2019年4月16日、天気くもりのち晴れ。(※2023年4月更新)
目次
アフリカ1ヶ国目「チュニジア」へ
時差の関係で1日がとっても長かった昨日。
イタリアのミラノまで来た時点ですでに約18時間かかりました。
自分も飛行機には慣れたつもりでしたが、久しぶりの長時間のフライトはやはりかなり疲れ(つかれ)ます。
そして夜の11時にイタリアに着いたのですが、次の飛行機は翌日のお昼1時。
つまりその間14時間を空港で過ごします。
「外に出てイタリアの街を楽しむ!」
という方法もあるのですが、大きな荷物をかかえているので動きづらく、さらにはお金もかかるので
・・・目的地に行くまではがまん!
ということで14時間待ちました。
最後のフライトはチュニスエアー。
この飛行機に乗って感じたのは、英語が少数派になってきてるということ。
乗客もフライトアテンダントのみなさんもしゃべっているのはフランス語かアラビア語です。
英語で話しかけても英語で返してもらえないことが多く。
・・・自身初となる公用語が英語ではない国の旅の始まりを実感して緊張(きんちょう)してきました。
飛行機は2時間のフライトを無事に終えてアフリカの地に着陸!
はやる気持ちを抑え(おさえ)ながら、まずは入国審査。
(昨日説明した出国審査の逆です。くわしくは後日紹介します。)
それから荷物検査をして、そしてついに!
日本から合計34時間かけて、アフリカ1ヶ国目
「チュニジア」
に到着(とうちゃく)しました!!
3ヶ月以内の滞在であればチュニジアの入国にはビザは必要ありません。
パスポートの有効期限が6ヶ月以上あることが唯一の条件です。
アフリカの中でも知る人ぞ知る非常に簡単に入国できる国になります!
チュニジア
チュニジア共和国、通称チュニジアは、北アフリカのマグリブに位置する共和制をとっている国家。
Wikipediaより
西にアルジェリア、南東にリビアと国境を接し、北と東は地中海に面する。地中海対岸の北東にはイタリアが存在する。
首都はチュニス。
アフリカ世界と地中海世界とアラブ世界の一員であり、アフリカ連合とアラブ連盟と地中海連合とアラブ・マグレブ連合に加盟している。
最も早く「アフリカ」と呼ばれ、アフリカ大陸の名前の由来になった地域である。
入国後にする3つのこと
ということで到着を喜びたいところですが、ここからが実は気がぬけないポイントなんです。
空港に着いたらまずした方がいいことが3つあります。
- その国のお金を用意する
- 地図をもらう
- 行きたい街までの交通手段と値段を聞く
この3つはかなり大事です。
①その国のお金を用意する
当然ですが旅先ではその国のお金を使います。
なのでその国のお金を空港である程度(ていど)用意することが必要です。
方法は2つ。
ATMで降ろす
1つ目は、ATMでお金を下ろす方法です。
これが一番簡単(かんたん)。
しかし、これができないこともあるのがアフリカあるある。
理由はいろいろありますが、日本のようにどこでもいつでも必ずお金が下ろせるというのが当たり前ではないということです。
今回も残念ながら空港のATMは使えませんでした。
換金する
なので2つ目。
自分が持っているお金をその国のお金にかえてもらう方法です。
そしてここで驚(おどろ)いたのはチュニジアの空港には
「日本のお金を換金できます」
という表示がされていること。
よかった安心!
と思ってはいけません。
換金する方にとってもアメリカの『ドル』やヨーロッパの『ユーロ』などの
「使えるお金」
「信用の高いお金」
とかえたいという思いがあります。
案の定、案内はありましたが日本のお金は換えてくれませんでした。
なので用意していたアメリカドルを換金です。
こちらは世界で一番信用の高いお金になります。
お金の話もしだすと面白いのですが、今回はやめときます。
なので、アメリカドルをチュニジアのお金
「ディナール」
に換えて、これでお金の準備はオッケーです。
②地図をもらう
これは個人的なオススメです。
買わなくても無料でもらえることが多い地図。
ですが、日本のように
『ご自由にお取りください』
をどこでもやれる国は少ないです。
もしかしたらもらえるかもという思いでとりあえず空港のインフォメーションコーナーに行ってみて
「地図もらえますか?」
と聞いてみましょう。
チュニジアは立派な地図がもらえました!
そして多くの場合は
「地図をもらう=その国に興味(きょうみ)がある」
と思われるので喜ばれます。
まず空港で現地の方とコミュニケーションを簡単(かんたん)に取れる一つの方法でもあるのでぜひ!
地図アプリ「MAPS.ME」
2019年時点では空港で地図を手に入れるのが私の旅のルーティンでした。
あれから4年。
アフリカでも比較的安定したネット回線が手に入るようになった現在。
紙の地図よりも便利なのはスマホの地図アプリです!
いろいろ種類がありますが、その中でもネットワーク接続がなくても利用できる
は、もはや無くてはならない旅の必需品になっています。
紙の地図は温かみがあり、その国でしか手に入らない特別感もあってステキなので荷物に余裕がある際はもらっておくと旅の記念になりますよ!
③行きたい街までの交通手段と値段を聞く
そしてコレ!
コレなんです。
インフォメーションコーナーで地図をもらうついでに案内の方にコレを聞くことが大事です。
基本的に空港を出ると
「タクシー乗る?」
という客引きの声をバンバンかけられます。
これが慣れないとけっこう怖く(こわく)て、ついつい
「乗ります!」
と言ってしまいます。
が、だいたいこういう声をかけてくる人は値段の高い空港専門のタクシーの場合が多いです。
なので、事前に街までの正しい値段を聞いておくと、自分で判断ができます。
もしかしたらタクシー以外の方法もあるので、交通手段と値段はしっかり聞いておく!
チュニスの空港から首都チュニスの街までは10ディナール(約380円)でした。
空港から中心街へ
こうして無事に3つを終えて、タクシーに乗ってようやく
「チュニジアに着いた!」
という実感がわいてきました。
タクシードライバーの方の言葉もフランス語。
ここから始まる言葉の通じない国の旅に少し不安は覚えましたが、簡単なフランス語を教えてくれて、ちゃんと自分を街まで連れてきてくれた彼。
記念すべき最初のタクシードライバーということで記念に写真とってもらいました。
「メルシー!」
さぁ、到着したチュニスの街。
「ここはアフリカ!?」
オシャレな建物の様子や人の多さに圧倒されました。
見たことや経験したことのない街並みが目の前に広がり、心が完全に油断していた自分がいました。
このあと実はいきなりトラブルがあったのですが、それはもう少し自分の気持ちが整理できてから書いていこうと思います。
ケガや物を取られたとかではないのでご安心を。
今日はそのまま宿に行き、34時間の移動でヘトヘトだったためにシャワーも浴びずに眠り(ねむり)につきました。
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