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DAY38 カーボベルデ出国!セネガル再入国からのアフリカ6ヶ国目「ガンビア」へ

2019年5月22日、天気晴れ。

カーボベルデの首都プライアにある空港はその名も「ネルソンマンデラ国際空港」。プライア、フォゴ、コバなどと名前の付け方が非常に単純なカーボベルデですが、この空港の名前にはやはりシンプルさの中にも偉大なるアフリカの父への尊敬が感じられます。そんなネルソンマンデラ国際空港で一夜を過ごしてむかえた本日。熟睡できましたとは言えないものの、それなりに休むことはできたかなという感じです。

さぁ、チェックインを済ませて今日は国際線!カーボベルデの出国審査を無事に終えて、一週間ぶりにアフリカ大陸へともどります。島国カーボベルデという特別な環境下にあったわけですが、ここもアフリカ。やはりアフリカを知るにはいろんな国を見なくてはならないことをよく理解した今回のカーボベルデの旅でした。

飛行機に乗って1時間半。セネガルの首都ダカールの空港に戻ってきて、日本との時差も10時間からまた9時間へとなりました。つまり今日は1日が23時間で終わってしまうわけですが、まぁここから刺激的な1日がスタートしました。まずはタクシーに乗ってバス乗り場を目指します。

これは世界中どこの国にも当てはまるのかもしれませんが、カーボベルデもセネガルも同様で、空港のタクシーはとにかく高いんです。セネガルは物価の安い国なので、その値段の高さがより際立ってしまい、なんか本当かなぁ?なんて疑いたくなってしまうのですが、料金はちゃんと決まってるんです。今回はこのリストに無いところに向かってもらうので、一番高い設定の25000フラン。まぁ30分も走ってもらうので納得するしかありません。

さぁここでもう一気にカーボベルデから帰ってきたなぁと感じる変化を2つ。一つ目、フランス語!まぁポルトガル語も全然わからないのでそれがフランス語になったところで結局わからないのは同じなんですが、セネガルはみんな完全にフランス語しかしゃべらないんです。カタコトの英語も全く伝わらず。だからもう久々の伝わらない感になつかしい感覚を覚えました。また、逆にカーボベルデでは必要最低限のコミュニケーションや意思疎通はできてたことに気付かされました。英語は少しならわかるよ!と謙遜するカーボベルデの皆さんは大抵先生の期待以上に理解してくれてたんだなと。言語の感覚ってやっぱり不思議で面白い!

そして二つ目は、宗教!一週間滞在して当たり前のように過ごしていたから忘れてましたが、カーボベルデはキリスト教の国だったんです。何をするにも違和感はなかったのですが、セネガルに戻ってきてすぐに目についたのはムスリムの皆さんの姿。お祈りをする人がいたり、ヒジャブをかぶる女性がいたりと、先生にとっての非日常の様子があるわけです。チュニジアから旅が始まって1ヶ月は、そのイスラム教の国にいることが日常だったので、だんだんそれが当たり前になっていたのですが、カーボベルデを経由したことによって「イスラム教の国にいる」という事実を新鮮な気持ちで感じるのでした。なんだかまた旅が動き出したようなワクワク感です。そして、忘れちゃいけないのはラマダン!先日の5月18日が満月だったので月は欠け始めてますが、新月までの間はまだラマダンになります。飛行機の機内食を最後に、本日から気持ちはラマダンいきたいと思います。

そして2っと言っといてもう一つだけ。やはり島から大陸に帰ってきたんだということをまわりの景色を見て感じました。高い山は無く、広い大地が広がるこの景色はやはり大陸ならではです。戻ってきたぞー!と。

さぁ、タクシーでやってきたのはMbourという街です。ここの乗り合いバスステーションから車に乗ってアフリカ6ヶ国目「ガンビア」を目指します。それにしても暑いセネガル。一週間ずっと大西洋と共にいた関係で海風までもが当たり前になっていたようです。内陸は暑い!そんな中、今回は乗り合いタクシーの出発を待ちます。

えー、待つこと1時間。7人の乗客が必要なのですが、まだ先生を入れて2人。1時間前から変化無しです。まぁこんなんじゃあせりません。ちなみに、木の板で客の数をカウントしているようでしたが、書いてある数字はなぞでした。この木に文字を書くというのはイスラム教の国では教典である「コーラン」(キリスト教で言うところの「聖書」)を覚えるために今でも用いている手法です。小さい子たちが木の板を持って勉強をしている姿をたまに見かけますが、大切なコーランを学んでいました。

そして2時間が経過。未だ2人のままということで、あれーこれはちょっと…なんて思い始めますが、まだまだ。久しぶりの乗り合いタクシーの待ち時間に少しつかれを感じますが、何をしたって仕方が無いのでここは待つしかないんです。

それにしても目立つのがお金をこう子どもたちの姿。んー、カーボベルデからのギャップを思いっきり感じてしまいます。だまって手を差し出してお金がほしいという意思表示をしてくる子どもたち。不思議と男の子しかいないのですが、もう何人も何人も。もちろん渡しませんが、なんか複雑な気持ちになります。だまって手を出すだけというところには少し憤りさえ感じるんです。中にはお金ちょうだい!と言ってくる子もいるのですが、ほとんどが無言。無言で何もせずにお金がほしいというのはどうなんだいと。何かできることはあるはずなんです。例えば、写真をいっしょにとっていいからお金ちょうだい。歌を歌うからお金ちょうだい。水を買ってきてあげるからお金ちょうだい。プラスαのアイデアが何かあればこちらも少しは考えようという気になるものです。でも、そのアイデアが無いんだろうなぁと。こういう子どもたちにアイデアを与えてチャンスを生み出す支援をしている方々も世界中にたくさんいると思うんです。先生もその取り組みには賛成ですが、中途半端な気持ちでこの子たちと向き合うことはできないし失礼だというのが今の先生の考えです。だからお金もわたさないし、アイデアも与えません。しっかりと先生なりの考えが固まった時に何か行動をしようと思っているところです。子どもたちが自分たちの夢や希望を目標に変えるための生きる力、人生を楽しむ力を育てたい!それは日本だろうがアフリカだろうが変わりません。コジマ先生としてのスタンスです。

さぁ間も無く2時間半という時でした。先ほど声をかけてくれていた英語がしゃべれる方が手まねきをして先生を呼ぶんです。お!これはもしや!!と思い行ってみると、ガンビア行きのタクシーはおそらく出ないだろうから、この車で途中の街まで行って、そこから車を乗り換えて向かうのはどうだ?と提案してくれました。先生ももうその方法を取るべきかと考えていたところなのでありがたく彼の提案を受けることに!いやー、ちゃんと先生のことを考えてくれていた彼、シャティアンに本当に感謝でした。そしてなんとシャティアン!以前政府関係の仕事についてたらしく、彼の口から「『ジカ』を知ってるか?」と質問されたんです。ジカ?ジカ熱??何だ?と思ってたらすぐに判明!「ジカ=JICA」!ジャイカです!!もちろん知ってるし、自分は元ジャイカ(JICA)ボランティアだったんだよと伝えると2人でもう大喜び!!JICAはすごくいろいろ国を助けてくれているんだとうれしそうに語ってくれたシャティアン。こんな出会いがあるから旅というのは面白いものです。一期一会に感謝しつつ、いざ車は南へと進んでいきます。

バオバブの木があったり、以前より少し黄色が目立つマンゴーがならんでいたりとなつかしい景色を楽しむ…こともなく久しぶりに車の中で爆睡をしてました。空港での一夜とセネガルに再入国してからの少なからずの緊張感でつかれてたんだなぁと実感。また少しずつ感覚を取り戻していくのかなと思います。

ですが、車窓からの景色がどんどん変わっていくともう眠気はどこへやら!わらでふいた屋根のかわいい家々の姿もついにこの旅で初めて出てきました。いわゆるアフリカの家のイメージにピッタリなやつですね。セネガル南部に来るのはこれが初なので、やはり北部と南部でも生活の様子は違うんだということを感じました。

そしてMbourを出発しておよそ2時間で中継地点の街カオラック(Kaolack)にとうちゃく!時刻は夕方6時を回り、さぁ日がかたむいてきたぞという感じですが、今日はここからまだ移動をしたいと思います!1日がなんで23時間しかないんだー!と思うわけですが、こればかりは時差なので仕方ありません。

えー、時刻は夜の8時となりました。出発してません!まさかの7時半の断食終了まで待機で、そこから食事をしてからの出発ということになりました。辺りはもう暗いんですが、ここから入国できるのか!?ドキドキしてきました。

が、ここカオラックで先生もお腹が空いたのでいろいろ歩いて見てたら美味しいものとの出会いが!安定のビサップはなんとマーガリンのコップに氷を入れて持ち帰りができるという素晴らしいシステムに感動です。

そして見ただけで美味しさが伝わってくる牛肉のバーベキューを発見!サイコロよりも大きくごうかいにカットした肉をフランスパンにサンドするのですが、もうメチャメチャうまいやつ!!すみからすみまでサンドされた肉がたまらなくやわらかくジューシーなのはもちろん美味ですが、それをサンドするフランスパンが絶品でした。やはりここセネガルはフランス文化の影響を受けた国だということを食から改めて感じました。ラマダン中の夕食の感動を胸に、結局出発は8時半となりました。

ヘッドライトを消すと前方は真っ暗な中を安全運転で進んでいきます。まわりの景色が見えないのが残念ですが、その分空には満点の星が!見えないものがあれば反対に見えるものがある。なんか深いなぁと勝手に納得してました。

どんどん進んで国境が近づきます。正直前回がロッソのかこくな国境越えだったのでかなり気が張ってました。約2時間のドライブを経て、夜10時半、国境の町カラング(Karang)にとうちゃくです。さぁ車を降りてここからが大一番!!

早速、両替しないか!?とガンビアのお金を持った方々のお出むかえです。いやいや、どうせあれでしょ!?全くつり合わない金額で交換するんでしょ!?なんて思いながら、いつも使ってる両替のレートを調べるアプリ「Currency」でさっそくガンビアのお金について見てみると…いいじゃない。お兄さんの言った金額で全然問題無い感じなんです。あら!これは失礼しました。という感じで持ってたセネガルのフランをガンビアの「ダラシ」に替えてもらいました。ダラシ!これまた面白い名前の通貨です。

そして両替もしたことだし、さぁいよいよ入国だ!と思ったのですが、なんとここでその彼が「あそこでねれるよ!」と。…何!?なんだそれはと思って話を聞くと、マットレスを50ダラシで貸してくれるとのこと。50ダラシはおよそ110円です。…いいじゃない。ちなみに最後の入国のフェリーは夜の12時らしく、まだ間に合う時間でした。が、もう夜も遅く入国してもそこからまた車で移動することになり、街に着くのは深夜になることを考えて、今日はこのセネガルとガンビアの国境で開放的な野宿をすることとしました!

これがまぁ意外と快適!風がふきぬけるので気持ちいいんです。そしてこのマットレスの準備の感じがまぁすばらしい。完全に宿泊所として経営をしている様子に安心もできます。明日の始発のフェリーは朝6時とのこと。もう目と鼻の先にガンビアはあるんですが、今日のブログの正式なタイトルはこちらになります。

「DAY38 カーボベルデ出国!セネガル再入国からのアフリカ6ヶ国目「ガンビア」の一歩手前へ」

明日の朝、どんな景色が待ち受けるのかが今から楽しみです!国境での野宿ということで安全面に気をつけて、しっかり眠って今日のつかれをとりたいと思います。

まさかの野宿!これだから旅は面白い!!

4 件のコメント

  • 祝!ガンビア一歩手前!笑 カーボベルデはホントにリゾート地でしたね!日本ではまだ観光地として定着していないだけに、なおさら凄さを感じました。私としては個人的には今までの国でNo. 1でした!やっぱ美しい景色は最高です。ガンビアもなかなかパンチのありそうな国ですね。面白ワクワクエピソード、期待してます!!

    • カーボベルデは定年退職後とかにリゾートとして行って楽しめる国!今はガンビアにいるから逆にカーボベルデがとっても特別な国だったって強く感じるよ。絶景の他にもまだまだすごいビーチもあるらしいからね。
      でもガンビアのパンチもたまらないよ〜^_^

  • 過激すぎます!(笑)国境付近で外で寝るなんて…!刺激的すぎて尊敬です!とにかく安全だけには気をつけて下さいね!!

    • まさかのですよ。しかもマットレスの大量のストックに笑ってしまった(^_^;)
      こんな国境もあるってことで、これまた面白い経験になったよ!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。