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DAY25 セネガルを旅する①「植民地時代の歴史と元気カラーの街 サン=ルイ」

2019年5月9日、天気晴れ。

今日からアフリカ4ヶ国目セネガルの旅が始まります。ということでまずは場所から確認です。モーリタニアの南に位置するセネガル。見てわかるようにモーリタニアと比べるとだいぶ国土は小さく、面積は196190㎢と日本の半分ほどの大きさの国になります。セネガルも国土に砂漠地帯がありますが、南の方は緑もありそうな様子です。昨日国境を超えてすぐに広がった緑からも、自然の変化を感じました。

そして、そんなセネガルの旅の最初の街は①「サン=ルイ」という街です。セネガルの北西のはじにあるこの街はセネガルの第2の都市であるとともに、ここにある島は世界遺産に登録されています。

植民地時代の歴史と元気カラーの街 サン=ルイ

まず、街と書きましたが先生が昨日今日とお世話になる宿は実はこの街の中にある「島」なんです。本土のサン=ルイに流れるセネガル川が運んできた土砂がたまってできたこの「サン=ルイ島」は世界遺産に登録されています。

この島は実はかつてフランスのもの(植民地)だった歴史があります。そこで行われていたのは人びとをものとして売買する「奴隷(どれい)貿易」というもので、当然ですが悲しい歴史が繰り広げられた場所であるのです。フランスによってこの島に町がつくられ、ここを中心地(首都)として、その後フランスは西アフリカの大地のかくとくへと進んでいきました。その際にフランスによってきれいにつくられた町並みや建物が今も残るこのサン=ルイ島。植民地時代の歴史を残す町として世界遺産に登録されているわけです。

これまで出会ったことのない色づかいの建物やしっかりと区画された道が印象的なサン=ルイ島。古い町並みや建物を生かしつつ、今はホテルやお土産屋さんが建ち並びます。そのオシャレなふんいきは観光客からも人気で、海外からもたくさんの人がおとずるこの島。ここに植民地時代の歴史があったことは、正直何も知らずにここに来ると全く感じないだろうと思います。歴史と共に人があることはどの国だって同じです。いろいろ考えながら散策する中でこの島の歴史を少し感じることができました。

さぁ、ここまでサン=ルイ島について書いてきました。南国のふんいきもただようこの町ですが、ここは今では観光客向けの島になっています。あとは学校もたくさんあり、本土からバスに乗ったり歩いたりして橋をわたって島にやってくる学生の町という印象です。島を歩いていると学生服やおそろいのジャージを着ている中高生ぐらいの子たちにたくさん出会いました。

そして地元の人たちが生活をしているのは川をはさんだ西側の本土なんです。サン=ルイ島は町並みを目で心で感じながら散歩するのが楽しいわけですが、人びとの活気を感じれるのはこの本土のサン=ルイの街です!正直ヒト好きの先生にとってはこちらの街に流れる人びとの時間がとてもみりょく的でした。まずは何と言ってもこの島からながめる本土のこの光景!

海に面したサン=ルイなので漁業が盛んに行われる漁師の街なのですが、その船のこのエスニックな色づかいのに心をうばわれます。このオシャレなカラフルさはまぁマネできません。

この街を走るトラックやバスもまぁカラフル!

そしてすぐそこは大西洋なんですが、この街からのぬけで見える海の青がこれまたキレイで。そしてしおかぜになびく洗濯物がまたいい味を出すんです。街のいたるところでまるでアートのようか世界が広がります。

多分人生でこんなに洗濯物の写真をとるのはこれが最初で最後じゃないかなと。ちなみに、太陽の日差しはモーリタニアほどジリジリとは感じません。海風が和らげてくれているようです。散歩していても汗をそこまでかかないのでかいてきです。

サン=ルイ島の方ではなかった人の多さ。車も人もたくさん行き交う様子に街のにぎわいを感じました。そして、気になる倉庫のような建物を発見。何だろうなぁと思ってスルーしません。気になったらとにかく行ってみる!こういうのが旅の楽しみです。入っちゃダメと言われる場所もありますが、それも行かないとわからないので、とにかく行動することが大事です。そして行ってみると

小さめですがふんいきのある市場でした。セネガルに来て見つけた変化の一つに「牛」をよく見かけるようになったことがあります。これまでの3ヶ国もレストランでビーフを食べていたので牛がいることは確かだったと思いますが、セネガルに入ってから見かける数が明らかに増えました。マーケットにも立派な牛肉が!肉の文化というのもそれぞれの国によって違いがあるのが楽しいです。ちなみに、食べはしませんが、サン=ルイではいろんな動物を街の中で見かけます。

例えば馬。荷物や人を乗せる車を引っ張る動物はこれまではロバが多かったのですが、サン=ルイではロバは見かけず!街を走るのは馬です。

そしてこれはきみょうでした。こちらの写真をごらんください。なぜ君がそこにいるの!?という動物がいるかと思います。これ、置物ではありません。海沿いの街だからといって、ここまで街になじむ姿にはおどろきました。

まぁでもやっぱり一番多いのはヤギです。そしてここサン=ルイはその数がとんでもなく多い!あの通りにもこの通りにもヤギヤギヤギ。かんそうに強いヤギはどの国でも数多くいますが、この密集した感じはなかなかはくりょくあります。さらに、なんと今日は川でヤギの体を洗う少年たちの姿も見かけて、これはビックリでした。いろんな動物と人々が生活を共にする様子を見ていると生きていくということについてもいろいろ考えさせられます。

こちらも動物の仲間ですが、新鮮な魚も市場で売られていました。海だけでなく川にも面しているサン=ルイなので、これまで見たことのない魚もちらほら見かけました。そしてここで一つ先に言っておくことがあります。ここ、セネガルは人口のほとんどがイスラム教のムスリムの方になりますが、キリスト教の信者の人々もいる国なんです。なので、昨日も一週間以上ぶりに先生はビールを飲むことができました。お酒はイスラム教では禁止されています。そして今日街を歩いていると、なんとお酒を売っているお店が道にどうどうとかまえてあり、モーリタニアでは一切お酒を見なかったので、2つの宗教が存在する国の変化を感じました。つまり、何が言いたいかというと、今はラマダンの期間ですがレストランをのぞくと地元の人でもお昼ゴハンを食べてる人がいるんですね。はい。ちなみに街中では日中は食材やお菓子やらは売っていますが、食べている人は見かけませんでした。マナーというやつかもしれません。で、断食します!と数日前に言い切ったわけですが、ここで気付きました。断食してると皆さんに伝えられる「アフリカの食」が少なくなってしまうということに。はい。つまりですね、結論から言うと今日は昼ごはんを食べました!やはりそこに美味しいものがあるとなると食べざるを得ません。しかもそれがセネガルの伝統料理と聞いたらもう!ということでお昼に食べたのがこちら!

スパイスの効いた甘辛な玉ねぎを炒めたソース「ヤッサ」を骨まで食べれるくらいにあげられた魚にからめた「ヤッサポアソン」です。ポアソンはフランス語で「魚」の意味です。そしてセネガルはご飯文化もある国なので、そこにライスがセットでドーン!!これ、食べるのが止まらない組み合わせでした。美味しすぎてもうバクバクいきましたね。しかも魚が2尾ついてるこのボリュームで、こちらワンコインでお釣りが30円返ってくるという信じられないお値段!たまりませんでした(今後も基本的にはその街の様子に応じて断食をするかしないか決めていこうと思います)。

肉、そして魚と続くと最後は野菜!野菜も色とりどりの新鮮なものが売られていて、これもまぁキラキラかがやいているんです。また、北アフリカでも売られていたミントの葉がここセネガルでも売られていました。

歩いていて本当にいろんな色に出会うサン=ルイですが、やはり最後はこちら!これまでも各国ならではの「布」と出会ってきましたが、やはりこれだよね!という独特の柄と色づかいのインパクトが見るものの心をおどらせる布がついにお目見え!暑さもあってこれまではうすい生地の布が多かったですが、セネガルでようやく厚めの生地のアフリカ布と出会いました。これはもう見てるだけで楽しいんです。

そして布があればテーラーさんもいるんです。ここセネガルでもやはり男性のテーラーをたくさん見かけました。本当にミシンを使いこなせる男になりたい!

街行く女性の方々の中にも、このアフリカ布で帽子からドレスまでを全身コーデをした方を見かけるようになりました。ムスリムの方はやはりうすでの布が多いです。写真とらせてください!って言いたくなるファッションの方がたくさんいるんですが、そこは小心者なのでいつか勇気を出したいと思います。ちなみに、今日もたくさんの方の写真をとらせてもらってますが、必ず許可を取ります!中にはオッケーを出してくれない方もいて、先ほどの魚のお店の方も「魚だけとってね!」ということでした。でも、とらせてくれるだけでありがたいです。メルシー!

ここはたくさんの色たちによって歩いているだけですごく楽しく、とても元気になる街です。ですが、何よりも今日自分を笑顔にしてくれたのはこの街にいるたくさんの子どもたちでした!

とにかく子どもたちがたくさんいて、もう通りを歩くたびにワーとかキャーとか言って近づいてくるんです。アジア人が面白いのか、写真が面白いのかはわかりませんが、小さい子はもちろん、小学生や中学生からもたくさん声をかけられました。笑顔で手をふってくる子や通りすがりに「ボンジュール!」とあいさつしてくれる子。船の上から「おーい!」とやってくれる子やさりげなく笑顔を見せてくれる子。本当に小さい子たちは手をにぎってくるので最初はドキッとしますがそれがまたうれしく感じました。今日は本当にたくさん笑顔もらいました。

ちなみに、ここはサッカー大国セネガル!街のいたるところにサッカーに白熱する少年たちがいました。サッカーというスポーツもその国を語ることのできる一つの文化になっているなと感じます。

これだけ書くと平和な感じですが、ちゃんと事実も書いておきます。中には「お金をちょうだい!」ということを伝えてくる子もいます。少なくありません。観光客の目線からはなかなか感じることの難しい貧富の差ですが、このサン=ルイにもそれはしっかりとあるそうです。残念ながらお金をあげることはできませんが、そういう子たちにも笑顔で「ごめんね」と言うようにしています。

ということで今日はまぁ歩いた分だけ元気になった1日でした。そして最後はやはりこれを見ないと!大西洋に面する街では必ず見ることのできる海に沈む夕日。このオレンジに勝るオレンジはこの世には存在しない気がします。ジーッとながめながら感じる海風がまた気持ちいいんです。そして船と人が絵になるんです。

少年たちといっしょに夕日が沈むまでずっといっしょにいました。写真もいろいろとって楽しかった~!

そしてあたりが暗くなってから街がにぎわうラマダンです。日中は全く見かけなかった街中での飲食が一気に解禁!あげドーナツのワゴンのとなりで売られていたのはスパイスの効いたコーヒーのような飲み物でした。ジワーッと口の中に広がるスパイスの香りがクセになる味でした。ちゃんとプラスチックのコップが用意してあるところがすごいのですが、なんと持ち帰りは袋に入れてしばるからこれが面白い!熱くないの!?と思わず心配してしまいますが、全然平気とのこと。この熱いものを袋に入れて持ち帰るシステムはモロッコの地元の料理屋さんでも見かけて、パンにつける豆のスープを入れていました。ちゃんと香味油とローリエ的な葉っぱも入れるところがオシャレだったモロッコを思い出しました。

今日は久々の街歩きで人とのふれあいもあってすごく楽しかった分歩きつかれたのもあります。が、すごーく心があったかくなった〜!ついつい写真も多くなってしまい長くなったのでここら辺でおしまいにしようと思います。砂漠から水のある街に一転したセネガル最初の1日でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。