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DAY225 コートジボワールを旅する① 最大都市アビジャン 〜『象牙海岸』と呼ばれた国が世界に誇る大都会〜

2021623日、天気くもり時々雨。

では、改めてアフリカ28ヶ国目コートジボワールの紹介です。

コートジボワール

コートジボワール共和国、通称コートジボワールは、西アフリカに位置する共和制国家。東にガーナ、北にブルキナファソ、マリ、西にギニア、リベリアと国境を接し、南は大西洋に面する。首都はヤムスクロ(ただし、ほとんどの首都機能は旧首都のアビジャンに所在している)。かつて日本では意訳による漢字表記で「象牙(ぞうげ)海岸共和国」と呼ばれていたが、1985年にフランコフォニー国際機関がフランス語の国名“Côte d’Ivoire”を意訳しないよう求める決議を行い、翌1986年から政府が意訳による外名の使用廃止とフランス語国名の採用を各国に要請している。しかし、英語圏の民間レベルでは現在も“Ivory Coast”が頻繁に見られる。

Wikipedia参照】

YouTubeアフリカ54ヶ国をかいて覚える私の授業ではこの国のことを『アフリカで唯一国名がフランス語の国』と紹介させていただきました。その背景には上記のような歴史的背景があるわけです。

Wikipedia「奴隷海岸」より

植民地の歴史よりも前の15世紀の大航海時代。現在の西アフリカの海岸沿いに栄えた数々の王国はヨーロッパとの貿易を盛んに行いました。その際、それぞれの海岸にヨーロッパ側が名前をつけます。黄金海岸、胡椒(こしょう)海岸、奴隷海岸、そして象牙海岸です。このコートジボワールの海岸沿いからかつてはゾウの牙(きば)がヨーロッパへと輸出されていました。

その海岸の名前が現在の国名の由来となっているコートジボワール。たしかにこの名前を『象牙海岸』とそのまま訳すのはなんとも違和感がありますね。しかしこれはもしかしたら現代ならではの感覚なのかもしれません。一昔前、私の母の世代は地図帳にも象牙海岸と書かれていたようです。それが当時はいわゆる『ふつう』でした。時代によってものの見方や考え方が変化していくというのは人間社会ならではの面白いところの一つかもしれません。

ただ私もこの国をイメージする時は頭の片隅にどうしても『象牙海岸』が浮かんでいました。熱帯エリアではゾウは生息できないので、コートジボワールにはいるはずのないゾウですが、もしかしているの?とか。海岸にゾウがいるの??とか。見たことのない国を想像する時はどうしても名前からの印象が強くなってしまいます。だからこそ、百聞は一見にしかず!!

ゾウがいる気配なんてコレっぽっちもない景色。

熱帯エリアならではの農業にはげむ人々の様子も新鮮な発見です。

改めまして、この国の名前は『コートジボワール』!象牙海岸ではありませんので以後お見知り置きを。

ただ、ナミビアやエチオピアなどの空港でこの国の名前を『コートジボワール』と伝えても最初は「?」という反応が返ってきます。その場合英語の意訳である『アイボリーコースト』と改めて伝えると、

「あぁ~、アイボリーコーストね!」

となります。そんなコートジボワールの中でまず最初にやって来た国際空港があるこの街は先ほどのWikipediaからの文章中にも出てきました。実質の首都機能を有するこの国の最大都市「アビジャン」です。

アビジャン

アビジャン自治区、通称アビジャンは、コートジボワールの最大都市であり、経済や文化の面で西アフリカ全体に影響力を持つ。同国南部に位置する旧首都。アフリカ有数の世界都市であり、2019年のグローバル都市指標によれば世界第92位と評される。1983年に首都が240km北のヤムスクロに移転されたが、現在も下院の国民議会と最高裁判所が所在し、また国が定めた経済の首都として事実上の首都機能を果たしている。自治区の人口は約470.7万人、市域の人口は約439.5万人。

【Wikipediaより】
Google Maps

このアビジャン。これまで地図上では見てきましたが、実際に訪れると本当に面白い地形にまず目がいきます。

三角州のように島が点在していますが、川が流れているわけではなくラグーンになっていて、広がるのは海水です。

そしてこの島同士を橋がつなぎます。橋というのはテンションが上がるもの!地図で見ていた時もこの橋を渡るのをワクワクしていました。実際に渡ってみると

その橋の先に大都会があるからもう大興奮!!なんだこれは!?とあまりにスゴすぎる街並みに目が釘付けになります。これがコートジボワールが誇る世界都市アビジャン!!

その立派な街並みにももちろん感動しますがアビジャンに来るとそれ以上に目を奪うのがこの大渋滞!!もう朝から夜までずーっとこんな光景がそこかしこで広がっています。

アビジャンの島同士をつなぐ限られた数の橋。ここに全ての車が集まってくるのでそりゃ渋滞も発生します。通勤や退勤のラッシュ時はもう歩いた方が完全に早いレベルです!

警察の方が交通整備をしていたり、立体交差の道路が造られていたりするなど、この問題を解消するための街としての対策はうかがえました。しかし400万人以上の人々が暮らすこの大都市の交通事情はそう簡単に解決する問題ではなさそうです。

ただ個人的には渋滞の景色も好きですがね!この街の底知れぬパワーを感じるアビジャン名物の大渋滞です。

そんなこの街の移動手段は2つ。まずはタクシー。行き先を伝えればこの広いアビジャンを自由に移動できるので、この街を知らない旅人にとってはやはりタクシーは一番便利な乗り物です。お値段は当然高めで最低でも1000CFAフラン(200)からになります。

そしてもう一つがバスです。こちらは基本的に地元の人たちのための移動手段。土地勘のない旅人が使うにはなかなかハードルが高いのがバスというものです。本来は!

このアビジャンの街で渋滞が起こるのは同じ方面に向かう車が全て同じ道を通るから。つまり!行き先の方面さえわかっていれば、そちらに向かって走るバスに乗ると目的地周辺に行けてしまうんです!!

もちろんそれだけでは心配なので、バス停にいる人たちに行きたい場所を伝えておけばこれでもう怖いものはありません。目的のバスが来ると「これに乗れ!」とみなさん教えてくれます。

ちなみにこの街で初めてタクシーに乗る際にも地元の人たちに助けてもらいました。一番心配な値段交渉もバッチリしていただけてもう感謝です。最初はとにかくハードルが高い都市内の移動。しかし一度乗って要領がわかるともう次からは安心して利用することができるので、何事もまず経験する!これが大事ですね。

コートジボワールに来て2日目ですがもうすでにバス移動にハマっている私です。運賃が200CFAフラン(40)と安い上に、地元の人たちのやさしさにも触れることができるのでこれ以上の乗り物はありません。またタクシーに乗ってもバスに乗っても必ず渋滞にはまるので、時間を気にせずバスでゆっくり街並みを眺めながら移動するのがアビジャンの街の楽しみ方です!

セントポール大聖堂

今日はアビジャンの街の有名な観光スポットにも行ってきました。アビジャンの中でも高層ビル群が立ち並ぶプラトー地区にあるのがセントポール大聖堂です。

建築デザインが非常に面白いこのセントポール大聖堂。巨大な十字架のようなモニュメントは手を広げたイエスキリストを模しているそうです。

そして中に入るとすぐ目に入るのが美しいステンドグラス!アビジャンの人たちにとっても大切な場所のようで、平日でも足を運ぶ人の姿がありました。

ちなみにこのプラトー地区にはこの次に渡航予定のアフリカ29ヶ国目の国の大使館があります。到着して早々いきなり気が早いなぁとも思うわけですが、西アフリカの国はそのほとんどが入国にビザが必要になります。なので今日はビザ申請に必要なものの確認をしてきました。

ということでアビジャンの街をさっそくタクシーやバスを駆使して巡ってきました。が、想像以上に広いアビジャン!まだまだ全体像が見えてこないのが正直なところです。が、そんなアビジャンの街に対して不安を感じることがほとんどないのが自分自身でも不思議です。

ココもものすごい数の人が行き交う混雑した大都市には変わりありません。が、これまで訪れてきたアフリカ各国の首都や最大都市とは明らかに雰囲気が異なるアビジャン。一つは街のキレイさです。

街を歩けば清掃作業をする人々の姿が印象的なアビジャン。朝早くから日中まで1日中街の至るところで掃除をする人を見かけます。

さらに街中の緑の手入れをする人たちも。アビジャンの街づくりに対する姿勢がものすごく伝わってくる光景です。キレイな街というのは自然と安心できるもの!

そしてこのアビジャン含めコートジボワールに着いてからとにかく感じるのが地元の人たちの温かい雰囲気!いやいやそれはあまりに抽象的だろと言われてしまいそうですが、本当に温かいんです。

目が合えば声をかけてくれる人。フランス語が上手く通じないとわかっても意思疎通を図ろうとしてくれる人。そして助けを求めるとなんとかしようとしてくれる人。もちろんこれまでのアフリカ各国でもたくさんの方に親切にしていただきました。ただ、コートジボワールの人々はこれまで私が出会ってきた人たちとはまた何かが違うんです。その『何か』は何なのか。この旅の中で見つけていきたいと思います。

またまた出会ったことのない『アフリカ』を魅せてくれるアビジャン。この街はもう少しじっくりと見ていきたいと思います!そして朝早くから動いた本日はこのアビジャンの街から日帰りで行けるこれまた面白い町にも行ってきたのですが、それはまた明日ご紹介します。コートジボワールへの興奮は止まりません!

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの33歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。