チュニジアを旅する⑦ オレンジと陶器の街「ナブール」〜地中海に面した超穴場のリゾート観光地〜

2019年4月23日、天気晴れ。

カーテンを開けると目の前に広がる地中海。今朝は天気が良かったので東の方からのぼってくる太陽の光でいい感じに色を変えていくステキな海の景色で一日の始まりでした。

お世話になったHotel Byzanceは本当に私には良すぎる贅沢(ぜいたく)なホテルで、すばらしい時間を過ごさせてもらいました。おそらくこれから暑くなってくるとビーチリゾートとしてもっと賑わう(にぎわう)のだろうなと。

まだ海に入れる気温ではなく、砂浜もそこまで整備されていませんでしたが、朝から海沿いを散歩して地中海をたっぷり堪能(たんのう)させてもらいました。

ナブールの歩き方

ということで、今日は昨日やって来たこの街を紹介したいと思います。鉄道の乗りつぎを間違えたことで”たまたま”訪れることとなったわけですが、本当に来れてよかった!と思えるとてもステキなこの街の名前は「ナブール」です。

⑧ナブール

ナブールは、チュニジア北東部、ボン岬半島南東部にあるナブール県の県都。地中海に南面した沿岸都市。人口はおよそ56千人。【Wikipediaより】

事前情報は完全にゼロで来たこの街ですが、もう紹介したいことがありすぎて困るくらいに内容盛りだくさん!

街を歩いていると、アレもある!コレもある!といった感じ目移りしてしまうキラキラした街です。しかも、先ほど紹介した中心地から少し歩いたところにあるホテルエリアは目の前が地中海。

エキゾチックでエスニックで、それでいてオシャレなナブール。

通りにはカフェがこれまたたくさん!やはりカフェはチュニジアを象徴する文化の一つです。

スパイスや羊毛を使った絨毯(じゅうたん)、布団なども売っていましたが、この街で特に有名なものが2つあります!

ナブールの名産① オレンジ

街を歩いているといたるところにオレンジのモニュメントやオレンジそのものをたくさん見かけるナブールの街。

しぼりたてのオレンジジュースのお店もたくさん並びます。これがなんと1ディナール(約40円)で飲めちゃうから驚きです!

地中海性気候を活かしたオレンジの生産が行われているチュニジアですが、その中でもここナブールは特に有名な産地になっています。

そしてここで一つ気になるものを発見!チュニジアでよく見かける通信会社(日本でいうauとかSoftbankのような会社)の名前がOrange(オレンジ)なんです。なぜオレンジなのか?もしやどこにいっても山積みのオレンジを見かけるチュニジアだからなのか!?と思ったのですが、これは私の勘違い(かんちがい)でした。このオレンジはフランスの会社で、アフリカの中でもフランスの植民地だった国に進出している企業になります。ちなみにこの事実を知ったのはこの旅のもう少しあとのことになります。いろんな国を訪れるからこそわかることもあるのがアフリカ54ヶ国の旅の面白いところです。

ナブールの名産② 陶器

さぁ、ナブールの有名なもの二つ目!ここは陶器(焼き物)の街としても知られています。

街の中心にそびえるモニュメント(本日のブログの表紙)もよく見るとオレンジを盛りつけたその器は見事な模様(もよう)の陶器になっています。

こちらの大きな木も下を見るとそこに陶器のポット!『ナブール焼き』と呼ばれるこの地らなではの焼き物はチュニジアを代表する伝統工芸です。

ちなみにこのナブール焼きは色ごとにその街のイメージがあるそうで、この黄緑はチュニジアもう一つ名産であるオリーブの特産地であるジェルバ島。

そしてこの水色はあの青い街シディ・ブ・サイドのチュニジアンブルーです!

美しい模様がかわいいナブール焼き。インテリアとして飾る(かざる)のもありです。

本当に偶然(ぐうぜん)やって来たわけですが、たくさんの楽しい発見と出会いに満ちたナブールの街でした。こういう”たまたま”が旅を面白くしてくれるなぁと。美味しそうなパン屋でデニッシュを買って食べ歩いたり、お店のお兄さんに声をかけられてシーシャ(水タバコというイスラム教のタバコをすう器具)や伝統衣装を見せてもらったり。これも全て行動したからこその結果!

自分が何かをすれば良くも悪くも必ず何かが起きる。当たり前かもしれませんが、とても大切で人生を充実させるために忘れてはいけないことだなと感じました。

再びチュニス へ

そしてチュニジアの旅もいよいよ本日で終わり!まずはここから首都チュニスまで戻り(もどり)ます。さすがに今日は乗り過ごせません!ということで、はりきって早めにナブールの駅に来たのですが、電車の出発までかなり時間があったのでカフェに入ることに。そしてここでずっと気になっていた飲み物を注文しました。

ミントティー

カフェではコーヒー(エスプレッソやカプチーノ)が人気ですが、それと同じくらいこの緑の葉っぱが入った飲み物を飲んでる人をよく見かけました。こちらはミントティー!冷たそうに見えますが、ほんのり温かく、そして甘さもちょうどいい紅茶です。そこにミントが入りスッキリとした味わいに!すごく爽やか(さわやか)で落ち着く一杯(いっぱい)でした。お値段は2ディナール(約70円)です。

出発予定時間の1時間後にようやく来た電車に乗りこもうとすると、同じ電車に乗るおじさんに声をかけられました。「どこに行くの?」と聞かれたのでチュニス!と答えると、じゃあ乗りかえをするんだ!と教えてくれました。

やはりチュニジアの電車での移動は出発時間やどこでどう電車がつながっているかが私には完璧(かんぺき)にはわからないので「おそらく」で動くしかありません。日本の電車や地下鉄の複雑さからしたらはるかにやさしいわけですが、アラビア語がわからないと難しい(むずかしい)です。

それでも、助けてくれる人がいる!という安心感。電車に乗ってからも車掌(しゃしょう)さんに合計3回「〇〇駅で乗りかえるんだぞ!」と声をかけてもらいました。で、〇〇駅と書いているように私はその駅の名前を覚えられなかったわけです。それでもおそらくこの駅かなーと思って降りてみると、車掌さんもいっしょに降りてきて「そうだ!ここだ!!」と教えてくれまして。

「あの電車に乗りかえるんだ!行け行け!」

本当に親切な車掌さんでした。ただ電車に乗るということがこんなに人のやさしさに触れる機会になるとは。チュニジアの電車旅にはドラマがあります。車掌さんに別れをつげて、線路に降りてホームを横切り次の電車に乗り込みます。まず日本ではできない刺激的な乗り換えは楽しいものです。ということで無事に乗り継ぎ完了!いよいよこの旅の始まりの街である首都チュニスへと戻ります。

DAY9.5へ続く

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