧市街)の中の目立たない場所にあるので見つけるのがむずかしいですが、中に入るとオシャレな4階建の空間が!屋上に出るとまたキレイな景色が広がります。1泊1600円ぐらいでこの立地。しかもこれ!なんてステキな朝食なんでしょう。コーヒーのある朝のしあわせは格別です。では今日はタンジェの街からスタートです!

海の向こうにスペインを臨む港街 タンジェ

この街に来た理由は2つ。一つは一番北だから!青年海外協力隊時代にナミビアで2年間過ごした場所もナミビアの一番北の村でした。なので「北」と聞くとつい行きたくなる。とのことでタンジェの街にやってきました。

駅から降りると目の前にドンと構えるヒルトンホテルやマンション群が現代的な街を感じさせます。が、メディナに入るとそこはもう昔のふんいきを残しつつ人々の生活が根付く活気にあふれていました。ようやく「メディナ」という古代都市についての理解が少しずつ深まってきた今日このごろ。ヨーロッパの文化が取り入れられたようさいのような石造りのかべにつつまれた街の中に人々は生活をしていたわけです。今はかべの外側にも街が広がっているわけですが、昔はこのメディナの中が人々の暮らす場所でした。今もなお、メディナを守りつつ街がにぎわう様子は見ていて不思議な気持ちにさせられます。タンジェのメディナは小高い丘に造られているので、街の中を歩くと坂が多くてアップダウンがかなりありました。

そしてここタンジェに来たもう一つの理由。それはこれを見たかったからです!地図帳でモロッコを見つけると気付くのが、海をはさんで北に位置するスペインとの近さ。これは一体どのくらいのきょりなんだ!?とずっと気になっていたので、この目で確かめたいと思ってました。昨日はくもっていたのでぼんやりとしか見えませんでしたが、今日海沿いに行くとそのすがたがハッキリと目視できました!ウォー!スペインー!!近いです。どんだけ近いかは行ってないのでわかりませんが、モロッコの地から見えるぐらい近いです。つまり逆に言えばスペインからこのモロッコの大地も見えているわけです。

かつてはスペインの植民地だった歴史もあるモロッコ。ここタンジェの街がヨーロッパの玄関口となり、歴史的に様々なえいきょうをあたえた理由がわかったような気がしました。

タンジェの街を散策したあと、今日はバスで移動です。何も調べてなかったのですが、フランス語しか話せないタクシードライバーさんにバスステーション!とジェスチャーも交えて一生けんめい伝えると感じ取ってくれました。モロッコの北から少しずつ南下していく旅にすることに本日決定!バスもちゃんとあるようでよかった。ちなみに、昨日、モロッコのタクシーは赤!と書きましたが、実はこれ違いました。タンジェのタクシーはコバルトブルーのような色でした。…コバルトブルーがどんな色かは正直自信ないですが、多分コバルトブルー(大きめのタクシーはベージュ色)!

次の目的地までは60ディルハム(バス代40ディルハム+荷物預け代で20ディルハム 約700円)。車窓からモロッコの景色をながめられるゆったりとしたバスですごす時間。モロッコの大地は美しい山々と緑が印象的でずーっと窓の外を見て入られます。まさに大自然という言葉がぴったりな風景。そこにちょこちょこと家が建ってたり、色とりどりの花がじゅうたんのように咲き広がっていたりするのがまたいい感じなんです。そしてモロッコの内陸が高低差のある山地になっていることはだで実感。バスに乗ってるだけでこんなに楽しいとは!窓がキレイでよかった。そしておよそ2時間の移動でとうちゃくしたのがこちらの街です。

モロッコの青い街 シェフシャウエン

「シャウエン」という名前で有名なこの街ですが、正式な名前は「シェフシャウエン」。ですが今回は便利なのでシャウエンと呼びたいと思います。さぁまずここに来て一番おどろいたことは、その場所です。モロッコの中でも「インスタ映えする」ということで非常に有名なこの街なのですが、まさかその街が山の中にある街だということは全く知りませんでした。バスステーションに降りてから街の中心へと歩いて行ったのですが、ものすごいけいしゃの坂で、バックパックを背負っている先生にはかなりいい運動になるレベルでした。まわりを見わたせば山山山!山のけいしゃにそって建物が建ちならんでいる景色は不思議です。が、その中でもこのシャウエンは際立ちます。やはりこの街に来るとそのしんぴ的なシャウエンブルーにみりょうされてしまいます。

水色でも青でもスカイブルーでもない、シャウエンの青。旧市街を歩いていると本当に物語の中にいるような世界になります。ですが、これ博物館でもなんでもなく、人が住んでる街なんです。あのとびらもこのとびらも、それらはいわゆる玄関口。そういうことを感じながら歩くのもまた一つ不思議な気持ちになりました。そして歩けば歩くほど上り坂。階段もかなりあり、息が切れそうになりますが、この青という色はつかれをいやす効果もあるのかもしれません。もっとステキなシャウエンブルーが見たい!という思いの方が強いのでもう歩きに歩き回りました。

そして長い階段を登りきった時に見えた景色がこちら!標高も高いので風がふいて気持ちよくて、そしてこの景色です。シャウエンというとカラフルな植木鉢の場所がイメージで使われることが多いですが、この景色はなかなかレアでは?なんて個人的に達成感を感じるのでした。

それにしても歩きつかれたーということでレストラン入店。日本人観光客もかなり来るそうで日本語が店員さんの方からバンバン出てくるから思わず笑ってしまいます。つかれたカラダには肉!これ先生の持論です。羊肉のタジンは野菜もお肉もこれでもか!というくらいにやわらかくにこんでありました。スパイスも効いてつかれもふっとぶ美味しさ。で、メニューを見てると気になるものを発見してしまったのです。アボカドジュース!?

もちろん飲みました!アボカドの味もはっきりと感じるのですが、ヨーグルトも入っているのでとても飲みやすかったです。シェイクみたいな感じでした!

午後2時に着いて、だんがん3時間でめぐったシャウエンの街とさぁお別れだ。と思ったんですが…。出口どこ?もうここは道が入り組んでるだけでなく、高低差もあるので完全に自分がいる場所の位置関係がわからなくなってました。ようは迷子!でもここは雪山のそうなんと同じようりょうでなんとかなるだろうということでとにかく下ることに。そしたら無事に広場に出れてホッと一安心。よかった。そして急いでバスステーションへ!ここから今日はまだ移動します。

バスの出発までの間、お兄さんに声をかけられいろいろ話してました。そしたら教えてくれたこと。モロッコには街ごとに「イメージカラー」があるそうなんです。ここシャウエンはもちろん青。そして後日行こうと思っている「マラケシュ」という街は赤だそうです。ここでピンときた!タクシーの色!!実はここシャウエンのタクシーは青なんです。スカイブルー的な感じかな。それぞれの街が色を大切にした街づくりをしているモロッコ。オシャレや人気のヒミツはここにあるのかもしれないと思うのでした。

バスはどんどん南下していきます。今モロッコは夜の8時ごろにようやく日の入りをむかえます。一日が長いというのはなんだか得した気分になるもんです。そして日の入り後の地平線がオレンジに染まる景色がたまらなく好きです。そしてその光に照らされる大地。そこに黒くシルエットとなって映る人々の暮らし。ここでもちゃんと生活を送っている人たちがいることに心がジーンとします。今夜はまだまだバス旅が続きそうです。どんな街にとうちゃくするのか。ワクワクしながらもうしばらく車窓からの景色を楽しみたいと思います。

DAY12 ②タンジェ→ ③シェフシャウエン

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。