アフリカ15ヶ国目「レソト」入国!〜南アフリカから首都マセルへ乗合バスで陸路入国〜

2019年10月31日、天気晴れ。

アフリカ15ヶ国目「レソト」へ

南アフリカに来て1週間が経ちました。入国後にドキドキしながらケープタウンの空港を出て、バスに乗って市内へと向かったのが遠い昔のことのようです。昨夜は現在ヨハネスブルグで仕事をされている日本人の方にお会いし、晩ご飯をご馳走になりました。安全上これまでずっと夜の外出は控(ひか)えてきたので、南アフリカで初めての外で食べる夕飯にもうテンションMAX!

やはりここは肉だ!ということで大好きなフィレステーキをもちろんレアで!!美味すぎる~!!ちなみにこちらの300gでお値段220ランド(約1600円)。新鮮で美味しい牛肉が安く食べられるのは南アフリカやナミビアの素晴らしいところです。そして2人だからこそ安心して食べられる夕飯のしあわせ。会話にビールがすすみ、南アフリカで過ごす最後の夜を楽しみました。

ということで本日は南アフリカを離れ、次のアフリカ15ヶ国目へ移動します。朝7時に宿をチェックアウト。今回お世話になったOnce in Joburgはゲストハウスとは思えないスタイリッシュな宿です。

ホテルを改装(かいそう)したそうで、それぞれの部屋の中にベットが4つほどあるドミトリースタイルになっています。清潔感がありとてもイイ感じ。Wi-Fiもバッチリで、お値段1泊151ランド(約1100円)とまたまた超格安!南アフリカはオシャレな街にもバックパッカー向けの宿が多くあるので非常に助かります。

ヨハネスブルグのバス乗り場

昨日の教えをしっかりと守り、受付のお姉さんに配車アプリUberで車を呼んでもらいバスステーションにやってきました。

それにしてもこのUber。昨日の夜に友人とサヨナラをして宿に帰ってくる際にも利用させてもらいましたが、まぁ便利!タクシーを捕まえるよりもはるかに早く、キレイな車内に安心感があり、さらに安い!と見事な三拍子がそろっています。こんなすごいサービスを知らなかったなんて…やはり世界はまだまだ知らないことで溢れています。

ブルームフォンテーン

今日はまず長距離バス「インターケープ」に乗車して南アフリカ国内を南下します。向かうのはヨハネスブルグとポートエリザベスの間くらいにある★「ブルームフォンテーン」という場所。南アフリカにある3つの首都の内の1つです。

バスステーションは朝から多くの旅行客で賑わっています。そしてここでインターケープに乗る前に荷物チェックを要求されました。治安の悪いヨハネスブルグだからこそなのかもしれません。しっかりとした身なりの警備の方たちだったのでバックパックの中を開けて見せました。が、正直半信半疑。結果的に問題無く終わったものの、チェック中に荷物から目を離さないなど、いくら相手が信用できそうな場合でも注意は必要です。「ガム持ってないか?」と言われましたが、ガムを噛む(かむ)習慣はないよ!と。荷物チェックの際によくある決まり文句なのサラッと流してオッケーです。

何はともあれ無事にバスに乗車してヨハネスブルグを出発です。車窓からの景色を眺めながらこれまでの南アフリカ旅を振り返ると、美しい景色や発展したビル群などスケールの大きい街の姿がよみがえってきます。その反面、危険と呼ばれる場所があったり、貧富の差を感じる光景を見たりしたのも事実。南アフリカの街並みは本当に区画がしっかりとしていてどこもキレイな住宅地のように見えるのですが、その中にはトタン屋根でできた家々が密集する場所も多くあります。それらがポツポツと点在するのではなく、一つのエリアにビシッと収まっているので、一見すると美しい街並みに見えるという錯覚が。これもかつてこの地で行われたアパルトヘイトの名残です。今もまだその影響は残っているということを認識させられる景色ですが、確実に未来に向かって動き出していることもまた事実。南アフリカという国を旅してまた一つアフリカへの理解が深まった気がしています。

都市部を離れるとどこまでも続く平坦な大地が広がります。これまでずっと夜の移動だったので今日は外の景色を見ながらの移動を楽しみます。この果てしない感じがたまりません。地球の大きさを感じます。

それにしても南アフリカは本当に栄えた国だなぁと。主要都市ではない地方の小さな街でさえこの通りです。首都だけ立派で田舎の方に行くと…なんてことはアフリカではよくあることですが、南アフリカは街を通過するたびにショッピングモールや人で賑わうエリア見かけます。

そんなこんなで日中の暖かい日差しとバスの揺(ゆ)れによりウトウトなんかもしながらおよそ7時間。バスはブルームフォンテーンに到着しました。そしてインターケープはここまで!南部アフリカの主要な国をつないでいるはずのこの高速バスなのですが、これから行く「レソト」へ向かう便はないんです。なのでこの街で降りてここからローカルのミニバスに乗り換えます。まずはバス乗り場に向かうためにタクシーを捕まえます。

レソト行きのミニバス乗り場

バスを降りるとすぐに恒例(こうれい)のタクシーの運転手の客引きが。なんとなく良さげなお兄さんを発見したのでまずは値段交渉(こうしょう)です。乗車前にこれを必ずすることを忘れてはいけません。「50ランド!」と言われたので「40ランド(約300円)は?」と聞くとあっさりオッケーしてくれたお兄さん。うん、いい人だ!ということでお願いすることに。車の中でも楽しい会話が続くいいお兄さんだったので結局50ランドを渡しました。こうやって先に安くしておいて満足したら言い値を払うと自分も相手もハッピーな気持ちでサヨナラできるのでオススメです。

やってきたザ・ミニバス乗り場!これまで意図的に南アフリカ国内では避(さ)けてきた場所なので、久しぶりの再会に懐かしさで胸がいっぱいになります!コレだよね〜と。インターケープはもちろん素晴らしいのですが、このローカル感満載(まんさい)の雰囲気はミニバス乗り場ならではです。が、ここは南アフリカ。もちろん警戒(けいかい)は必要。近くにいた信頼できそうなおじさんに目的地であるレソトの首都「マセル」に向かうバスに乗りたいことを伝えると「あそこでお金を払ってきな!」と教えてくれました。

ブルームフォンテーンからミニバスに乗る場合は乗車受付の事務所で事前にお金を払います。ここからマセルまでは110ランド(約800円)。ちなみにこのミニバス乗り場からはヨハネスブルグ行きもありました。この国の旅に慣れてきたらミニバスを利用しての国内移動もありです!

あとは乗客がいっぱいになるのを待つだけ。これはアフリカあるあるで、バスは座席が全て埋(う)まるまでは出発しません。なのでとにかく待ちます。外で待っていもいいのですが、ちょうど助手席が空いていたので車内で座って待つことに。そしてこの瞬間(しゅんかん)一気に安心感が。あぁ、これだよ。この落ち着く感じ。今日まで少なからずずっと緊張感をもって行動し続けてきたわけですが、それがふっと和らいでいきます。

もちろんミニバス乗り場なので物売りの人たちはひっきりなしに声をかけてきますが、今はそれさえ心地よく感じます。純粋(じゅんすい)に商売のために声をかけてくる彼らを疑う必要はありません。この『相手を疑わなくていい』というのがどれほどラクなことか。

南アフリカを旅する際に周囲に気をつけなければならないというのは事実。もちろんこれは南アフリカに限らず、どの国においても大切な心構えです。が、あまりに警戒しすぎて心を閉ざしてしまうのもこれまた考えものだなと。なかなか難しいバランスですが、こういうのも経験が大事だなと感じました。今回の経験を次に活かす!これが過去から学ぶということです。南アフリカにはもう一度来たい。いや、来る!と決めています。ビザがいらない国なので、ちょっと入国して1日だけ滞在することも可能な国なので、アフリカ54ヶ国制覇の旅のどこかでもう一度訪れようと思います。ということで待つことおよそ2時間。乗客でいっぱいになったバスはついに出発!向かうのはアフリカ15ヶ国目「レソト」です。

レソト

レソト王国、通称レソトはアフリカ南部に位置する立憲君主制国家。イギリス連邦加盟国のひとつで、周囲を南アフリカ共和国に囲まれた世界最南の内陸国でもある。首都はマセル。1966年にイギリスから独立した。非同盟中立を宣言している。【Wikipediaより】

この国を地図で見た時、その小ささもさることながら、やはり場所に驚かされます。ココ!?海が無い内陸の国というのは他にもいくつかあるわけですが、一つの国に全方位をグルッと囲まれた国というのはアフリカの中ではこのレソトのみです。いったいどんな国なのか気になって仕方ありません!

ミニバスは夕日を背に受けながら東へと進んでいきます。どんどん近づいてくる遠くに見えていた山々。この写真を撮っている場所はまだ南アフリカ国内ですが、これまで訪れてきた街とは明らかに違う景色が広がってきました。

そしてブルームフォンテーンを出発してから約1時間半。ついに南アフリカとレソトの国境に到着です。あまりにあっさり着いたので正直ここから違う国に入るという感覚がありませんが、もう目の前に見えるのはレソト!

さぁ、いよいよここから国境越え!気を引き締めていく必要があります。いざレソトへ!まずは南アフリカの出国からです。

南アフリカ出国

あっという間に終了。入国するみなさんの列に並んでいたらそのままスーッと流れるように終わりました。そして南アフリカ側の出国審査所からレソト側の国境までは少し歩きます。橋を渡った先で入国審査です!

レソト入国

こんなにあっさり入国させていただいてよろしいのでしょうか??と逆に質問したくなる入国審査。審査官が私服のお姉さんたちということで少し不安でしたが、ちゃんと入国スタンプが押されていたのでオッケーです!※滞在が3ヶ月以内の場合はレソト入国にビザは必要ありません。

ということでやってきましたレソト!!ヨハネスブルグ出発から11時間も経過していたのですが、それを感じさせない不思議な移動でした。南アフリカの旅が終わるという安堵(あんど)の気持ちも少なからずあったからかもしれません。さっそく入国直後から国が変わったことを感じるイロイロがありましたが、それはまた明日にしたいと思います。アフリカ15ヶ国目、レソトの旅が始まります!!

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