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DAY153 サントメ・プリンシペを旅する⑦ バスで巡るサントメ島日帰りツアー -ボタニカルな緑の町 トリンダーデ編- 〜そして出国!アフリカ22ヶ国目へ PartⅠ〜

2020年2月14日、天気晴れ。

今日はバレンタインデーです。

バレンタインデー、または、聖バレンタインデーは、2月14日に祝われ、世界各地でカップルの愛の誓いの日とされる。元々269年ローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌスに由来する記念日だと、主に西方教会の広がる地域において、かつて伝えられていた。【Wikipediaより】

ここサントメ・プリンシペはキリスト教の国になります。今日は昨日まで一切見かけなかったバラの花が街中で売られていました。バレンタインデーといえば日本ではチョコレートですが、海外では真っ赤なバラの花を贈る(おくる)国が多いです。さらに一般的には男性から女性に贈ります。日本だと逆ですね。そして日本はこの1ヶ月後にお返しをするというホワイトデーがありますが、これは日本発祥(はっしょう)の文化!日本のバレンタインデーは実は世界から見るとかなり特殊(とくしゅ)なんです。

そしてサントメ・プリンシペのバレンタインデーにも特徴(とくちょう)が!女性はもらったバラの花を頭にかんざしのようにさすんです。最初は持っているのが大変だから頭にさしているのかと思いましたがどうやらそうではなく、バラの花をいただいたというアピールのようでした。中には2〜3本さしてる方も!なんだかすごく微笑(ほほえ)ましいバレンタイン文化です。街中でばらの花をさす女性を見かけるとしあわせを分けてもらった気分になりました。

ということで1週間のサントメ・プリンシペの旅もついに最終日!夜には飛行機でアフリカ22ヶ国目へ向けてこのサントメ島を出発します。飛行機の時間までのんびりするのもありでしたが、最後の日がこれまた天気がとってもいいのでこれは動かないともったいない!と思い先日宿のオーナーさんが教えてくれたサントメ島のオススメ観光スポットへ足を運ぶことにしました。海のキレイな「ラグアアズール」にはもう行ったので、今日は緑のキレイな「トリンダーデ」という場所に向かいます。またまたバスに乗って行くのですが、今回はタクシー乗り場のような場所から車が出ていました。方面別に乗り場がしっかり分かれていてるサントメ島です。

1番が島の南、ロラス島方面に行くバス乗り場です。そして2番が島の北を通って西へと向かうバス乗り場。ラグアアズールへはここから向かいます。今日はそのどちらでもなく市場の中心に近い3番の場所から、いわゆるワンボックスタイプの車に乗ってサントメ島の中央へ向かいます。この区間も利用者がかなりいるので待ち時間ほぼ0で出発です!

首都サントメからわずか8kmほどしか離れていないので車に乗ることたった10分で到着したのが「トリンダーデ」という町です。

⑦ボタニカルな緑の町 トリンダーデ

緑豊かな町だとは聞いていましたが、本当にとっても美しい緑が色鮮やか!思わず足が緑の生茂る(おいしげる)方へと向かい散歩開始です。

緑の中に人々の暮らしが垣間(かいま)見られる景色が広がります。庭や公園といった感覚はきっとこの町にはないんだろうなぁと。自然と一体の暮らしです。

高床式のサントメ・プリンシペの伝統家屋が点在するトリンダーデ。ここも雨季になると雨がたくさんふるからこそ、こんなに植物が元気なのかもしれません。

雨季の雨のおかげか水資源も豊かのようで、なんとこの町には至る(いたる)ところに水道があるんです。水をくんだりその場で洗い物をする人々の姿がありました。水道が生活の中にあるというのは日本では当たり前ですが、アフリカではなかなか珍しい(めずらしい)ことです。

流れる川で洗い物をする人もいます。水道があるといってももちろん数に限りがあるので、こうして自然の水を使って生活をするわけです。

先日首都で見かけた不思議な見た目の実ができる「パンノキ」と呼ばれる木はサントメ島全土にたーくさん生えていて、ここトリンダーデでももちろん見られます。面白い木なので紹介したいと思います。

サントメの名産① パンノキ

パンノキ被子植物クワ科の常緑高木。(中略)。原種はニューギニアマルク諸島フィリピン原産のArtocarpus camansi 、オーストロネシア祖族の移動により栽培化した植物のひとつでオセアニアに拡散したと考えられる。植民地時代にさらに世界の熱帯の地域に持ち込まれた(中略)。今日では栽培する国は南アジアから東南アジア、大洋州、カリブ海から中央アメリカ、アフリカに至る90ヵ国ほどである。英名ブレッドフルーツは、ほどよく熟した実を調理したときの焼きたての穀物のパンのような触感と、じゃがいもに似ている風味が由来とされる。【Wikipediaより】

大きく熟した実をどう調理するかというと、なんとそのまんま焼くんです。さっきの見た目もインパクトがありましたが、焼くとさらになんじゃこりゃ!?となります。果たしてその中に詰(つ)まった実は本当にパンの触感(しょっかん)にジャガイモの風味なのか。実食!!

うん!面白い!!個人的にはジャガイモの触感にパンの味かなという印象でした。どんなおかずにも合うだろうなと。しっかりと歯応えがあるので食べ応えもあり腹持ちしそうな感じでした。パンノキの実一つだけでかなりの大きさなので、これは保存食としても重宝するんだろうなぁと思います。熱帯地域ならではの自然の恵みをいただきました。

本当に気持ちのいいトリンダーデ散策!アジア人がこの緑の町を歩いているというのはそれは非常に目立つわけで、子どもから大人までたくさんの人に声をかけられますが、みんなとっても温かいんです。自然の中で暮らす人々の様子も感じられる楽しい散歩です。

サントメの名産② カカオ

そして今日はバレンタインデー!日本でたくさんチョコが消費される日ということで、その原料となるカカオの木をしっかり見ておきたいなと。このサントメ・プリンシペの旅で学んだことの一つ!カカオの木がすぐに見つけられるようになったことは小さな学びですがこういうのがとっても嬉しい(うれしい)ものです。トリンダーデにもそこら中にカカオの木が!

大人になるとパタっとしなくなってしまう植物の観察ですが、これがやってみると意外と楽しいものです。カカオの葉の形や手触り(てざわり)をよく見て触って確かめると植物の命を感じます。

カカオの花も発見!小さな花が受粉をするとこんなに大きい実をつける。やっぱり自然や命って面白いなぁと!

実のつき方にも特徴(とくちょう)があるカカオでした。思わず夢中になって観察をしていると

通りすがりの男の子たちに何してるの!?的な感じで声をかけられてしまいました。カカオに夢中になるアジア人。確かに彼らからしたら何だこの人!?となりますね。カカオを見てるんだよと伝えると笑われました。彼らにとっては日常に当たり前のようにカカオがあるので、カカオに目をキラキラさせる私が不思議だったんだと思います。

DIOGO VAZの板チョコ

ただ逆(ぎゃく)に彼らの生活にはチョコレートはありません。サントメ・プリンシペに来てからチョコレートを見かけたのはチョコレート専門店に行った時だけです。板チョコはスーパーや商店にも売っていません。彼らがDIOGO VAZのチョコレートを食べたらきっと驚くんだろうなぁと。お互いに知らない世界があるのは当然ですが、私はこうして旅をして少しでも彼らの生活を垣間(せいかつ)見ることができる。これはすごくありがたいチャンスだなと感じます。だからこそ私が知ったことを一人のものにするのではなく、いろんな形で発信してたくさんの人に還元(かんげん)したいと思う今日この頃(ごろ)です。

ということで気付いたら1時間半ほど歩いてトリンダーデの町をまわりました。帰りは流しのタクシーで首都サントメへ。行きは20ドブラでしたが、なんと帰りはわずか10ドブラ(約50円)!いろいろ交通手段を試すのもありのようです。

サントペプリンシペ出国へ

さぁ、これでサントメ・プリンシペの旅が全て終わりました。1週間滞在した宿にもサヨナラを告げます。また来た時も必ずここに泊まりたいと思えるとってもステキな宿でした。お世話になりました!オブリガード!!

旅の最後はバイクに乗って空港へ向かうことに!街中をバイクがたーくさん走るサントメ島でしたが一度も利用しなかったので、旅の記念に乗ることにしました。バイクにバラの花がさしてあったのが気になったので彼にお願いすることに。風を切るバイクでサントメ 島の海沿いを走り、景色を目に焼きつけます。

そして街の中心からわずか10分で空港に到着。着いた時は夜だったのでわかりませんでしたが、とっても和やかな景色があたりに広がる空港でした。さぁ、いよいよ出発です。

カラフルな用紙に手書きで記入してくれる赤道ギニアのCeiba航空のチケットをもらっていよいよアフリカ22ヶ国目へと向かいます。手荷物の重さが制限を超えていましたがそこをなんとか〜と伝えてオッケーをいただき、これで荷物の心配もいりません。

その後、出国審査もあっという間に終わりこれにてサントメ・プリンシペ出国です!さぁ、あとは飛行機の時間を待つのみ。出発までまだ3時間ほどあったので、ものすごく冷房(れいぼう)のきいたロビーでブログを書いて過ごすことにしました。

そして搭乗の1時間半前です。ブログの執筆(しっぴつ)に集中していると、空港のスタッフさんに声をかけられたんです。手で『こっちに来いの合図』をしてきます。なんだ??ポルトガル語なので言われていることはなんとなくで判断するしかないのですが…。こういう大事なことを伝えられている時は言葉がわからなくても相手の表情や雰囲気(ふんいき)でわかるもんなんだなと初めて知りました。

「フライトがキャンセルになった。今日は飛行機は飛ばない。」

マジか!?マジか!!?マジかーー!!!!ということでパスポートに再度入国スタンプが押されましてサントメ・プリンシペ再入国。…さぁ、どうする!?

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの33歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。