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DAY148 サントメ・プリンシペを旅する② バスで巡るサントメ島日帰りツアー -サン・ジョアン・ドス・アンゴラレス編-

2020年2月9日、天気雨のちくもり。

いよいよ今日はこの旅始まって初となるバス移動!ガボンでは首都から出なかったのでバスを使うことがありませんでした。そのためなんとなく旅してる感が弱かったのですが、今日はついにバスに乗ります!!ということで気合を入れて迎えた本日。サントメ島は大きい島ではないので移動距離は長くはありませんが、それでもテンションは上がります。いったいどんな景色が待っているのか!?ワクワクしながら荷物を準備していざ出発です!

と思って外に出たらなんと雨です。マジかー。蚊(か)がものすごく多いサントメなので、部屋の窓はずっと閉めっぱなしにしています。それでも刺されるのが私です。小さい蚊なのに刺されるとカユイカユイ。なので外に出るまで天気がわからなかったわけです。まぁそれでも傘(かさ)がなくてもなんとかなりそうな小雨だったので雨にも負けず行動開始!まずはバス乗り場に向かいます。

ここがサントメ島の長距離移動用のバス乗り場です。お兄さんたちに目的地を伝えるとどのバスに乗ればいいかを教えてもらえます。さっそくお目当てのバスを発見!…がしかし。今日は日曜日なんです。キリスト教の方がほとんどのサントメ・プリンシペ。日曜日は礼拝(れいはい)の日になります。人口も16万人ほどと少ないこの国では日曜日はバスがあまり運行していないそうなんです。たしかに今日一日サントメ島を見て回りましたが街は昨日の盛り上がりに比べると一日を通して静かな様子でした。雨のせいもあるかもしれませんが、日曜日は家でゆっくりするのがサントメ島のスタイルのようです。そして行きたかった場所に向かうバスは本日は完全に運行していないとのこと。ドライバーさんが言うのでこればかりはもうどうしようもありません。日を改めて明日来ることにしました。

さぁそれでは今日はこれからどうしようかと思いながら近くのバスを見ると、なんとこちらには乗客が!このバスは運行しているのか。…よし!こうなったらもう流れに身を任せるぞということで翻訳(ほんやく)アプリを使ってどこに行くのかを訪ねると行き先はちょうど行きたかった場所の方面でした。なので明日に向けての予行練習も兼(か)ねてこのバスに乗ることに!完全に当てのないサントメ島のバスの旅がスタートしました。

少し走り出すとサントメ島の景色はガラッと変わりました。一気に自然の世界に入って進んでいくバス。雨なので曇って(くもって)いるわけですが、それがまたなんとも不思議な雰囲気(ふんいき)で自然の命を感じさせる景色が続きました。

島国というとまわりの美しい海の印象が強くなりがちですが、島自体は陸地であり、緑豊かな世界が広がります。同じアフリカの島国「セーシェル」もそうでしたが、海も山も楽しめるのが島国の良さです。

どんなところに着くのかが全くわからないドキドキしながらのバス移動というのは冒険心をくすぐります!そして窓の外の景色に見入ること1時間ほどで到着したのがバスの終点。「サン・ジョアン・ドス・アンゴラレス」という町でした。

サンジョアンドスアンゴラレス

São João dos Angolares is a small town on the east coast of São Tomé Island in São Tomé and Príncipe. It is the seat of Caué District. Its population is 3,605 (2012).(後略)【Wikipediaより】

急に晴れた写真ですが、これは翌日に撮った(とった)ものです。こんな感じでのほほんとしたサン・ジョアン・ドス・アンゴラレスの町になります。

が、この日は日曜日ということでお店もマーケットも閉まっていて、歩いている人もほとんど見かけませんでした。朝の11時頃だったので教会の時間だったのかもしれません。

さぁ、さすがに島巡りをするのになんの目的も無いのももったいないなと思ったので、バスに乗る際にドライバーさんにあるものを見たいということを伝えました。サントメ・プリンシペに到着した際に空港で知ったこの国の特産物『カカオ』です!ドライバーさんのリアクションによるとどうやらこの町の近くで見れるような感じだったので、よしそれじゃあ探してみよう!といつもだったらあたりを歩いて散策するところなのですが、雨が一向(いっこう)にやみません。どうしようかと思っているとドライバーさんがそのままバスで案内してくれると言うのでお願いすることにしました。

アンゴラレス(長いので省略しました)からもう少し南に進んでいくと緑はさらに濃くなります。この先にカカオが!いったいどこに!?と思っていると車は道の途中で停車しました。「アレだよ!」ドライバーの彼が指差した先をよく見ると

あったーー!人生で初めて見るカカオの木。そこにはチョコレートのパッケージなどで見たことのある実がしっかりついていました。これだーー!そして振り返るとここまで走ってきた道路脇(わき)にも同じ木があったなと。そう、ここサントメ島にはカカオの木がいたるところに生(は)えていたんです。

そして私のしたいことを感じ取ってカカオの実を採ってくれたドライバーの彼。かたい殻(から)を道路に叩き(たたき)つけて割ると、そこには白い果実がギッシリと詰(つ)まっていました。ついに念願(ねんがん)の初カカオ!いただきまーす!!

…チョコじゃない。これが率直な感想でした。チョコレートの味を少しでも感じられるかと思い口にしたのですが、全くこれっぽっちもチョコではありませんでした。甘く(あまく)もなく、プチっとした食感の果実。これがカカオかぁと。

その後調べてわかったことは、このカカオの実は乾燥(かんそう)させることでチョコレート独特の風味が生まれ、そこに砂糖やバターを加えることでいわゆる甘くて美味しいチョコレートになるとのことでした。「カカオ=チョコレート」だとずっと思っていたのでビックリ!また一つ素晴らしい学びをさせていただきました。

そのあとは近くの村にも訪れてサントメ島の美しい自然と暮らしの様子も見させてもらいました。あいにくの雨でしたが、人生初のカカオを見て食べて、そして雨ならではの景色も堪能(たんのう)することができた楽しい半日アンゴラレスツアーでした!

首都サントメに帰る頃になると雨がやみ、午後になると教会の礼拝も終わり少しずつ街に人が戻って(もどって)きました。サントメ⇄サオジョアオドスアンゴラレスは50ドブラ(約240円)です。

雨が上がると街がまた賑わ(にぎわ)い始めます。今日もバナナは色鮮やかで絵になるサントメの市場です。

そして市場を歩いていると海沿いならではの新鮮な魚を発見!立派なマグロを見たら思わず足が止まります。そこにすかさずポルトガル語で声をかけてくれるお母さん。意味はわかりませんが当然「買っていきなさいよ!」というお誘い(さそい)です。これは食べたい!でもこんな丸々一尾を買っても〜と思いましたが、食べれなければ近くの方にお裾分け(すそわけ)すればいいだろうということで人生初のマグロの一頭買いをすることに!これで150ドブラ(約730円)。なんかまた一つ大人の階段を上った気分になりました。

買ったマグロは市場の中のローカルレストランで調理していただくことに。自分の買ったマグロという特別感があるのでワクワクしながらその様子を見させてもらいました。特製のスパイスで味付けをして

炭火でじっくりと焼いていきます。そして出てきたのが

コチラ!とってもジューシーなマグロに感動!!やっぱり魚は焼くのが一番だよなと感じました。そしてマグロの味を引き立てるスパイスがこれまた抜群(ばつぐん)!ローカルマーケットならではの豪快(ごうかい)な一皿でした。

いっしょにマグロの買い付け(カッコよく言ってみました)に付き合ってくれたおじさんにサービスをして全部美味しくいただきました!これぞ海沿いの街ならではの楽しみです。

ということで今日はそのあとは日曜日ということで私も宿に戻ってゆっくりと過ごしました。明日はバスに乗ってサントメ島の一番南へと向かいます。いったい次はどんな景色と出会えるか!?少しずつサントメ・プリンシペという未知の国を知っていくこの冒険感。思いっきり楽しんでいきたいと思います!!

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。