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DAY29 セネガルを旅する⑤「バラ色の湖 ラックローズ」

2019年5月13日、天気晴れ時々くもり。

セネガルの旅はここダカールを中心に動いているので、今日でダカールに来てから4日目となりました。4日過ごすと少しは街に慣れてきて、タクシーやバスでの移動もなんとなく感じをつかんできました。が、やはりまだまだわかっていないことも多く。今日もバス移動だったのですが、今回のバス停には昨日のように何番のバスが来ます的な表示が無かったんです。ということで、同じくバスを待っていたお兄さんに行き先を伝えると「聞いてあげるよ!」と。すると次にやってきたバスの受付の方に聞いてくれて「61番のバスだ!」と教えてくれました。ありがとうございます。ちなみにそのお兄さんも同じ61に乗ったのですが、降りる所はどうやらちがったようで「受付の人に降りる場所を何回も確認しなよ!」と声をかけてくれました。朝からハッピー!で、この時に彼から聞かれた質問。

「君の宗教は何?」

これはたまに聞かれることがあるんですが、毎回答え方をその都度考えさせられるむずかしい質問です。仏教なのか?いや、キリスト教の風習も取り入れてるのも事実。でも神の数は一人ではない気がするからやっぱり仏教?日本人の宗教観は複雑です。日本にも合格祈願や家内安全などを信じることでかなえたりすくわれようとしたりする信仰はたしかにあるので、決して無宗教ではないんです。でも、これ!という表現ができない。なので今回は「無宗教だよ!」と伝えると、彼も笑いながらビックリしてました。自分の宗教観を言葉で伝えられるようになることも、大切なことだなと久々に考えました。

バスで約1時間、ダカールから東に20kmほど離れるとまたちがう景色やふんいきが!こんな都会にヒツジさんたちがたくさんいるのがおどろきです。

そして首都以上にたくさんの人であふれかえっていました。特にバスを待つ人がたくさん!タクシーも利用していてその安さにおどろきますが、バスも一回の乗車で最長距離でも100円しないのでまぁ便利!人びとの移動手段になるのもうなずけます。そしてここで一つ紹介しておきたいものがあります。それがこの枝です。

実はモーリタニアでも見かけたのですが、ここセネガルでも目にするのが枝を口にくわえる人たちの姿なんです。まるでポッキーをくわえてるのかと思わせるその姿に最初はなんか面白いからやっているのかなぁと思いきや、それが一人だけではなく男性も女性もやっているので、これは気になるぞと。で、なんと枝を売ってるお店まであるからもう興味津々でした。

そして先日レストランで食事をした後に出会った青年がやはり枝をくわえていたので、英語が話せる店員さんに質問です。この枝は何なんですかと!これはラマダン期間の断食の苦しさを和らげるための枝だそうです。なのでみんなかじってるんです。要はガム的な感じなんだと思います。食べ物は口にしてはいけないという決まりがある中で、枝ならオッケーということですね。それと、どうやら歯ブラシ的な使い方もするそうです。これはイスラム教の国ならではの発想だなぁと。そしてやはり、聞いただけではわからないということで

試してみました!1本5円という良心的なお値段です。そしていろいろな種類の枝がならんでいるので、なんとなくたくさんの人が口にしている人気そうなやつをチョイス。さぁどんな感じかなというと、枝でした!良くも悪くも枝です。あまいのかも!なんて期待してたんですが、無味でもなくつまり枝の味がしました。そのあまりの枝感に笑いがこみ上げてくるのですが、まぁこれも一つ面白い文化だなと。きっとサトウキビのようにあまいと、それはもう「食べ物」になってしまうのだと思います。まだ半分も過ぎていないラマダンです。イスラム教の人にとってこの枝が空腹の支えになっているのだと思うと、なんだか特別な枝に見えてくるから不思議でした。

そしてこの街でバスの乗り換えをしたのですが、またバス停がわからず。すかさず今度はおじさんに声をかけてみました。フランス語の国であるセネガルでは英語が話せる人はなかなか多くありません。なので、通じたらいいなという感じで聞くのですが、このおじさんは英語オッケーでした!

「聞いてあげるよ」ということで、おじさんが近くの若者に聞いてくれて「73番はここには来ない!別のバス停だ!」と教えてくれました。もう本当にメルシーです。先ほどのお兄さんもそうですが、セネガルの人びとはとても親切!こっちの考えていることを予測して気をつかってくれたり助けてくれたりする方にこれまでもたくさん出会いました!おかけで本当に安心して旅ができます。そして、そこまで「アジア人!」という感じで先生のことをギョロギョロ見てこないのがダカール。首都ならではのあっさりとした感覚かもしれませんが、その中でもこうして困った時に手をさしのべてくれるやさしさがうれしいかぎりです。ということで、無事に73番のバスに乗り、さらに1時間ほど東へ進み今日の目的地にとうちゃくしました。

バラ色の湖 ラックローズ

ダカールから東に40kmほどのところにあるのがこちらの湖「ラックローズ」です。どこか南国のようなふんいきのある町の中に広がる湖は「塩湖」といって、塩をふくんだ湖なんです。塩というのは昔から料理にも使われますが、魚などのナマモノの保存にも使われることで有名です、海沿いの街セネガルではこの塩が魚の保存に重宝されているそうです。そしてここラックローズの塩分濃度が海水のおよそ10倍というからすごい!あの体が浮くことで有名な「死海」と同じくらいの塩の濃さなんです。なので、この湖でも体がちゃんと浮くそうですが、ここダカールはまだ海水浴にはちょっとすずしいかなという気温なので泳ぐのは断念。モーリタニアのシンゲッティぐらいの暑さがあったらすぐにでもとびこみたいのですがね。ただ、入らなくてもわかるその塩の濃さ。今日は風もあったのですが、その風にのって塩の香りがバンバン伝わってきました。で、早く湖の写真をのせないとですよね。はい、こちらになります。

本当に湖がただただ広がるこの町。以前はダカール・ラリーというモータースポーツのゴールにもなっていたこの町。その盛り上がりは現在は全く感じられませんが、今でも観光客もかなりくるということで、ボート乗り場があちこちにあったり、湖を走ることのできるレンタルバギーがあったり。そしてお土産屋さんも並んでいるのですが…なぜこの湖なの?そして何をしに来たの?となりますよね。たしかに塩湖という塩をふくんだ湖はめずらしいですが、でもそこまで特別な感じもしませんよね。そしてこの町には正直湖以外に見るものはありません。

強いて言うなら少し砂漠が広がっている所があり、久々にラクダに出会えました。が、このラックローズの本当の見所は実はその色にあるんです。

ラックローズ=バラ色の湖。そう、この湖の色が観光客の注目を集めていて、よく見ると実はバラ色(ピンク色)をしているんです!ほら!よく見てみてください。ピンクに見えてきませんか?先生には見えた気がしましたと強がっておきます。どうやら現地の方いわく、くもりの日の方がピンクに見えるとか。そして、いろいろ情報を調べるとそんなにピンクに見えないとか。はい。こればかりは自然現象でもあり、毎回ピンクの湖が見えるというわけではないんですね。今回はあいにくの色模様でした。なので今日のブログのアイキャッチ画像(DAY29の表紙)はきっとこんな感じだろうという感じで色を加工させていただきました。期待させてしまい申し訳ありませんでした。ですが、たしかに塩をふくんだ水にはとくしゅな藻(も)が発生してピンクになる現象は起こります。これがナミビアのウォルビスベイという港の近くの製塩工場でも見ることができるんです。その様子がこちらです。

こちらの写真は加工を一切していません。iPhoneでとったまんまの風景です。こんなピンク色がこのラックローズにも広がることがあるんです、きっと。

ピンク色になるのは11月から6月までのセネガルの乾季(雨が降らない)の時期だそうですが、いつもピンクというわけではないようです。自然相手なのでこればかりは仕方がありません。正直見たかったというのが本音ですが、それでもここまで来てこの湖をながめながら散歩するだけでも十分楽しめました。都会から少し離れたところにある湖で気分てんかん!ちなみになんと往復で交通費がわずか200円ちょいというのもすごくお得感まんさいの小旅行でした。

ということでバスで行く日帰りラックローズの旅。なんですが、帰りはダカール名物と言っても良いのではないかという渋滞をまたまた経験させていただきました。中心地に向かう道路が少ないために時間帯関係なく常に車が混み合うダカール。そしてとくに夕方はそのピークをむかえます。行きは2時間かかった道のりを、帰りはなんと4時間かけてもどってきました。いやー、なかなかですね。

建物などを見ると非常に都会感がある街ですが、移動手段はバスとタクシーのみで、人びとの交通手段としての鉄道は走っていません。ですが、その分バスに関しては先日紹介したデザインへのこだわりがあったり、なんとバス乗車でもちゃんと領収書を切ってくれたりと非常にチカラが入っています。お土産やさんではあの独特のデザインのバスのミニチュアや絵も売られていました!トミカがあったら買いたいのですが、ちょっとクオリティーが残念なので今回は買わず。それにしてもなかなか面白いセネガルの交通事情です。

2 件のコメント

  • 木の枝!エチオピアでも歯ブラシでした〜!!
    ひでさんの驚きポイントとか読んでると、アフリカも国によって違うんだなーって感じますね!

    • 歯ブラシに使うってのはなんとなく聞いたこともあったんだけど、その豊富な枝のバリエーションが面白いなと!きっと人によって好きな木が違うんだろうね。ナミビアではあんま見なかったよ!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。