2019年10月24日、天気くもり。(※2024年6月更新)
目次
アフリカ14ヶ国目「南アフリカ」へ
ブログDAY100達成です!
「やったー!!」
2019年の4月、DAY1からブログを書き始めてきて今日でついに100日目となりました。
この区切りの良い100という数字の『ここまで来たか感』に今日だけは浸(ひた)りたいと思います。
やりました!
もちろんここは通過点です。
54ヶ国を全て訪れるとなると、これから続いていくブログのまだ四分の一ほどを書き終えたところです。
まだまだ道の途中なんだということを感じます。
が、同時に四分の一が終わったんだと思うと小さいですがものすごい達成感があります。
そして書き続けてきたことで巡り巡ってこのブログにたどり着いてくれる人が増えたこと。
これは本当に嬉しいことです。
「アフリカを届ける!」
という気持ちで毎日書いてますが、それがちゃんと届いていると感じられることが何よりも私の書く原動力になります。
まだまだ旅を続けます。
まだまだブログ書き続けます。
きっとそこにステキな出会いがあると思うので。
ということで記念すべき100日目がスタートです!
昨日の夜10時過ぎにドイツのフランクフルトを出発した飛行機は暗い中を南へと進んでいきました。
さすがにその前の羽田→フランクフルト間の飛行機11時間をずっと映画を見て寝ずに過ごしたので、今度は離陸直後から終始爆睡(ばくすい)。
長いフライトも寝続ければあっという間に時間が過ぎていきます。
さぁ、ですが今回の飛行ルート。
これを知った時に私はテンションが上がりました。
なぜなら、私が2年間過ごした第2の故郷(ふるさと)ナミビアの上空を通過するからです。
見てください!
もう感動的なこの風景!!
おそらくこの写真を見ても百人に一人も全く心は動かないかと思いますが、私の心は弾む弾む。
この下に広がる広ーい大地。
ここがナミビアで最も有名なアフリカ最大級の動物保護区「エトーシャ国立公園」です。
日本の四国と同じくらいの大きさのこちらの国立公園をまさか上空から見ることができるなんて。
感動です。
「この道をまっすぐ進むとあの街に着くんだよなぁ〜」
「この先にはきっとあの山があるんだよなぁ〜」
気分はナミビア上空縦断ツアー。
新幹線で窓からの景色をじーっと見ている子どもと同じように、私も飛行機の小さな窓からの景色を眺め続けてしまいました。
特に何かがしっかり見えるわけはないんですが、それでも今まさにナミビアの上空にいるということが嬉しくてたまりません。
ただ、こんなに言ってますが今回のアフリカ54ヶ国制覇の旅-第3章-ではナミビアには行かない予定です。
行きたいけどそこを我慢(がまん)!
いや、でも行きたい・・・
「カァーーッ!」
自分のナミビア好きを我ながら思い知らされました。
小さく見える首都ウィントフックにサヨナラを告(つ)げて、飛行機はさらに南下。
ナミビアの南に位置するのが、今回の最初の国となる「南アフリカ(南アフリカ共和国)」です。
南アフリカ共和国
南アフリカ共和国、通称「南アフリカ」は、アフリカ大陸最南端に位置する共和制国家。
Wikipediaより
イギリス連邦加盟国のひとつ。
東にエスワティニ(旧スワジランド)、モザンビーク、北にジンバブエ、ボツワナ、西にナミビアと国境を接し、レソトを四方から囲んでいる。
南アフリカは首都機能をプレトリア(行政府)、ケープタウン(立法府)、ブルームフォンテーン(司法府)に分散させているが、各国の大使館はプレトリアに置いていることから国を代表する首都はプレトリアと認知されている。
ここがアフリカ大陸で最も南に位置する国。
面積は日本のおよそ3.2倍の122万㎢と大きな国です。
その中で最初にやってきたのはこちらの海が見える南アフリカの中でも南に位置する都市ケープタウン。
南アフリカにある3つの首都の内の1つです。
さっそく機内からはこの街のシンボルである大きな山が見えました。
そしてこれはサービスではないと思うのですが、空港に着陸するために旋回(せんかい)する必要があるらしく、その時にチラッと見えたのが歴史的に非常に有名な場所です。
ケープタウンから行けるわけですがあんな先端にあるのかと!
ここは後日必ず行く場所なので今日はここまで。
さぁ、いよいよ着陸です。
またまた違うアフリカを感じる景色が広がります。
南アフリカはアフリカ大陸の中でもトップ3に入る非常に発展した国。
「一体どんな国なのか!?」
期待に胸を膨らませてついにアフリカ上陸です!!
南アフリカ入国@ケープタウン
空港に着くととても安心できるのが英語で書かれた全ての案内です。
これは2年前の私なら何にも思いませんでしたが、アフリカ西部や東部を旅したことで、これが当たり前ではないということを強く感じるようになりました。
アフリカ南部は英語が公用語の国が多いので旅の不安が一つ減ります。
そして入国審査。
南アフリカは90日以内の滞在であればビザは必要ありません。
なので特に必要なものは無く、パスポートを渡せばあっという間に終了!
「さぁ、ついに外に出るぞ〜!!」
とその前に。
この南アフリカという国は私の中ではまだ
『危険な国』
という印象が強く、実はかなり緊張(きんちょう)しているのが正直なところです。
「えっ!?ソマリランドに行ったのに!?」
と言われそうですが、ソマリランドのように情報が少ない国に行く場合は「知らない」ということがある意味気をラクにしてくれます。
逆に、ココ南アフリカは情報がたーくさんあります。
いやでも旅行者を狙(ねら)った事件などについて「知る」ことが多く、そのため非常に緊張してしまうわけです。
知らないって幸せなことなんだなぁ~と思うわけですが、知ってしまったものはもうどうしようもありません。
もちろん事前に渡航先の治安情報を調べるのは大切なことなので、海外旅行をする際は必ず調べましょう!
それにしても、ビビリの私は本当にビビっています。
空港でもらった無料のガイドブックにもまるまる1ページを使って
『旅する際の注意事項(じこう)』
が書かれていてさらにビビる!
この気持ちが1週間後どうなっているのかが非常に楽しみです。
空港からケープタウン市内へ
それでは空港からケープタウン市内へと向かいます。
方法は3つ!
定番の①タクシーに加えて発展したこの国では②Uber(配車サービス)が使えます。
が、やっぱり安い方がいい!
ということで選んだのは③バスです。
なんと空港からバスが走っている南アフリカ。
これは初めてのケースです。
MyCiTiというケープタウン市内を走るこのバス。
空港からの乗り場は外へ出るとすぐのところにドンと構えているのでいやでも見つかります。
ちなみにこの写真は以前使ってたiPhone8で撮影しました。
iPhone11だったら広角で撮れてもっとこのバス乗り場をわかりやすく写せたのに・・・
新しいiPhoneを出したらもしかしたら・・・とビビってました。
はい、過去形にします。
バス(MyCiTi)の乗り方
乗り場に行くとカードを購入できます(35ランド)。
これがとってもしっかりしてて、さすが南アフリカクオリティー!
このカードを手に入れたら、あとはチャージ式なので空港からケープタウン市内に行くために80ランドを入金すれば準備完了です。
タクシーやUberもありですが、安くて簡単に乗れるバスは正解だったなと!
幸先の良いスタートを切れました。
そしてバスの良いところはもう一つ。
気分は窓からの景色を楽しめるバス観光!
ケープタウンバスツアーです。
非常に整っている道路や街並みですが、家はトタン屋根の家もあればカラフルでキレイな住宅もありまして。
場所によって違いがありそうだなぁという印象です。
これまで見たことのない発展したアフリカの景色。
ですが、そこに自然もあるのが本当にいいなぁと感じるところです。
ケープタウンの安全な歩き方 2019 ver.
ということで、空港から20分ちょっとで到着したのがケープタウンのバスの起点となっているシビックセンター(Civic Center)。
空港からのバスはどこにも停まらず直通でここまで来るので安心です。
それにしても
「なんだココは!?」
そびえ立つビルの存在感。
これまでもエチオピアの首都アディスアベバなどで高い建物が立ち並ぶ光景は見てきましたが、こんなに洗練(せんれん)されたオフィス街は初めてです。
少し歩くとメインストリートにぶつかりますが、その都会っぷりに圧倒(あっとう)されます。
何度も言いたくなる
「なんだココは!?」
田舎から都会に出てきた若者の気分でキラキラした街並みに感動しっぱなしです。
ただ、忘れてはいけないこと。
ココはケープタウン。
ココは南アフリカ。
心は街並みにトキメキますが正直ずーっと警戒(けいかい)モードです。
が、少しなら歩いても問題ないかも・・・
これまでのアフリカ旅の経験から直感的にそう感じました。
今日の宿までおよそ2km。
「・・・やっぱり歩きたい!!」
ということで、楽しみながら、もちろん気をつけながらケープタウンを歩きました。
結論から言います。
もちろん危ないエリアは立ち入らないというのは当然ですが、ケープタウンの街を歩いている分には特別に危険を感じることはありませんでした。
今日は宿のチェックインを済ませてからまた外に出ましたが、楽しく街を散策することができました。
あまりに怖い街を想像していたので、ちょっと安心。
もちろん私の、私による、私がアフリカ旅で身につけた必要最低限の警戒をした上で!ですので、決してココが安全な街だとは思ってません。
しっかり気をつけた上で、しっかり南アフリカを楽しみたい!
と感じた南アフリカ初日。
写真はケープタウンのメインとなる通り「ロングストリート(Long Street)」です。
通りのいちばーん奥には南アフリカの国旗が描かれたビルがあります。
今日の午後歩いて回ったケープタウンの街の様子は明日のブログでご紹介!
なんだか少し緊張が解けてきた気がします。
楽しむぞ南アフリカ!!
ケープタウンの安全な歩き方 2024 ver.
以上、2019年時点での私のケープタウンを含めたアフリカでの安全な街歩きの仕方でした。
「大丈夫そうだから歩く」
この考え方は今も持っています。
アフリカを旅する上で周囲への警戒は当然必要ですが、あまりにしすぎると旅は楽しめません。
が、何かあってからでは遅いというのもこれまた事実です。
この旅で私は何の被害に遭うもこと無くケープタウンを観光することができましたが、SNS等を見ると外国人を対象にした事件が少なからず起きています。
巧(たく)みな誘導でATMでキャッシュカードを使わせるといった詐欺(さぎ)も発生しているようです。
観光旅行者が多く訪れる都市では必要以上に警戒した方が◎
短い距離の移動でもUberを使うなど、安全な選択を常に心掛けて下さい。
ただ、旅を楽しむココロも忘れずに。
DAY101へ続く
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