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DAY90 ソマリランド(ソマリア)を旅する⑥ ソマリランド出国!今三度目のエチオピアへ -ソマリランドのお金とビザと出国審査-

2019年8月11日、天気晴れ。

ソマリランドに入国してから今日で一週間。ソマリランドに慣れました!とは言うものの、心のどこかではずーっと気が張っていたんだなと思います。ホテルに帰ってくると一気に緊張(きんちょう)がほぐれて、そのまま倒れるようにして眠りにつくという毎日でした。でも、来てよかった!本当にそう思います。来る前のイメージと今では全くソマリアに対する印象が違います。ここに来なければソマリランド(ソマリア)はこの先もずっと「危険な国」という認識だけだったと思います。最後まで来るかどうか迷ったわけですが、このタイミングで来れて本当に良かった。ソマリランドを危険の一言で表現するのはあまりに誤ったことだと思います。「アフリカ」に対する意識がまた一つ大きく変わった一週間でした。ちなみに今日は日曜日!日曜日のハルゲイサの街はシーンと静まり返っていました。路上のお店は閉じたまんまです。エリトリアもそうでしたが、日曜日はしっかりと休むというオンオフのメリハリがすごくいいなぁと感じるところです。

ということで今日の気分はまるでソマリランドからの卒業!たくさんの思い出が走馬灯(そうまとう)のようによみがえってくる中、朝からソワソワした気持ちで出国の準備をしました。ソマリランドで浴びる最後の水シャワーで気持ちを引き締め、4日間ありがとうございました!!的な感じでホテルをチェックアウト。Oriental hotel。心が落ち着く居心地(いごこち)の良い場所でした。Wi-Fiもバッチリ使えて1階のレストランも美味しくてコスパも良くてということで本当に当たりなこのホテル!彼がホテルの管理者さんです。ツアーのことから何から何まですごく親身になって対応してくれたステキなナイスガイでした。ソマリランドを楽しむことができたのは彼のおかげです。本当にサンキュー!!

さぁ、まだ飛行機まで時間はありますが、今日は早めにホテルを出発します。なぜなら、ここはソマリランド!事前の情報では出国の際にいろいろとまたやっかいなことがあるそうなんです。荷物検査ではパソコンの中身を見られたり、撮った写真のデータをチェックされたりするとのことだったので、これは早めに行っといた方がいいなと!が、まだ時間的には余裕(よゆう)があったので空港までの7kmを歩いて行くことに。タクシー代は高いのでこういうところでしっかり節約です。

バックパックを背負って、さらに今日も相変わらず良い天気ということで汗をダラダラかきながら空港まで歩くわけです。が…これでソマリランドともお別れかぁ。と思うと、自然といろんなことが振り返りたくなります。ソマリランドで出会ったたくさんのステキな人たちとの思い出。ハルゲイサに着いた初日にはいきなり若者たちから声をかけられました。アフリカ旅でたまに見かける一眼レフを片手に自分たちの写真を撮り合う若者たち。オシャレをしてポーズをキメて撮影会をしている様子を見て、ソマリランドでも同じようにやってるんだなぁ〜と思っていたら「一緒に写真撮ろ!」と。もちろんオッケーしまして、そこからは代わり番こに2ショット撮影スタート!アフリカの若者に興味を持ってもらえるというのは素直に嬉しいもんです。彼らにとって私は珍しいアジア人!楽しい若者との交流でした。

路上でよく見たのは大量のお札をこれ見よがしに積み重ねる両替商の人々!ソマリランド独自の貨幣「ソマリランドシリング」です。しかし、これは国際的には認められていないものになります。ソマリランドではUSドルが使用可能なので、旅をする分にはソマリランドシリングに両替をしなくてもなんとかなります。ソマリランドシリングで請求(せいきゅう)された場合も、USドルで支払い可能です。

が、それでも小さなショップ等で買い物をする場合はソマリランドシリングが便利!両替できるのは道端(みちばた)にいる彼らだけです。ということで、モノは試し!各国の紙幣には興味があるので私も両替をしてみました。ルールがあるようにも思えず不安な両替でしたが、3回ほど両替をする中でダマされるようなことは一度も無く、1USドル8000ソマリアシリングのレートがしっかりと守られていました(2019年8月現在)。人生ゲームのおもちゃのお金のやり取りをしているかのような不思議な感覚が面白かったです。

さぁ、ということで町の中心から歩くこと1時間半ほどで見えてきたハルゲイサの空港 Egal International Airportの入り口です。ついに出国…!思い出に浸って心が和んだところでしたが、ここからは緊張感が走ります。いったいどんな厳しいチェックが待っているのか…。ですが、オドオドしているのも変なのでそこは堂々と!やましいことは何一つ無いので、とにかくなるようになる精神でいざ、空港へと入っていきました。

なんですが!まずその雰囲気のギャップにあれっ?となります。まるで庭園のようなオシャレな外観!ここ空港だよね!?と思わずにはいられない感じです。

ですが、やはりそこはソマリランドの空港です!入ってすぐに荷物チェックがありました。キタぞ。ついに厳しい検査が始まる…!!と思ったら一瞬で終了。パソコンは電源を入れるように言われましたが、ちゃんと起動することが確認されるとすぐにオッケーが出ました。あまりに拍子抜けな感じで、逆に良いんですか??という感じに。…あれっ?

その後、カウンターでチェックインを済ませてチケットをゲット!完全に重量オーバーだったバックパックの重さを計られることもなく、非常にあっさりと終わりました。特に質問されることもなく出国のスタンプも押され、その後の2度目の手荷物検査も非常にスムーズに終了。まぁいろんな意味で驚かされたわけですが、何よりビックリしたのが空港警察の方たちのフレンドリーさです!とにかく気さくに声をかけてくれる人たちばかりなんです。こんなに安心できる出国審査はかなり珍しいなぁと。しかもそれがソマリランドの空港だっていうのがなんだか信じられない気分でした。

さらに!出国審査を全て終えて到着するロビーがこれまたステキな雰囲気なんです。こじんまりとしたスペースなんですが、なんだか居心地の良いロビー。そして、ソマリランドグッズを取り揃えたお土産屋さんがあるんですが、これがまたオシャレ!センスのあるデザインのポスターやTシャツ、小物などが買えるイイ感じのショップです。ということで、私の予想を思いっきり覆した(くつがえした)ハルゲイサの空港。出国に関しては非常に安心して利用できる素晴らしい空港です!ちなみに、ソマリランドのビザですが、今回私は事前にエチオピアにあるソマリランド大使館で取得をしました(ブログDAY63参照)が、なんとアライバルでもビザが取れるらしいです!現地の方から聞いた情報で、私自身が取得したわけではないので100%の確証はありません。が、この値段を聞いたらビックリしたので情報として載せておきたいと思います。

  • エチオピアのソマリランド大使館でビザ取得【100USドル】
  • ハルゲイサの空港でアライバルビザ取得【60USドル】
  • ジブチ-ソマリランドの陸路国境でアライバルビザ取得【31USドル】

…別に損(そん)をしたとは思いません!何事も経験が大事です。経験したから学ぶんです。ただ、私が超えてきた陸路国境でまさかビザが取れるとは…。しかもそれが31USドルという安さだったとは…!はい、切り替え切り替え!おそらくこれまで取得した中で一番高いソマリランドのビザ。これも一つの思い出です。

搭乗直前に最後の荷物チェック!これが一番厳し目でバックパックの中身を直接確認されました。が、やはり検査官は親しみやすいしっかりした方で、特に何かが引っかかることもなく終了しました。うん、信頼できる感じがあって本当に素晴らしい!厳しい!!というよりも、セキュリティー意識が高いという印象を受ける空港でした。

といつことでついにソマリランドとのお別れです。いやー、最後の最後までいろんな意味で驚かされたソマリランド!長かったようで短いし、短かったようで長いソマリランドの旅だったな〜と。この国に来たことでますます他のアフリカの国々への興味も高まりました。まだ見ぬアフリカ、まだ知らないアフリカがたくさんある!それが本当に嬉しくて仕方ないです。

イスラム教の信仰が強いソマリランドでは飲めなかったビールを機内で一週間ぶりに飲んで1人でメチャメチャ感動!していると、1時間ほどであっという間に飛行機はエチオピアに到着しました。上空から眺める(ながめる)2週間ぶりのエチオピアの景色にホッと一安心すると同時に、いよいよアフリカ旅第2章もあと1ヶ国で終わるんだなぁと思うとしんみりした気分になりました。

今夜はこの旅3度目のエチオピアのボレ国際空港ステイです。ソマリランドで過ごした一週間が遠い過去のことのように思えてくるこのエチオピアの空港のガヤガヤ感。スパッと気持ちが切り替えられるので、これはこれでイイのかもなぁなんて思いながら、いよいよ明日から始まるアフリカ13ヶ国目の旅に向けて胸がトキメクのでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。