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DAY75 エリトリアを旅する⑤「のどかな風景の広がる田舎町 アディ・ケイ」-他のアフリカ諸国とは一味違うエリトリア-

2019年7月27日、天気晴れ。

のんびり起きて迎えた本日。まだ体調が戻ってないなぁと感じるカラダのダルさを感じつつも、今日がエリトリアで丸一日過ごす最後の一日!ということで、アディ・ケイの町を散歩するところから始まりました。首都アスマラで出会ったおじさんが、南に行くならここかな!ということで教えてくれたのがこのアディケイという町。maps.meで見ても宿が複数あるということで、観光客も結構訪れる町なのかもしれないと思いながらやってきました。

④のどかな風景の広がる田舎町 アディケイ

アディ・ケイゲエズ語:ዓዲ ቀይሕ āddī ḳeyḥ〕、 ዓዲ ቐይሕāddī ẋeyḥ〕、「赤い村」の意)はエリトリアデブブ地方の商業都市。アスマラ110km南東に位置する。標高約2,500メートル高地にあり、26,310の人口を擁する(2005年推計)。クォハイト(Qohaito、先アクスムの都市遺跡)トコンダ(Toconda)遺跡が近隣にある。【Wikipediaより】

非常にのどかな田舎町です。緑豊かな景色が広がり、歩いているとそこら中にサボテンが!ということでエチオピアでも目にした「バラス」はここエリトリアでもたーくさん見られます。

写真は首都アスマラの様子ですが、とにかくバラスを売る人たちがずらずらずらーっと。暑さや乾燥に強いサボテンから採れる果実は、エリトリアの人々にとってとても身近な自然の恵みとなっています。

さぁ、戻りましてアディ・ケイ。豊かな自然があるからこそ家畜の飼育も目立ちます。灼熱の暑さだったエリトリアの北部では見なかった動物たちの姿が!それもたくさんです。それぞれの土地や気候に応じた暮らしが見られるのがエリトリアの面白いところです。

もうあとわずか50kmちょっと南に行くとエチオピアという場所に位置するアディケイの町です。先の独立戦争時代には戦場となったようです。が、歩いている限りではその面影を感じることはできませんでした。

ただ、この町ではエリトリアにしては珍しくかなりチャイナチャイナの声かけがありました。まぁ他国ではよくあることなのでいつもの私だったら別にどーってことはなかったんです。いつもだったら!今日はまだ体調が良くなかった。だからまぁーイライラしてしまいました。気にしなければいいものの、チャイナチャイナが頭に響くわけです。チャイナじゃない!!ムキになっても仕方ないし、彼らがアジア人の旅人に興味を持つのはとっても自然な感情だとはわかってるんですがね。今日だけはうまく対応できませんでした。反省!

特に何があるわけでもないアディケイの町でしたが、暑いマッサワからの避暑地としてはバッチリ!今朝は寒すぎず、歩いていて気持ちの良い涼しさでした。

そして今回お世話になった宿はガーデンホテル(GARDEN HOTEL)。なんと1泊100ナクファ(約700円)!ついにエリトリアで千円を切る宿との出会い!これは嬉しすぎる発見でした。ちなみに1階はレストランになっています。

ということで、午前中をアディ・ケイでゆっくり過ごし、午後は首都アスマラへと戻ります。この国のいいところは交通手段がしっかりしているということ。バス乗り場に行けば目的地行きのバスが必ず待機しているので非常に安心感があります。アディケイからアスマラまでは30ナクファ(約210円)と、これまた行きとは大きく違い今度は安すぎるわけですが、これもちゃんと設定された金額のようでした。立派なバスに乗っていざ来た道を戻ってアスマラへ。バスの中はまだ戻らぬ体調のためにこれまた眠って回復を図るのでした。

さぁ、ここからはエリトリアの旅もいよいよ終わるということで、まだ紹介できていないエリトリアのコトを書いていこうと思います。

自転車

エリトリアの国を歩いているととにかく目立つのは首都アスマラを走るタクシーの黄色もそうなんですが、自転車に乗る人びとなんです。最初はそこまで気にならなかったのですが、やたらと自転車が目立つなぁと思って注意してみると

あっちでも

こっちでも

自転車に乗る人たちの姿があるんです。さらには道路脇に駐輪されているたくさんの自転車たち。

そして注目してみると自転車屋さんの数が多いことにも気づきました。この国では自転車が非常に人気の乗り物のようで、自転車ロードレースが国技にもなっているとのことです(在日エリトリア大使館のパンフレットより)。そこで、今一度昨日までのブログを確認してほしいと思います。私が何気なく撮(と)ったエリトリアの写真も見て見てください。本当に街中のいたるところに自転車があることに気づいていただけるかと思います。自転車の国エリトリアです。

両替

エリトリアに到着した際にも書きましたが、この国には本当にATMが無いんです!これは本当にビックリしました。街中には立派なエリトリア銀行の支店がいくつもあるのですが、ATMは一切ありません。当初はなぜ?と思ってたのですが、きっとこのエリトリア編のブログをずっと読んでる皆さんなら予想ができるかと思います。そう、セキュリティーです。街中にATMがあることによって便利さは向上しますが、その分問題も起きやすくなるわけです。なので、旅行客は両替所での両替によってでしか現地通貨のナクファを手にすることはできません。写真はエリトリア銀行!銀行では両替業務はどうやら行なっていないそうです。が、それにしてもどこの支店も本当に立派!これはケレン支店。

ということで首都にはいくつかある両替所ですが、実は先日困ったことが。マッサワ滞在中にナクファがそろそろ足りなくなるという事態になったのです。が、マッサワの町のどこにも両替所が無いんです。タクシーの運転手に聞いても「無いぞ!」とのこと。これはマズイ。首都でたっぷり両替しないとダメな国だったのか…と。しかし、ここから飲まず食わずでマッサワの暑さを乗り切るのはまず不可能だったので、藁(わら)をもつかむ思いで、マッサワの海を堪能(たんのう)したビーチのホテル(GURGUSUM BEACH HOTEL)の受付の人に聞いてみたんです。すると

「両替できるよ!ここで!」

ホントですか!?あまりにも当たり前かのように言ってくるので逆に心配になったのですが、両替レートもバッチリ。ちゃんと領収証まで出してくれて、両替所と同じ要領(ようりょう)で手続きをしてくれました。まさかホテルでできるとは思ってなかったのでビックリでした。

ATMが無い代わりに、国から認められたホテルに両替許可を出しているのかもしれません。本当にいろいろと面白いエリトリアです。ということで、地方で両替に困った時は良さげなホテルへ!【ちなみに100USドル=1500ナクファになります(2019年7月現在)。】(写真はエリトリア銀行マッサワ支店!)

お金の問題はこれでバッチリ!なエリトリアの両替事情でしたが、このエリトリアで旅をしていて気になったのが「水」でした。まずはその値段!エチオピアでは1Lが10ブル(約40円)だった水ですが、エリトリアでは同じ1Lが20ナクファ(約140円)します。これはなかなかだなと。日本も水の値段が高い国の一つだという認識がありましたが、その日本を超えるエリトリアの水の値段。旅をしていても水は欠かせないので、他国の安い水に慣れてからエリトリアに来るとその値段に少し抵抗を感じてしまいます。なんなら量は少ないですがコーラ(400mL)の方が15ナクファと安いので、水かコーラか迷ってしまうほどです。(写真は紅茶です。エリトリアでは紅茶がダンディーなおじさまたちに人気です。)

が、やっぱり水に勝る飲み物は無い!ということで水を買いたいんです。で、水をくださいとお願いするんですが、ここでまた面白いことが。水は無い!というお店やレストランがあるんです。え?水だよ??いちばーんシンプルな飲み物の水が無いの!?すると

『スパークリングウォーターならある!』

意識が高い。ここでスパークリングウォーター(炭酸水)かと。値段は水とほとんど変わらないのですが、水がグビグビと飲みたい時に炭酸水というのはちょーっと違うんだよなと。ここはイタリアの植民地時代の影響なのでしょうか。ビンで出てくるこのスパークリングウォーターはエリトリアでは非常に人気のようで、地元の人が仲間とシェアして飲む姿をレストランでかなり見かけました。んー、2本ほど飲みましたが私はやっぱり水が好きです。

ということで、およそ4時間半の山道のドライブを経て、ようやく首都アスマラに戻ってきました。帰りのバスでしっかり寝たおかげか、首都について安心したせいかはわかりませんが、ようやく体調が戻ってきたなという感覚がありました!よっしゃ!!まだ無理はできませんがね。そして、安定のアフリカペンションにチェックイン。やはり首都で200ナクファで泊まれるのは本当にありがたいです。

長かったようで短かったエリトリアの旅。その最後の夜はやっぱりコレ!ということで、イタリアンのピッツァをいただきました。久しぶりのチーズに感動!そして乗ってる肉もこれまた柔らかくてジューシー!最後の夜の食事が美味しいと本当にしあわせな気分になります。

インターネットが使えなかった一週間は正直精神的に結構きつかったです。事前の情報がしっかりある国だったらまだしも、このエリトリアは本当に全てが手探り状態でした。それでも今日まで旅してこれたのは、エリトリアの人たちの支えがあったから!本当にたくさんの人にお世話になりました。ネットが無い代わりに人の温かさを思いっきり感じたエリトリア。明日はいよいよエチオピアに戻ります。今はとにかくネットを欲している自分がいますが、エリトリアのやさしさがそのうち恋しくなるんだろうなぁと予想ができます。エリトリア最後の夜はしんみりと感傷にひたるのでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。