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DAY165 カメルーンを旅する⑧ アフリカ24ヶ国目「コンゴ共和国」に向けて陸路大移動 Part2【アボンバン〜ンゴイラ】

2020年2月26日、天気くもり。

昨日やって来た首都ヤウンデから東に250km進んだ小さな町「アボンバン」。来る時にバスで隣(となり)の席になった方の話によると、ドイツ植民地時代には重要な拠点(きょてん)になっていたそうです。この町から南下をしていくといよいよアフリカ24ヶ国目「コンゴ共和国」が近づいていきます。

昨日お世話になった宿はこちらの「HOTEL LE NYONG」です。かなりの部屋数があるこちらのホテルは私以外にも宿泊されている方がたくさんいました。

1泊5000セーファーフラン(約900円)という非常にありがたいお値段が人気の秘密(ひみつ)かもしれません。なんともう1ランク下には3000セーファーフランの部屋もあったのですが、昨夜は満室でした。アボンバンは交通の要所のためにこの町で一泊していく方が多いのかなと!水が出ないという設備の不便さはありますが、横になって寝るだけなら十分に休める宿でした。この宿まで連れてきてくれた昨日の正直者の彼に改めて感謝でした。

朝7時。行動開始です!まずは今いる④の「アボンバン」から南に130km進んだところにある⑤「ロミエ(Lomié)」を目指します。

実は昨日の夜にビールを飲んでいた場所がロミエ行きの乗合タクシー乗り場だったことを今朝知ってビックリ!宿から歩いて30秒です。

こんな小さな町の乗合タクシーでもちゃんとチケットが発行されるカメルーン。長距離移動をする上では信頼できそうだ!と思わせてくれるこういう小さなことが安心につながります。アボンバン⇄ロミエは3500セーファーフラン(約640円)です。

そして8時半。人数が確保できたところでタクシーに乗り込むように指示が出ました。さぁ、自分はどこに座れるのかなぁと思っていたら

ココです!…あれ?何かの間違い(まちがい)ですかね?私は運転しませんよ!と思いながらもとりあえず座ってみました。ちなみにコンゴ共和国は左ハンドルです。

そしたらそこから乗るわ乗るわでなんと5人乗りの車に運転手も入れて8人乗車!本来は運転席と助手席の2人分しかないところに4人乗っているんです!!これまで経験したギュウギュウ詰(づ)めの中でも上位に入る状況(じょうきょう)の中、車はロミエに向けて出発しました。まぁ運転しづらいだろうなぁと思っていると

「邪魔(じゃま)だ!もうちょっと離れろ!!」

運転手さん、そりゃそうなるよね。だって4人も乗ってるんですから!私も同じ気持ちですよ!!となりますが、長距離移動では運転手の言うことは絶対です。仕方なく気持ちお尻(しり)をずらします。すると

「きついだろ?もっとこっちに寄りな!」

今度はやさしい運転手さん!なんだ〜、だったら最初からそう言ってくれればよかったのに〜。と思ってたらまた

「暑い!手が当たるからなんとかしろ!!」

えっ!?手が当たるってそりゃこんだけギュウギュウですから当然当たりますよ!!と言いたいのを我慢(がまん)してると

「オレの肩に手を回せばいいんだよ!ラグだろ!!」

こんな感じでずーっとツンデレの繰り返しをしながらオフロードの道を進んでいったのでした。カラダ的にかなり厳しい道中でしたが時に厳しく、時にやさしいドライバーさんのおかげでなんとか耐え(たえ)抜いた3時間!車はようやくロミエの町に到着しました!

さぁ、着いた瞬間(しゅんかん)にわかるアボンバンと同じ田舎の雰囲気(ふんいき)!首都からだいぶ遠いところまで来たなぁと感じるわけですが、わざわざこの小さな町ロミエに来たのには理由がありました。

カメルーン東部は緑が豊かなエリアが広がっています。ロミエまで来る道中もあたりに木々が生い茂って(おいしげって)いました。そしてこの一帯が実は自然の中で生活をする動物のための保護区(ほごく)になっているんです!

ジャー動物保護区

ジャー動物保護区は、カメルーンにある自然保護区。首都ヤウンデの東南約70kmにあたる。東西90km、南北40km、面積5260kmに及ぶ。全体の約8割が人口の希薄な東部州、約2割が都市化が進んだ南部州に属する。領域全体がジャー川の本流、支流に取り囲まれている。バカ族のみ居住を認められている。ユネスコ世界遺産に登録されている。2007年現在ではカメルーン唯一の世界遺産だが、選ばれた理由は、アフリカ州において、自然のままの姿が残された最大の熱帯雨林であること。フランス領だった1932年には一部地域の保護が始まり、1950年に自然保護区となった。【Wikipediaより】

そう!このジャー動物保護区はカメルーンの世界遺産なんです!!コンゴ共和国に向かう途中にあるなら是非(ぜひ)寄ってみよう!と思ってロミエに来たのです。バイクタクシーに乗ってやって来たのはジャー動物保護区の管轄(かんかつ)をしているという建物!それっぽい担当の方を発見です。

「ジャー動物保護区に行きたいです!」

結論から言います。入れませんでした!!ネットで調べるとこのロミエが玄関口だと書いてあったのですが…残念。ここから入れる方は資格のある決まった方々のみらしく、旅行者は「ソマロモ(Somalomo)」という町から入れるそうです。これも彼に聞いただけなので確実かはわかりません。まぁ、こんなこともあります!ちなみに、ジャー動物保護区には入れませんが、ロミエに住んでいる「バカ族」と呼ばれる人々の集落を訪ねる体験ツアーが行われているそうです。いろいろと準備があるので前日までに申し込みが必要とのこと。ちょっと興味を引かれましたが…先へ進みます!!

吹(ふ)っ切れるではないですが、もうこうなったら気持ちは完全にアフリカ24ヶ国目です!もうあと180kmほど進むだけということで見えたも同然!!乗り合いタクシー乗り場に戻って(もどって)きまして、出発の時を待ちます。向かうのはロミエの次の町「ンゴイラ(Ngoyla)」です。

ただ今度はなかなかお客さんが集まらなかった。まぁ待つことには慣れているので問題はないのですが、ちょっと気持ちを高めすぎてしまっていたので一気に減速した感じです。1時間が過ぎ、2時間が過ぎ…。君が2人分払ってくれれば出発するよ!のお決まりの提案(ていあん)をしてもらいましたが断りまして。そして3時間待ったところでようやく人数が揃い(そろい)ました!時刻は夕方4時半。国境越えは明日になりそうです。ロミエ⇄ンゴイラも料金は先ほどと同じ3500セーファーフランになります。

今度は後部座席だったので先ほどよりはゆったりと、まぁそれでもキツいことには変わりませんが乗ることができました。もしかしたらジャー動物保護区の動物がキセキ的に車の前に現れてくれるかも!?なんて期待をしていましたがそんなことは起こらず。さらに濃くなる緑の中をガッタンガッタン車体を揺(ゆ)らしながら進んでいきます。

夕方6時!目の前に現れたのは行く手を阻む(はばむ)川です。この光景を懐かしいと思っていただいたあなたはブログを熟読していただいている方かと思います。ありがとうございます!

車ごとフェリーに乗って川を渡るこの川越えはギニアビサウ⇄ギニアの国境越えぶりになります。もう懐かしすぎて感動しちゃいました。今回は国境越えではなく、まだ対岸もカメルーンになりますが気分は上がります!!

以前と違うのはこちらは電動です!乗客のみんなで鎖(くさり)を引っ張ることはありませんでした。ゆっくりと川を渡ることわずか5分で対岸に到着。楽しいフェリータイムでした。手動のフェリーとはなんぞや!?と思った方はブログDAY52をご覧下さい。

ですが最後の最後に車をフェリーから勢い(いきおい)よく押し出すところは人力が必要でした。こういう時に「いっしょに押すぞ!」と言ってもらえるのが嬉しい(うれしい)ものです。フェリーを降りましてこれであとはもう先へ進むのみ!

そして夜7時半。ついにンゴイラの町に到着です!あたりは真っ暗なんですが、その真っ暗具合がまぁなかなかで。かなりの森の中にやって来たんだろうなぁということを想像するしかありませんでした。さて、この町に宿はあるのか??と思っていると、なんとあるとのこと!!もうそれを聞いて一安心です。ということで連れていってもらうと

木の小屋にベットが一つあるのみ!!ウォ〜となりますが、横になったらもう全く問題なしです。ベットで寝れるしあわせを感じながら、12時間の大移動の疲れ(つかれ)をとるのでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの33歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。