DAY234の続き
2021年7月2日、天気くもりのち晴れ。
窓の外に見えるアフリカ29ヶ国目の景色。またこれまでとは違うアフリカが待っていそうだぞということでもう興奮が止まりません!
目次
ブルキナファソ
では、ここで改めて次の目的地であるアフリカ29ヶ国目を紹介したいと思います。その名は「ブルキナファソ」!私のYouTubeで発信した『アフリカ54ヶ国を書いて覚える』動画では”名前が特徴的な国”として紹介をしました。ブルキナファソ!私もハッキリ言ってこの名前以外の情報はほとんど知らない国です。一体どんな国なのか!?大地を流れる大きな川を見てさらにワクワクしてきたところです。
そんなブルキナファソは入国にビザが必要な国になります。まずはコートジボワールのブルキナファソ大使館でのビザの取得方法を紹介したいと思います。
ブルキナファソのビザ取得
在コートジボワールブルキナファソ大使館があるのはアビジャンの高層ビル群が立ち並ぶプラトー地区です。入り口での検温や入館記録の記載など、非常にしっかりとした対応に好感が持てる大使館のみなさん。会話は全てフランス語なのでなかなか大変ですが、それでも親切丁寧に対応をしてくれるので何とかなりました。
在コートジボワールブルキナファソ大使館でのビザの申請に必要なものは全部で5点。
- 申請書2枚(大使館でもらえます)
- 証明写真2枚(写真がそのままビザに載ります)
- 行きの航空券データ
- 宿の予約データ
- ビザ代48000CFAフラン
そして今回私はブルキナファソ在住の日本人の方にご協力をいただき、その方の家に宿泊するという形で申請をしました。その場合は
- インビテーションレター
- その方のパスポートのコピー
が必要になります。
受け取りは申請した翌日の14時。その際こちらの領収書が引換券になるので忘れずに持参します。ということで発行されたビザが
トラブル発生①
こちらです!やったーー!!ブルキナファソカラーのステキなビザだなぁ~ともうウキウキしながら眺めてしまいました。が、実はこのビザに問題が。よく見ていたら気づいてしまったんです。…ビザの有効期間が7月7日からになってる(今日は7月2日です)!!もちろん急いで担当の方の所に戻りました。ただ、ビザを改めて発行することはできないようで…。
「Sorry.」
担当の方もさすがにこのミスには何度もわざわざ英語で謝ってくれました。もちろんそれでもマジかよー!!となりますが、これまでビザ発行のためにたくさん助けていただいた恩もあるので責めることはできず。本当に申し訳ないという感じで謝ってくれる担当の方。さらに手書きで事情を説明するレターも書いてくれたのでもう文句は言えません。…まぁなんとかなるんだろう!信じるしかありません。こういうこともあるので、発行されたビザの内容はその場で必ずチェックすることが大切だなと改めて学びました。チェックしたところで変更はできないかもですがね。
トラブル発生②
ということで少なからず…いや実はかなりの不安を抱えたまま飛行機は無事にブルキナファソに到着しました。きっと大丈夫!さぁ入国審査!!気合を入れていくぞ!!と座席から立ち上がった時でした。
「君はココで降りるの?」
どうやら隣の乗客の方はココで降りないとのことでした。この飛行機はブルキナファソを経由してまた違う場所に行くそうです。こうなると気になるのは彼の行き先。
「Tu vas où? (どこに行くんですか?)」
「ワガドゥーグーに行くよ!」
“ワガドゥーグー”ってブルキナファソの首都だからココじゃないですか!…降りないんですか?…えっ!?ココどこですか!!??
はい、まさかのまさかでした。ココ、ブルキナファソじゃありません!なんと隣の国ニジェールの首都「ニアメ」の国際空港でした!!もう衝撃すぎて一人でマジかマジかと言い続けています。マジかーー!!確かに先程確認したフライト変更のメールを見ると、ブルキナファソの到着時間があと2時間後になっていました。いやー、マジか!
ニジェール川
そして今さっき見えた大地を流れる川。…ニジェール川だーーーー!!いつか見たかったアフリカ第3の大河であるニジェール川をまさか飛行機の中からこんな予期せぬカタチで見ることになるとは…人生って何が起きるかわからないから面白いものです。ちなみにコロナ禍のニジェールは入国後も行動制限があるなどなかなか来づらい国の一つで、さらに最近は治安の不安も少し高まっている国になります。今回こうして上空から首都ニアメの様子を少しでも見ることができたのは非常にラッキーなことかもしれません。…アフリカ29ヶ国目にカウントしちゃおうかな!?なんて一瞬甘い考えが頭をよぎりましたが、また改めて訪れようと思います。それにしてもコレが首都かぁ〜という驚きの景色が広がるニアメでした。
さぁさぁ、仕切り直しです。シートベルトを締め直しまして再びテイクオフ!!ニジェールの景色を目に焼きつけて、本当のアフリカ29ヶ国目へと向かいます。
ニジェールからフライト時間はわずか1時間。着陸態勢に入った飛行機の窓から見えたのは先ほどとはまた違う景色でした。緑がある!街がある!!
ブルキナファソの入国審査
そして夕方5時過ぎ。今度の今度こそブルキナファソに到着しました!!荷物を持って飛行機を降りて、まず感じたのはコートジボワールとは違う少し乾いた暑さ。アフリカ大陸をほんの少し北上しただけで変化する暑さの感覚に驚かされます。
しかしまだ気が抜けません!ビザの問題が残っています。まず空港内に入る前にPCR検査の陰性証明書を見せたあとにさっそくビザチェック。何食わぬ顔でパスポートを渡すと…とりあえず第一関門クリア。空港内に入ることはできました。そのあと必要書類を書き終えたらいよいよ最後の関門、入国審査…!!
入国スタンプをドンと押してもらえた瞬間に心の中で、バンザーーイ!!
ブルキナファソ入国
ということでアフリカ29ヶ国目ブルキナファソ、入国しました~!!いやー、なんとかなると思ってはいましたが、やはり最後までドキドキしていたのでホッと一安心。入国さえしてしまえばもう問題無しです。良かったー!
ブルキナファソのワガドゥーグー国際空港は非常にコンパクトな空港です。換金所などは空港の外の別の建物に入っていて、その中に通信会社のお店も数店舗ありました。なのでここで早速SIMカードを購入します。どのお店でも良かったのですが、たまたま目の前にあったこちらのお店に入ることに!
西アフリカの通信会社 Moov Africa
Moov Africaは西アフリカのフランス語圏の通信会社で私も今回初めて利用します。はい、ここブルキナファソもフランス語の国です。なので店員さんともフランス語でやり取りをするわけですが、その中で驚くべき事実が判明しました。なんとこのMoov AfricaのSIMカードはブルキナファソだけではなく、近隣の他のフランス語圏の国でも使えるんです!!西アフリカ11ヶ国で使用可能という旅人にとってはこれ以上ない便利なSIMカード。たまには新しいお店にも入ってみるもんですね!ちなみに西アフリカのフランス語圏の国は共通通貨のCFAフランが流通しているので国が変わってもすぐに買い物ができるのもありがたいところです。
さぁ、旅の準備が整ったところで、いよいよ車に乗って街中を移動します。窓の外の景色にまた新しい国にやって来たぞという気持ちが高まったところです。いったいどんな国なのか!?名前が特徴的な国「ブルキナファソ」の旅。スタートします!!
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