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DAY68 エチオピアを旅する⑦「ダナキルツアー3日目」-ダロル火山と塩の世界を巡る-

–お知らせ–

※旅の途中にいきなりブログの更新(こうしん)が停止し、ご心配をおかけした方がいるかと思います。すみませんでした。現在、アフリカ10ヶ国目のエリトリアの旅を終えて、エチオピアに戻ってきたところです。このエリトリアという国は完全にネットが使えない状況(じょうきょう)だったため、ブログのアップもできませんでした。ご心配をおかけし、本当に申し訳ありませんでした。

そして私はいたって元気です!これをまず皆さんに伝えます。エリトリア、とてもステキな国でした。

この間のブログですが、ちゃんと毎日リアルタイムでメモに残してあるのでご安心ください。これから写真を載せて(のせて)順次アップしていきますので、楽しみにしていただければと思います。

では、日付を一週間ほど遡り(さかのぼり)、エチオピアの旅、ダナキルツアー最終日から再開します。

本当にご心配をおかけしました。(Facebook、Messenger、Instagramは相変わらずエチオピアでは使えません。次の11ヶ国目も通信に関してはどうなることか読めないので、ご了承ください。とにかく何があっても安全第一で旅を続けます!)

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2019年7月20日、天気晴れ。

ダナキルツアーは今日で最終日になりました。連日朝が早いのでいつもより長めの1日を満喫(まんきつ)しているはずなんですが、それなのに時間があっという間に過ぎていくダナキル砂漠での3日間。ラストの本日もこれまたすごい絶景との出会いが待っていました。ということで今日も4時起きの4時半出発!早朝から動きます。

昨夜泊まっていたアバラの町は⑦になります。今日はそこから北へ進んで目的地は⑧!かなりの長距離移動になります。

が、この間の道は舗装がしっかりされていて、車はどんどん進んでいきます。ゆれも少ないので、車中で眠りにつけるほどでした。日が出るとそこはすでにダナキル砂漠の砂の世界。

朝6時に朝食!エチオピアのパンというフォカッチャのようなフワフワ感があり、かみごたえもあるパンで腹ごしらえです。エチオピアンコーヒーもいただけばようやく目が覚めて気分はスッキリ!いよいよここからツアーがスタートするぞ〜という気分になりました。

車はまた岩山の間をどんどんと走っていきます。昨日までの黒い火山岩の景色はなく、カラカラした大地の景色が続きます。

朝日に照らされた岩山のそびえるダナキル砂漠は絵になります。

そしてしばらく走ると、今回の目的地へと続く曲がり道があり、そこを進むとまた無機質な景色が始まります。

黒い砂の砂漠が広がると、道路はまた未舗装(みほそう)に。車は車体をゆらしながら先へ先へと進みます。そしてここからが不思議な世界の始まりでした。

ウロコのような模様の茶色い大地が広がり、

それがだんだんと白くなっていき、

最後は黄土色の世界に到着します。この不思議な世界がこのツアー最後の観光スポットになります。

ダロル火山

ダロル火山はエチオピアのエトラエール山脈(英語版)の北東、アファール州ダナキル砂漠に位置するスコリア丘火山である。爆発により生じたマールと呼ばれるクレーター状の地形で、中新世に玄武岩質のマグマが堆積した塩に侵入し、その後の熱水活動により形成された。(中略)

火口は海抜マイナス45m~50mほどで、陸地にある火山としては世界で最も低い噴火口として知られる。(中略)

「ダロル」はアファル人の言葉で「溶解」「崩壊」を意味する。緑色をした強酸性(pH1未満)の池のほか、酸化鉄や硫黄、塩などにより構成された、色鮮やかで荒涼とした、地球上とは思えない光景が広がっている。(中略)

噴火による硫黄の燃焼で、夜間には青い炎が広がる光景が見られる。【Wikipediaより】

言葉で説明するよりも写真で見ていただいた方がわかると思うので、ダロル火山の火口の様子をご覧ください。

これが自然の力でできた色と形だということに終始感動しっぱなしです。

そして、ここは広い大地のようですが火口の中なんです。下にはマグマがあり、グツグツと泉が湧(わ)き上がる音が聞こえてきます。ちなみにこの液体は触ってはいけません。

そして、この火口が広がる一帯がまたなんとも言えない異世界感に満ち溢(あふ)れています。この紫やオレンジ、黄色が混じった花畑のような大地。

こちら実は固くないんです。踏(ふ)むと潰(つぶ)れる色のついた泥(どろ)のような感じ!このなんとも言えないネチョっと感がまた不思議な世界を演出します。ちなみにこちらは化学物質になります。肌に触れるとかゆくなることもあるので注意が必要です。そしてご覧の通り靴(くつ)の裏にビッシリつきますので覚えておいてください。サンダルは厳禁です!

ただもうそんなことはどうでもいいくらいにダロル火山は私の心を魅了しました。ここラリベラの岩窟教会群と並ぶエチオピアの有名な観光地になるので、写真では何度も見てきた景色でした。が、やはり本物はすごい!生きた火山の鼓動(こどう)を大地の下から感じました。

そしてとにかく暑いんです。言ってしまえばマグマの上を歩いているような場所になります。今日は風があるからまだいい方だぞ!とガイドさんは言ってましたが、それでも確実に40度は超えてたなと。汗が止まりませんでした。

火口の強烈な色の世界も印象的ですが、ゆるやかな傾斜(けいしゃ)の火山の山肌もこれまた魅力的な景色の連続です。

地球上とは思えない。その表現が本当にピッタリと当てはまるダロル火山でした。

ダロル火山を訪れた後は、その周辺のスポットを回りました。こちらは現地の人が薬として用いる薬用成分があるといわれている泉です。触ると少しオイリーな感じで、ニオイはそこまでしませんでした。肌に塗(ぬ)って使うそうです。

そしてここからはこのダロル火山一帯を占める塩の世界!

この岩山も

この真っ白い大地も

先ほどもご覧(らん)いただいたこのウロコ模様の大地も

全部塩なんです。塩と土が混じっているので茶色になりますが、塩の岩盤でできたここら辺一帯では、塩の採掘が主産業として行われています。

砕いた大地はそれがもう塩!というのがこれまた不思議です。それを、トラックに積んで運べるようにキレイにまわりを削って直方体にするんです。これを暑い中炎天下の中で行う人々。ハードな仕事です。

そしてこの塩の大地は私たちの想像をはるかに超えるとんでもなく広い範囲に広がっています。地平線のところにちょこちょこ見える影(かげ)も同じように塩の採掘をしている現場です。生き物ではないので命はないわけですが、これもまた自然が与えてくれた恵み。

塩というのは人類が生きていく上で欠かすことのできないものの一つです。そして、その塩のためにこうして今日も塩の採掘にはげむ人々がいるわけです。

ということで、これにてダナキルツアーは全てのプログラムを終えました。いやー、大満足!こんなに自然と向き合えるツアーというのもなかなか無いなと感じました。「世界一過酷」という表現が使われていると書きましたが、正直に私の感想を書くと全く過酷ではありませんでした。このブログを読んでいただいている方にはどのように伝わったかなというのが楽しみなところでもあります。強(し)いていうなら暑いということぐらいなのでしょうか。ですが、火山を見にいくんですから暑いのは当然ですからね。いやー、本当に良かった!

ちなみにこのツアーは3日を基本としていますが、時間がない場合は2日や1日だけの参加、そして4日間のダロール砂漠の夜の景色を見れるツアーもあるそうです。先ほどのWikipediaで出てきた「青い炎」…気になるところです!ただ、とにかくエルタ・アレとダロル火山、2つとも見たいという場合は基本の3日のプランを選択して下さい。また、エチオピア国内でこのツアーを全て管轄(かんかつ)するETT(Ethio Travel & Tours)のオフィスに直接行って予約をすれば、正規価格の300USドルで参加ができます。詳しくはこちらのブログDAY63を参照してみて下さい。あとは、心配になったらとにかくオフィスに電話する!これです。たとえ迎えの車が遅くなっても、必ず参加できるのでご安心下さい。ガイドさんはとっても親切で丁寧な方でした。

さぁ、メケレの街に戻ってきました。やはり大きい街だなという印象です。が、ツアーの疲れもありゆっくりしたいなということで、メケレの街は車からの観光で終了です。この後、今日泊まる宿のことでいろいろあったんですが、最後はなんとかなりました!ということで、寝床(ねどこ)を確保し、シャワーを浴びてスッキリ。

したのですが、一つだけスッキリしないことが。それが明日の帰りのバスでした。いよいよ明日でエチオピアは最終日。本当にあっという間で自分でも驚いているのですが、明後日には飛行機でアフリカ10ヶ国目へと向かいます。そのため、必ず明日中に首都アディスアベバに戻らないといけないんです。が、そのためのバスチケットが手に入らない!この週末は先週のアディスアベバに続いてメケレでも大学の卒業式が行われたらしく、その関係かわかりませんが乗れるバスは無いと。これはマズイぞと思ってたわけですが、そこでなんとかしてくれたのが今回一緒にツアーに参加したメンバーでした。ETTに交渉(こうしょう)をして車を確保してくれたんです!帰れる!値段は1000ブルと高いんですが、ここはこのチャンスをありがたくいただく時です。とにかくおかげで一気に気が楽になりました。写真はお世話になった宿の子どもと。

ダナキル砂漠の自然を満喫し、ステキな人との出会いもあり、本当に充実した3日間でした。思い出にひたりながら、今夜はゆっくり眠りたい!と思ったんですが、なんと明日は午前3時出発!!エチオピアの旅はまだまだ終わりません。本日もインジェラでお別れです。

1 個のコメント

  • 先生がエチオピアで何かあったのか?と毎日、リョウが心配していました。
    次の国も楽しみにしています。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。