DAY213 ナミビアを旅する㉑ 北部二大都市オシャカティ→ルンドゥ横断490km 〜ナミビアを安全に旅するために覚えておいてほしいこと〜

2021611日、天気晴れ。

さすがに180kmのオフロード5時間ドライブで全身ガタガタ。加えて砂まみれのカラダを休ませるべく、昨日の移動中にBooking.comで予約した今回の宿Rocha’s hotel。以前併設のレストランに食事をしに来たことがある知っているホテルを選びました。少しお高めの良いホテルです。ここを選んだのにはしっかり疲れを取りたかったこと以外にもう一つ大事な理由があります。

ナミビア北部の大都市オシャカティ。この街に来ると人の多さに目が行きますが、同時に感じるギラギラ感。特にタクシー乗り場では顕著(けんちょ)にその様子が感じられます。無作法な客引きの嵐。地元の人でさえ客引きのお兄さん達の態度にイヤそうな顔を向けます。

ナミビアは他のアフリカ諸国に比べるととても平和な国です。これは住んでいたことによる偏見ではなく、他の国々を旅してきたことで改めて強く感じていることです。地元の人たちからこの旅で何度

「ナミビアはPeaceful countryだよ!」

という言葉を聞いたかわかりません。この国の治安の良さは国民のみなさんの誇りになっている印象を受けます。そんなナミビアの中でこのオシャカティだけは治安の悪さが際立つ街になります。あまりハッキリと言いたくはないのですが、今後ナミビアを旅する方がこのブログを読むかもしれないのであえて断言させていただきます。

この街自体は観光都市ではないのでオシャカティを目的地として旅をする人は少ないですが、北部の移動の中継地点なっているため何かと訪れることが多い街になります。

もちろんこの街のことはわかっている私です。が、ホテルの前だからもう安心だろ!と思いこの街に到着した喜び動画を撮ろうとしていた私に対して、わざわざUターンして戻ってきて注意をしてくれたお世話になったドライバーさん。

「早くホテルに入れ!そこの奴らが君を見てる!!早く入るんだ!!」

ナミビアを旅してきたことで少し慣れが生じてきていたなと反省しました。気をつけるべきところはしっかりと。大切なことを思い出させてくれたドライバーさんに感謝でした。この街では常に誰かに見られているという危機管理意識が大切です。

もちろん全員が全員悪い人というわけでは決してありません。出会う人のほとんどは親切な方ばかり。しかし、たった一度の悲しい出来事がその人に対してだけでなく町や国、文化に対する偏見にもつながってしまいます。できる安全対策をすることはその国のことを大切に思うことと同義。旅は常に安全第一です!

さぁ気持ちをしっかりと引き締めたあとは、シャワーで全身の砂を落とし、美味しい食事を食べてたら、フカフカのベットで寝て完全回復!この宿を選んだ理由も、オシャカティに来てから安宿を探すという行為は危険だと判断したからです。お金を払ってでも安心できる宿を確保することも時に必要になります。

ということでいよいよ今日はこのナミビア国内移動北部編の最終目的地方面に向かいます。まずはタクシーに乗車。乗る前にタクシー運転手さんを良し悪しを判断することもオシャカティでは重要なことです。なかなか簡単ではありませんが、自分の感覚を信じることが大事!なんとなく不安を感じたらうまく言い訳をして別のタクシーに乗ります。

感じのよいドライバーの方に連れてきてもらったのはオシャカティのコンビ(ミニバス)乗り場になっているオープンマーケットと呼ばれる場所です。

市場に併設された非常に整ったこちらのコンビ乗り場。逆にあまりに敷地面積が広すぎるので少し閑散とした印象もありますが、ナミビア北部の主要な各都市に向けてのコンビが全てここから出ています。

ただまわりを見るとやはりちょーっと気をつけた方がいいなぁという雰囲気が漂っています。本来こちらのオープンマーケット内で割り当てられたスペースで商売をするのが基本なはずですが

コンビ乗り場の一画に無法地帯のように広がるお店。5年前、まだこのコンビ乗り場がオープンしたばかりの頃はこんな光景は見られませんでした。少しずつ時が経つにつれて自然とルールが緩んできたのかと思います。そこには警察官の方の姿がありましたが様子をうかがうといった感じでした。

まぁそんな感じで乗り場のまわりはガヤガヤしていますが、コンビに乗ってしまえばもう車内は安全ゾーンです。今日は2時間半ほど待っても乗客はいっぱいになりませんでしたが出発!途中でお客さんを増やしていくパターンです。

向かうのは「ルンドゥ」という街。オシャカティから西に490kmほど移動します。コンビは250ナミビアドルです。

いよいよナミビア国内移動北部編のゴール方面へと進んでいく車。これまで移動してきた道や出会ってきた人々のことを思い出しているとついにここまで来たんだという気持ちが込み上げてきました。

ナミビア北部の景色は北西部のモパニツリーとはまた違う木々の緑が豊かになってきます。協力隊時代に何度も通ったナミビアの一番北を横に走るこの道路。この景色を見るだけで帰ってきた感がすでにあります。

そして特徴的なのがそこに暮らしを感じる風景があること。ナミビアの中央部から南部では街と街の間には人が住むような家はなく、ただただ乾燥した大地が広がるだけですが、この北部は小さな村が点在します。その理由は水が手に入るから。後日紹介しますがこのナミビア北部にはクネネリバー以外にもう一本川が流れています。その水資源がこのナミビア北部での人々の定住を可能にしました。

その水があることによって人々は農耕ができるだけでなく、ウシやヤギなどの家畜を育てることもできます。ナミビア北部名物の道路を横切るウシたちの姿。これが当たり前の日常だったのが私の協力隊生活でした。

日がだいぶ傾いてきた夕方5時。車はついに私が2年間暮らした村があるカバンゴウエスト州に入りました。ここまで来たらもう帰ってきた感しかありません!途中で停まったガソリンスタンドで現地語で挨拶ができることが嬉しくて。いやー、帰ってきたぞ~!!

実は今日の目的地のルンドゥへの道の途中にある私の任地。夕日がちょうど沈む頃に車は村を通過しました。心の中で、いや乗客のみなさんにはすでに私がこの村に住んでいたことを伝えているので、声に出してウォーー!!と叫んでしまいました。帰ってきたという達成感と、変わらずそこに村があってホッとした安心感。明日、この村の地に4年ぶりに足をつけます。今日はとりあえず見るだけで通過です。帰ってきた~!!

そんなこんなでオシャカティを出発してから6時間。ついに今日の目的地であるルンドゥに到着しました!もうこの街にも思い出がたくさんありすぎるので何度も言いますが帰ってきたぞ~~!!興奮が止まりません。そして変わらない街の雰囲気もある中で、4年前にはなかったクラブやガソリンスタンドがあることにもテンションが上がります!ルンドゥに帰ってきた~~!!

そんな興奮する私を呼び止める新しいガソリンスタンドで働く従業員のみなさん。もうあたりが暗くなっているから気をつけなよと浮かれていた自分にピシッと注意をしてくれました。この北部の人々のやさしさにまた感激してしまい興奮。落ち着け自分!

といっても4年ぶりに帰ってきたんです。落ち着けるわけがありません。止まらないドキドキと共に今夜はルンドゥで1泊です。いよいよ明日は大好きな村に帰ります。帰ってきたぞ~~~~!!

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