チュニジアを旅する⑫ アフリカ最北端への玄関口の街「ビゼルト」

2023年6月21日、天気晴れ。

チュニジアを旅する

「いつか行きたい!」

と思っていたアフリカ大陸の最北端。
一番北のポイントに立派なモニュメントがあると知った時からずっと気になっていたその場所に昨日ついに辿り着くことができました。
広大な大陸の北の最果てに来れたことでまた一つアフリカを旅する者としてのレベルが上がったような気分になりまして。

「来たぜ最北端!」

同じ大陸の端っこでも人気が集まるのは南アフリカにある最南西端の喜望峰。
最北端がチュニジアにあるということはほとんどの人が知らない気がします。
そもそもアフリカの旅先リストにもなかなか入ることが少ないチュニジア。
先日からお伝えしている通りこの国は観光インフラが非常に整っていてアフリカ初心者の方にも自信を持ってオススメできるのですが、北の観光大国エジプトモロッコの影に隠れてしまいあまり注目されず。
まぁそれ故に観光客が多すぎずのんびりできるというのが良い点ではありますが・・・もう少し脚光を浴びてもいい気がします!

ものすごく遠い最果てにあるイメージをしていた最北端アンジェラ岬も、実は首都チュニスから片道2時間半もあれば来れることが今回判明しました。
これも全ては整った道路環境&乗り心地の良い乗り合いバス(ルアージュ)のおかげです。
首都から日帰りで来ることも十分可能なアフリカの最北端。
昨日のブログに行き方もバッチリ書いておいたので、これを機にアフリカ大陸の最北端に訪れる旅人が増えたら嬉しいなぁ〜なんて勝手にワクワクしています。

そんなこんなでアンジェラ岬に別れを告げて来た道を戻った昨日。
この時時刻は午後2半。
余裕で首都まで戻れる時間でした。
が、予想以上の暑さの中を歩いたことでもうカラダはヘトヘト。
今すぐどこかで休みたいと思いBooking.comで調べて出てきたのが

コチラ!
もちろんもっと安い宿もありましたが、このプールの写真を見てしまったら他を選ぶことができなかった〜!!

チュニジア北部ビゼルトの街を代表するホテルResidence Ain Meriem
一泊のお値段はそれなりにしますが、そこまで高すぎるというわけでもなく。
なんなら数日前はクーラー無し&水シャワー&ベットのマットレスのクッション性ゼロの安宿に泊まったので、その分でチャラです。
何かと疲れるアフリカ旅中はたまに贅沢(ぜいたく)をすることも大切なこと!
と自分に言い聞かせて思いっきり羽を伸ばします。

すぐそこには地中海が広がる海に面したコチラのホテル。
オシャレなホテルにお手頃価格で泊まれるのもチュニジアの嬉しいポイントです。

それでは本日は結局3日間滞在することとなったチュニジア北部の都市

「ビゼルト」

をご紹介します。

⑩ビゼルト

ビゼルトは、チュニジアの都市。
ビゼルト県の県都で、2004年調査では人口114,371人である。
ビゼルトはチュニジア国内でも古い都市で、最もヨーロッパ風の都市である。
紀元前1000年頃、ティール出身のフェニキア人が建設した。
また、チュニジアがフランスから独立を果たした後もフランス管理下にあった最後の町であった。

Wikipediaより

首都から北上してくるとビゼルトの街には立派な鉄橋を渡って入ることになります。
その下を流れるのは内陸に広がる湖と地中海をつなぐ運河(人工的に造った川)です。

目と鼻の先にはヨーロッパ大陸が広がるチュニジアの北岸。
アフリカ側の拠点にするには好立地だったこの場所は古くから外部からの侵略を受け、度々占領された歴史を持ちます。
そして交易や軍事のための港が整備されていったビゼルト。

現在はチュニジアの経済を支える重要な貿易港になっています。
橋を渡っていると運河沿いに停泊する巨大な貨物船が視界にドンと入ってくるので思わずテンションが上がりまして。
しかもこれがかなり間近にその姿を見ることができるので迫力満点!
さらに船が港を出るのは深夜のようで、その時間帯になると橋が上がるとのこと!!
実際にその様子を見ることはできませんでしたが、想像するだけでなんだかワクワクする光景です。

それにしても居心地の良い運河沿いエリア。
地元の方の憩いの場になっているので人はそれなりにいますが、ガヤガヤした感じは全くないので安心して歩けるのは嬉しいポイントです。
水辺を散歩しながらベンチに座っておしゃべりしたり、釣りを楽しんだりする人たちを眺めていると自然と気分も穏やかになります。

ただ、この街の一番の見所はこの運河沿いではないんです。
少し街中へ入っていくとまた水辺が広がる場所を発見!
先ほどの立派な港から比べると規模は非常に小さいですが、実はココがビゼルトの始まりの港になります。

オールドポート

一瞬テーマパークにでも来たのかと思ってしまいますが、コチラがビゼルトの古い港(オールドポート)です。
既に港としての役割は終えて、現在は観光地として人気のスポットになっています。

ちなみに先ほどの写真の手前に写っていた船はレストランです。
お祭りムードが漂うオールドポート。
港周辺には飲食店が建ち並び、どの店からも地中海で捕れた魚を焼くイイ匂いがするのでココに来る際はお腹を空かして来るのが◎

もちろん歩くだけでも十分楽しめます!
北アフリカではなかなかお目にかかることのないカラフルな建物たち。
元々この色だったのか、それとも映えるように塗ったのか・・・
その答えはわかりませんが、とっても絵になることは間違いなし!

アチコチにいる魚の食べ残しを待つネコたちを見つけるのもこれまた一興です。

オールドポートの近くには要塞(ようさい)があり、まだまだ歴史的な見所がありそうなビゼルト。
ホテルの方の話では海沿いのリゾート地としての開発がどんどん進んでいるそうで、国は今後さらに観光地化に力を入れるとのことです。
たしかに『アフリカ最北端』がもっと注目されると自ずとこの街を訪れる旅行者の数も増えますからね。
チュニジアで今一番熱い街

「ビゼルト」

ぜひ覚えておいて下さい!

ただ、文字通り本当にアツイのも事実でして・・・
この暑さを吹き飛ばすためにはやっぱりビール!
もありですが、チュニジアと言えばコレ。
熱々のミントティーです!!
ウソでしょ!?と思うかもしれませんが、これがビックリ。
一口飲むとたっぷりの砂糖&ミントの爽快感で全身の疲れがフワッと軽くなるんです。
まるで回復薬のようなチュニジアのミントティーを飲んで気合いを入れたところで、ビゼルト観光はこれにて終了。
来た道を戻って首都へ戻ります。

さぁ、【アフリカ54ヶ国制覇の旅-おかわり編-】と題してやって来たチュニジア。
その目的はアフリカ最北端へ行くことだったわけで、きっとそれなりの日数と労力がかかるだろうと予想していたのですが・・・めっちゃ順調に進みすぎました!!
なんとチュニジア出国までまだ2日を残していまして、しかも体力はプール付きリゾートホテルとミントティーのおかげで全回復。
相変わらずビゼルトを出発して1時間ちょっともすれば首都チュニスに着いてしまうので、これはもう流れに身を任せて行けるところまで行くしかありません!
唯一の気がかりは帰りの飛行機に間に合わないことですが、道路コンディションが完璧なこの国ではそんな心配は無用です。
ということでルアージュを乗り換えて首都に留(とど)まらずそのまま知らない町へ。
チュニジア旅はもう少しだけ続きます。

DAY363へ続く

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です