DAY229 コートジボワールを旅する⑤ 首都ヤムスクロから港町サンペドロへ380km国内移動

2021627日、天気くもり。

コートジボワールに来てから毎日必ず一度は耳にしている雨の音。前の国ナミビアでは毎日最初に『天気晴れ』と書くのが当たり前になっていましたが、ここコートジボワールは一年中雨が降る熱帯エリアです。大陸の真ん中を赤道が横切るアフリカ。気候のバリエーションの豊かさもこの広大なアフリカ大陸の魅力の一つ。天然パーマの私はいつも髪のコンディションでアフリカ各地の気候を敏感に感じています。

さぁ、本日は首都ヤムスクロから移動です!ここから北に行くとコートジボワールの世界遺産になっている国立公園があるさらに緑豊かなエリアになります。が、やはり海を見たいぞ!ということでギニア湾方面へと進んでいきます。向かうは南西の町⑤サッサンドラ!なぜ④がないのか…そういうことです。

おそらくこの南西方面へと向かう車は多くは出ていないだろうと思い、今日は7時には荷物をまとめて宿をチェックアウト。早めに乗り場に行って出発を待つことにしました。まずはタクシーに乗ってヤムスクロの長距離バス乗り場へGO

「サッサンドラに行きたいです!」

これをフランス語で伝えられればあとは何とか流れに身を任せるとなんとかなってしまうのがコートジボワール。見た目は統制が取れて無さそうな車乗り場ですが、ちゃんと横の連携もあり、

「サッサンドラ行きの車はあっちだ!」

と、わざわざバイクで正しい場所まで送ってくれるからビックリです。支払いを求められるかと思えば、

「ボンボヤージュ!」

と言って去っていくかっこいいお兄さん。これまでのフランス語圏の国で感じていた言葉の壁による心の距離がこの国では本当に近くに感じます。理由の一つには自分がフランス語を勉強したからというのもあると思いますが、コートジボワールのみなさんの親切でウェルカムな姿勢が大きい気がします。

おかげですぐにサッサンドラ行きの車をゲット。さらに早く来たおかげで今日は助手席を確保できました。

朝はコーヒーが飲みたい私にとって120円で飲めるネスカフェがまぁありがたい!西アフリカではガボンでも文化になっているかわいい移動型カフェ。

砂糖たっぷりの泡立てたコーヒーが1日の始まりにピッタリです。ちなみに紅茶も飲めます。

ある程度お客さんが集まると出発するコートジボワールの乗合バス。なんと待ち時間30分で車が動き出しました!時刻は朝8時半。いざ、サッサンドラに向けて出発です。

西アフリカの熱帯エリアの国ということで思い出すのはギニアビサウ⇄ギニアの国境越えです。長いオフロードが続き、野宿で一夜を明かした24時間越えのドライブの記憶は今でも鮮明に覚えています。その関係で道路状況への不安がどうしてもつきまといます。アビジャン⇄ヤムスクロの有料道路は国の主要な道なので納得のコンディションでしたが果たして今日はどんな道を走るのか

しかし私の予想とは裏腹に地図上で細く白い線で書かれた道も案外しっかり舗装されているからビックリ!これは失礼しました。

そして窓の外はずーっと豊かな緑が続きます。赤道付近のアフリカならではの景色です。

ただ、実はこの乗合バス。どうやら目的地のサッサンドラが終点ではない様子なんです。町の名前を聞いてもはっきりとわからず。方面的には合っているのでまたまた流れに身を任せます。

ヤムスクロを離れて2時間ほどすると次第に道路のデコボコが目立ってきたなぁという印象ですが、それでも十分車が走れるくらいのコンディション!年季の入った乗合バスなのでゆっくり進んでいきます。

それにしても休憩を取らないコートジボワールの乗合バス!道中でお客さんを捕まえるスタイルなので途中でちょくちょく停車はするものの基本的にずっと車は走り続けます。お客さんもそれが当たり前という感じでずっと車内に座りっぱなし!ちなみに乗合バスはドライバーと客引きの2人で運営されていて、休むことなく目的地までそれぞれの仕事を全うします。この働く姿がなかなかにカッコいいんです!

そして走り続けること3時間半。乗合バスはガクノアという街で停車しました。どうやらここで降りて別の車を捕まえるようだなと思っていると、そこですかさず助けてくれるガクノアのバス乗り場のお兄さんたち。目的の⑤サッサンドラに行くためにはさらに④サンペドロという町を経由して向かう必要があることを教えてくれました。

ということでサンペドロ行きのチケットを購入!お兄さんたちとおしゃべりをして車を待ちます。このやり取りも全てフランス語。なんとなくでもわかることが嬉しくて、彼らの私に対する質問にも頑張ってフランス語でこたえます。もっと話せたら楽しいだろうなぁと語学学習への意欲がますます高まる今日この頃です。

すると突然お兄さんたちが立ち上がり

「あれだ!」

と大型バスを指差して走っていきます。あまりにいきなりだったのでよくわからないままとりあえずいっしょにバスに向かうことに。私の荷物を持って走ってくれるお兄さん。そして大型バスの扉が開くと中から客引きのお兄さんが出てきて

「乗るんだ!」

と一言。これに乗っていいんですか!?何とも不思議なシステムに頭が追いつきませんが、サンペドロに向かうという大型バスに飛び乗り、ガグノアの町をあとにしました。ちなみにこのガグノア滞在はわずか10分間の出来事!非常に面白い乗り継ぎでした。

先ほどチケットを買いましたが、このバスに対しては支払いをしていません。もしかしてあとで別料金を請求されるのか!?なんて正直不安に思っていたのですが、結局何も言われず。独自のバス世界のルールがあるようです。

そのあとは細い道をガンガンスピードを出して走っていく大型バス。途中から天気が崩れだすと曇ったり雨が降ったりが続きます。こうなると窓の外の景色を楽しむこともできず。時間の感覚もわかりづらくなってきます。

ただそれでもバスは順調に進んでいき、首都ヤムスクロを出発してから8時間。バスはサンペドロに到着しました!

時刻は4時半。急いでも仕方ないので今日はサンペドロの町に泊まることに!ここもギニア湾に面した町です。どうせなら海沿いの宿に泊まりたいということでBooking.comで良さげな所を探してタクシーに乗って向かうと

海だ~!!移動の疲れもこのギニア湾を見たら一気に吹っ飛びます。今夜は海の音を聞きながら贅沢な時間を過ごすのでした。

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