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DAY81 ジブチを旅する④「小さな田舎の港町タジュラ」-僻地にあるリゾート サブレスビーチ-

2019年8月2日、天気くもり。

目の前が海というステキなホテルで迎えるタジュラの朝。今日は空が少し曇り(くもり)気味ということで、少し涼しくヒンヤリとした印象の海が広がります。が、暑いです。久しぶりの朝食が宿代に含まれているホテルなので、朝からしっかり食べて、コーヒーもいただいて1日がスタートです。

③小さな田舎の港町タジュラ

タジュラ(Tadjoura)は、ジブチの都市。人口48093人(2010年)。ジブチ第三の都市であり、タジュラ州の州都である。タジュラ湾の北岸に位置し、南岸のジブチ市とはフェリーで結ばれている。タジュラは古くからの港町で、アダル・スルタン国の統治下に入ったのち、19世紀後半にはフランスが進出してフランス領ソマリランドの一部となった。(中略)。その後、1977年のジブチ独立によってジブチ領となった。【Wikipediaより】

特に観光名所があるわけでもなく、本当に小さな港町タジュラ。

非常にゆったりとした時間が流れます。のんびりするのにぴったりといった田舎町の雰囲気も。ちなみにラクダがやたらと道路を歩いている印象でした。

そんな中、今日はタジュラの町にあるというキレイなビーチに今日は行くことにしました。昨日モハメドさんの話にも出てきた「サブレス(Sables)」という場所にあるビーチ。宿の方にビーチに行くと伝えると「サブレスね!」と返ってくるくらい、地元の人にもよく知られている観光客向けのビーチだそうです。ただ、町の中心からは離れたところにあるので、どうやっていこあかなぁと。

この町ではエチオピアと同じくトゥクトゥクが人々の移動手段になっています。ということでさっそく値段を交渉してみると…高い。当然のように1000円オーバーの値段を提示(ていじ)してくるので、ちょっとなぁと。離れていると言っても5km程度。うーん。悩んだ末に出した結論は、歩く!でした。今日は曇ってるのでそこまで暑くもならないだろうと判断。あの、エリトリアはマッサワの苦しさがよみがえってきますが、今日は水もたっぷり持っているので安心です。ということで、いざサブレスビーチへ出発!(ちなみに、トゥクトゥクの交渉で提示してもらった一番安い値段は1500ジブチフランでした。)

うん!やはり今日は太陽も雲に隠(かく)れていて、気持ちのいい風も吹くのでそこまで暑くありません!これなら問題ないなと思って歩いていくわけですが、どんどん登っていくんです。これが地図ではわからない高低差ってやつですね。こういう時に、等高線の大事さがよーくわかります。登るわ登る!そしてさらに、直線距離では5kmと認識していたこの道が実は8kmだったことにルート検索をして気付く始末。ということでまだこの景色は序章でした。

すごい道を進むなぁと歩きながら驚いてしまう山道。この先に本当にビーチなんてあるのか!?と思うわけですが、看板もあったのでそこは心配してませんでした。トゥクトゥクの交渉で高い値段をドライバーさんが言ってくるのに納得する石がゴロゴロ転がる道を先へと進んでいきます。

まぁだーれともすれ違いません。車も通りません。ひたすら一人で歩き続けました。これ、太陽が出てたら本当に苦しかっただろうなと思います。今日は本当に気持ちの良いトレッキング気分です!それにしてもサブレスビーチっていったいどんなビーチだ!?先に進めば進むほど不安になっていきます。

この道を歩いてサブレスビーチに向かった観光客はまずいないだろうなぁと1時間半ほど歩いたところでしみじみ思うのでした。地元の人ならまだしも、旅行客はまず歩かない!そういう意味で勝手にうれしくなりながら、もうすぐ見えてくるであろうビーチへの期待を高めます。

そして歩き続けること2時間半!ついに見えた!!

これだこれこれ!!明らかにここだとわかるオシャレなビーチ!!着いたー!!

本当にそこまで暑くなかったのがラッキーだったなと思いながらも、また同じ道を歩くんだよな…と、着いた瞬間から帰りのことが心配になります。が、着いたからにはこの海を満喫するしかない!!ということで、まずは何か食べ物か飲み物を買おうと思い、併設(へいせつ)されているホテルのレストランに顔を出すとお兄さんが対応してくれました。ランチはメニューなどは無く、決まったものなら出せるとのことでしたが、お値段が4000ジブチフランとかなり高めだったので、ここはおとなしくジュース1本で済ますことにしました。ビーチに並ぶベンチに座り(すわり)、まずは海を眺めながらのんびり。それだけでもう気分はハッピーでした。が、このあと本日はとんでもないハッピーの連続が起こるのです。

まず、最初のハッピー。まぁまさかあるわけないよねと思いながらチェックしたんです。そしたら、あったんです!!何が!?はい。Wi-Fiがあったんです!!ウォー!こーんな、と言ってしまうと失礼ですが、こんな崖(がけ)の下に広がる秘境的なビーチのホテルに、まさかのWi-Fi、しかもパスワード無しで使えるWi-Fiがあるんです。これは興奮(こうふん)しました。わかってもらえるかなぁ、この感動!そしてさらに、なんとそのWi-Fiの通信速度がイイもんだからまぁ感激!おかげで海を眺めながらブログを書くなんていうことができちゃいました。

ただ、そんなことをしているとビーチの管理人さん的な方が私のところに近づいてきたんです。…これは、パラソル代を求められるやつだな。と思いながら他愛もない話を続けてごまかそうとしていたらです。

「昼ごはんは食べたの?」

「えっ!?いや、このジュースが自分の昼ごはんです!」

「こっちに来な!今用意するから!!」

いやいや、先程(さきほど)値段聞いて高かったから遠慮(えんりょ)したんですよ…と思いながらも、来い!と言われるので彼についていき、椅子に座って待ってるとです。

マジかよ。まかない的なものを軽く出してくれるのかと思ってたら、これガッツリ本気のやつじゃん!しかも水まで!!いやー、こういう時私は遠慮(えんりょ)という文化をもつ日本人なんです。さすがにこれは申し訳ないとなり、お金を払おうとしてしまうんです。ですが、

「何言ってんだ!?いらないよ!!」

もう感謝と喜びをかけ合わせた何と言えばいいのかわからないこの気持ち。まさかの出来事にポカーンとさえしてしまいました。味の方はと言えばもうそりゃ絶品で、しあわせが口いっぱいに広がって、歩き疲れたのもあってあっという間に完食しちゃいました。いやー、本当にごちそうさまでした。

曇り空で多少波が荒めでしたが、水はキレイでとっても気持ちのいいサブレスのビーチ!ここも遠浅で安心して泳げる海でした。

そしてベンチで休んでいると目に入るのが、小さなヤドカリたち!これ、たくさんいすぎるとギョッとするんですが、サブレスビーチはほどよくチョコチョコ動いてるくらいの感じだったので、まぁかわいいこと。

思わず持って帰りたくなってしまうこの手のひらサイズだからかわいいと感じます。途中、大きめなカニのようなやつが横切った時はビビりました。貝の模様が一匹ずつ違うのが本当に興味深くて、ヤドカリの世界も十人十色!個性ってステキだなと感じたのでした。

そんなこんなで、海に入ったりベンチでのんびりしたりをしていると、なんと紅茶と軽食までごちそうしていただいちゃいまして。ものすごいおもてなしを受けちゃいました。さらには、泊まってってもいいぞと!えー!?聞きませんでしたが、おそらく無料でという意味だったと思います。さすがにそこは遠慮させてもらいました。もうお気持ちだけで十分です。ありがとうございます!

ちなみに、このサブレスビーチからも先日訪れたムシャ島へのボートが出ているそうなんです!うん、このホテルに泊まってここからムシャ島へのコースはありだなと。観光客も数組いましたが、たくさんいすぎないのでほどよいプライベートビーチ感があります。…私は宿泊客じゃないんですがね。いやー、2時間半歩いてきた甲斐(かい)がある最高のビーチでした。

そしてです。まぁもうここまで予想して読まれた方もいるかと思います。帰りはなんと送ってもらっちゃいました。夕方に車が来るからいっしょに乗って町まで戻ればいいよ!というので、お言葉に甘えることに。もう、本当にありがたすぎます!!歩いてきた道を荷台に乗って戻ること30分。今日は本当にステキなビーチと人に出会えて、心がしあわせでいっぱいになった1日でした。サブレスビーチ、次は宿泊客として来たいと思います。ありがとうございました!

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。