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DAY195 ナミビアを旅する③南部の街キートマンスフープからさらに南へ 〜地方都市の移動手段とナミビアのソウルフード〜

2021524日、天気晴れ。

フカフカのベットで寝たおかげかカラダの疲れがものすごい取れていることを実感してスタートした本日。これまではとにかく宿泊費を抑えるために安い宿で泊まることを重視していましたが、そろそろカラダのことを考えた宿選びをしないといけない歳になってきているんだなぁと新たな気付きを得まして、お世話になった宿UrbanLife Keetmanshoop Accomodationを出ました。

さぁ、今日もナミビア国内をさらに南へと移動します。やって来たのはキートマンスフープのコンビ乗り場と言ってもただのガソリンスタンドです。ナミビアの首都ウィントフックは『コンビ乗り場』として場所がしっかりと指定されていますが、地方に行くとその街の一番主要なガソリンスタンドがコンビ乗り場の役割を担います。キートマンスフープのコンビ乗り場はこちらのガソリンスタンドPUMAです。

ここに来たらそれっぽいお兄さんたちに目的地を伝えてあとはとにかく待つのみ。乗客名簿も無いおそらく国からは非公式のコンビ乗り場ですが、地元ルール的な感じで場を仕切っているお兄さんたちがいます。見た目は厳(いか)つくても親切に対応してくれるのでご安心を。

ただ、首都ウィントフックとは違い常にコンビがスタンバイしているわけでは無いのが地方の街。移動する人の数も限られているので、今回私が向かうような僻地(へきち)に向かうコンビはまずありません。

そこで頼るのが個人タクシーのように街間を移動しているドライバーさんの車。要はガソリンスタンドで待つというヒッチハイクです。運転手側から声をかけてくれることもあり、目的の方面が同じだったら値段交渉をして乗せてもらうという感じになります。いっしょに車を待っている人たちと仲良くなっておくこともポイントの一つ!同じ方面に向かう方がいるととても心強いです。挨拶をしたあとにHow are you?とたずねることで会話は自然と続きます。How are you?はコミュニケーションを生み出す魔法の言葉です!

今日は待つこと3時間!目的地の途中にある町まで行くという車が見つかり乗せてもらうことにしました。私以外に乗客が5人。このヒッチハイクスタイルは地元の人々にとっても通常の交通手段です。

ということでお昼の12時過ぎに出発!と思いきや、そこから乗客の方の忘れ物などがあり二度ガソリンスタンドに戻ってくるというくだりがあってからようやくキートマンスフープをあとにしました。

ここからはナミビア南部ドライブのスタートです。昨日の道中とはまた違うカラカラとした大地の景色が広がります。

自然によって創り出された世界も。はるか昔にこの地を流れていた川によって削られてできたてっぺんが平なテーブルマウンテンはナミビアで見ることのできる不思議な光景の一つです。

キートマンスフープを出発してから1時間ほど経った時でした。ドライバーのアンドレさんが不思議なことを言い出すんです。

「ビルトンを食べたいかい?」

えっ?何??ビルトンというのはナミビアや南アフリカでは有名な干し肉のことなのですが、いきなりの質問に何と返して良いかわからずとりあえずYesと応えました。いったい何なんだ??と思っていると、車は右手に曲がりビルトン(Biltong)と書かれたゲートに入っていきます。

すると目の前に現れたオシャレな外装のお店。こんなところに!?という本当に知る人ぞ知るビルトン屋さんのようです。

そして中に入ってみるとそこには美味しそうなビルトンが並んでいました!ご夫婦で長年ビルトン作りをしているというこちらのお店。どのビルトンにしようか迷ってしまいますが、やはりここは一番肉厚なビーフをチョイス。

先日の牛ステーキ同様、牧畜が盛んなナミビアは牛肉のお値段が安いのでこのビルトンも非常にお手頃価格!スーパーやガソリンスタンド併設のコンビニのようなお店でも売っていて、ナミビアの庶民(しょみん)の味として人気のビルトンです。

もう見た目の美しさから絶対に美味しいこのお店のビルトンをさっそくいただいてみるとうんまい!!干し肉なのに瑞々(みずみず)しいジューシーさがあり、口の中には旨み(うまみ)がブワーッと広がります。これまで各地で食べてきた中でも間違いなくトップレベルのビルトン!感動が止まりません!!まさかこんなところで出会えるとは。アンドレさんのおかげです。他のビルトンも買っとけばよかったとあとになって後悔しながら、車は先へと進みます。

キートマンスフープから西へと進んできた車はAus(アウス)という街の手前で左へと曲がります。首都からここまでのルートはこれまでも数回通ったことのある道でしたが、ここからはついに私にとっても初めて通る未知なる道になります。

窓の外に見えるのはこれまで私が見て来たナミビアとはまた少し違う世界。先ほどのテーブルマウンテンとは異なり、今度はしっかりとした山が横にどこまでもずーっと連なります。ナミビアの中でも知らない街へ行くドキドキする感覚は久しぶりです。

そしてキートマンスフープを出発してから4時間。日もだいぶ傾いてきていたので今日はこの車の終着地点で一泊しようと思いながら、車が間も無くその町に着くという時でした。左手に見えたのはなんとウェルカムボード!全く予想してなかったのでもう見つけた瞬間に大興奮!!アンドレさんに写真を撮りたいんだと伝えると車をUターンしてくれまして

4年ぶりにウェルカムボードコレクションが一枚追加されました!42枚目は今日の終着地点であるロシュピナ(Rosh Pinah)。なんかすごく感慨深い一枚です。

やって来たロシュピナというのは想像通りの小さな町でしたが、そこにはそびえる山に囲まれたこれまで他のナミビアの街では見たことのない景色が広がっていました。なんだここは。こんなナミビアがあるのか。まだまだ知らないナミビアがあることに感動が止まりませんでした。

ここまで車を運転してくれたアンドレさん。ドライバーさんとの出会いも一期一会。こうして今日彼の運転でロシュピナに来れたからこそ見えた世界があります。助手席の私にたくさん話かけてくれるやさしい方でした。

今日はロシュピナのおそらく一番有名なロッジで一泊することにしました。この町は南アフリカからナミビアへ北上していく方の中継地点のようで、私以外にも宿泊されている方がいました。みんな立派な4WDのゴツい車を所有していましたがね。

なのでこの宿はバックパッカー向けではなくお値段お高めのしっかりとしたロッジなんですが、他に宿もなさそうだったのでこちらにお世話になることにしました。そしてもう泊まると決めたらお金のことは気にせず満喫する!この気持ちの切り替えが大事です。レストランでのボリューム満点のディナーも美味しくいただきました!

いよいよ明日はこのナミビアを南へと進んできた移動のゴールの街に着くはずです。果たしてどんなナミビアが待っているのか!?見たことのない世界との出会いにワクワクしながらしっかりと寝て明日に備えたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの33歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。