DAY197.5 ナミビアを旅する⑤ 南の果ての秘境オラニエムンド 〜南アフリカとの国境を流れるオレンジリバー〜

2021526日、天気曇りのち晴れ。

DAY197の続き

オラニエムンド

オランニエムンドは、ナミビアの南西端にあるカラス地方の南アフリカとの国境にあるオレンジ川河口の北岸に位置する、人口4,000人のダイヤモンド鉱山の町です。【Wikipedia英文翻訳より】

さぁ、ここまではオラニエムンドの町の中の様子を見てきましたが、今日わざわざ自転車を借りたのはこの町の外へと出かけるためです!美しい緑の木々が両脇に並ぶ町の入り口を一歩外に出るとそこは

どこまでも続くナミブ砂漠!もうさっきまでと全く違うまるで別の惑星のような景色に驚きを隠せません。なんだここは!

道中には野生動物飛び出し注意の標識も。オリックスとダチョウの標識はナミビアの他の地域ではなかなか見ることがないレアなやつです。ちなみにダチョウは英語では「オーストリッチ(ostrich)」と言います。

もうそこからは「なんだここは?」の連続です。360度に広がる不思議な砂漠の世界を自転車で駆け抜けぬけます。

が、寒い!町を出てどんどん大西洋に向かって進んでいるんですが、空を雲が覆い(おおい)太陽の日差しがない中での時速34kmぐらい出る電動自転車はまぁ寒い!!

それでも辿り着きたい場所があるのでどんどん進みます。道中には野生動物たちの姿もちらほら。

そして町を出てからゆっくり進むこと30分ほどでついに視界に入ってきたのがこの町の南部を流れる川「オレンジリバー」です!

オレンジリバー

オレンジ川は、アフリカ南部を流れ大西洋に注ぐ河川である。南アフリカとレソトの国境付近のドラケンスバーグ山脈に源を発しレソト国内を西に向かい、フリーステイト州の南端付近でカレドン川を合わせ、その付近から北西へ向きを変えて、キンバリーの西でバール川を合わせる。ここからは南北に向きを変えつつ基本的にはまっすぐ西へと向かい、アピントンを通り、その下流にあるオーグラビーズ滝を抜け、カラハリ砂漠の南の乾燥地帯を流れ大西洋に注ぐ。【Wikipediaより】

昨日、オラニエムンドに来る道中にもウィネスさんがわざわざ車を停めて見せてくれたこの川。ナミビアの国土の一番南を流れるこの川が隣国である南アフリカ共和国との国境なっています。この写真も向こうに見えるのは南アフリカです。

と書きましたが実は私、正直ここに来るまでこのオレンジリバーはもう水が流れていない乾いてしまった川だと思っていました。ドライカントリー(乾燥の国)と呼ばれるナミビアでは川が枯渇(こかつ)することはよくあることなんです。が、そんな私の想像が全く違ったことを見せつけられました。非常に豊かな水が流れるオレンジリバー。雨季(3月頃まで)にはかなり増水するらしく、川沿いは洪水状態になるそうです。

ここでDAY197の答えを。オラニエムンドがなぜ緑豊かなのか。それはこのオレンジリバーがあるからです。「オラニエムンド」という町の名前も「オレンジ川の河口」という意味のアフリカーンス語(ドイツ語)になります。そしてそのオレンジ川の河口も河口。川と海がぶつかるポイントこそがこのナミビアの文字通りの最南西端になります。そこを目指して自転車でさらに進むことほんの数分!

そこにはなんと立派なモニュメントがありました!こんなのナミビアで初めて見ます。しかもそれがこんな最果ての場所にあるとは。

Orange River Mouth(オレンジ川の河口)到達を記念するオラニエムンドの町のステキな演出。もちろん写真を撮らせていただきました!

で、実はこのモニュメントよりもまだ少し先があるということでギリギリまで自転車で進みました。が、ここからはもう砂浜ゾーン。思うように自転車をこげないので押していきます。

残念ながら今回は最後までキレイに空が晴れてくれることはありませんでしたが、モヤッているのが逆にとても幻想的でした。

最後はしっかり大西洋をこの目で見て、これにて自転車で巡るオラニエムンド観光終了!来た道を戻って町へと戻ります。

が、なんとこの帰り道でした。ジャッカルを発見してテンションが上がっていたら、さらに前方に何やら動く大きなものが見えました。もしかして?思わず自転車のギアをさらに上げて急いでこぐとやはりそこにいたのは

ダチョウです!!今この瞬間ダチョウと自転車で並走しているわけでもうスゲーー!!と大興奮。そしてしばらく走るとなんと

目の前でダチョウが道路を横断!!この地域では本当にダチョウ飛び出し注意です。ものすごく貴重なシーンを見れてもう気分は最高!!

結局2時間レンタルだったところを1時間延長して3時間。オラニエムンドの町をグルッと回って堪能(たんのう)することができました。なんだったらあと1時間ぐらい延長しても良かったかもなんて思いましたが、何事も腹八分目がちょうどいいですね。

こんな町見たことない!の連続だったオラニエムンド。首都から遠く離れた場所にあり、バックパッカーが来るにはかなり大変なまさに秘境の名に相応しい町です。が、ここでしか見ることのできないナミビアにたくさん出会える不思議な魅力を持つオラニエムンド。はるばるやって来て本当に良かったと心から思いました。

数少ない町のレストランで食べた夕飯のラムチョップが絶品でこれまた良い思い出が一つできたオラニエムンドで過ごす夜。動物に会えるかな~なんて思いながら日が沈んだ町を少し歩きましたがそう都合良くは出てきてくれませんでした。動物たちがうろうろしている夜の町を想像しながら今夜は眠りにつきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です