2020年2月7日、天気晴れ時々くもり。
目次
アフリカ21ヶ国目「サントメ・プリンシペ」へ

ガボン出国の朝です。到着からとにかく毎日動いたわけですが、結局今回はずっと首都リーブルビルのみの滞在となりました。なかなか思うように動けなかったわけですが、その分この首都の雰囲気をしっかりと感じることができたなと。2ヶ月ぶりのアフリカ旅のエンジンもようやくかかってきたところ!ということで最後にお世話になった宿の紹介です。こちらのHotel Hibiscus Blvd TriomphalはBooking.comでリーブルビルのコスパ抜群の宿として掲載されているホテルになります。お値段1泊34450セーファーフラン(約6300円)とかなり高いですが、これでもリーブルビルだと安い方!

シンプルな部屋ですが、クーラーがついてお湯シャワーも出るので非常に快適(かいてき)。Wi-Fiも部屋まで電波がギリギリ届(とど)きます!

そしてこのホテルの一番のポイントはこの朝食ビュッフェ!ホテルの隣に併設(へいせつ)されたレストランがあるのですが、Booking.comで予約するとこの朝食がセットで付いてきます。これはありがたい!この朝食ビュッフェ単品の料金は5000セーファーフラン(約900円)なので、これが無料でついてくると考えると宿泊費が高くても少しだけ納得することができます。少しだけです!ホテル代が本当に高いガボンでした。
ガボンのコト

今日はこれまでガボンの首都リーブルビルを旅してきて見つけたガボンあるあるを紹介していきたいと思います。
白い鳥

よく見かける動物というのは必ずどの国にもいるもの。ネコが多いイスラム教圏やラグダがたくさんいるエチオピア北部など、場所によって種類も違うわけですが、ガボンのいたるところで見かけるのはこの白い鳥です!

日本のカラスのポジションのような感じでゴミ捨て場付近でも見かける白い鳥。なかなかシュールです。
やさしい運転手
非常に抽象的(ちゅうしょうてき)ですが、これは個人的にかなりビックリしたことです。とにかく車社会のガボン。街中を車がバンバン行き交います。それでも不思議とあまり渋滞が見られないのは交差点の真ん中ち立つ警察の方が道路状況をコントロールしているからです。そして横断歩道があまりないガボン。なので道路の反対側へ行きたい時は左右を見て安全を確認した上で渡ります。が、片側二車線などのどうしても一回では渡り切ることができない場合は道路の真ん中で待つことに。その時です。なんとガボンのドライバーさんの中には「先に渡っていいよ!」と手で合図を出して停車してくれる方が!これにはビックリ!!アフリカを旅していて初めての経験かもしれません。一度や二度ではなかったので、ガボンの運転手の方々の親切心を感じました。
タクシーの乗り方

車つながりでもう一つ。日本で「タクシー」と聞くと高い特別な乗り物というイメージがあるかと思います。基本的にどこかに移動する場合は電車やバスが主流かなと。しかしここガボンのリーブルビルではタクシーこそが主流の移動手段!道路脇(わき)にはタクシーを待つ人の姿が朝から晩(ばん)まで常にあります。

乗り合いタクシーは運転手との交渉(こうしょう)で値段が決定。まず最初に行き先を伝えます。ここで首をふって断られることもありますが、もし次にフランス語で何かを話しかけられたらそれは「いくらだ?」の合図です。私はフランス語は話せないのでiPhoneの電卓(でんたく)で数字を打ち込んで見せます。ここで運転手が納得(なっとく)すれば乗車OK。ガボンでは一番安いのが500セーファーフラン(約90円)ぐらいかなと。本日最後に街の中心から空港までタクシーを利用した際は1000セーファーフランでは断られ続け、結局1500セーファーフランで乗せてくれる方を見つけました。ちなみにタクシーは色が3種類。赤と緑と紫!おそらくこの色の違いに意味はないとは思うのですが、赤いタクシーの方がやさしい対応をしてくれるなという印象です。
男性ファッション

最後はこちら!アフリカを旅していると美しいアフリカ布を使ったドレスや腰巻(こしまき)でオシャレをする女性をたくさん見ますが、ここガボンでは男性のアフリカ布ファッションに目がいきます。オシャレなシャツで色鮮やかにキメる方もいるのですが、特にカッコイイのがこのセットアップスタイル!

街中で見かけるたびにイイネ!を心の中で勝手に押してしまいます。何人かに写真を撮らせて下さい!とお願いしたのですが、断られてしまったので残念ながらバックショットのみ。ですがそれでもこのカッコよさ。アフリカ布を着こなすオシャレ男子がたくさんいるガボンでした。

そして恒例(こうれい)のコチラ!ガボンサッカー代表ユニホーム、ゲットしました〜!!街中で聞き込みをしてもなかなか情報がゲットできなかったのですが、Village Artisanalという民芸品が集まるマーケットで発見しました。ジャストサイズを探し出してくれたおじさん!メルシー!!

首都で飛行機の時間までのんびりと過ごした本日。やっぱり最後も食で締(し)めたいということでやってきたのはレストランL’ODIKA。

オシャレな雰囲気で風が吹き抜ける開放感のあるこちらのレストランですが、メニューを見て…高い。ちょっと怯(ひる)んでしまいましたが、まぁ最後だから!と自分に言い聞かせていただくことに。

アフリカンディッシュということで注文したとり肉料理。この煮込んだソースがガボンならではのもののようで、なかなか深みのある面白い味!辛くはなくまろやかーなシチューのような感じですが、パンチにはかけるかなと。昨日のガゼルのインパクトがあまりに感動的だったのでまだ忘れられず!のんびりする場所としてはとってもいいレストランでした!
ガボン出国

ということでガボンでの最後の食事を終えて空港に戻ってきました。たった5日間の滞在でしたが、たくさん歩いたのでずいぶんと長くいたような感覚です。この空港で一夜を過ごしたのがすでに懐かしい思い出。空港警察の方々の姿勢(しせい)にも見られたように、ガボンは何かとキッチリしっかりしている国だったなぁという印象です。

ちなみにリーブルビルの国際空港の目の前にはケンタッキーフライドチキンが!空港に早く着きすぎた際に食事でもして時間を潰(つぶ)そうかと思ったら高くて断念するということがたまにありますが、これなら問題無しです。

チェックインを済ませてチケットをゲットし、出国審査もあっという間に通過してこれにてガボンの旅が終了。次来た時は…!とすでにまたこの国に来たときの移動計画を頭の中で立てている私がいます。アフリカ54ヶ国の旅はまだまだ続くということで、どこかのタイミングで必ず訪れようと心に決めたガボンでした。

やって来たのはプロペラ機!これに乗って次の国へと向かうのですが、やはり最後までキッチリしっかりのガボン。搭乗(とうじょう)ゲートでチケットを確認したらハイいってらっしゃい!ではなく、案内人の方が全員を一列に並ばせて飛行機まで連れていくというスタイルでした。これまた初めて!今回は写真を撮っても何も言われませんでした。そして夜19時過ぎに離陸!またねガボン!!

さぁ、アフリカ21ヶ国目はこの大陸のまわりに浮かぶ全部で6つある島国の内の一つになります。「カーボベルデ」「セーシェル」に続いて自身3度目のアフリカの島国です!※飛行機のチケットの取り方はDAY143をご覧ください。
サントメ・プリンシペ入国
ただ、その名はまぁ〜ほとんど知られていない認知度の非常に低い国になります。カーボベルデもランキングにするとだいぶ低いとは思いますが、山手線ゲームで「アフリカ大陸の国名」というお題が出てもまず出てこないであろうサントメ・プリンシペ!ガボンからは飛行機でわずか1時間ほどで到着です。しかしこの国とガボンの間には1時間の時差があるので、19時にガボンを出発しましたが到着したのも19時になります。
空港内部に入るとまず一番にイエローカードの確認が。この国は公用語がポルトガル語ですが、その後の入国審査は英語で対応してくれたので安心でした!滞在日数と目的、ホテルの名前を聞かれますが、証明書や帰りのチケットの提示(ていじ)などは求められず。サントメ・プリンシペは観光目的での15日以内の滞在であればビザは必要ありません(2020年2月時点)。ということで入国スタンプを押していただきまして
アフリカ21ヶ国目「サントメ・プリンシペ」入国〜!そして外に出た瞬間(しゅんかん)でした。夜の到着だったので今夜お世話になる宿に送迎の車をお願いしていたのですが、そのドライバーさんが持っている紙に感激!!私の名前を手書きで書いてくれたただの紙ですが、しっかり見やすいように細いボールペンで何度もなぞって線を太くしてくれているその心遣いがとっても嬉しくて。ガボンはフランス語でしたが、今度はポルトガル語です。オブリガード!!
ということでほとんどの方が初めて聞くであろうサントメ・プリンシペの旅がいよいよスタートします。夜の道を車で走っただけですが、メチャメチャ面白い国に来たぞという感じでした!いったいどんな国なのか!?明日からじっくりこの国を楽しんでいきたいと思います。
> ちなみにタクシーは色が3種類あります。赤と緑と紫!おそらくこの色の違いに意味はないとは思うのですが、赤のタクシーの方がやさしい対応をしてくれるなと感じました。
赤はリーブルビル市、緑はアカンダ市、紫はオウェンド市で登録されたタクシーです。車体扉に登録番号も貼ってあります。
貴重な情報ありがとうございます!!