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DAY167 コンゴ共和国を旅する① 陸路大移動 Part4 -北から南へ国土縦断840km-

2020年2月28日、天気晴れ。

なんとかコンゴ共和国に入国をしたのも束の間。まさかのバイクの通行禁止によりそこから25kmを徒歩で進むことになった昨日の夕方。これはいったいいつになったら次の街に着くのだろうかと思いながらとにかく前へ前へと歩を進めていたところにやってきた車。あとでそれがタクシーだと分かったのですが、それでももう嬉(うれ)しすぎて感謝しかなくて!人をしあわせにできる仕事っていいですね。そのままタクシーは西へ西へと走り続けること約280km!「オエッソ(Ouesso)」という街に着いたのは夜の9時前でした。

もう久しぶりのキラキラした街に感動!昨夜がカメルーンの田舎の町だったのでその明るさが眩(まぶ)しく感じました。ただこうなってくると夜の街を歩くのは治安の関係で少し気が引けます。そして実はなんとこの時所持金が残り1000セーファーフラン(約180円)!さぁどうしたものかと思っているところにドライバーのモハメドさんがすんごい対応を見せてくれたんです。

まずは私の安宿の希望を聞いて1泊5000セーファーフラン(約900円)の宿まで連れてきてくれまして、次にオーナーさんに事情を説明してくれて明日支払いをすることで了解を得ました。さらにお腹が空いてるだろうということで夕飯のこともオーナーさんにお願いしてくれまして…。もう何から何まで全て手配してくれたモハメドさん!!なんてステキな人なの!?ともう感動しっぱなしでした。彼へのここまでの運賃もまだ払えていないので、それも明日でいいとのこと!とにかくメルシーを伝えてまた明日といってお別れしたのが昨夜のことです。

そして本日。7時ごろに迎え(むかえ)に来ると言っていたので、一応ゆっくり準備をしているとなんと7時5分にコンコンと部屋をノックしてきたモハメドさん!やさしいだけでなくしっかりもしているすごい方です、本当に。その後無事にお金を下ろすことができまして、全ての支払いが完了!いやー、本当に助かりました。ということでお世話になった宿「HOTEL LES JUMELLES」に別れを告げ

モハメドさんともここでお別れです。彼はまたこれからお客さんを乗せてカメルーンへ向かいます。本当に心からメルシー!!

さぁ、いよいよここからコンゴ共和国の旅が本格的に始まるぞ!!ということでまずはコンゴ共和国の紹介から。

コンゴ共和国

コンゴ共和国は、中部アフリカに位置する共和制国家。東にコンゴ民主共和国、北にカメルーンと中央アフリカ、西にガボン、南にアンゴラの飛地カビンダと国境を接している。首都はブラザヴィル。二つのコンゴとアンゴラ北部は15世紀頃まではコンゴ王国の一体的な領域だったが、16世紀にポルトガルによる征服を経た後に、19世紀のベルリン会議でベルギー領(現在のコンゴ民主共和国)とフランス領(現在のコンゴ共和国)とポルトガル領に分けられた。1970年から1991年までの期間は左翼クーデターによりコンゴ人民共和国だった【Wikipediaより】

説明だけ読んでもなかなか複雑な国だなぁという印象です。ちなみに国名の「コンゴ」はバントゥー語で「山」を意味するそうです。そして書くのを忘れていたカメルーンの国名!こちらはなんとポルトガル語の「小エビ」がその由来になっています。国名も調べてみると面白い発見があるものです!では位置関係もここでおさえておきたいと思います。

昨日超えた国境「ンタム」が1番。今私がいるのが2番の「オエッソ」です。そしてこれから目指すのはコンゴ共和国の一番南に位置するこの国の首都の3番「ブラザビル」!!その距離なんと840km!!!!

3日前にカメルーンの首都ヤウンデを出発してからもうずっと移動が続いています。ここまでで既(すで)に800km以上を移動してきましたが、それと同じ距離をさらに進んだところがこの大移動の最終目的地になります。昨日のバイク移動で首が完全に鞭(むち)打ち状態ですが、気合でラストスパート!このオエッソの街からバスが出ているということなのでさっそくバス乗り場へ向かいます。

「バスは6時半に出ました。次のバスは4日後です!」

ウソでしょ!?まぁ確かに800km越えの移動ですから朝が早いだろうなぁとは思ってましたが、まさかそんなに!!しかも次が4日後とは…。コンゴ共和国は公用語が完全にフランス語なので一切の英語無しで状況(じょうきょう)を理解できた自分には少し嬉しく(うれしく)なりましたが、4日も待てないーー!!なので、他に首都に行く方法はありませんか!?と全身で表現をして訪ねると、どうやらあるということで案内してもらうことに。よし!望みが見えたぞ!!

「次のバスは明日!朝5時出発!!」

バス会社がもう一つあったのでこれは!と思ったのですが、明日…。明日かぁ…。ここまで移動を続けてきて、ここでストップするのか…!?いや、こうなったらもう刻む(きざむ)しかない!!バスの望みは絶たれたので、首都リーブルビル方面に少しずつ進んで行く方法ならどうだ!?

ということで、乗り合いタクシー乗り場に!すると「オヨ(Oyo)」という街まで行けるということなので、車を乗り継いで首都に向かうことにしました。オエッソからオヨまでは18000セーファーフラン(約3300円)となかなかしますが、およそ400kmを一人一座席でリラックスして移動できるのでまぁ良しです!

全てフランス語なのでいまいちよくわからないやり取りに不安もありますが、とりあえず11時に満席になり出発!まずは途中の街「オヨ」を目指します。それにしても本当にこのコンゴ共和国の道路コンディションの良さはアフリカでもトップレベル!気持ちよく風を切って車は進んでいきます。

そしてもう少しで走り出して1時間という時でした。私たちを追い越した車が前方で停車したんです。これは…もしや警察!?と思ったのですが、ここで起きたのは私が全く予期していないことでした。

「ブラザビルに行くのか?だったら私の車に乗りなさい。」

ウソでしょ!!?こんなラッキーなことがあるのか!!!!ありがたすぎる車チェンジでここから一気にブラザビルに向かうことが決定しました。よっしゃ〜!!ブラザビルまで残り780kmです。

ちなみに昨日の一件があったので一番心配していた警察によるパスポートチェックは本日は一回もありませんでした。警察の検問が厳しいのは出入国者が行き来する北部だけのようです。

さぁ、ガンガン進んでいく車。助手席で車内にはクーラーも効(き)いてもう快適すぎるドライブ!!でした。でした…過去形です。フランス語で何かを話しているドライバーの彼。全てなんとなくで察するしかないのですが、何やら車を乗り換えるようなことを言っているんです。…え?ブラザビルまで行くんじゃないの!?

夕方4時。本日最初の目的地だった「オヨ」に到着すると車を降りるように言われました。え?どういうこと??と聞きたいのですが、まぁフランス語が話せない。わけがわからなかったのですが、察するに別の車が迎え(むかえ)に来るからそれに乗って行け!というような感じでした。なんだよそれは!?話が違うだろ!!?と思うわけですが伝えられずに彼はそのまま去っていったのでした。

えー、ここから実はかなりいろいろありました。そのあと別の車がちゃんと来たのですが、お金の面で行き違いがありまして…。この訳(わけ)のわからない対応にイラっときまして久しぶりに英語でブワーーッと怒り(いかり)をぶちまけてしまいました。その運転手さんは何も悪くないんですがね。反省です。あとになって待ち時間ゼロですぐにブラザビル行きの車に乗れたことはラッキーなことだったんだと気付くことができました。

ということでオヨを出発して今度こそ本当に首都ブラザビルへと向かいます。その距離残り400km!!

車窓からキレイな夕日を眺め(ながめ)ながら車は南へ南へと進んでいきます。なんだかんだでこれで4日間に渡る大移動が終わり、いよいよ目的地だったブラザビルに到着するんだと思うとなんだか感慨(かんがい)深いものがありました。が、しかし。しかし…逆接です。

あたりも完全に暗くなった夕方6時半。小さな町で停車すると、運転手さんが荷台に雨除(よ)けのカバーをつけました。するとその直後から本当に雨が降るからビックリ!雷雨のスタートです。首都まであと300km!

さらにこれで終わらないんです。この移動の最大の難関(なんかん)が最後の最後に待ち受けていました。これまでコンゴ共和国の道路が本当に素晴らしすぎて感動していたのですが、突然(とつぜん)先ほどまでがウソかのようなとんでもない悪路が現れたのです。暗くてハッキリは見えませんでしたが、オフロードのデコボコ道がブラザビルまで残り150kmほどのところからどこまでも続きます。当然車がスピードを出せないのでゆっくりと車体を思いっきり揺(ゆ)らしながら進んでいくのでした。

そして…「そして」なんていうあっさりとしたレベルではなかったのですが…日付が変わって深夜1時。ついに、ついについに、オエッソからおよそ14時間の移動を経てついにコンゴ共和国の首都「ブラザビル」に到着しました。もうビックリマークをつける気力もないくらいにヘトヘト。とにかく早く宿に着きたい一心でした。

宿に着いたのは深夜2時。いや〜、長かった。そしてもうとにかくやりたいことは一つでした。4日ぶりのシャワーです!!!!カメルーンの首都ヤウンデを出発してから今日までずっと浴びれていなかったんです。なのでこの時ばかりはビックリマーク!!カラダは疲れ(つかれ)ていましたがココロが一気に回復!!最高に気持ちよかった〜!!

ということで4日に渡った総距離1660kmの大移動がこれにて終了です。明日は首都ブラザビルを散策します。いや、明日じゃなくて今日でした…!!

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの33歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。