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DAY178 ルワンダを旅する②『フイエ』のコーヒー豆栽培にはげむ人々〜HUYE MOUNTAIN COFFEE〜

2020年3月10日、天気晴れ。

入国してすぐに肌(はだ)に馴染(なじ)んでここまで心許せる国というのは本当に珍(めずら)しいです。ルワンダの首都キガリ。基本的にアフリカの首都というのは『その国の外国』だと思えとよく言われていて、他の街と比べて飛び抜けて発展している反面、治安に関しては十分な注意が必要な場所になります。そのはずなんですが…なんでこんなに安心感があるのか。ルワンダには不思議な魔法がかかっているのかもしれません。

ルワンダ国内移動

さて本日はルワンダ国内を早速移動します!今いるのが①首都キガリ。そして今日は南に進んだところにある②「フイエ(Huye)」に行きたいなということで、昨日宿のスタッフさんに聞いて情報を集めました。するとなんとこのフイエまでの120kmがわずか3時間ほどで行けるというのです。…えっ!?わずか??かかりすぎでしょ!!?と思われた方。いやいや。これまでアフリカの山岳地帯を旅してきた私に取ってこの『千の丘』と呼ばれるルワンダの120kmがたった3時間で移動できるというのは信じられないことでした。例えば『天空の王国』と呼ばれる「レソト」では60km進むのに3時間かかったんです(DAY113参照)。山の国「エチオピア」での長時間移動も知っている私にはこのフイエまで3時間で行けるというのは容易(ようい)には信じがたいわけです。

本当に3時間で!?と半信半疑の中、バイクに乗っていざバス乗り場へ。ちなみに、たった一日の滞在でルワンダの移動はもうバイク無しには考えられなくなっている自分。あれ?ここで暮らしてたっけ??と間違うくらいの馴染み具合にまぁ我ながらビックリさせられます。

ニャブゴゴのバス乗り場

そしてやって来たのが「ニャブゴゴ(Nyabugogo)」というキガリの街の一番西にある大きなバス乗り場です。朝からかなりの賑わい(にぎわい)を見せていました。さぁ、ここはバス乗り場!人が密集する場所での警戒(けいかい)レベルはたとえルワンダであっても上げておきます。

しかーし!まぁここでも治安の良さを存分に感じてしまうから言葉が出ません。なんて平和なバス乗り場でしょうと。もちろん!最低限の警戒はした上でのことなので注意はしてください。が、それにしてもこれまで見てきた大きなバス乗り場のイメージを覆す(くつがえす)ニャブゴゴです。私がアフリカでこれまで見てきた中で最も注意が必要な「ザンビア」の首都ルサカのバス乗り場(DAY138参照)と比べるとものすごい差だなと。バス乗り場一つにもその国らしさが表れるものです。

ルワンダ高速バス「Ritco」

今回はルワンダのバス会社の中で一番立派な「Ritco」を利用します。まぁこのバスがまたスゴイんです!感動ポイント4つ!!

    チケット発行の際に名前を聞かれる。
    私にでもわかる行き先の案内表示。
  • ウソでしょ!?っていうくらいの座席の座り心地の良さ。
  • しかもUSB端子(たんし)が備(そな)えつけてあるので充電可。※これはバスによってない場合もあります。
  • そしてチケットに「10時発」と書かれていると本当に10時に出発するキセキ!

…どれも当たり前でしょ!?と思われた方。当たり前じゃありません!!特に最後の時間通りに出発するというのはまぁ珍しすぎます。南部アフリカを走る高速バス「INTERCAPE」(DAY104参照)をもしかしたら超えるのではないか!?というくらいのものすごいバスをルワンダで見つけてしまいました。まぁエリアが違うので張り合っても仕方がないんですがね。とにかく感動のバス「Ritco」。

しかーーし!!本当の感動はここからでした。バスは出発すると『千の丘』をどんどん進んでいきます。その景色がもうただただすごすぎて…。もう説明するのもなんなので写真をバーーっと載(の)せます。ルワンダの景色を堪能(たんのう)して下さい。

ルワンダの車窓から

簡潔(かんけつ)に言うと、最初から最後までずーーっと絶景でした。アフリカでの移動の際は窓の外を眺(なが)めるのが楽しみなわけですが、ルワンダの景色はちょっと別格(べっかく)!喩(たと)えて言うなら、2D映画を3Dで見た時のようなその世界に入り込む感覚です。…伝わりづらくて申し訳ありません。とにかく息を呑(の)む絶景に感動しっぱなしのルワンダのバス移動。そしてこの景色だけを楽しんでも十分な首都キガリ⇄フイエ間がたったの2800ルワンダフラン(約300円)なのがこれまたビックリ!

もう今日はバス移動の感動だけでお腹いっぱいな感じですが、最後にまたまた感動させるのがルワンダ流。

本当に3時間後にバスがフイエに到着したんです。千の丘の国ですが、しーっかりと舗装(ほそう)された道路が敷(し)かれているルワンダ。もう何も言えません。疑ってすみませんでした。

フイエ

さぁ、このフイエの街にやって来たのはあるものを見たかったから!もう既にタイトルにも入っていますが、フイエはコーヒーで有名な街になっています。コーヒー好きとしては必ず見ておきたいルワンダコーヒーの農園。その中でも有名な場所があるのですが、ここはあえて地元の人に聞いてみようではないか!と思い地元の方数人に「一番オススメのコーヒー農園は?」と聞いてみました。するとやはり皆さん答えは同じでした。

「フイエマウンテンコーヒーだね!」

フイエマウンテンコーヒー

事前に調べてもたーくさんの情報が出てきたこちらの「HUYE MOUNTAIN COFFEE」。地元の人たちも認めるフイエのNo.1コーヒー農園はココでした。

ただ、実はこの時フイエの中心街を歩いたあとだったので時刻は14時半!フイエマウンテンコーヒーで1日に2回(9時と13時)行われるコーヒーツアーにはもう参加できません。まぁもともとお金もかかるしコーヒー農園だけチラッと見ることができたらなぁと思っていたのですがスタッフの方に聞いてみると

「ツアーに参加しないと農園を見ることはできないよ!」

とのことでした。ハァ〜。じゃあ無理かぁ〜。と思っていると

「ショートツアーがあるけど参加する?」

マジですか!?それは知らなかった!!基本は3時間で30USドルのコーヒーツアー。そこになんと1時間半のツアーがあるというのです!しかもお値段18500ルワンダフラン(約2000円)!!財布にも時間にもやさしいショートツアーにもちろん参加することにしました。一杯のルワンダコーヒーを飲んでスタートです。

ここからは社会科自由研究スタイルです。日本の小学校5年生で食料生産について学習する「稲作にはげむ人々」の単元に倣って(ならって)まとめていきます。

コーヒー豆栽培にはげむ人々

【研究のきっかけ】

私はとにかくコーヒーが好きです。あの香りとあの味。朝、一杯のコーヒーで始まる一日には言葉にできないしあわせがあります。コーヒー好きの人間として、私の日々の生活に欠(か)かすことのできないコーヒーの原料であるコーヒー豆がどのように栽培されているのかが気になり調べることにしました。

【研究の内容】

コーヒー豆栽培は日本ではなかなか行われていないこともあり、コーヒー豆ならでは栽培方法があると考えます。農園の人々の仕事の様子や工夫について調べることにしました。

【研究の方法】

アフリカ旅をしていると国によってはコーヒーに出会えないこともしばしば。しかし!ここルワンダではどのホテルに泊(と)まっても必ず朝食がついており、そこには必ずルワンダコーヒーがあります。コーヒーが有名な国ルワンダ。その中でコーヒー豆の産地として名高いフイエにある「フイエマウンテンコーヒー」農園で行われているコーヒーツアーに参加して話を聞くことにしました。ちなみに時間がなかったので今回はショートツアーに参加しました。

【わかったこと】

ここからはツアーのネタバレになるのでザックリ書きます!

  • コーヒーの起源
  • コーヒーの種類
  • コーヒーがどのように世界に広まっていったのか
  • コーヒーの木の栽培に適した土地や環境
  • コーヒーの木の栽培のための工夫
  • コーヒーの木の病気対策
  • 収穫(しゅうかく)したコーヒーの実から豆を取り出す方法
  • 焙煎(ばいせん)してそれが袋に詰められるまでの流れ

以上がツアーで教えてくれたことです。ここからは私が個人的に聞いてガイドのアレックスさんから教えてもらったことです。

コーヒーの収穫時期は3月から6月だそうです。この期間は実の収穫(しゅうかく)から豆にするまでの作業が1日中続くそうで休みはありません。

収穫の時期が終わると今度は焙煎して商品となったコーヒー豆の販売作業が始まります。

そしてこの間も常にコーヒーの木の手入れが必要で休める日はないそうです。つまり収穫時期以外も農園の人々は美味しいコーヒー豆栽培のために1年中働いているということです。

そしてルワンダの人々は自分たちではコーヒーをあまり飲まないそうです。そのほとんどが海外に向けて販売されます。

【まとめ・感想】

今や日本の生活には当たり前のようにあるコーヒー。もしかしたら私のように日々の生活になくてはならないものになっている方も少なくないかもしれません。その美味しい一杯のコーヒーのために休む暇(ひま)もなくコーヒー豆栽培に取り組んでいる人々の努力があることを私はこれまで深く考えていませんでした。今回参加したコーヒーツアーのガイドを務めてくれたアレックスさん。コーヒー豆について熱く語る彼の姿からはフイエのコーヒー豆への誇り(ほこり)と愛情を強く感じました。一杯のコーヒーに込(こ)められた想いと時間と努力。それ(ちがい)がわかる大人であり続けたいと思います。驚きと感動と感謝の気持ちでいっぱいになったフイエマウンテンコーヒーツアーでした!〈おしまい〉

ということでコーヒー愛がグッと深まったコーヒーツアー!短い1時間半のツアーでしたがものすごく濃い内容でとっても楽しむことができました。そしてなんとツアー終了後にはお土産のコーヒーまでもらえるというすんごいサービスが!これで2000円はお得すぎます。こうなってくると3時間のツアーも気になるところ!!

そして500gで2000ルワンダフラン(約240円)のコーヒーをお土産として買えばもうルワンダコーヒーで心が満たされます!本当に勉強になり、コーヒーの見方が変わるとてもいい機会になりました。コーヒー好きには是非(ぜひ)来てほしいフイエマウンテンコーヒーです!!

フイエマウンテンコーヒー https://huyemountaincoffee.com

バスに、景色に、そしてコーヒーに感動した本日。日帰りで首都キガリへ戻る途中にはこれまたキレイな虹が見えまして。ルワンダの感動で胸がいっぱいになった1日でした。すごいぞルワンダ!!

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの33歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。