アフリカ25ヶ国目「コンゴ民主共和国」再入国!〜ルワンダからの陸路国境越え〈ギセニ→ゴマ〉〜

2020年3月16日、天気くもり。

ルワンダの歩き方

久しぶりのとっても快適(かいてき)なテント泊で一夜を過ごして迎えた本日。まず最初に向かったのはホテルの目の前にある昨日も訪れた湖岸でした。…本当に閉まってる!正直、昨日のボートクルーズに参加している最中も、なんだかんだいって明日も通常営業するのでは!?と思っていたんです。ビーチを封鎖(ふうさ)するなんて冗談(じょうだん)半分だろうと。…しかし、

「ビーチへの立ち入りは禁止だ!」

警備のおじさんのはっきりとした態度に、ルワンダの14日間に渡るコロナウイルスまん延防止等重点措置がスタートしたことを実感したのでした。

お世話になった宿Discover Rwandaもまぁ静か!おそらく宿泊客は私一人です。ここから2週間ボートクルーズの観光客が来ないとなると、この湖周辺のホテルの経営が大変になることは間違いありません。ルワンダの中でもリゾートとして有名なギセニの街にとって厳しい期間の始まりです。

そんな中ですが、私一人のために朝食を用意してくれるホテルのスタッフさん。美味しいルワンダコーヒーがおかわり自由!ということで今日は午前中をゆっくり過ごしてしまいました。…もう一泊このキャンプサイトで過ごそうかとも考えました。なんせ安い!そしてこのルワンダコーヒー!!ですが、念には念を。このコロナウイルスが今後のアフリカ旅の動向に影響(えいきょう)を与えてくることは間違いありません。ならば移動できるときに移動しておこう!!本当に居心地の良いホテルでしたが決心をしてチェックアウトすることにしました。

ルワンダ出国

さぁ、もう向かう先は決まっています。ルワンダを北上してやってきた国境の街ギセニ。いよいよ今日は隣国(りんこく)であり、アフリカ25ヶ国目として既に首都キンシャサを訪れている「コンゴ民主共和国」に再入国します!!ただ、その距離がまぁ近い!ルワンダ側の赤いピンが今私がいるホテル。そしてコンゴ民主共和国側の赤いピンが今日泊まる予定の宿です。その距離なんとわずか4km!こんなに近いのに違う国というのがよくわからない感覚です。いったいどんな国境越えになるのか!?ドキドキしながらいざ国境へと出発です。

やはり今日は街も静かな様子。なんだか寂しい気持ちもしますが仕方がないんだろうなぁ…と思っていると。

あれ?お店もやってるし、マーケットも営業しているぞ!?

私の心配をよそに、ギセニの街の中心は今日も非常に活気を見せていました。国からのお達しはあるものの、絶対に守らなくてはならない!というわけでもまだない状況(じょうきょう)のようです。観光客が集まるビーチなどは強制的に閉鎖されているのだと思います。とりあえず街の様子に少し安心しました。

ルワンダ⇄コンゴ民主共和国の国境

ということであとはこの道をまっすぐ歩いていけばもうすぐそこが国境!ルワンダとのお別れです。本当に治安が良くて完全に警戒心を忘れてくつろいでしまいました。が、これから再入国するのは「コンゴ民主共和国」。先入観は持ちたくありませんが、十分に気をつける必要がある国であることは間違いありません。よみがえるのは大変だったコンゴ川の国境越え。またあのよくわからないドタバタな感じが待っているのかと思うと少し気が引けます。が、歩を進めます。いざ、国境越え!!

と思っていたらなんと偶然(ぐうぜん)の再会が!彼女は首都キガリの宿で仲良くなった韓国から来ている一人旅のバックパッカーでした。まさかココで再会するとは思っていなかったのでビックリ!そしてこの彼女とココで会えたことは本当にキセキでした!!

昨日ギセニに到着した際に降りたバス乗り場。ここからまっすぐ進めばコンゴ民主共和国!と思っていた私は①番の国境しか頭に入っていませんでした。彼女に言われて改めて地図を見るとオレンジ色の主要道路上には②番の国境が。実はこの②番の方が大きな国境で、昨日ボートから見えたのもコチラの国境でした。…そりゃ湖から見えるんだから、よく考えれば①番のわけがなかったんです。そしてこの①番の国境が治安も悪くかなりカオスな感じのようなんです。彼女と会っていなかったら何も知らずに①番に行っていたと思うと本当にラッキーでした。カムサハムニダ!

安全第一で②番の国境へと向かいます!細い路地を進んでいくと

美しいオブジェのようなカリフラワーを頭に乗せたお母さんたちにバッタリ!これも②番の国境を選んだからこその出会いです。出会いが行動を変えて、その行動がまた新たな出会いを生む。なんかすごく面白いなぁと感じます。

街はいつも通りの賑(にぎ)わいを見せていましたが、学校は門を閉じていました。ルワンダは今日から学校も休校。平日の月曜日に人の気配が全くない学校はとても不気味です。

そしてついに主要道路にぶつかりました。この先に国境が!と思っていると同時に空がどんどん曇ってきて…これは不吉な国境越えを暗示しているのか!?

この時の私の心配は2つ。一つは『またよくわからない感じでお金を要求されるかもしれない』ということ。これに関してはまわりの人たちを見て上手に対応していきます。そしてもう一つは『コロナウイルス対策によって入国に問題が起こるのではないか』ということ。こればかりはどうしようもありません。さぁ果たしてどうなるのか!?

陸路国境越えの流れ

それではルワンダ→コンゴ民主共和国の国境越えの流れをまとめたいと思います。

  1. 国境管理の建物に入る前のゲート手を洗う。
  2. ゲートでパスポートを渡して体温チェックを受ける。
  3. とてもキレイな建物の中に入る。
  4. ルワンダの出国審査を受ける。
  5. コンゴ民主共和国の入国審査を受ける。(入国にはビザが必要です。アライバルビザは取得できないので事前に取得します。)
  6. コンゴ民主共和国入国。

…え!?こんなにスムーズに出入国ができるの!!?その間わずか10分!!とんでもなく平和に国境を越えてしまいました。とてもありがたいことなんですが、ある程度(ていど)ビビりながらここまでやって来た私にはあまりに拍子(ひょうし)抜けでした。ちなみに、手洗いと体温チェックはコロナウイルス対策の意味ももちろんありますが、メインはアフリカ中央部で流行している『エボラ出血熱』への対策になります。入り口にはものすごく塩素(えんそ)のにおいがする水が出る広めの手洗い場が設置されていました。

この10分間でお金を求められることも一切なく。あまりにあっさりと国境越えをしたので逆に気持ちの切り替えが難しいですが、とにかくこれでアフリカ25ヶ国目「コンゴ民主共和国」に再入国しました!なんだか不思議な気分です。

コンゴ民主共和国再入国

が、すぐに自然と気が引き締(し)まりました。違う国に来たんだ!と肌(はだ)で感じるんです。ルワンダから一変。街の景色を見ただけで、漂う(ただよう)オーラの違いがハッキリとわかりました。言葉にはできない雰囲気(ふんいき)の変化です。

わずか4kmだけ移動した本日。国境を越えるとそこは”違う国”になるというのはアフリカでは当たり前のことですが、その事実が本当によくわかる4kmでした。人も街もそりゃ当然違うわけです。どっちが良いかと比べるべきではありませんが、やはりルワンダの治安があまりに良すぎたので、久しぶりの気をつけながらの移動は少しの距離でも疲(つか)れました。

そこまでしてこのコンゴ民主共和国に再入国した理由はただ一つ!ギセニの街でも見えた「ニーラゴンゴ火山」。その玄関口となるのがコンゴ民主共和国側の国境の街「ゴマ(Goma)」になります。今日はあいにくの天気だったのでその姿は見えませんでしたが、いよいよそのお膝元(ひざもと)にやってきたなという感じです。アフリカ54ヶ国制覇の旅-第4章-はいよいよクライマックスへと突入(とつにゅう)します!

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