フォロー

メールアドレスを登録して購読フォローお願いします。記事をメールで受信できます。

DAY80 ジブチを旅する③ ジブチ市からタジュラへ -ジブチの国内移動-

2019年8月1日、天気晴れ。

んー、ちょっとここのところ、エリトリアの旅あたりからなんか気持ちがモヤモヤしていました。国自体が小さいこともあり、行動範囲(範囲)を自分自身で狭(せば)めてるなという感覚が常にあり、首都にいる安心感を優先している自分がいるなと。もちろんそれも旅だし、無理はしてはいけません。自分がしたい旅をする!これが一番大事。安全第一は言うまでもありません。ただ、なんか晴れないモヤモヤ。きっと自分自身が納得いってないんだろうなぁと。でも、なぜか今一歩足が動かない。それは暑さのせいもある気がしますが、それだけじゃない気もします。

こういう時は行動するしかない!自分の今に違和感(いわかん)がある時は、何かを変えるしか現状を打破(だは)する方法はありません。そして変えるためには行動!首都を離れる!!これが今一番の「変える」ための行動です。正直ジブチは観光名所的なものが数少ない国になります。なので他の街に行っても魅力的なものがあるとは限りませんが、とにかくなんか殻(から)に閉じこもってる今の自分を変えたい!そう決心して今日は首都でお世話になった宿を飛び出しました。

China Shandong Restaurant and Hotelという中国の方がオーナーの宿。とにかくホテルの値段が高いジブチ!Booking.comで出てくる首都ジブチの中で一番安いホテルがこちらでした。それでも1泊40USドル(約4400円)します。部屋は非常にシンプルで、シャワーは共用。久しぶりに歯磨き(はみがき)で水の味が気になりましたが、クーラーがガンガン使えて、洗濯機(せんたくき)も利用できるのでオッケー!何よりスタッフさんがこれまたすごく良い方ばかりでした。

さぁ、外に出ればもうそこは灼熱の世界。バックパックを背負って歩くともうすぐに汗が止まらなくなります。ホテルでもらった水をこまめに飲みながらバス乗り場を目指します。約2km。…いや、ここは無理するところじゃない!ということで街を走るバスを捕まえてみることに。いくら?と聞くと50ジブチフラン(30円)で乗れるとのことでした。何かと全て値段が高いジブチなので、アレするにもコレするにもいちいちお金の心配がつきまとってます。これも行動範囲を狭めてる一つの理由だなと。ただ、30円で乗れるならもうこれはありがたやということで乗車です。

そしてこういうバスの中では地元の人との出会いがあるんです。まずはすかさず話しかけちゃいます。実は今日の目的地に行くための交通手段がわかっていなくて、とりあえずバス乗り場に行けばなんとかなると思ってたんです。なので、その情報を教えてもらおうと声をかけると…忘れてました。ここは元フランス植民地で、公用語はフランス語とアラビア語の国。当然「???」という反応が返ってきます。が、そこからでしたら。私が口にする目的地の名前を聞いて、私の言いたいことを察してくれるおば様たちのパワーが今日は炸裂(さくれつ)!何を言っているかはわからないのですが「私たちが連れて行ってあげる!」ということはちゃんと伝わりました。いやー、心強すぎる!!

街中を走るバスの終点であるジブチの中心にあるバスステーション(地図上部の★)で降りると、そこからさらに乗り継ぐとのこと!こっちだよと案内してくれるおばさんについていき、一緒にバスに乗車。そしてしばらくしたところで、ここで降りなさい!と教えてくれてやってきたのは何の目印もない道の途中でした(地図下部の★)。これは一人では絶対に来れなかった!おばさんに心からありがとうでした。ここまで来たバスも50ジブチフラン!街中の移動にはとっても便利なジブチの乗り合いバスです。

ここからは長距離移動になります。よくよく考えるとエチオピアぶりのザ・乗り合いバス!狭いけど狭いからこそ意外と居心地がいい座席に座り、今日は西の「タジュラ」という街へと向かいます。料金は2000ジブチフラン(約1200円、荷物代込み)。やはり他の国に比べると高めの設定です。

ちなみにジブチには、あの「死海」よりも塩分濃度の濃い世界一の塩湖など、もちろん見所もあるわけです。が、ツアーに参加するとかなりの値段を取られるそうなんです。宿にツアー、長距離バスにビールととにかく値段が高いジブチ。宿やバスなどの払わざるを得ないところは節約できません。ビール…暑いので節約できません。毎日一杯だけ!となると、残りのツアーだけは我慢(がまん)。…せっかくジブチに来てるけど…いや、もちろんあきらめているわけではありません。なんとか安く行けないものかなぁと考えを巡らせているところです。

タジュラへ向かう道はこれまた暑そうな山の光景が続きました。海沿いをずっと走るので砂漠ともまた違う不思議な景色です。そんな道中、いろいろとジブチのことを教えてくれたのは隣の席に座ったモハメドさんです。大きいカラダのモハメドさんは「この車は僕(ぼく)には小さすぎるんだ。ごめんね。」と、私に非常に気を使ってくれる親切な方でした。そんな彼と話していて面白かったのは、ジブチから見た近隣諸国(きんりんしょこく)に対する視点でした。

「エリトリアの人たちはあんまり君に話しかけてこなかったでしょ。そうなんだよ。僕たちみたいにおしゃべりじゃないんだ。不思議だよ。そしてエリトリアのビザはジブチでは取れなくてね。隣(となり)の国なのになぁ。」

確かに!と思い当たるところがありました。私はエリトリア人たちがそのしゃべりすぎない、相手の邪魔(じゃま)をしないということを大切にしていることを現地の人から聞いていたので、私なりの納得をしていました。が、モハメドさんにとってはエリトリアの人々が少し理解ができないようでした。隣の国ですがビザが取れないなど、交流ができないという状況(じょうきょう)というのはなかなか複雑な問題を抱(かか)えているんだなぁと考えるでした。

ではここで一つ。ジブチのコトを紹介したいと思います。

ジブチ男子

とにかく何度も言いますが、暑い国ジブチです。外にいると日陰(ひかげ)にいても暑く、何もしてないのに汗が出てきます。おかげでTシャツは毎日ビチョビチョ!洗濯の頻度(ひんど)も上がるので大変です。そんなジブチの男性のファッション!それがスカートなんです。南部アフリカではアフリカ布を腰(こし)に巻(ま)く女性がよく見られますが、ジブチでは男性なんです。風通しの良さそうな薄手(うすで)の生地のアフリカ布を腰に巻く男性たち。なんとも涼しげで、暑い国にピッタリだなと!オシャレと涼しさを兼ね備えた(かねそなえた)ジブチの男性のスカートスタイルです。

そして、エチオピアで見たあの「チャート」!食べると眠くなくなるという植物の葉はここジブチにもありました。その人気ぶりはエチオピア以上!今日の移動するバスの中でも男性たちはチャートをバクバク食べてました。ガム感覚なのかなと。ひたすら葉っぱを食べるその姿はなかなか不思議な光景です。これもジブチ男子あるある!

窓を開けて走っても入ってくるのは熱風という4時間のドライブを経て、ようやく「タジュラ」の町に到着!夕方になると気持ちのいい風が吹くようになりました!タジュラの町についてもいろいろ教えてくれたモハメドさん。教えてくれた宿にチェックインをして、ようやく一息つきました。今度紹介しますが、やはり値段は高めです。が、目の前が海というとてもステキなホテル!首都から抜け出した感で気分も晴れたのでよしとします。

ジブチの主要都市はほとんどがジブチの海である「タジュラ湾」に面しています。その湾の名前を持つ町「タジュラ」。非常に小さい町ですが、のんびりするにはとてもいい、おだやかな町だなぁという印象です。

そして、ドンピシャのタイミングで夕日が今まさに山に沈む!という光景に出くわしました。ラッキー!今朝までのモヤモヤがどんどん晴れていくような気分になりました。やっぱりモヤモヤしたら行動あるのみ!これだなと。

夜になってもにぎわう小さな港!

「タジュラはいい町だよ。」

モハメドさんの言う通りだなぁと思いながら、夜風に当たって夜の町を散歩するのでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。