ナミビアを旅する⑩ 首都から行く日帰りサファリ&絶景の岩山「スピツコップ」〈ウィントフック→スワコプムント〉

2021年5月31日、天気晴れ。

ナミビアの歩き方

今日で5月も最終日。そしてナミビアに来てから10日が経過したわけですが、正直もっと長い時間を過ごしているような感覚があります。ナミビア南部を1週間かけてぐるっと回って旅のスタート地点である首都ウィントフックに帰ってきた昨日。本当に濃い南部旅だったなぁとさっそく思い出に浸(ひた)っているところです。

昨夜お世話になったのは首都の中でもBooking.comで最安値の宿Kate’s Nest Guesthouse。なんと1泊165ナミビアドル(約1300円)ということでさぁどんなものかなぁと試しに泊まってみたんですが

これが非常にオシャレで良い感じのバックパッカー宿でした。セキュリティーもばっちりで治安が良いとは言えない首都でも安心してくつろげる感じです!場所が中心地から離れているのだけが難点ですが、それでもまた泊まってもいいかもと思える宿でした。

そんな宿を朝一に出発しまして、今日からまた移動開始。南部を旅したあとはナミビア国内移動北部編のスタートです!この移動の最終的なゴールは私が青年海外協力隊として2年間を過ごした北部の村。観光地でもなんでもないただの村ですが、私にとっての大切なふるさとへの里帰りです。ゴールを目指して今日からナミビア北部を旅していきます。

まずやって来たのは首都のコンビ(ミニバス)乗り場といえばのライノーパーク。昨日もここに着いたわけですが、今日はここから別方面へと向かうコンビに乗り込みます。まず向かうのは西!北部旅最初の目的地はナミビア随一の観光地です!!

しかし今日はここで意外と待ちました。比較的移動する人も多い区間のコンビなのですぐに集まるかと思いきや、2時間経ってもまだまだという感じで。まぁ私はもう待つことに関してはいつまでだって待てる自信があるのですが、意外にも他の乗客のみなさんがイライラしたご様子でした。

ウィントフック出発

「あと1人だって!」という声が聞こえてきたコンビの車内。さぁそろそろかと期待しているとついに車が動き出しました。時刻はお昼の1時過ぎ。今日は3時間半待ちで出発でした。首都でさえこんな日もあります。それがナミビアのコンビ旅です。

首都ウィントフックの北に位置するオカハンジャという街まで続く道は片側2車線。さらに上りと下り車線が完全に分かれた快適な道路が続きます。ここは4年前はまだ工事中でした。道路コンディションが良すぎるために交通事故も多いナミビア。国としてこの問題に対処しているわけです。

①首都ウィントフックから本日の目的地⑦スワコプムントまでの道のりは約380km。

ではここでこのウィントフック⇄スワコプムント区間にある観光スポット

  • 【A】オカプカランチ
  • 【B】スピツコップ

の2つをご紹介したいと思います。

オカプカランチ

首都から北上するとそこには南部とは違う緑豊かなエリアが広がります。

そこにあるのがオカプカランチと呼ばれる牧場(Ranch)です。首都からわずか30kmほどしか離れていない所に位置するこちらの牧場。

牧場と聞くとウシやヤギのイメージかもしれませんがそこにいるのは

こんな動物たち!そしてこれだけではありませんよ。

オラニエムンドで見たオリックス。ちなみにこの写真だけは乾季に訪れた際に撮ったものになります。ナミビアは乾燥帯に位置する国ですが、首都より北は雨季と乾季がはっきり分かれたサバンナに似た気候の特徴が見られます。

キリンだっていますし、さらには

まさかのサイまでいるんです。牧場ということでもちろん柵(さく)があるのですが、広大なエリアの中を動物たちは自由に行き来しているので実質サファリと変わらないのがこのオカプカランチ。そしてもう一度言いますがここは首都からたった30kmしか離れていません!

首都から日帰りで本格サファリ気分を味わえるオカプカランチ。オシャレな宿泊施設もあるので朝や夜の敷地内のドライブも楽しめちゃいます!

常時時速120kmで走り続けるコンビは中間地点のウサコスで休憩をします。あたりにはカラカラとした大地が広がるこの町。続いて紹介するのはこのガソリンスタンドでタクシーを借りて向かうことができるナミビアの有名な景勝地です。

スピツコップ

ナミビア西部にある岩峰群。スワコップムンドの北東、ナミブ砂漠に位置する。数億年前の花崗岩が風化してできたもので、最も高い岩峰の標高は1728メートル。「ナミビアのマッターホルン」と称される。また、サン族の岩絵が点在する。

【コトバンクより】

スワコプムントへの道を車で走っていると突如前方に不思議な形状の山が現れます。主要道路から舗装されていない脇道(わきみち)に入り、ウサコスから約40kmほど進んだところにあるのがスピツコップと呼ばれる岩山です。

4億年前に誕生したというスピツコップ。いきなり目の前にそびえる火山岩が固まって形成された山々が織り成す景色に驚かされます。見たことのない岩山の不思議な世界。入り口からもうテンションはMAXです。

入園料は50ナミビアドル。ここではキャンプ泊をすることもできます。

この岩でできたスピツコップの山々はなんと基本的にどこを登っても下ってもオッケー!中には手をついてはいつくばらないと登れないような急斜面もあります。もちろんケガは自己責任ですが、これがまぁ楽しい!

大自然を感じながらの楽しいアトラクション。岩山の上から見る景色は正に壮観(そうかん)です。太陽は終始照りつけますが、吹く風がとても心地よく気分は爽快!

が、下るのは一苦労。調子に乗って上まで登ったあとに腰を引かせながら恐る恐る急勾配(きゅうこうばい)を下ります。が、それにも懲(こ)りずまた面白そうな場所を見つけてはついつい登ってしまう。そんなスリルも含めて大自然を満喫できるスピツコップ。帰りは足がガタガタでした。

そんなスピツコップの中でも特に有名な場所がこちら。岩でできた奇妙なアーチは先日のクイバーツリーフォレスト同様に、パソコンのデスクトップ画面などに採用されることのある景色の一つです。こちらも見かけた際には是非ナミビアを思い出してみてください。

水晶マーケット

スピツコップ周辺では鉱物や水晶が採れることも有名です。スピツコップに向かう道の途中にあるUiba oas crystals marketではキレイな石やアクセサリーを安く買うことができます。見てるだけでも楽しいお店です。店員さんはこの地域に住むダマラのみなさんで、クリックサウンドという舌打ちの表現が入った独特の現地語の会話が聞こえてくるのも新鮮でした。

ということでナミビア中央部の見所を紹介してきました。実はこの道沿いにも温泉に入れる場所があったり、美味しいビルトンが食べれる場所があったりとまだまだ紹介したい場所はあるのですがそれはまたいつかの機会にしたいと思います。気付けばあたりは一面砂漠の景色に様変わり。広がるのはナミブ砂漠です。

スワコプムント到着

首都を出発してからピッタリ3時間。コンビは目的地のスワコプムントに到着しました。380kmを休憩含めて3時間ですからね。ちなみにこのウィントフック⇄スワコプムントがナミビアの中でも特に交通事故が多い区間になります。コンビが事故を起こしたという話は私は今のところ聞いたことはありませんが、特にナミビアでレンタカー移動をする場合は注意が必要なエリアになるので覚えておいてください。コンビの運賃は170ナミビアドルです。

やって来たのはナミビアの西の海沿いの街。ウサコスまでは暑かった気温がこの街に来ると一気に冷えます。道行く人の服装を見ると厚手の上着を着ていたり、ニット帽をかぶっていたりします。スワコプムントに来る際は防寒着を忘れてはいけません。

早く街の中心を見たい気もしますが、それは明日の楽しみにとっておこうということで今日は宿に直行します。が、その道中の景色がもう既にこの街を物語っています。これがスワコプムント。ちなみにこの建物は刑務所です。

そして地図を頼りに本日の宿に到着。そしたらこの宿がまぁ~想像を超えて来たのですが、それはまた明日にしたいと思います。それよりも何よりももう宿から見える景色に大興奮!急いで荷物を置いてまた外へ。

キターー!大西洋だぁ~!!そして何と見事に夕日がちょうど沈むタイミング!!!なんてラッキーなんでしょう。

大西洋に沈んでいく夕日を波の音を聞きながらただただ眺めるのはおそらくセネガルぶりかと思います。アフリカ大陸の西側でしか見ることのできないこの絶景。特にこの街の夕日は同じ太陽なのにまた一段と美しく見えるから不思議です。

たどり着いたというよりも懐かしい場所に帰ってきた感が強いスワコプムント。当初は次の街に向けて明日にでもまた移動だ!と考えていましたが、ちょっと予定を変更してこの街で少しのんびりしようかなと思います。明日からはこのスワコプムントの街の魅力をお届けします。この街は皆さんの『アフリカ』を遥かに超えてきますよ!お楽しみに。

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